JP2521925Y2 - エアシャワー機能付浴室ドア - Google Patents

エアシャワー機能付浴室ドア

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JP2521925Y2
JP2521925Y2 JP1990028177U JP2817790U JP2521925Y2 JP 2521925 Y2 JP2521925 Y2 JP 2521925Y2 JP 1990028177 U JP1990028177 U JP 1990028177U JP 2817790 U JP2817790 U JP 2817790U JP 2521925 Y2 JP2521925 Y2 JP 2521925Y2
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air
bathroom
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JP1990028177U
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Inventor
順裕 土屋
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株式会社ガスター
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浴室および脱衣場に温風及び,又は冷風を
吹き出し得るように改良した浴室用のドアに関するもの
である。
〔従来の技術〕
浴室もしくは脱衣場へ温風を供給することは、脱衣場
を暖めて快適な気温とし、入浴前に脱衣した際に寒さを
感じさせないようにするため、及び、浴室内に温風を送
り込んで湿度を下げ、この中で洗濯物を乾かすため、並
びに、エアシャワーとして身体に温風を浴びて爽快感を
得るために行われている。
第7図はビルトイン式の温風吹出口1と、浴室内の空
気を排出する換気口2とを設けた従来例の模式図であ
り、 第8図は壁掛け式の温風吹出口3を備えた従来例の模
式図である。
4は浴槽であり、5は浴室と脱衣場との間のドアであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来技術において浴室を乾燥させもしくは脱衣場を暖
房するために温風を導入するための吹出口は一般に浴室
や脱衣場の天井又は壁の上部に設けられていた。このた
め温風が室内へ満遍なく循環しにくく、浴室内の低い区
域の乾燥が遅れたり、脱衣場内の低い区域が暖まり難か
ったりするといった不具合が有った。
また、身体に温風を浴びてエアシャワーするための温
風吹出口は脱衣場の壁に設けられたりしたが、全身に温
風を浴びることができず、身体の局部に温風を受けるだ
けであった。
さらに、脱衣場暖房用温風の吹出口と、浴室乾燥用温
風の吹出口と、エアシャワー用の温風吹出口とがそれぞ
れ別個に設けられているので設備費が割高となり、操作
も繁雑であった。
その上、浴室が建築された後に前記従来例のエアシャ
ワー設備を付加しようとする(いわゆる、後づけ工事を
する)場合は、多大の労力と時間と費用とを必要とし
た。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、 単一の器具で、場所を取らず、しかも浴室の乾燥およ
び浴室の暖房用温風の吹出口と、脱衣場暖房用温風の吹
出口と、エアシャワー用温風又は冷風の吹出口とのそれ
ぞれの機能を有しており、しかも、室内に対して温風を
均一に循環せしめ得る、その上、後づけ工事の容易で安
価な温風,冷風吹出し機能を備えたエアシャワー機能付
浴室用ドアを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために構成した本考案に係るエ
アシャワー機能付浴室ドア、 ドアに設けた開口と、 上記の開口に嵌め合わされた本体ケースと、 上記本体ケースを回転自在に支承する、上下1対のロ
ータリジョイントと、 前記本体ケースの片面に設けられたルーバー付き空気
吹出口と、 前記ロータリジョイントに接続された熱媒体供給管路
および熱媒体循環管路の少なくとも何れか一方と、 前記本体ケース内に設けられたフアンと、 を具備していることを特徴とする。
〔作用〕
上記の構成によれば、装置本体ケースがドアの開口に
取り付けられているので、このドアを蝶番で取つけて配
管,配線を行えば、迅速かつ容易に、安い工事費で後づ
け工事することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の1実施例を示す部分破断斜視図であ
る。
5はドアで、大きい方形の開口5aが設けられており、
蝶番6によって浴室入口に取り付けられる。
7はこの装置本体のケースであって、前記の開口5aに
嵌め合わされ、上下1対のロータリジョイント8a,8bに
よって回転自在に支承されている。
上記本体ケース7の図示手前側には空気吸込口7aと空
気噴出口7bとが設けられている。
上記空気噴出口7bにはルーバー9が設けられている。
上記ルーバーはレバー10によって左右に、レバー11によ
って上下に回動され、該レバー11をいっぱいに下げると
ルーバー10によって空気噴出口7bが閉じられる。
第2図に示すように、本体ケース7内にシロツコ形の
フアン13と駆動用のモータ14とが設けられていて、空気
吸込口7aから空気を吸入し空気噴出口7bから噴出させ
る。これにより冷風によるエアシャワーが可能となる。
前記モータ14用の電線は、ロータリジョイント8a,8b
を通ってフレキシブルチューブ12によって導かれる。
図示を省略するが、前記のフアン13に電気ヒータを併
設して空気噴出口7bから温風を噴出させることもでき、
また温水熱交換器(図示せず)を設けて温風を発生させ
ることもできる。温水熱交換器を設けた場合、熱媒体で
ある温水は浴槽用の風呂釜からフレキシブルチューブ12
を介して循環させる。
本例においては、前記フレキシブルチューブ12によ
り、別体の温風機で発生させた温風を本体ケース7内に
供給して、空気噴出口7bから噴出させるように構成して
ある。
第1図,第2図から容易に理解できるように、本考案
を適用して本体ケースを装着したドア5は、既設の浴室
の入口へ蝶番6によって迅速,容易に装着することがで
き、フレキシブルチューブ12を用いて配線,配管すれば
よいので、後づけ作業が容易で、工事費が安価である。
第1図,第2図において隠れているが、本体ケース7
の背面は防水されていて、これを浴室側に向けておくと
湯水を浴びせても支承が無い。
第3図(A),(B),(C)において、壁13に設け
られている浴室入口に蝶番6によってドア5が装着され
ており、該ドア5の開口5aに、ロータリジョイント8a
(8bは隠れている)によって本体ケース7が回動可能に
支承されている。図において壁13の左側が脱衣室,右側
が浴室である。
第3図(A)は温風(又は冷風)を脱衣室側へ噴出さ
せている状態を模式的に描いてある。
前記の本体ケース7を同図(B)のように半回転させ
て同図(C)の状態にすると、浴室内へ温風を噴出させ
ることができる。
第3図(A)に示したIV部の拡大断面を第4図に示
す。
本体ケース7に設けた縦溝7c内に、合成樹脂製のロッ
クシール7dが嵌合され、スプリング7eによって押し出し
方向に付勢されている。
ドア5には、上記ロックシール7dに係合するロック溝
5bが設けられている。このように構成すると本体ケース
7の回動が弾力的に係止され、かつ、浴室内の湯水が脱
衣室内に侵入しないようシールされる。
以上のように構成された本例のドアを用いれば第5図
に示すように本体ケース7の空気噴出口7bを脱衣場側に
向けて、温風もしくは冷風を噴出させて全身にエアシャ
ワーを浴びることができる。
第8図に示した従来例では、頭部に温風を受けてヘア
ドライヤとして使用するには適しているが、全身にエア
シャワーを浴びて爽快になることができなかったが、本
例では第5図のように満身にエアシャワーを浴びること
ができる。
浴室内を暖房して、この中で衣類の乾燥を行うには、
第6図に示すように本体ケース7を半回転させて前記の
空気噴出口7bを浴室側に向ける。第1図について説明し
たルーバー9の角度を調節し、上半部のルーバーを閉じ
て下半部のルーバーを斜め下方に向ける。これにより、
噴出した温風は浴室内に均一に循環する。
第7図に示した従来例の天井ビルトイン形の温風吹出
口1を用いたときは、温風が浴室内の上半部を主として
循環し、床面近傍の暖房が遅れるという問題が有った
が、本例によれば迅速に浴室内が均一に昇温して湿度が
下がる。
第6図に示した使用方法を主たる目的とする場合は、
本例の本体ケース7の高さ寸法を約半分とし、ドア5の
下半部に嵌め込んだ構成とすることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のエアシャワー機能付浴室
ドアによれば、 後づけ工事を迅速,容易,かつ安価に行うことがで
き、 浴室内、若しくは脱衣場内の任意の方向へ温風もしく
は冷風を噴出させることができ、しかも室内に温風を均
一に循環せしめることができ、その上、全身に温風もし
くは冷風を受けてエアシャワーを浴びることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示し、局部的に破断して模
式的に描いた斜視図である。 第2図は上記実施例の破断斜視図である。 第3図(A),(B),(C)は上記実施例の作用の説
明図である。 第4図は上記第3図(A)に示したIV部拡大断面図であ
る。 第5図および第6図はそれぞれ上記実施例の使用例並び
に作用効果の説明図である。 第7図および第8図はそれぞれ従来例の斜視図である。 5……ドア、5a……開口、5b……ロック溝、6……蝶
番、7……本体ケース、7a……空気吸込口、7b……空気
噴出口、7c……縦溝、7d……ロックシール、7e……スプ
リング、8a,8b……ロータリジョイント、9……ルーバ
ー、10,11……レバー、12……フレキシブルチューブ、1
3……フアン、14……モータ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアに設けた開口と、 上記の開口に嵌め合わされた本体ケースと、 上記本体ケースを回転自在に支承する、上下1対のロー
    タリジョイントと、 前記本体ケースの片面に設けられたルーバー付き空気吹
    出口と、 前記ロータリジョイントに接続された熱媒体供給管路お
    よび熱媒体循環管路の少なくとも何れか一方と、 前記本体ケース内に設けられたフアンと、 を具備していることを特徴とする、エアシャワー機能付
    浴室ドア。
JP1990028177U 1990-03-22 1990-03-22 エアシャワー機能付浴室ドア Expired - Lifetime JP2521925Y2 (ja)

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JPH03119195U JPH03119195U (ja) 1991-12-09
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