JP2021167703A - 異物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きなスペースを取ることなく簡単に設置可能で、使用に際して玄関脇へ移動したり、準備や片付けをしたりする必要がない異物除去装置を提供する。
【解決手段】 圧縮空気を噴射するノズルと、ノズルに圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置と、各ノズルと圧縮空気供給装置を接続する圧縮空気供給用の配管を備えてなり、住宅にこれから入室しようとする入室者(使用者)に圧縮空気を当てることにより、頭部や衣服等、身体に付着している花粉等の微細な異物を吹き飛ばして除去する異物除去装置であって、ノズルを玄関扉の室外側に固定して、玄関扉から室外側に圧縮空気を噴射することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅等の玄関口で衣類に付着した花粉等の微細な異物を除去する装置に関する。
従来、花粉、PM2.5や火山灰、ウィルス等の異物が大気中に拡散している場合には、それらを住宅内へ持ち込まないようにする目的で、入室前に頭部や衣服に付着した異物を払い落とすが、実際に手で払い落とすとなると大変面倒で完全に落とし切れない。しかしながら、工場等で用いられる大風量のエアシャワー装置や密閉された防塵室を設置することは、費用・スペース面で現実的でない。
そこで、玄関扉に隣接して設置した圧縮空気供給装置にノズルをホース接続し、玄関外側からノズルを引き出して用いる粉塵除去装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)また、玄関近くの壁面内に空気吹出口を有する縦長形状のチャンバーを設置し、住宅の天井裏等のブロアからダクトを介して空気を圧送し、その前に立った人に風を当てる花粉等除去装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−356380号公報 特開2007−113852号公報
しかし、特許文献1の粉塵除去装置は、引き出したエアノズルを使用者が自ら持って操作するため、手荷物がある場合や背中に付着した粉塵を落とす場合は使いにくい。また、使用前に玄関脇に移動したうえでエアノズルを引き出し、使用後にエアノズルを戻す必要があり、使用すること自体に煩わしさがある。その他、空気搬送装置を収納すると共に、室外側からノズルを取り出せるようにした収納ケースを有するため、設置にかかる負担が大きい。
特許文献2の花粉等除去装置は、玄関近くの壁面内に人の背丈ほどもあるチャンバー(箱)を設置したり、チャンバーに空気を供給するダクトを天井裏や床下に通したりするため、大きなスペースや大掛かりな工事が必要で設置に要する負担が大きい。また、使用前後にチャンバーを覆う化粧カバーを開けたり閉じたりする煩わしさがある。しかも縦長の大きな吹き出し口を有してなるため、風量の大きい送風機を採用しなければならず、更に騒音対策として吸音材の施工も要するものである。
本発明は、上記のような実情に鑑み、大きなスペースを取ることなく簡単に設置可能で、使用に際して玄関脇へ移動したり、準備や片付けをしたりする必要がない異物除去装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉の室外側に固定して、前記玄関扉から室外側に圧縮空気を噴射することを特徴とする異物除去装置を提供する。
請求項2の発明は、圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉に固定して、前記ノズルの噴射孔を室外側に露出させたことを特徴とする異物除去装置を提供する。
請求項3の発明は、前記ノズルを上下方向に間隔をおいた複数箇所に配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の異物除去装置を提供する。
請求項4の発明は、前記ノズルを前記玄関扉の中央を挟む左右両側に配設して、各ノズルの噴射孔を前記玄関扉の中央寄りに向けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の異物除去装置を提供する。
請求項5の発明は、圧縮空気供給用の配管を前記玄関扉の内部に通して、該内部で前記ノズルに接続したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の異物除去装置を提供する。
請求項6の発明は、前記ノズルを支持する支持部材を前記玄関扉の室外側に貼り付けることにより固定したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の異物除去装置を提供する。
請求項7の発明は、前記ノズルへの圧縮空気供給を開始するためのスイッチを、前記玄関扉の室外側又はそれに隣接する外壁面に設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の異物除去装置を提供する。
請求項8の発明は、前記玄関扉の近傍に圧縮空気供給装置を設置し、該圧縮空気供給装置と前記玄関扉をフレキシブル配管で接続することにより前記ノズルに圧縮空気を供給することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の異物除去装置を提供する。
請求項1の発明によれば、以下の優れた効果を奏する。入室者が必ず通過する玄関口の扉にノズルを設けたので、上記従来装置のように一旦玄関脇に移動したり、立ち寄ったりする煩わしさがない。しかも扉前に立つ入室者に正面から圧縮空気を噴射するので、少ない空気量で花粉等の異物を確実に除去でき、体の向きを変えれば背中側も除去できる。特に扉の室外側に噴射することで、吹き飛ばした花粉等の異物を室内に持ち込まないという本来の目的が確実に達成される。
請求項2に発明によれば、以下の優れた効果を奏する。入室者が必ず通過する玄関口の扉にノズルを設けたので、一旦玄関脇へ移動したり、立ち寄ったりする煩わしさがない。しかも扉前に立つ入室者に正面から圧縮空気を噴射するので、少ない空気量で花粉等の異物を確実に除去でき、身体の向きを変えることで背中側も除去できる。更に噴射孔を露出させたので、上記従来装置のようにノズルを取り出したり戻したり、化粧カバーを開閉したりする手間がない。
請求項3に発明によれば、請求項1又は2の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。複数のノズルを上下方向に間隔をおいて配設したので、圧縮空気が入室者の身体の各高さ位置に噴射されるようになり、異物を効率的に除去することができる。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。入室者が玄関扉の正面に立つことにより、身体に対して前方の左右両側から圧縮空気が噴射されて、異物を効率的に除去することができる。
請求項5の発明によれば、請求項1乃至4の何れかの発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。玄関扉に固定したノズルに対して配管を扉の内部で接続することにより、玄関扉の外観意匠を損なうことなくノズルを設置することができる。
請求項6の発明によれば、請求項1乃至5の何れかの発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。ノズルの支持部材を貼り付けることにより、玄関扉に対して簡単に取り付けることができる。また、穴あけ等しないことにより、容易に原状回復できるので、賃貸物件に適用し易い。
請求項7の発明によれば、請求項1乃至6の何れかの発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。玄関扉又はそれに隣接する外壁面にスイッチを設けたので、玄関扉の前に立ったときに手が届き易く、速やかに異物を除去することができる。
請求項8の発明によれば、請求項1乃至7の何れかの発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。玄関扉の近傍に設置した圧縮空気供給装置からフレキシブル配管を介して玄関扉(ノズル)に圧縮空気を供給するので、玄関扉に取り付けるものが軽くなり扉のヒンジ等を傷める心配がない。
本発明に係る異物除去装置を設置した場合において、(a)玄関扉を室外側から見た状態、及び(b)上方から見た状態を示す図。 異物除去装置の変形例について、(a)玄関扉を室外側から見た状態、及び(b)上方から見た状態を示す図。
本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は異物除去装置1を設置した住宅の玄関を室外側から見た状態を示す。異物除去装置1は、圧縮空気を噴射する10個(複数個)のノズル2と、各ノズル2に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置3と、各ノズル2と圧縮空気供給装置3を接続する圧縮空気供給用の配管4を備えてなり、住宅にこれから入室しようとする入室者(使用者)に圧縮空気を当てることにより、頭部や衣服等、身体に付着している花粉等の微細な異物を吹き飛ばして除去する装置である。ノズル2が配設される玄関扉Dは、室外側と室内側の二枚の金属製パネルを有してなり、扉内部には配管4を通すことができる内部空間を備えている。
ノズル2は、図1に示すように外部に露出した状態で玄関扉Dの室外側の正面パネルを貫通した状態で固定されており、扉から室外側に向けて圧縮空気を噴射する。入室者が必ず通過する玄関口の扉に設けることで、異物除去装置1を使用するために玄関口から離れたところに移動したり、立ち止まったりしなくても良く、ノズルが露出しているので、直ちに使用することができて、従来装置を使用する際の煩わしさが解消されている。特に、玄関扉から室外側へ噴射することにより、玄関口から遠ざける方向に異物を吹き飛ばすので、それらを住宅内に持ち込まないという本来の目的が確実に達成される。
ノズル2は、図1(a)に示すように扉正面の中央を挟む左右両側のそれぞれにおいて、扉の上部から下部に亘り略一定の間隔で縦方向に配設されることにより扉正面の上下左右に広く分布しており、さらに図1(b)に示すように圧縮空気が概ね円錐形状に広がるように噴射するものとされている。したがって、入室者が扉前に立つと、その正面から身体全体に沿うように万遍なく風が当たって、少ない空気量でも効率的に異物が除去される。噴射する空気量が多くなりすぎて、夜間など騒音で近所迷惑となることが防止される。なお、身体の向きを変えることで、背中側にも風を当てることができる。
ノズル2の噴射孔は、真正面に向けて風を扉に対し垂直方向に向けるようにしても良いが、本実施形態では、玄関扉Dの中央寄りのやや内側に向けられており、圧縮空気を前方の左右両側から斜め内側へ噴射するようになっている。これにより、入室者が扉に対して完全に背中を向けるように身体の向きを大きく変えなくても、図1(b)に示すように、少し横向きになる程度で背中側に付着した異物を除去できるものである。
圧縮空気供給装置3は、図1(a)に示すように玄関扉Dのヒンジ側に隣接するように設置されて、圧縮空気を発生させるコンプレッサ31と、コンプレッサ31の圧縮空気を貯留するタンク32と、タンク32の圧縮空気排出口に設けられて配管4に接続される電気開閉式のバルブ33を一体的に備えてなる箱状の装置本体3Aと、バルブ33を開放するための無線式のスイッチ34を備えてなり、装置本体3Aは、玄関近傍の室内側すなわち住宅内に設置されており、スイッチ34は、玄関扉Dに隣接する外壁面に設けられている。
装置本体3Aは、玄関前に設置すると外見的に目立つので住宅内に設置したが、もちろん室外側に設置しても良い。また、スイッチ34は、玄関扉Dの見栄えと、扉の前に立つ使用者の操作性(手の届き易さ)を両立させるべく、扉に隣接する外壁面に設けたが、玄関扉Dに設けて更に操作性を向上させるようにしても良い。なお、圧縮空気供給装置3は、玄関扉Dの内部に設けるようにしても良いが、重量が増えることで、扉のヒンジを傷みやすくなることもあるため、本実施形態では扉とは別にして、その近傍に設置している。
コンプレッサ31は、タンク32の内部圧力が所定値以下になると起動して、フィルターを備える吸込口から取り入れて圧縮した空気をタンク32に送り込み、所定圧力値に達すると、停止する。タンク32は、ノズル2に供給する圧縮空気を貯留する金属製タンクであり、数回分(数人分)の使用量に相当する圧縮空気を貯留することができる容量を有する。夜間帰宅時に使用して、その都度コンプレッサ31が作動すると、騒音で家人を起こしたり近所に迷惑をかけたりしないようにするためである。なお、タンクを用いることにより噴射圧力が高められるので、短時間で異物を除去することができる。
バルブ33は、タンク32の圧縮空気排出口を閉鎖しており、スイッチ34が操作されたときに開放して、タンク32からノズル2へ圧縮空気を供給し、タイマーにより所定時間(例えば15秒間)を経過したときに再び閉鎖する。使用者に任せると、スイッチを切り忘れたり、使用時間が長くなったり、空気の使用量が多くなってコンプレッサ31を不必要に作動させたりする不都合が生じるからである。スイッチ34は押しボタン式で、操作すると無線信号を送信し、装置本体3Aに設けられた受信機35を介してバルブ33を作動(開放)させる。なお、スイッチ34とバルブ33を有線で接続して通信させるようにしても良い。
配管4は、図1(a)に示すようにバルブ33に接続される一本の集合配管41と、各ノズル2に1本ずつ接続される10本(複数本)の個別配管42と、集合配管41と個別配管42の他端がそれぞれ接続される分配器43を備えてなり、バルブ33が開放されたときに、圧縮空気をタンク32から集合配管41を介して分配器43に供給し、そこで各個別配管42に分配して各ノズル2に供給する。配管4を構成する各部材は、必要な空気流量を確保しながら圧縮空気を無駄なく利用できるように通路断面積が設定されている。
集合配管41は、玄関扉Dの室内側パネルの下側のヒンジに近い部分に貫通形成された穴を介して扉内部に挿入されることにより、玄関扉Dとそのヒンジ側の近傍に設置した圧縮空気供給装置3を接続するものであり、柔軟性を有するフレキシブルチューブを用いることにより、扉の開閉に対応可能とされている。貫通穴にはその開口エッジから集合配管41を保護しつつ固定するグロメットGが設けられており、集合配管41は、扉内部において扉に固定されている分配器42に接続されている。
複数の個別配管42は、配索経路を柔軟に設定できるようにフレキシブルチューブが用いられており、分配器43から、玄関扉Dの室外側パネルに配設されるノズル2まで扉の内部空間を通されて、室外側パネルの裏側に露出している各ノズル2の配管接続部に接続される。多数ある個別配管42が扉の内部に通されて、そこで各ノズルに接続されることにより、玄関扉の外観意匠を損なうことが避けられており、また、個別配管42が保護されている。なお、図には示されていないが、玄関扉Dの開け閉めの際にチューブが扉パネルを叩く音を生じないように適宜クランプでパネルに固定されている。
上記実施形態は、予めノズルや内部配管を備える玄関扉を用いるため、これを採用し易い新築住宅を主に想定しているが、リフォーム等で玄関扉を取り替えるときに採用しても良いし、既に使用している玄関扉を改造することにより採用しても良い。
(上記実施形態の変形例)
上記実施形態は、新築やリフォーム又は扉の改造を行える場合が想定されているが、賃貸住宅等で扉の取替えや改造ができない場合にも対応することができる変形例について説明する。図2は、変形例に係る異物除去装置5を設置した住宅の玄関を室外側から見た状態を示す。異物除去装置5は、圧縮空気を噴射する10個(複数個)のノズル6と、ノズル6を支持する二本(複数本)の支持部材7と、各ノズル6に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置8と、ノズル6と圧縮空気供給装置8を接続する圧縮空気供給用の配管9を備えてなる。
ノズル6は、上記実施形態のノズル2と同様に、圧縮空気を概ね円錐形状に広げるように噴射するものであり、図2に示すように細長い棒状の支持部材7の長手方向に略一定の間隔をおいて外部に露出した状態で支持されている。この支持部材7が扉正面の中央を挟む左右両側のそれぞれにおいて上下方向に延びるように固定されることにより、ノズル6は、ノズル2と同様に玄関扉Dに対し、その正面の上下左右に広く分布するように固定される。
ノズル6は、玄関扉Dの中央寄りのやや内側に向けられており、圧縮空気を前方の左右両側から斜め内側へ噴射するようになっている。支持部材7は、玄関扉Dに対する取り付け面が平坦に形成されており、両面テープで貼り付け可能とされている。したがって、扉自体に穴開けする等して傷を付けることなく簡単に取り付けられて、原状回復も容易に行える。なお、支持部材7は、各ノズル6に圧縮空気を供給することができる空気通路が内部に形成されており、その下端部に圧縮空気の供給を受けるための配管接続部が設けられている。
圧縮空気供給装置8は、図2(a)に示すように玄関扉DのヒンジH側に隣接するように設置されており、コンプレッサ81と、その圧縮空気を貯留するタンク82と、その排出口を閉鎖するバルブ83を備える箱状の装置本体8Aと、バルブを開放するスイッチ84を備え、上記同様に機能する点で、圧縮空気供給装置3と略同じであるが、装置本体8Aが室外側に設置され、スイッチ84が装置本体8Aに設けられる点で相違している。但し装置本体8Aが室外にあるのは玄関扉Dに穴を開けずに配管するため、スイッチ84が装置本体8Aにあるのは構成簡素化のためにすぎず、装置本体8Aを室内に設置し、スイッチ84を扉や外壁面に設けることにしても良い。
配管9は、図2(a)に示すようにバルブ83に接続される一本の集合配管91と、各支持部材7に一本ずつ接続される二本の個別配管92と、集合配管91と個別配管92の他端がそれぞれ接続される分配器93を備えてなり、バルブ83が開放されたときに、圧縮空気をタンク82から集合配管91を介して分配器93に供給し、そこで各個別配管92に分配して各支持部材7を介して各ノズル6に供給する。なお、分配器93も取り付け面が平坦に形成されており、両面テープで貼り付けられている。集合配管91は、柔軟性を有するフレキシブルチューブを用いることにより、扉の開閉に対応可能とされている。
(その他の変形例)
上記実施形態及び変形例では、ノズル2を左右二列に並べたり、ノズル6を支持する支持部材7を二本設けたりしたが、これに代えて、ノズル2を一列だけ並べたり、支持部材7を一本のみ設けるようにしても良く、扉の中央付近に限らず、左右にオフセットさせた位置に配設しても良い。また、上記実施形態等のノズル2、6は、縦方向及び横方向に真直ぐ並ぶように配設されていたが、斜め方向に並べたりランダムに配置したりすることにより、上下方向に間隔をおくように、或いは扉の左右両側寄りに設けるようにしても良い。上記実施形態等では、コンプレッサに発生させた圧縮空気を一旦タンクに貯留しておき、スイッチ操作によりタンクに設けたバルブを開放してノズルに供給することとしたが、スイッチ操作によりコンプレッサを作動させて、タンクを介さずに、コンプレッサからノズルへ直接、圧縮空気を供給するようにしても良い。
上記実施形態等では、使用者が玄関扉やその近傍の外壁に設けられたスイッチを操作することにより噴射が開始されるようにしたが、例えば玄関扉の取手や玄関扉の前に敷いたマットにスイッチを設けておき、室内に入るために取手に手をかけたり、マットに足を載せたりしたときにスイッチが入るようにしても良い。家人が携帯するスマートフォン等の携帯端末から出る特定の通信電波を検出して作動させるようにしても良い。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の変更をなし得るものである。
1 異物除去装置
2 ノズル
3 圧力空気供給装置
4 配管
5 異物除去装置
6 ノズル
7 支持部材
8 圧力空気供給装置
9 配管
請求項1の発明は、圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉の室外側に固定して、スイッチ操作又は通信電波受信に応じてタンクに貯留した圧縮空気を前記ノズルに所定時間供給することにより、前記玄関扉から室外側に圧縮空気を噴射することを特徴とする異物除去装置を提供する。
請求項2の発明は、圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉に固定して、前記ノズルの噴射孔を室外側に露出させ、スイッチ操作又は通信電波受信に応じてタンクに貯留した圧縮空気を前記ノズルに所定時間供給することを特徴とする異物除去装置を提供する。
請求項1の発明は、圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉の室外側に固定して、スイッチ操作又は通信電波受信に応じてタンクに貯留した圧縮空気を前記タンクから前記ノズルへ所定時間供給することにより、前記玄関扉から室外側に圧縮空気を噴射することを特徴とする異物除去装置を提供する。
請求項2の発明は、圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉に固定して、前記ノズルの噴射孔を室外側に露出させ、スイッチ操作又は通信電波受信に応じてタンクに貯留した圧縮空気を前記タンクから前記ノズルへ所定時間供給することにより、前記玄関扉から室外側に圧縮空気を噴射することを特徴とする異物除去装置を提供する。

Claims (8)

  1. 圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉の室外側に固定して、前記玄関扉から室外側に圧縮空気を噴射することを特徴とする異物除去装置。
  2. 圧縮空気をノズルから噴射する異物除去装置であって、前記ノズルを玄関扉に固定して、前記ノズルの噴射孔を室外側に露出させたことを特徴とする異物除去装置。
  3. 前記ノズルを上下方向に間隔をおいた複数箇所に配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の異物除去装置。
  4. 前記ノズルを前記玄関扉の中央を挟む左右両側に配設して、各ノズルの噴射孔を前記玄関扉の中央寄りに向けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の異物除去装置。
  5. 圧縮空気供給用の配管を前記玄関扉の内部に通して、該内部で前記ノズルに接続したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の異物除去装置。
  6. 前記ノズルを支持する支持部材を前記玄関扉の室外側に貼り付けることにより固定したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の異物除去装置。
  7. 前記ノズルへの圧縮空気供給を開始するためのスイッチを、前記玄関扉の室外側又はそれに隣接する外壁面に設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の異物除去装置。
  8. 前記玄関扉の近傍に圧縮空気供給装置を設置し、該圧縮空気供給装置と前記玄関扉をフレキシブル配管で接続することにより前記ノズルに圧縮空気を供給することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の異物除去装置。
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