JP2522027Y2 - 車速制御用油圧伝動装置の操作装置 - Google Patents

車速制御用油圧伝動装置の操作装置

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JP2522027Y2
JP2522027Y2 JP3124691U JP3124691U JP2522027Y2 JP 2522027 Y2 JP2522027 Y2 JP 2522027Y2 JP 3124691 U JP3124691 U JP 3124691U JP 3124691 U JP3124691 U JP 3124691U JP 2522027 Y2 JP2522027 Y2 JP 2522027Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両の車速を無段に変
更制御するための油圧伝動装置について、同伝動装置の
油圧ポンプの斜板傾角を変更操作し車速を制御する操作
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような操作装置にはポンプ斜板の急
激な傾角変動を避けて車速の急激な変動によるショック
を防止するためのダンパー桟構を設けるのが普通であ
り、このダンパー桟構は例えば実開平2−114250
号公報に開示されているように、流体流れを制限する絞
りを備えた流体ダンパによって構成するのが一般的であ
る。しかしこのような流体ダンパはポンプ斜板を中立位
置に戻し維持するための中立復帰スプリングの附勢力と
共に斜板傾角変更操作の抵抗となり操作を重くするだけ
でなく、特に増速方向でも減速方向でも均等にダンパ効
果を発揮するため、ポンプ斜板を中立位置に戻して車両
を停止させようとするときその中立復帰を遅らせる。そ
してこの中立復帰の遅れによっては油圧ポンプの中立状
態付近からポンプ作用を行なって車両を制動することと
なる油圧伝動装置の油圧モータによるブレーキ作用が遅
れ、車両を予定通りに停止させえずして危険な事態も生
じがちである。
【0003】これに対しポンプ斜板の中立復帰を中立位
置近くまでは迅速に行なわせ最終段階でのみゆっくりと
して油圧モータによるブレーキ作用が速やかに得られる
こととした従来例が、特開昭61−27730号公報に
開示されている。本従来例はペダル操作される斜板傾角
操作アームに複動形油圧シリンダを接続し、この油圧シ
リンダに対する油圧の給排を制御する電磁切換弁に、そ
の中立位置で両シリンダポート間を連通させる絞りを備
えさせている。そしてペダルの位置と操作状態とを2種
のセンサにより検出し、中立復帰を得るべくペダルが開
放されると上記電磁切換弁が油圧シリンダを中立復帰動
させる位置に自動切換えされ、油圧シリンダが中立位置
付近に至ると逆に方向切換弁が中立位置とされ上記絞り
が効くようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来例は複動形
油圧シリンダ、同シリンダのための油圧ポンプと上記方
向切換弁、2種のセンサ、及びセンサと電磁切換弁間に
設ける制御桟構を必要とし、極く高価につくものとなっ
ている。この考案の主たる目的とするところは、このよ
うな高価な桟構によらずしてポンプ斜板を中立位置付近
まで迅速に復帰動させ油圧モータのブレーキ作用を速や
かに得させて安全な車両停止を得させることとしてあ
る、車速制御用油圧伝動装置の新規な操作装置を提供す
るにある。
【0005】またこの考案はこのような操作装置におい
て、中立復帰スプリングの附勢力に抗した斜板傾角変更
制御操作のための操作力を軽減することも1つの狙らい
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのためにこの考案は添
付図に例示するように、車速制御用油圧伝動装置の油圧
ポンプ2の斜板傾角を変更制御するための操作軸3を中
立復帰スプリング4により中立位置へと回動附勢してあ
る操作装置において、次のような技術的手段を講じた。
すなわちこの考案は前記操作軸3を通過させたチャンバ
ー5を設けて、このチャンバー5を操作軸3に固着した
回動仕切り板6により2室5A,5Bに区画する一方、
前記油圧ポンプ2を収容するケーシング1内の油を上記
チャンバー5内に出入り可能とする開口7を、前記操作
軸3の中立位置とその近傍位置とで上記回動仕切り板6
により閉鎖されるように配置して設け、また上記2室5
A,5Bを各別の絞り油通路8A,8Bにより上記ケー
シング1内に連通させるのである。
【0007】またこの考案は上述の構成に加えて、前記
チャンバー5の内壁面に、前記操作軸3の中立位置では
前記回動仕切り板6によって遮断され操作軸3が中立位
置から一方向或は他方向に回動変位せしめられると開放
されて前記2室5A,5B間を連通させる1対の溝穴9
A,9Bを設けること(請求項2)、或は本構造に代え
て前記回動仕切板6に、前記操作軸3の中立位置では前
記チャンバー5内壁面により遮断され操作軸3が中立位
置から一方向或は他方向に回動せしめられると開放され
て前記2室5A,5Bのうち回動仕切り板6の回動方向
側に位置する室を前記ケーシング1内に連通する油路穴
10に対し連通させる1対の溝穴11A,11Bを設け
ること(請求項3)も、提案するものである。
【0008】
【作用】図4,図5がそれぞれ、操作軸3の中立位置を
N、比較的低速の前進位置をF1、高速の前進位置をF
2、比較的低速の後進位置をR1で指して作用を示して
いる。
【0009】これらの各図に示すように例えば車両前進
側でみると位置F2から位置F1まで操作軸3及び回動
仕切り板6が中立復帰スプリング4(図1,2)の附勢
力で回動変位せしめられて戻されて来る間は、開口7が
戻り側の室5Bに開いていて該室5B内から開口7を介
しケーシング1(図1−3)内に油が排出され、このた
め回動仕切り板6によって油が圧縮されずして該仕切り
板6及び操作軸3が迅速に復帰回動する。位置F1への
到達により回動仕切り板6によって開口7が閉鎖される
と事後は、室5B内からケーシング1内への油排出が専
ら絞り油通路8Bを介して行なわれることになり、対応
して回動仕切り板6及び操作軸3の復帰回動が中立位置
Nまでゆっくりと行なわれることになる。車両後進側に
ついても同様に位置R1から中立位置Nまでの復帰動
は、ゆっくりと行なわれる。そして位置F1或はR1か
ら中立位置Nまでの間は小ポンプ斜板傾角に対応して油
圧伝動装置の油圧ポンプ2(図1,2)が少量の油しか
吐出せず、このため慣性により比較的高速のままで回転
を継続する油圧伝動装置の油圧モータ12(図2)がポ
ンプ作用をして車両を制動するに至る状態が得られてこ
の油圧モータのブレーキ作用により速やかではあるがシ
ョックの無い車両停止が得られる。
【0010】次に操作軸3を中立位置Nから例えば車両
前進側に変位操作する場合についてみると、チャンバー
5の内壁面に1対の前記溝穴9A,9Bを設けた構造で
は図4に示すように、操作軸3及び回動仕切り板6の回
動変位により溝穴9Aを介して2室5A,5B間が連通
する状態が速やかに得られるから、回動仕切り板6の回
動方向側に位置する室5Aから他方の室5B内へ油が排
出される状態が速やかに得られ事後その状態が継続し、
室5A内の油が圧縮されて操作抵抗となることがなくて
操作軸3をほぼ、中立復帰スプリング4(図1,2)の
附勢力に抗してのみの操作力で変位操作できる。回動仕
切り板6に1対の前記溝穴11A,11Bを設けた構造
では図5に示すように、回動仕切り板6の回動方向側の
室5Aが溝穴11Aと油路穴10を介しケーシング1
(図1−3)内に連通し室5A内からケーシング1内へ
と油が排出される状態が速やかに得られ事後その状態が
継続するから、同様に操作軸3をほぼ中立復帰スプリン
グ4に対抗するのみの操作力で変位操作できる。車両後
進側への変位操作時も同様である。
【0011】
【実施例】図1−4が本案一実施例を示し、図5が他の
実施例を示している。
【0012】前記ケーシング1は図例ではトラクタ等の
作業車両のミッションケースとされていて、図1,2に
示すように該ミッションケース1の前面上半部には厚手
のプレート部材15を装着してある。油圧伝動装置の油
圧ポンプ2はプレート部材15の上半部背面に装着して
ミッションケース1内に収容されており、また油圧モー
タ12はプレート部材15の下半部前面に装着してミッ
ションケース1外に設置されている。油圧伝動装置の必
要な油路及びバルブ類(図示せず)は全て、プレート部
材15内に設けてある。図外のエンジンから入力伝導を
受ける油圧ポンプ2のポンプ軸16はプレート部材15
の前方にまで突出させてあり、プレート部材15の前面
には該ポンプ軸16にポンプロータ17aを嵌着してな
る油圧伝動装置用のトロコイド型チャージポンプ17を
設置してある。油圧モータ12のモータ軸18は図2に
示すようにプレート部材15を貫通させてミッションケ
ース1内に突入させてあり、図外の駆動車輪軸に伝道す
る伝道軸19上の大傘歯車20と噛合された小傘歯車2
1を固着されている。なおポンプ軸16は図1に示すよ
うに油圧ポンプ2から後方向きに突出させてあり、ミッ
ションケース1に装備させた図外のPTO軸に対し伝動
を行なうために利用されている。
【0013】図1に示すように油圧ポンプ2のポンプ斜
板2aはポンププランジヤ2bに接当させて油圧ポンプ
2の背後側に配置され、前記操作軸3と支軸23とを一
体形成されていて、ミッションケース1の一側壁に支軸
23を、他側のケース側蓋24に操作軸3を、それぞれ
支承させて回動可能に設けられている。図1,3に示す
ようにケース側蓋24の外面上には薄手の油路形成板2
5と厚手のチャンバー形成板26と薄手の蓋板27とを
互に重畳させ、ねじボルト28によって取付けてある。
前記チャンバー5はチャンバー形成板26を貫通させて
形成した適当形状の穴を、油路形成板25と蓋板27と
により両面側から閉封して形成されている。そして操作
軸3は油路形成板25、チャンバー形成板26及び蓋板
27を貫通させて蓋板27の外方へと突出させてあり、
チャンバー5の一端部中央位置で該チャンバー5内を通
過するように配置されている。
【0014】図1−3に示すように油路形成板25、チ
ャンバー形成板26及び蓋板27を貫通させた調整杆3
0を設けて、この調整杆30にミッションケース1内に
位置する偏心したピン31を一体形成してある。このピ
ン31に平行させた他のピン32をポンプ斜板2aの一
側面に取付け、前記中立復帰スプリング4を、操作軸3
に捲回し一端部と他端部を上下方向で交差させ両ピン3
1,32の上面と下面に係合させてあるトルクスプリン
グにより構成し、該スプリング4によってポンプ斜板2
a及び操作軸3を中立位置へと回動附勢させてある。調
整杆30の外端部には外ねじを刻設してあり、この外ね
じに螺合したナット33を蓋板27の外面に対し緊締状
とし、調整杆30の外端面に工具係合溝30aを形成し
て、調整杆30の回動操作でピン31位置を変更調整可
能とし、もってスプリング4がポンプ斜板2a及び操作
軸3を正確に中立位置へと附勢保持する調整を行なえる
こととしてある。操作軸3の外端にはアーム34を取付
けてあり、このアーム34を変速操作用の図外のペダル
或は変速レバーへと接続してある。
【0015】図1,3に示すように前記回動仕切り板6
は基端部で操作軸3にキー36止めしてチャンバー5内
に配置され、基端の半円状円弧面と先端の比較的細幅の
円弧面とでもってチャンバー形成板26の円弧面に摺接
するものとされている。前記開口7は回動仕切り板6の
先端側に配して油路形成板25に、該形成板25を貫通
する穴として形成され、ケース側蓋24の外面で封鎖さ
れると共に該ケース側蓋24の油路穴37によりミッシ
ョンケース1内に連通させてある。前記した1対の溝穴
9A,9Bはチャンバー5の1つの内壁を形成している
油路形成板25、同様に該形成板25を貫通する穴とし
て形成されケース側蓋24の外面で封鎖されている。こ
れらの溝穴9A,9Bは一端側では各1つの室5A,5
Bと常に連通し、他端側において回動仕切り板6により
操作軸3のほぼ中立位置でのみ遮断されるように配置さ
れている。前記した各絞り油通路8A,8Bは油路形成
板25を貫通する小孔でもって提供されており、ケース
側蓋24の油路穴38によってミッションケース1内に
連通させてある。チャンバー5の内壁面上には、回動仕
切り板6の回動範囲を規制する1対のストッパ段部39
A,39Bを設けてある。
【0016】図1−4に掲げる実施例は、図4を参照し
て前述した通りに作用する。操作軸3及び回動仕切り板
6が中立復帰スプリング4の附勢力で図4の位置F2か
ら位置F1まで戻る間の迅速な戻りは、溝穴9Aによっ
て室5A,5B間が連通していて室5Aに負圧が生じな
いことによっても援けられる。回動仕切り板6が位置F
1まで戻っても溝穴9Aがなお室5Bに開いているが、
その開き面積は僅かであって事後の中立位置Nまでの徐
々の戻りを妨げることはない。操作軸3及び回動仕切り
板6を中立位置Nから回動操作する過程において回動仕
切り板6の回動方向反対側に位置し拡大されて行く室5
B或は5Aにはミッションケース1内の油が開口7から
流入可能であることからして、何れの室5A,5Bにも
油が満たされた状態が維持される。なお図例では油圧ポ
ンプ2が図1,2に示すようにミッションケース1内の
高レベルに配置されているが、同レベルに油圧ポンプ2
を収容する隔室40を設け、この隔室40内に油圧モー
タ12のリーク油を導く構造(図示せず)等の配慮によ
り該隔室40内の少なくとも下半部には油が満たされ、
油圧ポンプ2の十分な冷却が得られると共にチャンバー
5内に油が枯渇することがないように図っている。
【0017】図5に示す他の実施例は前述した通り、回
動仕切り板6に1対の溝穴11A,11Bを設けたもの
である。これらの各溝穴11A,11Bは回動仕切り板
6の基端部において、一端側では常に各室5A,5Bと
連通し、他端側においてチャンバー形成板26が提供す
るチャンバー内壁面により、操作軸3のほぼ中立位置で
のみ遮断されるように配置して設けられている。前記油
路穴10はチャンバー形成板26に設けられ、図1に図
示の油路形成板25及びケース側蓋24に対応する部材
中の穴によって前述同様のミッションケース内に連通さ
せてある。この他の実施例の作用は、これまで述べて来
たところから明らかな通りである。
【0018】
【考案の効果】この考案はポンプ斜板の傾角変更制御用
の操作軸3を通過させたチャンバー5内を該操作軸3と
一体回動する回動仕切り板6によって2室5A,5Bに
区画すると共に、同回動仕切り板6によって各室5A,
5Bと油圧ポンプを収容するケーシング1間で油の出入
りをコントロールさせて、ポンプ斜板を中立復帰スプリ
ングにより中立位置まで復帰動させる過程におき該斜板
を、中立位置付近まで迅速に復帰動させ油圧モータのブ
レーキ作用を速やかに得させて安全な車両停止が得られ
るように図ったものであるから、高価な部品を何ら使用
しないと共に極く少ない部品点数でもって所期の安全を
得ており、車両停止についての安全対策を施した油圧伝
動装置用操作装置のコストを大きく低減する効果を奏す
る。
【0019】請求項2或は3の構成によれば、これまた
上記回動仕切り板6によって油の流通をコントロールさ
せる単純構造によって中立復帰スプリング4の附勢力に
抗した斜板傾角変更制御操作に必要な操作力が、同スプ
リング4の附勢力にほぼ対応した小さな値のものとさ
れ、操作が軽快とされる。なお勿論、急激な車両発進と
か増速はショックを伴ないうるから避けるべきである
が、本方向の操作は中立復帰スプリングの附勢力に抗し
て行なわれるものであるから過度に急激にはなりえず、
操作力の軽減を得る方の実益が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案一実施例を装備する車両の要部の横断平面
図である。
【図2】同車両要部の一部縦断側面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】同実施例の作用を図解した断面図である。
【図5】他の実施例の要部の構造を、作用と共に示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング(ミッションケース) 2 油圧ポンプ 2a ポンプ斜板 3 操作軸 4 中立復帰スプリング 5 チャンバー 5A 室 5B 室 6 回動仕切り板 7 開口 8A 絞り油通路 8B 絞り油通路 9A 溝穴 9B 溝穴 10 油路穴 11A 溝穴 11B 溝穴 12 油圧モータ 24 ケース側蓋 25 油路形成板 26 チャンバー形成板 27 蓋板

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速制御用油圧伝動装置の油圧ポンプ2
    の斜板傾角を変更制御するための操作軸3を中立復帰ス
    プリング4により中立位置へと回動附勢してある操作装
    置において、前記操作軸3を通過させたチャンバー5を
    設けて、このチャンバー5を操作軸3に固着した回動仕
    切り板6により2室5A,5Bに区画する一方、前記油
    圧ポンプ2を収容するケーシング1内の油を上記チャン
    バー5内に出入り可能とする開口7を、前記操作軸3の
    中立位置とその近傍位置とで上記回動仕切り板6により
    閉鎖されるように配置して設け、また上記2室5A,5
    Bを各別の絞り油通路8A,8Bにより上記ケーシング
    1内に連通させたことを特徴とする操作装置。
  2. 【請求項2】 前記チャンバー5の内壁面に、前記操作
    軸3の中立位置では前記回動仕切り板6によって遮断さ
    れ操作軸3が中立位置から一方向或は他方向に回動変位
    せしめられると開放されて前記2室5A,5B間を連通
    させる1対の溝穴9A,9Bを設けたことを特徴とする
    請求項1の操作装置。
  3. 【請求項3】 前記回動仕切り板6に、前記操作軸3の
    中立位置では前記チャンバー5の内壁面により遮断され
    操作軸3が中立位置から一方向或は他方向に回動せしめ
    られると開放されて前記2室5A,5Bのうち回動仕切
    り板6の回動方向側に位置する室を前記ケーシング1内
    に連通する油路穴10に対し連通させる1対の溝穴11
    A,11Bを設けたことを特徴とする請求項1の操作装
    置。
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