JP2535734Y2 - 液体噴出器 - Google Patents
液体噴出器Info
- Publication number
- JP2535734Y2 JP2535734Y2 JP1989151867U JP15186789U JP2535734Y2 JP 2535734 Y2 JP2535734 Y2 JP 2535734Y2 JP 1989151867 U JP1989151867 U JP 1989151867U JP 15186789 U JP15186789 U JP 15186789U JP 2535734 Y2 JP2535734 Y2 JP 2535734Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- peripheral wall
- nozzle
- fitted
- holding cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、液体噴出器に関する。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 容器体口頸部に螺合させた装着筒により容器体内に垂
下するシリンダを装着すると共に、上記シリンダ上端部
に設けた保持筒の螺着内面に、該螺管を貫通してシリン
ダ内へ垂下する作動部材の吐出路形成管部上端部を螺合
させ、かつ該吐出路形成管部を垂下する作動部材のノズ
ル付き押下げヘッドの外面にカバーキャップを嵌合させ
た液体噴出器が知られている。
下するシリンダを装着すると共に、上記シリンダ上端部
に設けた保持筒の螺着内面に、該螺管を貫通してシリン
ダ内へ垂下する作動部材の吐出路形成管部上端部を螺合
させ、かつ該吐出路形成管部を垂下する作動部材のノズ
ル付き押下げヘッドの外面にカバーキャップを嵌合させ
た液体噴出器が知られている。
従来、上記カバーキャップは、頂壁外周縁より垂設し
た周壁の前部下端より、押下げヘッドのノズルを突出さ
せる為の割り溝を形成してなるものであり、該割り溝よ
りノズルを突出させるとともに、周壁内周下端に周設し
た突条を上記保持筒下面に離脱可能に嵌合させて装着し
ている。
た周壁の前部下端より、押下げヘッドのノズルを突出さ
せる為の割り溝を形成してなるものであり、該割り溝よ
りノズルを突出させるとともに、周壁内周下端に周設し
た突条を上記保持筒下面に離脱可能に嵌合させて装着し
ている。
しかしながら、従来のものでは、割り溝が一つしかな
い為、特に手作業により容器の組立てを行う場合に、カ
バーキャップの装着に手間がかかるという欠点がある。
又、単に押下げヘッドの回動防止を目的とする部材にし
ては、多くの成形材料を必要とするためコストが高くな
る不具合がある。
い為、特に手作業により容器の組立てを行う場合に、カ
バーキャップの装着に手間がかかるという欠点がある。
又、単に押下げヘッドの回動防止を目的とする部材にし
ては、多くの成形材料を必要とするためコストが高くな
る不具合がある。
本考案は上記した従来技術の欠点を解消した液体噴出
器を提供することを目的とする。
器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 容器体１口頸部に嵌合させた装着筒６により容器体内
に下端を垂下させたシリンダ４を装着すると共に、上記
シリンダ上端部に設けた保持筒８の螺管９内面に、該螺
管を貫通してシリンダ内へ上方付勢状態で且つ上下動可
能に垂下する作動部材12の吐出路形成管部15上端部を作
動部材下降状態で螺合させ、かつ該吐出路形成管部上端
にノズル13付き押下げヘッド14を嵌着してなる液体噴出
器において、頂壁20外周縁より周壁21を垂設した下面開
放の筒状をなすとともに、周壁21の前後部下端より上方
へ各々ノズル突出用の割り溝22を形成し、且つ、周壁21
の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23を形成してなるカ
バーキャップ19を、上記割り溝22の一つからノズル13を
突出させるとともに、周壁21内周の下端左右に突設した
係合突条24を上記保持筒８下端と装着筒６上端との間隙
内へ離脱可能に嵌合させて押下げヘッド14及び保持筒８
外周に着脱自在に嵌合してなる。
に下端を垂下させたシリンダ４を装着すると共に、上記
シリンダ上端部に設けた保持筒８の螺管９内面に、該螺
管を貫通してシリンダ内へ上方付勢状態で且つ上下動可
能に垂下する作動部材12の吐出路形成管部15上端部を作
動部材下降状態で螺合させ、かつ該吐出路形成管部上端
にノズル13付き押下げヘッド14を嵌着してなる液体噴出
器において、頂壁20外周縁より周壁21を垂設した下面開
放の筒状をなすとともに、周壁21の前後部下端より上方
へ各々ノズル突出用の割り溝22を形成し、且つ、周壁21
の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23を形成してなるカ
バーキャップ19を、上記割り溝22の一つからノズル13を
突出させるとともに、周壁21内周の下端左右に突設した
係合突条24を上記保持筒８下端と装着筒６上端との間隙
内へ離脱可能に嵌合させて押下げヘッド14及び保持筒８
外周に着脱自在に嵌合してなる。
「作用」 カバーキャップ19は、２つある割り溝22のうちの一つ
よりノズル13を突出させるとともに、各窓孔23より保持
筒８と押下げヘッド14との双方の外周面に嵌合させた上
で、内面下方に位置する係合突条22を、装着筒６と保持
筒８との間の間隙内へ嵌合させることにより装着出来る
から、しっかりと嵌合させることが出来、しかも前後、
どちらからでも装着が可能となり、その結果容器の組立
作業の能率を向上させることができる。尚カバーキャッ
プは保持筒に対する押下げヘッドの回動を阻止してシリ
ンダに対して作動部材が上昇することを防止する。
よりノズル13を突出させるとともに、各窓孔23より保持
筒８と押下げヘッド14との双方の外周面に嵌合させた上
で、内面下方に位置する係合突条22を、装着筒６と保持
筒８との間の間隙内へ嵌合させることにより装着出来る
から、しっかりと嵌合させることが出来、しかも前後、
どちらからでも装着が可能となり、その結果容器の組立
作業の能率を向上させることができる。尚カバーキャッ
プは保持筒に対する押下げヘッドの回動を阻止してシリ
ンダに対して作動部材が上昇することを防止する。
「実施例」 第１図〜第３図は、本考案の一実施例である。
図中１は容器体で、その口頸部２の上端面上へはパッ
キング３を介して容器体内へ垂設したシリンダ４上端部
の外向きフランジ５が載置させてある。
キング３を介して容器体内へ垂設したシリンダ４上端部
の外向きフランジ５が載置させてある。
上記口頸部外面には装着筒６が螺合させてあり、該装
着筒上端の内向きフランジ７が、上記外向きフランジを
容器体口頂面との間でパッキング３を介して挟持してい
る。
着筒上端の内向きフランジ７が、上記外向きフランジを
容器体口頂面との間でパッキング３を介して挟持してい
る。
シリンダ上端部には保持筒８が固着させてあり、シリ
ンダ内面へ、内面に螺条を有する保持筒の螺管９が嵌合
する。該螺管上端の外向きフランジ10からシリンダ上端
部外面へ嵌合する周壁を垂下し、かつ外向きフランジ外
周から外周壁11を垂下する。
ンダ内面へ、内面に螺条を有する保持筒の螺管９が嵌合
する。該螺管上端の外向きフランジ10からシリンダ上端
部外面へ嵌合する周壁を垂下し、かつ外向きフランジ外
周から外周壁11を垂下する。
12はシリンダに対しての上下動により容器体内液体を
シリンダを介して吸上げ、ノズル13から噴出する作動部
材で、ノズル13を前方へ突出する押下げヘッド14から吐
出路形成管部15を上記螺管９内を通ってシリンダ内に垂
下している。該作動部材は圧縮スプリング16により上方
へ付勢されているが、該付勢に抗して作動部材下降状態
で吐出路形成管部15の上部が上記螺管９に螺合させてあ
る。尚17は筒状ピストン、18はシリンダ底部の吸込み弁
である。
シリンダを介して吸上げ、ノズル13から噴出する作動部
材で、ノズル13を前方へ突出する押下げヘッド14から吐
出路形成管部15を上記螺管９内を通ってシリンダ内に垂
下している。該作動部材は圧縮スプリング16により上方
へ付勢されているが、該付勢に抗して作動部材下降状態
で吐出路形成管部15の上部が上記螺管９に螺合させてあ
る。尚17は筒状ピストン、18はシリンダ底部の吸込み弁
である。
上記押下げヘッド14と保持筒８の外面には、カバーキ
ャップ19が嵌合させてある。このカバーキャップ19は、
第３図示の如く、頂壁20外周縁より周壁21を垂設した下
面開放の円筒状をなし、周壁21の前後部下端より上方へ
各々逆Ｕ字状をなすノズル突出用の割り溝22を形成して
いる。又、周壁21の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23
を各々穿設している。更に、周壁21内周の下端に、各割
り溝の開口部を除いて係合突条24を周設している。上記
の如く構成したカバーキャップ19を、その割り溝22の一
つからノズル13を突出させるとともに、係合突条24を保
持筒８下端と装着筒６上端との間隙内へ離脱可能に嵌合
させて、押下げヘッド14及び保持筒８外周に着脱自在に
嵌合している。
ャップ19が嵌合させてある。このカバーキャップ19は、
第３図示の如く、頂壁20外周縁より周壁21を垂設した下
面開放の円筒状をなし、周壁21の前後部下端より上方へ
各々逆Ｕ字状をなすノズル突出用の割り溝22を形成して
いる。又、周壁21の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23
を各々穿設している。更に、周壁21内周の下端に、各割
り溝の開口部を除いて係合突条24を周設している。上記
の如く構成したカバーキャップ19を、その割り溝22の一
つからノズル13を突出させるとともに、係合突条24を保
持筒８下端と装着筒６上端との間隙内へ離脱可能に嵌合
させて、押下げヘッド14及び保持筒８外周に着脱自在に
嵌合している。
尚、上記各部材は総て合成樹脂にて形成すると良い。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案液体噴出器は、既述構成と
したことにより、特に、カバーキャップの周壁21の前後
部下端より上方へ各々ノズル突出用の割り溝22を形成し
たので、カバーキャップが前後いずれの側からも装着で
き、また、周壁21の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23
を各々形成したので、上記割り溝22の構成と併せてカバ
ーキャップを左右に広げ易く、その結果、カバーキャッ
プのセッティングが容易で、組立て作業の能率をより向
上することができるものである。
したことにより、特に、カバーキャップの周壁21の前後
部下端より上方へ各々ノズル突出用の割り溝22を形成し
たので、カバーキャップが前後いずれの側からも装着で
き、また、周壁21の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23
を各々形成したので、上記割り溝22の構成と併せてカバ
ーキャップを左右に広げ易く、その結果、カバーキャッ
プのセッティングが容易で、組立て作業の能率をより向
上することができるものである。
又、カバーキャップは、左右に窓孔を設けているた
め、従来品と比較してその成形材料が少なくて済み、コ
スト低下を図れる。
め、従来品と比較してその成形材料が少なくて済み、コ
スト低下を図れる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案液体噴出
器の断面図、第２図は要部斜視図、第３図はカバーキャ
ップを示す斜視図である。 １……容器体、４……シリンダ ６……装着筒、８……保持筒 14……押下げヘッド、19……カバーキャップ
器の断面図、第２図は要部斜視図、第３図はカバーキャ
ップを示す斜視図である。 １……容器体、４……シリンダ ６……装着筒、８……保持筒 14……押下げヘッド、19……カバーキャップ
Claims (1)
- 【請求項１】容器体１口頸部に嵌合させた装着筒６によ
り容器体内に下端を垂下させたシリンダ４を装着すると
共に、上記シリンダ上端部に設けた保持筒８の螺管９内
面に、該螺管を貫通してシリンダ内へ上方付勢状態で且
つ上下動可能に垂下する作動部材12の吐出路形成管部15
上端部を作動部材下降状態で螺合させ、かつ該吐出路形
成管部上端にノズル13付き押下げヘッド14を嵌着してな
る液体噴出器において、頂壁20外周縁より周壁21を垂設
した下面開放の筒状をなすとともに、周壁21の前後部下
端より上方へ各々ノズル突出用の割り溝22を形成し、且
つ、周壁21の左右に頂壁20に至る大きさの窓孔23を各々
形成してなるカバーキャップ19を、上記割り溝22の一つ
からノズル13を突出させるとともに、周壁21内周の下端
左右に突接した係合突条24を上記保持筒８下端と装着筒
６上端との間隙内へ離脱可能に嵌合させて押下げヘッド
14及び保持筒８外周に着脱自在に嵌合してなることを特
徴とする液体噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989151867U JP2535734Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989151867U JP2535734Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 液体噴出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0390660U JPH0390660U (ja) | 1991-09-17 |
| JP2535734Y2 true JP2535734Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31698153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989151867U Expired - Fee Related JP2535734Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 液体噴出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535734Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0718610Y2 (ja) * | 1987-10-29 | 1995-05-01 | 凸版印刷株式会社 | 液体吐出装置のカバーキャップ |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1989151867U patent/JP2535734Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0390660U (ja) | 1991-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |