JPH0724770Y2 - ブレーカ付設型多段端子台 - Google Patents

ブレーカ付設型多段端子台

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JPH0724770Y2
JPH0724770Y2 JP1989059153U JP5915389U JPH0724770Y2 JP H0724770 Y2 JPH0724770 Y2 JP H0724770Y2 JP 1989059153 U JP1989059153 U JP 1989059153U JP 5915389 U JP5915389 U JP 5915389U JP H0724770 Y2 JPH0724770 Y2 JP H0724770Y2
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幸 中村
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株式会社愛知電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 例えば動力制御盤内に設けられるブレーカは、内部に警
報スイッチ、補助スイッチ、引き外し装置等の付属装置
を備えている。そして、これらの付属装置につながる複
数の引出線がブレーカの側面から導出されている。これ
らの引出線は、ブレーカの内部付属装置に操作用電力を
供給し、あるいはこれらを外部の所要機器へ接続するた
めに、いわゆる操作線に接続される。本考案は、このよ
うな引出線の端子を操作線の端子に接続するための端子
台であって、ブレーカの側面に付設される形式のものの
改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の端子台としては、第3図、第4図に示す
ものが知られている。第3図に示す端子台41は、ブレー
カBの側面に取付けられたもので、端子座42が同じ高さ
位置に一列に並んでいる。端子座42には、ブレーカBの
側面から導出された引出線が接続される(図示せず)と
共に、操作線32がブレーカBの側面に対して直角方向に
接続されている。
第4図に示す端子台51は、同じくブレーカBの側面に取
付けられており、端子受け52が、左右両側に段階状に配
置されている。そして、操作線32はブレーカBの側面に
沿う方向に接続されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の端子台の内第3図に示すものは、操作線32が
ブレーカBの側面に対して直角方向に接続されるので、
ブレーカBの側方に比較的大きな配線スペースを必要と
する難点がある。これに対して第4図に示すものは、ブ
レーカBの側方の配線スペースは縮小されるが、各端子
受け52に操作線32を接続すると、上段の端子受け52に接
続された操作線32が、下段の端子受け52の上方を通って
側方へ延出していく構造になるため、操作線32の端子の
接続に当たっては、下段の端子受け52から上段の端子受
け52へと順を追って接続作業を行う必要があるし、いっ
たん上段の端子受け52に操作線32の端子を接続した後に
は、その線が邪魔になって下段の端子を増し締めするこ
とができないという不都合がある。
従って、本考案は、ブレーカBの側方に大きな配線スペ
ースを必要とせず、また接続操作の手順に拘束されるこ
とがないし、上段の端子受けに操作線の端子を接続した
後に、下段の端子を増し締めすることもできるコンパク
トな多段端子台を提供することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、ブレーカ
Bの側面に固定される電気絶縁性の枠体1に引出線31を
挿通させることができる開口2を設け、この枠体1には
複数の端子受け3,4,5を設け、この端子受け3,4,5は、枠
体1の側面から一対毎に左右同じ高さ位置で、上下に間
隔をおいて複数段突設し、しかも各左右一対3,3、4,4、
5,5相互の間隔が上部のものから下部のものへ向かうに
従って順次狭くなるように配置し、各端子受け3,4,5に
は、枠体1の開口2を通して導入された引出線31の端子
31aをねじ止めするねじ孔7と、ブレーカBの側面とほ
ぼ平行に枠体1の外側へ伸びる操作線32の端子32aをね
じ止めするねじ孔8との2つのねじ孔7,8を備えた端子
座6を取付け、上位の端子座6は、それより下位の何れ
の端子座6へ端子接続用ドライバDを上方から接近させ
る障害にもならない位置に配置して端子台を構成した。
(作用) 本考案の端子台においては、予め各端子座6に、ブレー
カBの側面から導出した引出線31の端子31aを接続した
状態で、枠体1をブレーカBの側面にねじ止めしてお
く。そして、盤内に組み込む際に、操作電源や警報器そ
の他の表示装置等につながる操作線32の端子32aを側方
から枠体1内に挿入して夫々ボルト11にて端子座6に接
続する。操作線32の端子32aは、夫々左右に同じ高さで
相対向することになる。これら端子32aのねじ止め作業
において、上位の端子受け3,4上に先に操作線32の端子3
2aを接続した場合、それよりも下位の端子受け4,5上に
他の操作線32の端子32aを接続する際には、上位にある
左右端子受け、3,3、4,4間にドライバDを挿入して下位
の端子受け4,5に接近させ、これで難なくボルト10を締
め付けることができる。また、下位の端子受け4,5上に
接近した端子32aの増し締めを必要とする場合にもドラ
イバDを挿入して同様に作業を行うことができる。
(実施例) 図について本考案の一実施例を説明する。第1図は多段
端子台の分解斜視図、第2図は断面図である。
図において、端子台20は,ブレーカBの側面に取付けら
れる。そして、この端子台20を介して、ブレーカBの側
面から導出された複数の引出線31の端子31aが操作線32
の端子32aに接続されている。引出線31は、ブレーカ内
の警報スイッチ、補助スイッチ、引き外し装置等の付属
装置につながっており、操作線32は側方へ延出して操作
電源や警報器その他の表示装置等につながっている。
端子台20は、枠体1とカバー板9とを備えている。枠体
1は、電気絶縁性の合成樹脂にて一体成型されたもので
あり、全体に矩形状を成し、ほぼ中央部に引出線31を挿
通させることができるほぼ転倒三角形状の開口2を備え
ている。なお開口2の形状はこれに限らない。開口2の
左右両縁に沿って、上下に間隔をおいて6つの端子受け
3,4,5が突出している。即ち、各左右一対の端子受け3,
3、4,4、5,5相互の間隔が、上部のものから下部のもの
へ向かうに従って順次狭くなるように配置されている。
各端子受け3,4,5上には、導電性の端子座6が取付けら
れている。端子座6は、開口2を通して導入された引出
線31の端子31aをねじ止めするためのねじ孔7と、操作
線32の端子32aをねじ止めするためのねじ孔8とを備え
ている。引出線31は枠体1に対して直交方向に導入さ
れ、操作線32はブレーカの側面とほぼ平行に水平に枠体
1の外側へ延出している。しかして、下位の何れの端子
座4,5へも上方から接続作業用のドライバDを接近させ
ることができるようになっている。カバー板9は、同じ
く電気絶縁性の合成樹脂製で、枠体1の側面につき合わ
せてこれと一体にブレーカBの側面にねじ止めされるも
のである。
この実施例の端子台20においては、予め各端子座6に、
ブレーカBの側面から導出した引出線31の端子31aを接
続した状態で、カバー板9と共に枠体1をブレーカBの
側面にねじ止めしておく。そして、盤内に組み込む際
に、カバー板9を外さずに、操作線32の端子32aを側方
から枠体1内に挿入して夫々ボルト11にて端子座6に接
続する。操作線32の端子32aは、夫々左右に同じ高さで
相対向することになる。これら端子32aのねじ止め作業
において、上位の端子受け3,4上に先に操作線32の端子3
2aを接続した場合、それよりも下位の端子受け4,5上に
他の操作線32の端子32aを接続する際には、上位にある
左右端子受け3,3、4,4間にドライバDを挿入して下位の
端子受け4,5に接近させ、これで難なくボルト10を締め
付けることができる。また、下位の端子受け4,5上に接
続した端子32aの増し締めを必要とする場合にもドライ
バDを挿入して同様に作業を行うことができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、ブレーカBに固定さ
れる電気絶縁性の枠体1に、引出線31を挿通させる開口
2を設け、この枠体1には、開口2の両側に位置して複
数の端子受け3,4,5を設け、この端子受け3,4,5は、枠体
1の側面から一対毎に左右同じ高さ位置で、上下に操作
線32を挿通するための間隔をおいて複数段突設し、しか
も各左右一対3,3、4,4、5,5相互の間隔か、上部のもの
から下部のものへ向かうに従って順次狭くなるように配
置し、各端子受け3,4,5上には、導電性の端子座5を固
定し、各端子座5には、開口2を通して導入された引出
線31の端子31aをねじ止めするためのねじ孔7を内側に
設けると共に、ブレーカBの側面とほぼ平行に枠体1の
外側へ伸びる操作線32の端子32aをねじ止めするための
ねじ孔8を外側に設け、これら端子座5の全てのねじ孔
7,8の上方を、端子接続用ドライバDの接近を許容すべ
く開放して端子台20を構成したため、端子台20へ引出線
31及び操作線32の端子31a,32aを接続するに当たり、線3
1,32が相互干渉しないので、作業手順にこだわる必要が
なく、作業が容易であるし、いったん上段の端子受け3,
4に端子31a,32aを接続した後に、又は定期点検の際に、
下段の端子31a,32aをドライバDを接近させて難なく増
し締めすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は多段端
子台の分解斜視図、第2図は断面図、第3図、第4図は
従来例の斜視図である。 1……枠体、2……開口、3……端子受け、4……端子
受け、5……端子受け、6……端子座、7……ねじ孔、
8……ねじ孔、9……カバー板、10……ボルト、11……
ボルト、20……端子台、31……引出線、31a……端子、3
2……操作線、32a……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーカ内の付属装置につながり、ブレー
    カの側面から導出された複数の引出線の端子を操作電源
    又は所要機器につながる操作線の端子に接続するため
    に、ブレーカの側面に取付けられる端子台であって、 前記引出線を挿通させる開口を備え、ブレーカの側面に
    固定される電気絶縁性の枠体と、 この枠体の側面から、前記開口の両側に位置して、一対
    毎に左右同じ高さ位置で、上下に操作線挿通用の間隔を
    おいて複数段突出し、しかも各左右一対相互の間隔が、
    上部のものから下部のものへ向かうに従って順次狭くな
    るように配置された端子受けと、 前記枠体の開口を通して導入された引出線の端子をねじ
    止めするためのねじ孔を内側に備えると共に、前記ブレ
    ーカの側面とほぼ平行に枠体の外側へ伸びる前記操作線
    の端子をねじ止めするためのねじ孔を外側に備え、前記
    各端子受け上に固定された導電性の端子座とを具備し、 これら端子座の全てのねじ孔の上方が、端子接続用ドラ
    イバの接近を許容すべく開放されていることを特徴とす
    るブレーカ付設型多段端子台。
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JPH0418190Y2 (ja) * 1986-09-19 1992-04-23
JPH01170940U (ja) * 1988-05-23 1989-12-04

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JPH02150635U (ja) 1990-12-27

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