JP2522327Y2 - 樹脂製タイル - Google Patents

樹脂製タイル

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JP2522327Y2
JP2522327Y2 JP8268491U JP8268491U JP2522327Y2 JP 2522327 Y2 JP2522327 Y2 JP 2522327Y2 JP 8268491 U JP8268491 U JP 8268491U JP 8268491 U JP8268491 U JP 8268491U JP 2522327 Y2 JP2522327 Y2 JP 2522327Y2
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JP
Japan
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tile
rib
drain hole
resin
groove
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JP8268491U
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JPH0532405U (ja
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紘十郎 田川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プールサイドや住宅の
ベランダなどの床面に敷設施工される樹脂製タイルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、互いに結合可能な樹脂製のタイ
ルをプールサイドや住宅のベランダなどの床面に敷設施
工することが行われている。
【0003】従来より、このような樹脂製タイルは、そ
の表面に水分が残留すると、スリップして転倒するなど
の危険性があるため、排水性を良くしなければならな
い。
【0004】そこで、網目状に形成して、その間隙を排
水孔とした樹脂製タイルが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来のタ
イルの場合、タイル全体を網目状とし、その間隙を多数
の排水孔としているため、タイルの上を素足で歩くと、
網目部分が足の裏に食い込むこととなる。その結果、足
の裏が刺激されて痛くなり、歩き難いといった不都合を
生じる。
【0006】そのため、排水孔を小さくしてその数も減
らすといったことが考えられるが、この場合、充分な排
水性を確保することが困難になってしまうといった不都
合があった。
【0007】本考案は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、足の裏を刺激することなく、かつ、優れた排水性を
有する樹脂製タイルを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案の樹脂製タイルは、裏面にリブが形成された平
板状のタイル本体を具備し、該タイル本体の各辺に形成
された結合部を結合させることによって、敷設施工され
るようになされたタイルであって、前記タイル本体の表
面に、適宜の間隔を存して溝部が刻設されるとともに、
該溝部内に、タイル本体の裏面側に連通する排水孔が設
けられ、これら各排水孔の外周のうち少なくとも一部分
が、裏面側のリブに接するようになされたものである。
【0009】
【作用】本考案の樹脂製タイルによると、タイル本体の
表面に、適宜の間隔を存して溝部を刻設するとともに、
該溝部内に、タイル本体の裏面側に連通する排水孔を設
けているので、このタイル本体の表面を素足で歩いて
も、足の裏が直接排水孔に食い込むことがない。また、
これら各排水孔の外周のうち少なくとも一部分を、裏面
側のリブに接するようにしているので、排水孔から排水
される水が、該排水孔に水膜となって滞留することな
く、リブを伝って流れ落ちることとなる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は、樹脂製タイル(以下、単にタイル
と言う。)1の全体構成の概略を示し、図2および図3
は同タイル1の要部を示している。
【0012】すなわち、このタイル1は、タイル本体1
0の表面に溝部11が刻設されるとともに、該溝部11
内にタイル本体10の裏面側に連通する排水孔12が設
けられ、これらの各排水孔12の外周のうち少なくとも
一部分が、タイル本体10の裏面に設けられたリブ13
に接するようになされている。
【0013】タイル本体10は、その裏面に設けられた
リブ13の高さに相当する若干の厚みを有する四角形の
平板状となされている。また、このタイル本体10の各
辺に周設されたリブ13のうち、隣接する二辺のリブ1
3は、適宜の間隔で該リブ13に切り込みが設けられて
嵌入部14が形成されている。一方、残りの隣接する二
辺のリブ13には、この嵌入部14が嵌め入れられるよ
うになされた嵌合部15が設けられている。そして、こ
の嵌入部14と嵌合部15とを結合することで、タイル
1同士をつなぎ合わせて敷設施工することができるよう
になされている。
【0014】溝部11は、タイル本体10の表面に、縦
横2本で碁盤目状に刻設されている。この溝部11は、
タイル本体10の表面に水分を残留させることなく容易
に導くことのできる程度であれば、その数、間隔および
刻設形状などは、特に限定されるものではない。
【0015】排水孔12は、溝部11の各碁盤辺に2ヵ
所の割合で、該溝部11内に穿孔されている。この排水
孔12は、溝部11に導かれた水分を容易に排水できる
程度であれば、その数、間隔および穿孔形状などは、特
に限定されるものではない。ただし、あまり排水孔12
が小さすぎると、該排水孔12に安定した水膜が形成さ
れて排水孔12が塞がれ、排水が困難となってしまうの
で、できるだけ大きく穿孔することが好ましい。
【0016】リブ13は、タイル本体10の各辺に周設
されるとともに、前記溝部11の裏面に相当する位置に
も碁盤目状に設けられている。そして、この溝部11の
裏面に相当するリブ13は、前記排水孔12の外周の一
部に接するようになされている。これにより、排水孔1
2から排出される水は、リブ13を伝って流れ易くな
り、排水孔12に水膜が形成されにくくなる。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によると、タ
イルの表面を素足で歩いても、足の裏が直接排水孔に食
い込むことがないので、足の裏が刺激されることなく容
易に歩行することができる。また、排水孔から排水され
る水が、該排水孔に水膜となって滞留することなく、リ
ブを伝って流れ落ちることとなるので、優れた排水性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂製タイルの全体構成の概略を示す斜視図で
ある。
【図2】図1におけるA−A線部分断面図である。
【図3】樹脂製タイルの裏面から見た状態を示す部分斜
視図である。
【符号の説明】
1 樹脂製タイル 10 タイル本体 11 溝部 12 排水孔 13 リブ 14 嵌入部(結合部) 15 嵌合部(結合部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面にリブが形成された平板状のタイル
    本体を具備し、該タイル本体の各辺に形成された結合部
    を結合させることによって、敷設施工されるようになさ
    れたタイルであって、 前記タイル本体の表面に、適宜の間隔を存して溝部が刻
    設されるとともに、該溝部内に、タイル本体の裏面側に
    連通する排水孔が設けられ、これら各排水孔の外周のう
    ち少なくとも一部分が、裏面側のリブに接するようにな
    されたことを特徴とする樹脂製タイル。
JP8268491U 1991-10-11 1991-10-11 樹脂製タイル Expired - Lifetime JP2522327Y2 (ja)

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JPH0532405U JPH0532405U (ja) 1993-04-27
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JP2002348808A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Dic Plastics Inc 一体成形合成樹脂製敷き板

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