JP2007062785A - 液注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遮光のために不透明な容器本体を具えた液注出容器において、内容液の注出時に、内容液が残り少なくなり、一定量の残量となったことを知ることができるようにしたポンプ付底上げタイプのクリーム状液注出容器を提供すること。
【解決手段】 液注出容器として、不透明な容器本体と、容器本体の口筒部に取着され、上端にノズルヘッドを取着したポンプと、容器本体の胴周壁内に、上昇可能に嵌挿された摺動底板と、容器本体の下端に取着された底蓋とからなる液注出容器であって、摺動底板は、下端に底板を連設し、ポンプのシリンダー下端部を覆う筒体を具備し、底板下面に設けた係止片に振り子を吊り下げた線材を連設した係止リングを取着しており、底蓋は、底板と側周壁とからなり、底板に、内面に係止突起を設けた振り子保持筒を立設していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液注出容器、とくに不透明な容器本体に収納した内容物の残量を確認可能としたポンプ付底上げタイプのクリーム状液注出容器に関するものである。
不透明な容器本体に内容物を収納したポンプ付底上げタイプのクリーム状液注出容器において、摺動底板が一定の上昇位置に達したときに、摺動底板の下面に装着した球体を落下させ、その状態で容器を振ると、球体が容器内面に衝突して音を発生するようにした容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−320886号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の容器では、摺動底板の球体保持部が、ポンプのシリンダー下端に圧接したときに、球体が落下するようにしており、そのため、内容液が無くなったときはわかるが、内容液が少なくなり、一定の残量となったときを知ることはできなかった。
そのため、新しい容器を求め、それとの交換を準備しておく時期がわからないという問題が生じるおそれがあった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、遮光のために不透明な容器本体を具えた液注出容器において、内容液の注出時に、内容液が残り少なくなり、一定量の残量となったことを知ることができるようにしたポンプ付底上げタイプのクリーム状液注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、液注出容器として、不透明な容器本体と、容器本体の口筒部に取着され、上端にノズルヘッドを取着したポンプと、容器本体の胴周壁内に、上昇可能に嵌挿された摺動底板と、容器本体の下端に取着された底蓋とからなる液注出容器であって、摺動底板は、下端に底板を連設し、ポンプのシリンダー下端部を覆う筒体を具備し、底板下面に設けた係止片に振り子を吊り下げた線材を連設した係止リングを取着しており、底蓋は、底板と側周壁とからなり、底板に、内面に係止突起を設けた振り子保持筒を立設していることを特徴とする構成を採用する。
摺動底板の底板下面の係止片に、一定の長さを有する線材によって振り子を吊り下げ,底蓋の底板に係止突起を突設した振り子保持筒を設け、摺動底板が一定の上昇位置になったときに、振り子が振り子保持筒から離れ、係止片を中心に揺動できるようになった。
そして、容器を振ることによって、振り子が容器本体の胴周壁3内面に衝突して音が発生するので、内容液の残量が一定量になったことを知ることができる。
また、線材の長さを変えることによって、確認しようとする残量を調節することができる。
次に、本発明の液注出容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bは上端にノズルヘッドCを取着したポンプ、Dは摺動底板、Eは底蓋である。
容器本体Aは、不透明な合成樹脂で形成され、内容液として遮光の必要なクリーム状液が収納されている。
容器本体Aは、口筒部1と肩部2,下端を開放端とした胴周壁3とからなっており、口筒部1には、ねじ4が螺設されている。
胴周壁3下端には、底蓋Eの取付部5が形成されている。
ポンプBは、シリンダー10とピストン11を具えており、シリンダー10は、ねじ4に螺合するねじを螺設し、ガイド筒を具えた取付キャップ12によって、容器本体Aの口筒部1に取着されている。
シリンダー10の下端底面には、吸込弁13が設けられており、ピストン11の下端部周面には、ピストン弁14が配設され、ピストン11の上下動に応じて、シリンダー室10aからピストン11内に、開口を通じて内容液が圧入するようになっている。
ピストン11のステム15には、ノズル16を設けたノズルヘッドCが取付筒17を介して装着されており、ノズルヘッドCと取付キャップ12との間には、スプリング18が弾装されている。
ポンプB、ノズルヘッドCは、ノズルヘッドCを上下動することによってノズル16より内容液を吐出できるものであればよく、その構成は、従来より公知のものを採用することができ、前記のポンプ装置に限定されない。
摺動底板Dは、胴周壁3内面に摺動自在に嵌挿されるスカート状の弾性周壁20を連設した環状の傾斜板21と、該傾斜板21の内周縁から垂設され、下端に底板22を連設した筒体23とからなっている。
傾斜板21の傾斜角度は、肩部2の傾斜とほぼ一致しており、筒体23は、ポンプBのシリンダー10下部外周を覆う大きさとなっており、ポンプBによって摺動底板Dの上方の内容液は、ほぼ完全に注出される。
底板22の下面には、下端に膨出環を設けた係止片24が垂設されており、該係止片24には、下端に球状の振り子25を吊り下げた線材26を連設した係止リング27が嵌挿係止されている。
振り子25の形状、大きさ、重さ、材質等は適宜選択できる。
係止リング27、線材26、球状の振り子25は、一体形成されているが、別体として形成、結合してもよい。
底蓋Eは、中央部に摺動底板Dの底板22を載置するとともに、振り子25を挿入する振り子保持筒30を立設した底板31と、底板31の周縁部に立設された側周壁32とから構成され、振り子保持筒30の内周には、球状の振り子25を係止する係止突起33が等間隔をおいて配設されている。
その位置は、摺動底板Dが上昇し、一定の位置に達したときに、球状の振り子25が、振り子保持筒30から離れる位置に設けられている。
底板31には、空気孔34が穿孔されており、振り子保持筒30の外周下部には、底板31との間に複数のリブ35が設けられ、振り子保持筒30が強固に支持されるようになっている。
側周壁32の外周面には、胴周壁3の下端の取付部5に係合する係合部36が形成されている。
次に、本液注出容器の作用効果について説明する。
本発明の液注出容器には、内容物として、クリーム状液が収納され、ノズルヘッドCの押下げ操作により、容器本体A内の内容液がポンプBによって吸上げられ、ノズル16から吐出される。
内容液の吸上げに応じて容器本体A内が負圧となり、摺動底板Dが上昇するとともに、底蓋Eの空気孔34より大気が導入される。
摺動底板Dの上昇に応じて、底板22下面の係止片24に係合する係止リング27を通じて線材26が引上げられ、線材26が引張られることによって、次いで、振り子25が引上げられる。
図2に示すように、摺動底板Dが一定の位置まで上昇すると、振り子25は係止突起33から外れ、係止リング27から線材26により吊り下げられた状態となる。
さらに上昇すると、図3に示すように、振り子25の下端が、振り子保持筒30の上端に妨げられないように、係止リング27を中心として揺動可能となる。
この状態で、液注出容器を振ると、振り子25が容器本体Aの胴周壁3に衝突して音を発生する。
その際、液注出容器を斜めにして保持している場合は、振り子25が振り子保持筒30の上端に衝突したときにかすかに衝突音を発生することがあり、また、大きく傾けて使用している場合に、振り子25が胴周壁3に衝突して音を発生するので、一定の残量となったことを認識することもできる。
振り子25が、振り子保持筒30上端から離れたときが確認できない場合でも、使用者が内容液が残り少なくなったと思ったときに液注出容器を振ると、内容液が一定の残量を超えていると音が出るので、残り少なくなっていることを確認することができ、次の新しい液注出容器を準備しなければならならいことを知ることができる。
確認したい一定量の残量を変えるときには、線材26の長さ、または振り子保持筒30の高さを調節することによって、適宜変更することができる。
本発明は、ポンプ付底上げタイプの液注出容器において、摺動底板の上昇に伴い、振り子が底蓋から外れて揺動できるようにしたので、液注出容器を振ったときに、振り子が、容器の胴周壁内面に衝突して音を発生して一定の残量以下になったことを知ることができる。
また、容器本体が不透明の場合効果的であるが、半透明の場合でも利用することができる。
本発明液注出容器の一部断面立面図である。 摺動底板が一定位置に上昇したときの一部断面立面図である。 振り子が振り子保持筒から離れたときの一部断面立面図である。
符号の説明
A 容器本体
B ポンプ
C ノズルヘッド
D 摺動底板
E 底蓋
1 口筒部
2 肩部
3 胴周壁
4 ねじ
5 取付部
10 シリンダー
10a シリンダー室
11 ピストン
12 取付キャップ
13 吸込弁
14 ピストン弁
15 ステム
16 ノズル
17 取付筒
18 スプリング
20 弾性周壁
21 傾斜板
22 底板
23 筒体
24 係止片
25 振り子
26 線材
27 係止リング
30 振り子保持筒
31 底板
32 側周壁
33 係止突起
34 空気孔
35 リブ
36 係合部

Claims (1)

  1. 不透明な容器本体と、容器本体の口筒部に取着され、上端にノズルヘッドを取着したポンプと、容器本体の胴周壁内に、上昇可能に嵌挿された摺動底板と、容器本体の下端に取着された底蓋とからなる液注出容器であって、
    摺動底板は、下端に底板を連設し、ポンプのシリンダー下端部を覆う筒体を具備し、底板下面に設けた係止片に振り子を吊り下げた線材を連設した係止リングを取着しており、
    底蓋は、底板と側周壁とからなり、底板に、内面に係止突起を設けた振り子保持筒を立設していることを特徴とする液注出容器。





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