JP2521344Y2 - 駆動回路用半導体集積回路装置 - Google Patents

駆動回路用半導体集積回路装置

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JP2521344Y2
JP2521344Y2 JP1988051009U JP5100988U JP2521344Y2 JP 2521344 Y2 JP2521344 Y2 JP 2521344Y2 JP 1988051009 U JP1988051009 U JP 1988051009U JP 5100988 U JP5100988 U JP 5100988U JP 2521344 Y2 JP2521344 Y2 JP 2521344Y2
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transistor
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current
transistors
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孝雄 神西
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はLEDなどの電子装置の素子を一定電流で駆動
する半導体集積回路装置(以下ICという)に関するもの
である。
(従来技術) 第3図に従来のLED駆動用ICの等価回路を示し、第4
図にそのICチップにおけるトランジスタのレイアウトを
示す。
ICチップ1内には各LED2を駆動する駆動トランジスタ
としてPMOSトランジスタ3が電源Vccライン4とそれぞ
れの出力パッド5の間に設けられている。これらの駆動
トランジスタ3を流れる電流値を一定にするためにPMOS
トランジスタにてなるカレントミラートランジスタ6が
設けられている。カレントミラートランジスタ6には定
電流源7が接続される。
今、カレントミラートランジスタ6と各駆動トランジ
スタ3のサイズW/Lを等しいものとすると、各駆動トラ
ンジスタ3によりLED2に流される電流I1,I2,……はカ
レントミラートランジスタ6を流れる基準電流I0と等し
くなる。
8は定電流源7を接続するパッドである。
第4図に示されるように、カレントミラートランジス
タ6はチップ1の1個所に形成される。そのため、各駆
動トランジスタ3の大電流によって電源ライン4の電圧
降下が生じたり、温度分布が生じると、基準電流I0と駆
動電流I1,I2,……に誤差を生じ、駆動電流I1,I2,…
…間でビット間誤差を生じる。
(目的) 本考案は上記のような駆動電流I1,I2,……間のビッ
ト間誤差を少なくすることのできる駆動用ICを提供する
ことを目的とするものである。
(構成) 本考案は電子装置の素子に電流を流すために各素子ご
とに設けられた駆動トランジスタと、これらの駆動トラ
ンジスタとカレントミラー回路を構成するカレントミラ
ートランジスタとを含み、カレントミラートランジスタ
は各駆動トランジスタごとに分割され、各駆動トランジ
スタに接近して各駆動トランジスタごとに配置されてい
る。
以下、実施例について具体的に説明する。
第1図は一実施例を示す等価回路図、第2図は同実施
例におけるトランジスタのレイアウトを示す図である。
各LED2に設けられる駆動トランジスタ3は第3図と同
じPMOSトランジスタであり、そのサイズW/LをA/Bとす
る。
6aは各駆動トランジスタ3に接続され、各駆動トラン
ジスタ3とカレントミラー回路を構成するPMOSトランジ
スタにてなるカレントミラートランジスタである。カレ
ントミラートランジスタ6aのサイズW/Lはチャネル長さ
はBであるが、チャネル幅WがA/nとなったものであ
る。ICチップ全体としては駆動トランジスタ3及びカレ
ントミラートランジスタ6aがn組設けられ、n個のカレ
ントミラートランジスタ6aのチャネル幅A/nの合計が第
3図のカレントミラートランジスタ6のチャネル幅Aと
等しくなるように分割されている。
第2図に示されるように、カレントミラートランジス
タ6aはそれぞれとカレントミラー回路を構成する駆動ト
ランジスタ3に接近して配置されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
LED2を点灯させたとき、各駆動トランジスタ3の温度
上昇によって駆動電流I1,I2,……がばらつき、また、
駆動トランジスタ3の大電流によって電源電圧が降下し
ても駆動電流I1,I2,……がばらつく。それらのばらつ
きは各駆動トランジスタ3に設けられたカレントミラー
トランジスタ6aが吸収し、駆動電流I1,I2,……のばら
つきをなくすように作用し、誤差が少なくなる。
実施例では駆動トランジスタ3及びカレントミラート
ランジスタ6aにPMOSトランジスタを使用しているが、NM
OSトランジスタを使用してもよく、またはバイポーラト
ランジスタを使用してもよい。
(効果) 本考案では駆動トランジスタとカレントミラー回路を
構成するカレントミラートランジスタを各駆動トランジ
スタごとに割り振り、各駆動トランジスタに接近して配
置したので、各駆動トランジスタを流れる駆動電流のば
らつきが少なくなり、駆動される電子装置のビット間誤
差が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す等価回路図、第2図は同実施例
のレイアウトを示す平面図、第3図は従来の駆動用ICを
示す等価回路図、第4図は従来の駆動用ICのレイアウト
を示す平面図である。 1……ICチップ、2……LED、3……駆動トランジス
タ、6a……カレントミラートランジスタ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子装置の素子に電流を流すために各素子
    ごとに設けられた駆動トランジスタと、これらの駆動ト
    ランジスタとカレントミラー回路を構成するカレントミ
    ラートランジスタとを含み、カレントミラートランジス
    タは各駆動トランジスタごとに分割され、各駆動トラン
    ジスタに接近して各駆動トランジスタごとに配置されて
    いる駆動回路用半導体集積回路装置。
JP1988051009U 1988-04-15 1988-04-15 駆動回路用半導体集積回路装置 Expired - Lifetime JP2521344Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225727A (ja) * 1982-06-21 1983-12-27 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション ダ−リントン回路
JPS61296820A (ja) * 1985-06-25 1986-12-27 Toshiba Corp スイツチ用カレントミラ−回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58225727A (ja) * 1982-06-21 1983-12-27 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション ダ−リントン回路
JPS61296820A (ja) * 1985-06-25 1986-12-27 Toshiba Corp スイツチ用カレントミラ−回路

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