JP2521023Y2 - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
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- JP2521023Y2 JP2521023Y2 JP11082290U JP11082290U JP2521023Y2 JP 2521023 Y2 JP2521023 Y2 JP 2521023Y2 JP 11082290 U JP11082290 U JP 11082290U JP 11082290 U JP11082290 U JP 11082290U JP 2521023 Y2 JP2521023 Y2 JP 2521023Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- terminal
- circuit board
- printed circuit
- ground
- Prior art date
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電磁弁に係り、特に、アースの構造を改良
したものに関する。
したものに関する。
(従来の技術) 従来の電磁弁は、例えば、第4図に示すように構成さ
れている。まず、バルブボディ1があり、このバルブボ
ディ1の両側には、ソレノイド3、5が隣接配置されて
いる。
れている。まず、バルブボディ1があり、このバルブボ
ディ1の両側には、ソレノイド3、5が隣接配置されて
いる。
上記バルブボディ1の上には、端子箱7が配置されて
いて、この端子箱7の上端は開口9となっており、蓋体
11によって閉塞されている。端子箱7の底部には、隙間
を存した状態でプリント基板13が配置されている。
いて、この端子箱7の上端は開口9となっており、蓋体
11によって閉塞されている。端子箱7の底部には、隙間
を存した状態でプリント基板13が配置されている。
又、端子箱7の両側には、ケーブル引込口15、17が形
成されている。この内、ケーブル引込口15を介して、図
示しない電源供給用ケーブル及びアース線が端子箱7内
に導入される。又、ケーブル引き込み口17は、キャップ
19により閉塞された状態にある。
成されている。この内、ケーブル引込口15を介して、図
示しない電源供給用ケーブル及びアース線が端子箱7内
に導入される。又、ケーブル引き込み口17は、キャップ
19により閉塞された状態にある。
上記端子箱7内であって上記プリント基板13の上方に
は、端子用ブラケット21が取付けられている。この端子
用ブラケット21には、電源供給用端子部ネジ23、23が二
組ねじ込まれていて(図では一組のみ示している)、そ
の下方には銅板24、24が配置されている(銅板24も一組
のみ示している)。銅板24の下端はプリント基板13に当
接している。
は、端子用ブラケット21が取付けられている。この端子
用ブラケット21には、電源供給用端子部ネジ23、23が二
組ねじ込まれていて(図では一組のみ示している)、そ
の下方には銅板24、24が配置されている(銅板24も一組
のみ示している)。銅板24の下端はプリント基板13に当
接している。
上記電源供給用端子部ネジ23、23に電源供給用ケーブ
ルを捲回し、その状態で電源供給用端子部ネジ23、23を
ねじ込むことにより電気的に接続し、それによって、プ
リント基板13を介して、ソレノイド3、3に電源を供給
する。
ルを捲回し、その状態で電源供給用端子部ネジ23、23を
ねじ込むことにより電気的に接続し、それによって、プ
リント基板13を介して、ソレノイド3、3に電源を供給
する。
又、第5図にも示すように、端子用ブラケット21に
は、アース端子部ネジ25がねじ込まれている。このアー
ス端子部ネジ25は、既に述べた電源供給用端子部ネジ23
とは異なる形状をなしていて、その下端はバルブボディ
1にねじ込まれている。
は、アース端子部ネジ25がねじ込まれている。このアー
ス端子部ネジ25は、既に述べた電源供給用端子部ネジ23
とは異なる形状をなしていて、その下端はバルブボディ
1にねじ込まれている。
上記アース端子部ネジ25にアース線を捲回し、その状
態でアース端子部ネジ25をねじ込む。それによって、バ
ルブボディ1に帯電した電気を、アース端子部ネジ25及
びアース線を介して逃がす。
態でアース端子部ネジ25をねじ込む。それによって、バ
ルブボディ1に帯電した電気を、アース端子部ネジ25及
びアース線を介して逃がす。
尚、端子箱7は、端子箱取付用ネジ27、27によって、
バルブボディ1に固定されている。
バルブボディ1に固定されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、アース端子部ネジ25をバルブボディ1にねじ込
む構成になっているので、バルブボディ1側に雌ねじ部
を加工しなければならず、工数がかさんでしまうという
問題があった。又、その際、バルブボディ1側に鋳板通
路等のねじ加工が不可能な部位がある場合には、上記雌
ねじ部の加工ができなかったり、或は場所が限定されて
しまうという問題があった。
む構成になっているので、バルブボディ1側に雌ねじ部
を加工しなければならず、工数がかさんでしまうという
問題があった。又、その際、バルブボディ1側に鋳板通
路等のねじ加工が不可能な部位がある場合には、上記雌
ねじ部の加工ができなかったり、或は場所が限定されて
しまうという問題があった。
又、バルブボディ1と端子箱7とを着脱する場合に、
端子箱取付用ネジ27、27の着脱以外に、アース端子部ネ
ジ25の着脱も必要となり、作業を繁雑なものにしてい
た。
端子箱取付用ネジ27、27の着脱以外に、アース端子部ネ
ジ25の着脱も必要となり、作業を繁雑なものにしてい
た。
さらに、アース端子部ネジ25とその他の端子部ネジ23
とは、形状等が異なるために、共通化することができ
ず、部品管理が繁雑であるという問題もあった。
とは、形状等が異なるために、共通化することができ
ず、部品管理が繁雑であるという問題もあった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその
目的とするところは、バルブボディ側のねじ加工を不要
として、ねじ込み式に起因した不具合を解消し、又、全
ての端子部ネジを共通部品として部品管理を容易にする
ことを可能とする電磁弁を提供することにある。
目的とするところは、バルブボディ側のねじ加工を不要
として、ねじ込み式に起因した不具合を解消し、又、全
ての端子部ネジを共通部品として部品管理を容易にする
ことを可能とする電磁弁を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願考案による電磁弁は、バ
ルブボディと、上記バルブボディに着脱可能に取付けら
れる端子箱と、上記端子箱内であって上記バルブボディ
に対して隙間を存して配置されたプリント基板と、上記
バルブボディ及びプリント基板との間に介挿されプリン
ト基板のアース回路とバルブボディとを電気的に接続す
る弾性部材と、上記端子箱内であって上記プリント基板
の上方に配置されプリント基板の回路端を電気的に取り
出して各種端子部とする端子部ブラケットと、上記端子
部ブラケットのアース端子部にねじ込まれ上記端子箱を
介して外部より導入されたアース線が接続されるアース
端子部ネジと、を具備したことを特徴とするものであ
る。
ルブボディと、上記バルブボディに着脱可能に取付けら
れる端子箱と、上記端子箱内であって上記バルブボディ
に対して隙間を存して配置されたプリント基板と、上記
バルブボディ及びプリント基板との間に介挿されプリン
ト基板のアース回路とバルブボディとを電気的に接続す
る弾性部材と、上記端子箱内であって上記プリント基板
の上方に配置されプリント基板の回路端を電気的に取り
出して各種端子部とする端子部ブラケットと、上記端子
部ブラケットのアース端子部にねじ込まれ上記端子箱を
介して外部より導入されたアース線が接続されるアース
端子部ネジと、を具備したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案の場合には、バルブボディとアース端子部ネジ
とが、弾性部材、プリント基板、端子部ブラケットを介
して、電気的に接続された状態にある。
とが、弾性部材、プリント基板、端子部ブラケットを介
して、電気的に接続された状態にある。
よって、バルブボディに帯電された電気は、弾性部
材、プリント基板、端子部ブラケット、アース端子部ネ
ジを介して、アース端子部ネジに接続されるアース線に
逃がされる。
材、プリント基板、端子部ブラケット、アース端子部ネ
ジを介して、アース端子部ネジに接続されるアース線に
逃がされる。
(実施例) 以下、第1図ないし第3図を参照して本考案の一実施
例を説明する。
例を説明する。
尚、従来と同一部分には同一符号を付して示しその説
明は省略する。
明は省略する。
まず、プリント基板13とバルブボディ1との間には、
弾性部材としての圧縮コイルスプリング101が介挿され
ていて、プリント基板13とバルブボディ1とを電気的に
接続している。
弾性部材としての圧縮コイルスプリング101が介挿され
ていて、プリント基板13とバルブボディ1とを電気的に
接続している。
又、本実施例のアース端子部ネジ103は、従来のそれ
とは異なり、他の電源供給用端子部ネジ23と同じ形状に
なっている。又、上記アース端子部ネジ103の下方には
銅板105が配置されていて、プリント基板13とアース端
子部ネジ103とを電気的に接続している。
とは異なり、他の電源供給用端子部ネジ23と同じ形状に
なっている。又、上記アース端子部ネジ103の下方には
銅板105が配置されていて、プリント基板13とアース端
子部ネジ103とを電気的に接続している。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず、アース
端子部ネジ103にアース線を捲回してねじ込む。これに
よって、アース線とバルブボデイ1とは、圧縮コイルス
プリング101、プリント基板13、銅番105、アース端子部
ネジ103を介して、電気的に接続された状態になる。
端子部ネジ103にアース線を捲回してねじ込む。これに
よって、アース線とバルブボデイ1とは、圧縮コイルス
プリング101、プリント基板13、銅番105、アース端子部
ネジ103を介して、電気的に接続された状態になる。
よって、バルブボディ1に帯電された電気は、圧縮コ
イルスプリング101、プリント基板13、鋼板105、アース
端子部ネジ103を介して、アース線に逃げることにな
る。
イルスプリング101、プリント基板13、鋼板105、アース
端子部ネジ103を介して、アース線に逃げることにな
る。
又、端子箱7のバルブボディ1に対する着脱は、端子
箱取付用ネジ27、27を着脱するだけで可能であり、従来
のように、アース端子部ネジの着脱は不要である。
箱取付用ネジ27、27を着脱するだけで可能であり、従来
のように、アース端子部ネジの着脱は不要である。
以上本実施例によると次のような効果を奏することが
できる。
できる。
まず、アース端子部ネジ103は、従来のようにバルブ
ボディ1にねじ込むようなものではないので、バルブボ
ディ1に雌ねじ部を加工する必要もなく、その分、工数
を少なくすることができる。
ボディ1にねじ込むようなものではないので、バルブボ
ディ1に雌ねじ部を加工する必要もなく、その分、工数
を少なくすることができる。
又、バルブボディ1にねじ込み加工を施すことができ
ないような場合にも、それによって、アース構造が影響
されることはない。
ないような場合にも、それによって、アース構造が影響
されることはない。
電源供給用端子部ネジ23と、アース端子部ネジ103と
が共通部品となったので、部品管理が容易になった。
が共通部品となったので、部品管理が容易になった。
端子箱7のバルブボディ1に対する着脱は、端子箱取
付用ねじ27の着脱作業だけで可能となり、作業が容易に
なった。
付用ねじ27の着脱作業だけで可能となり、作業が容易に
なった。
尚、本考案は前記一実施例に限定されるものではな
い。
い。
電磁弁のタイプとしては、図示するものに限定され
ず、同様の構成をなすあらゆるタイプのものに適用でき
る。
ず、同様の構成をなすあらゆるタイプのものに適用でき
る。
又、弾性部材としては、圧縮コイルスプリング以外に
も、板バネ等種々のものが考えられる。
も、板バネ等種々のものが考えられる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案による電磁弁によると、弾
性部材、プリント基板、端子部ブラケット、アース端子
部ネジを介して、バルブボディに帯電した電気を逃がす
うよにしたので、アース端子部ネジをバルブボディにね
じ込むタイプにする必要はなく、ねじ込み式のした場合
の不具合を解消することができる。
性部材、プリント基板、端子部ブラケット、アース端子
部ネジを介して、バルブボディに帯電した電気を逃がす
うよにしたので、アース端子部ネジをバルブボディにね
じ込むタイプにする必要はなく、ねじ込み式のした場合
の不具合を解消することができる。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す図で、第
1図は電磁弁の断面図、第2図は電磁弁の上面図、第3
図は蓋体を取り外した状態の電磁弁の上面図、第4図及
び第5図は従来例を示す図で、第4図は電磁弁の断面
図、第5図は第4図のV−V断面図である。 1…バルブボディ、7…端子箱、13…プリント基板、21
…端子部ブラケット、101…圧縮コイルスプリング(弾
性部材)、103…アース端子部ネジ。
1図は電磁弁の断面図、第2図は電磁弁の上面図、第3
図は蓋体を取り外した状態の電磁弁の上面図、第4図及
び第5図は従来例を示す図で、第4図は電磁弁の断面
図、第5図は第4図のV−V断面図である。 1…バルブボディ、7…端子箱、13…プリント基板、21
…端子部ブラケット、101…圧縮コイルスプリング(弾
性部材)、103…アース端子部ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】バルブボディと、上記バルブボディに着脱
可能に取付けられる端子箱と、上記端子箱内であって上
記バルブボディに対して隙間を存して配置されたプリン
ト基板と、上記バルブボディ及びプリント基板との間に
介挿されプリント基板のアース回路とバルブボディとを
電気的に接続する弾性部材と、上記端子箱内であって上
記プリント基板の上方に配置されプリント基板の回路端
を電気的に取り出して各種端子部とする端子部ブラケッ
トと、上記端子部ブラケットのアース端子部にねじ込ま
れ上記端子箱を介して外部より導入されたアース線が接
続されるアース端子部ネジと、を具備したことを特徴と
する電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11082290U JP2521023Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11082290U JP2521023Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466470U JPH0466470U (ja) | 1992-06-11 |
JP2521023Y2 true JP2521023Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31858216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11082290U Expired - Fee Related JP2521023Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521023Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102524145B1 (ko) * | 2018-11-28 | 2023-04-19 | 제지앙 산후아 인텔리전트 컨트롤즈 컴퍼니 리미티드 | 전동밸브, 열관리 어셈블리 및 에어 컨디셔닝 시스템 |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP11082290U patent/JP2521023Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466470U (ja) | 1992-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |