JP2521467Y2 - 接続管 - Google Patents

接続管

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JP2521467Y2
JP2521467Y2 JP2512693U JP2512693U JP2521467Y2 JP 2521467 Y2 JP2521467 Y2 JP 2521467Y2 JP 2512693 U JP2512693 U JP 2512693U JP 2512693 U JP2512693 U JP 2512693U JP 2521467 Y2 JP2521467 Y2 JP 2521467Y2
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pipe
connecting pipe
circular arc
connecting pipes
connection
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萬利 張
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萬利 張
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  • Furniture Connections (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、相互に連結して用いる
接続管に関するものであり、特に、一方の接続管の端部
に形成された管内側への折返し部と、他方の接続管内に
取り付けられた掛止部材とを相互に掛止させることによ
り、接続管相互を緊密かつ確実に接続することができ、
また一方の接続管の折返し部が中断する位置に他方の接
続管の掛止部材を位置させることにより、相互の接続管
を迅速かつ容易に取り外すことができる接続管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に広く知られているものとしては、
図5に示すような接続管がある。この接続管1は、大管
径部11と、この大管径部11の内径に嵌合可能な外径
からなる小管径部12とを有しており、同様な構造の他
の接続管と相互に接続できるようになっている。このよ
うな相互に嵌合可能な管径を嵌合させてフレーム構造を
形成する方式では、フレームつまり接続管の管径を同じ
のまま任意の長さに延伸できるが、大管径部11と小管
径部12とを嵌合させて延伸された接続管1には、大管
径部11と小管径部12との接続状態を維持する構造が
ないので非常に外れやすい。
【0003】このような欠点を改善する接続管として、
従来、図6に示すような接続管がある。この接続管で
は、大管径部11側の一方の端部の管内面に、内向きに
突出た凸部13が設けられている。また小管径部12側
の他方の端部の外径面には、管の長手方向に平行して延
びる滑り溝14と、この滑り溝14の大管径側の末端部
につながっている環状の留め溝15とが設けられてい
る。したがって、接続管を相互に組み合わせる場合は、
大管径部11に設けられている凸部13を滑り溝14の
中に滑り込ませつつ相互の接続管を嵌合し、大管径部1
1の凸部13が小管径部12の留め溝15の位置に到達
した時点で、接続管を相互に所定の角度だけ回転させる
ことにより、接続管相互が掛止され外れにくい嵌合状態
になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の接続管は、確かに接続管相互を掛止した状態
で接続できるのであるが、以下のような欠点を有してい
る。その欠点とは、凸部13と滑り溝14とを合わる加
工が困難である点、また凸部13を滑り溝14に滑り込
ませるには注意深さを必要とするので接続作業が容易で
ない点、さらに接続管相互を接続する際に、凸部や管壁
を傷付けたり壊したりする恐れがある点などである。
【0005】本考案の考案人は、従来の接続管に上記の
ような問題点が存する点に鑑み、接続管相互の相対的な
嵌合位置を考慮しなくても迅速かつ容易に接続され得る
構造であり、かつ緊密、確実に接続され、しかも管壁を
壊すことがない接続管を提供することを目的として、長
期間に亘り研究を続け、改良を重ねた結果、遂に本考案
を考案するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、両端部の管径が相互に異なる接続管であ
り、少なくともいずれかの端部に、他の接続管が接続さ
れる接続管において、一方の端部の管径に比して管径が
小さい他方の端部に、管内側へ向けて折返され少なくと
も一か所で中断する逆円弧折返し部を形成し、前記一方
の端部に前記他方の端部と同形状の端部が嵌合された際
に、当該同形状の端部に形成される前記逆円弧折返し部
と同形状の逆円弧折返し部を掛止する掛止部材を少なく
とも1つ、前記一方の端部側の管内壁に取り付けたこと
を特徴とする接続管である。
【0007】
【作用】接続管の相対的に管径が小さい他方の端部に
は、管内側へ向けて折返された逆円弧折返し部が形成さ
れており、一方の端部には、逆円弧折返し部を掛止する
掛止部材が取り付けられているので、接続管の一方の端
部と、他の接続管の他方の端部とを嵌合すると、逆円弧
折返し部と掛止部材とが相互に掛止され、接続管相互が
接続される。また逆円弧折返し部が中断する位置に掛止
部材の位置を合わせることにより、接続された接続管相
互を容易に離脱し得る状態になる。
【0008】
【実施例】以下、添付した図面に基づいて本考案の実施
例を詳細に説明する。図1および図2に示すように、本
考案の接続管2,2´は、その両端が異なる管径になっ
ており、一方の端部である大管径部21側の端部の内径
が他方の端部である小管径部22側の端部の外径に即応
している。
【0009】このうち、小管径部22側の端部の端縁に
は、管内側に向けて折り返された逆円弧折返し部3が形
成されている。この逆円弧折り返し部3は、その一部が
切除され形成された切通し部31を除き、小管径部22
側の端部の全周に亘って形成されている。
【0010】また大管径部21側の端部の管内部であっ
て、小管径部22が嵌合される位置には、図1および図
2に示すように、逆円弧折返し部3と相互に掛止される
掛止部材4が1つ溶接設置されている。なお設ける掛止
部材の数は1つに限られるものではない。この掛止部材
4は、弾性材料からなっており、また図示するようにそ
の形状は、“つ”形ともいうべき形状である。そしてこ
の掛止部材4は、比較的長さの長いプレート部の一端側
のほぼ半分の部分において接続管2の内側面に溶接され
ており、残りの約半分の部分41が接続管の中心部に向
けて斜めに延びている。なお、実施例の説明は接続方法
を溶接に限る趣旨ではない。またプレート部の先端に形
成されている比較的長さの短いフック部42は、接続管
の径方向外側に向けて延びている。そして図1および図
2に示すように、フック部42の先端は、他の接続管が
接続されていない状態では、接続管2の内壁に接触して
いる。
【0011】このフック部42の幅は、小管径部22側
の端縁部に形成されている切通し部31の幅と対応して
いるので、フック部42が切通し部31の位置に移動さ
れると、接続された接続管を相互に容易に離脱させるこ
とができる。なお、フック部42の幅は切通し部31の
幅より多少狭くてもよいのは勿論である。
【0012】このような構造の接続管2,2´相互を嵌
合して接続するには、まず図1および図2に示す接続管
2´の逆円弧折返し部3を有する小管径部22を、直
接、別の接続管2の掛止部材4が設けられている大管径
部21に挿入する。接続管2,2´を相互に挿入する
と、逆円弧折返し部3が掛止部材4に接触することにな
るが、掛止部材4は弾性材料からなっており、また図2
に示すようにその外側つまり外縁部43は円弧面となっ
ているので、逆円弧折返し部3と掛止部材4とは、図2
において一点鎖線で示される相互に掛止された状態に、
たやすくなる。このようにな掛止構造を用いると、逆円
弧折返し部3と掛止部材4とが互いに緊密に接続される
ので、接続管相互が外れる恐れがない。さらに、接続管
2´の逆円弧折返し部3は、切通し部31を除き全周に
亘って設けられているので、接続される相互の接続管
2,2´は、あらゆる向きにおいて接続可能である。し
たがって、接続管相互の位置関係を特に合わせる必要が
なく、迅速かつ容易に接続することができる。
【0013】また、接続管2,2´を相互に取り外す場
合は、接続管相互を或る適当な角度回して、逆円弧折返
し部3の切通し部31と掛止部材4のフック部42とを
向かい合わせることにより直ぐに取り外すことができ
る。したがって、接続しておく必要がない場合は、接続
管を相互に取り外すことにより、小さなスペースに収納
することができる。
【0014】上記のような本考案に係る接続管は、例え
ば、図3に示すような室内着物掛け5や、図4に示すよ
うな物品掛け(いわゆるハンガーやバンガーと呼ばれる
もの)6を構成する部材として用いることができる。特
に、本考案に係る接続管は、緊密に接続されるので、軽
い物品のみならず比較的重い物品を載せたり掛けたりし
ても、接続管相互の接続が緩んだり外れたりすることが
ない。
【0015】
【考案の効果】上記のように、本考案の接続管では、一
方の接続管の逆円弧折返し部と他方の接続管の掛止部材
とが、相互に緊密かつ確実に掛止されるので、接続管相
互を確実に接続でき、しかも接続管相互が外れる恐れが
ない。このように、本考案の接続管では、一般に用いら
れている掛止構造を欠いた接続管や、相対的な位置合わ
せを行って接続した後に掛止部材を利用して組み合わせ
る構造の接続管が有する欠点が改善されている。また逆
円弧折返し部が、切通し部を除きほぼ全周に亘って設け
られているので、接続管相互の相対的な向きを考慮する
必要がなく、あらゆる向きにおいて接続できる。したが
って、いずれの向きから接続しても接続管の管壁を壊す
ことなく接続することができ、また迅速かつ容易に接続
することができる。このように、本考案の接続管を用い
ると、接続管を組み合わせて使用する物品の組み付け取
り外しが容易になるので、その製品の取扱いをより便利
ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る接続管を示す斜視図である。
【図2】 本考案に係る接続管を示す側断面図である。
【図3】 本考案に係る接続管を用いた物品を示す斜視
図である。
【図4】 本考案に係る接続管を用いた他の物品を示す
斜視図である。
【図5】 従来の接続管の構造を示す斜視図である。
【図6】 別の従来の接続管の構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2,2´…接続管、 3…逆円弧折返し部、
4…掛止部材、5…室内着物掛け 6…物品掛け、
31…切通し部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部の管径が相互に異なる接続管であ
    り、少なくともいずれかの端部に、他の接続管が接続さ
    れる接続管において、 一方の端部の管径に比して管径が小さい他方の端部に、
    管内側へ向けて折返され少なくとも一か所で中断する逆
    円弧折返し部を形成し、 前記一方の端部に前記他方の端部と同形状の端部が嵌合
    された際に、当該同形状の端部に形成される前記逆円弧
    折返し部と同形状の逆円弧折返し部を掛止する掛止部材
    を少なくとも1つ、前記一方の端部側の管内壁に取り付
    けたことを特徴とする接続管。
JP2512693U 1993-05-14 1993-05-14 接続管 Expired - Lifetime JP2521467Y2 (ja)

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JPH081359U JPH081359U (ja) 1996-09-03
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