JP2520920Y2 - エアー式レベルセンサー - Google Patents

エアー式レベルセンサー

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JP2520920Y2
JP2520920Y2 JP1858692U JP1858692U JP2520920Y2 JP 2520920 Y2 JP2520920 Y2 JP 2520920Y2 JP 1858692 U JP1858692 U JP 1858692U JP 1858692 U JP1858692 U JP 1858692U JP 2520920 Y2 JP2520920 Y2 JP 2520920Y2
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JP
Japan
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air
air passage
pin
float
piston
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JP1858692U
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椿博
橘川伊作
中條明彦
小林実
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三協自工株式会社
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  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の整備工場等サー
ビス工場で使用するエアー駆動式オイルポンプによるオ
イル供給装置の制御に使用するエアー式レベルセンサー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来液槽等に供給する液体のレベルセン
サーとしては電気的なものと、ダイヤフラムを用いたも
のが一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記液槽における液体
レベルを知るセンサーは、液体が本考案のようにオイル
ポンプによるオイルである場合は、電気的に行う場合は
危険が生ずる。従って電気によるものは使用できない。
そのため、後者のダイヤフラムを使用するものを求めら
れたが、このダイヤフラム方式では作動時の衝撃を伴う
ため長期の使用が出来ない等の欠点があった。従って、
機械的で確実な、しかも円滑動作を行うものが望まれて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は斯様な事から、
フロート体内のフロートが供給用オイルのレベル以下に
ある時供給するポンプ駆動用加圧エアーはセンサー本体
内に設けたシリンダー内の2つの上下のピストン作用で
弁体を開いて送気口を通過し、オイラーを通ってオイル
ポンプに供給され、ポンプを作動しオイルを送り出す。
供給オイルのレベルがフロートの高さより下がった時は
センサー本体内に充満したエアー圧は放出されて押上げ
ていたピストンは下降してセンサー本体内の送気通路を
自動的に閉じポンプ駆動を停止するようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】オイルタンク内に、エアーレベルセンサー本体
1からパイプ8先端のフロート体7を挿入し、かつフロ
ート体7の高低を調整金具33により調整してタンクに
取付け、フロート体7内のフロート24が供給するオイ
ルのレベル以下におさまっている時、エアーフィルター
28減圧弁29を通って一定圧に設定されたオイルポン
プ駆動用加圧エアーは、センサー本体1の給気口11か
ら連絡通路11aを経て弁体18による塞がれた上部室
2内に送られ、室2内に供給されたエアーは室3のシリ
ンダー6の上部側ピストン13に設けた支柱16の中央
のエアー通路16aを通り、かつエアー通路16aに設
けた流量調整手段17で調整されたエアーはシリンダー
6内の上部ピストン13と仕切片5の間に流れ込む、こ
の時上部ピストン13は上部にスプリング15が付勢し
てあって、上部ピストン13は押下げられており、エア
ーは下部ピストン14のエアー通路14c内に挿入され
たピン19により支えられていて、エアー通路14cを
開いたパット19aからピン19とエアー通路14c間
を通り、更にパイプ受け板9に設けたエアー通路9aを
通ってパイプ8内に流れ込む。この時、図2に示すよう
に前記フロート体7内のフロート24はオイルにより押
し上げられてフロート24のピン受25に取付けたピン
26とピン受25によってエアー通路21aを遮断す
る。従って、この遮断で、エアーはパイプ8内に充満
し、更にパイプ8内の圧力が増加すると、この圧力はエ
アー通路9aを通り逆流しシリンダー6内に流れ、シリ
ンダー6内の下部ピストン14の下面に作用して面積の
広い下部ピストン14を押上げる。この押上げでエアー
通路14c内に挿入されたピン19で支持されたパット
19aはエアー通路14cを下部ピストン14の上昇位
置で塞ぐと上部ピストン13に設けた支柱16のエアー
通路16aを通るエアーは連続して供給されるエアー仕
切片5と下部ピストン14の突出部14aの上面間に送
られるが上部ピストン13と下部ピストン14面に作用
するエアー圧は受圧面の差により下部ピストン14を押
上げ位置にそのまま停止されると共に、仕切片5と上部
ピストン13間の増圧で上部ピストン13は、上部から
付勢されたスプリング15に抗して押上げられ、支柱1
6の上部に取付けられ弁体18は支柱16と共に押上げ
て大径部10aのエアー通路の弁体18を開いて遮蔽を
解除し貫通孔10の大径部10a及び連絡孔12aを通
り送気口12からオイルポンプ駆動用加圧エアーとして
オイラー31を通りオイルポンプ32に供給されオイル
ポンプ32を作動する。
【0006】また図4に示すように、供給オイルのレベ
ルがフロート24の高さより下がった場合、フロート体
7内のフロート24が下降すると、フロート24のピン
受25に取付けたピン26はエアー通路21a内を下降
して、ピン上端の扁平部26aはエアー通路21aとの
間に間隙を生じてパイプ8内に充満したエアーをエアー
通路21aの間隙を通りフロート体7に設けた放出口2
2から外側に放出して、パイプ8内の圧力を減圧すると
図1に示すように下部ピストン14は下降し、更に上部
ピストン13に作用した押上げ圧は減圧すると共に付勢
させるスプリング15の圧で下降させると共に一体の支
柱16に設けた上部の弁体18で貫通孔10の大径部1
0aの通路を自動的に遮断してオイルポンプ32の駆動
を停止する。即ち、この弁体18の遮蔽で再び給気口1
1からのエアーは支柱16のエアー通路16aを通り、
更に、下部ピストン14に戻ったエアー通路14c及び
パイプ8内にエアーが送られるが、パイプ8からフロー
ト体7内にエアー通路21aを通り送られるがフロート
体7に穿った放出口22から放出されるのでエアーによ
るピストン動作がなく、そのままエアーは放出されるこ
とになる。
【0007】
【実施例】図は、本考案によるエアー式レベルセンサー
の一実施例を示したもので、以下図に基いて具体的に説
明する。
【0008】1はセンサー本体で、このセンサー本体1
の上下には凹部による室2及び3を形成し、一方の上部
室2は開口部を蓋体4で覆うと共に、下部室3内には、
上下を仕切片5で仕切ったシリンダー6を内蔵する。こ
のシリンダー6の前記仕切片5は、中央部の案内孔5a
で上下を連通させる。前記センサー本体1の下部室3の
開口部はパイプ受け板9を螺合して覆っている。該パイ
プ受け板9には後記フロート体7に連絡させたパイプ8
の上部を連結させてある。
【0009】また前記センサー本体1の上下の室2及び
3は中央部を大小径10a,10bからなる貫通孔10
で連絡させる。この貫通孔10の大径部10aの左右に
は給気口11と、送気口12を設けて、大径部10aは
上部室2と連絡通路11aを介して、給気口11と連絡
させ、また他方の送気口12は、大径部10aと送気口
12の間に設けた連絡孔12aを介して連絡させてあ
る。更に、下部室3内のシリンダー6内には、上下に夫
々ピストン13,14を摺嵌し、一方の下部ピストン1
4の上面には突出部14aを設け、この突出部14a
を、前記仕切片5の中央部に設けた上下を連絡させる案
内孔5a内に摺嵌してある。
【0010】上部ピストン13は室3の上部内壁とピス
トン13の上面との間に、ピストン13を下方に向けて
付勢させたスプリング15を介装してある。またピスト
ン13の中央には上室2に連絡させたエアー通路16a
を設けた支柱16の下端部を螺着して立設する。更に、
支柱16のエアー通路16a内の下部側には、エアー流
量を調整する円錐部aと縦溝bを有する調整部材17を
設けてある。前記支柱16は、前記室2,3を連絡させ
る貫通孔10の小径部10bに摺嵌し、更に、支柱16
の上部側には前記上室2に覗かせて位置させた弁体18
を取付け、この弁体18はピストン13の上下移動で支
柱16を介して貫通孔10の大径部10a縁部の開閉動
作を行うようにしてある。
【0011】前記シリンダー6内の下部ピストン14の
突出部14aの上面には、中央部に凹部14bを設けて
成形すると共に、この凹部14bの中央部には、ピスト
ン14を貫通した縦方向のエアー通路14cを穿ち、こ
のエアー通路14c内にはピン19をエアー通路14c
と間隙を生ずるように挿入して、ピン19の下端部は、
ピストン14が下降時には前記パイプ受け板9上で支え
るようにしてある。また、ピン19の上端にはパット1
9aを設け、このパット19aは、前記したピストン1
4が下端位置にある時はエアー通路14cから離れ、上
昇位置にある時はパット19aはエアー通路14cの上
部を塞ぐようにしてある。
【0012】またセンサー本体1の下部室3の開口部を
覆うパイプ受け板9には外周の近くには、シリンダー6
の外周と室3の内壁との間のエアーを逃す連絡孔20を
穿つと共に、中央部に室3とパイプ受け板9に連結した
パイプ8内と連絡させる複数のエアー通路9aを穿って
設けてある。
【0013】更に、前記パイプ8の下端部は、連絡体2
1を介してフロート体7の上部に取付けられている。ま
たフロート体7には上部にエアー放出口22と下面に多
数の流入口23を設け、更に前記連結体21には、パイ
プ8内とフロート体7を連絡させるエアー通路21aを
穿ち、このエアー通路21a内には、フロート体7内に
内蔵したフロート24の上部に取付けたピン受け25に
ネジ杆25aにより取付けたピン26を摺嵌する。この
ピン26は上端部は扁平部26aに成形し、扁平部26
aが前記エアー通路21a内に位置する時はパイプ8内
のエアーがエアー通路21aと扁平部26aにより生じ
た間隙を通り流れるようにしフロート24が上昇し、扁
平部26aがパイプ8内に位置した時ピン26とピン受
け25の上部切頭円錐部でエアー通路を塞ぐようにす
る。
【0014】更に、ピン26の下部側はフロート体7に
設けた案内孔27に案内されフロート24を昇降するよ
うにしてある。28は給気口11に接続された減圧弁2
9を備えたエアーフィルターで、一定圧に減圧してフィ
ルターを通してエアーを供給する。
【0015】また、送気口12側にはホース30を接続
し、オイラー31を経てオイルポンプ32にエアーを送
り込みポンプ作用でオイルを吐き出すようにしてある。
【0016】33はフロート体7の高さを調整する調整
金具である。
【0017】
【考案の効果】本考案は上述のように、エアー式レベル
センサーは、本体に設けた給気口と送気口との間に設け
た弁体をシリンダーに設けた2つのピストンによる作業
で開閉するため円滑に無理をあたえずに作動すると共に
オイルのレベルを確実に検知してポンプの駆動及び停止
を行うことができ、しかも作動時の騒音がない等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエアー式レベルセンサーのエアー
供給の始動時及び停止時の弁体遮断時の説明断面図であ
る。
【図2】図1の始動及び停止時のフロート体の説明断面
図である。
【図3】弁体開口のエアー供給時の説明断面図である。
【図4】フロート下降時のフロート体の説明断面図であ
る。
【図5】オイルポンプの供給側にレベルセンサーを配し
た斜視図である。
【符号の説明】
1 センサー本体 2,3 室 4 蓋体 5 仕切片 6 シリンダー 7 フロート体 8 パイプ 9 パイプ受け板 9a,14c エアー通路 16a,21a エアー通路 10 貫通孔 10a 大径部 10b 小径部 11 給気口 11a 連絡通路 12 送気口 12a,20 連絡孔 13,14 ピストン 14a 突出部 14b 凹部 15 スプリング 16 支柱 17 エアー流量調整手段 18 弁体 19 ピン 19a パット 21 連結体 22 エアー放出口 23 流入口 24 フロート 25 ピン受 25a ネジ杆 26 ピン 26a 扁平部 27 案内孔 28 エアーフィルタ 29 減圧弁 30 ホース 31 オイラー 32 オイルポンプ 33 調整金具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に凹入させた室を設けると共に、こ
    の室間の左右対称位置に給気口と送気口を中央部分を残
    して設け、更に、前記上下の室は、前記中央部分に大、
    小径部からなる貫通孔によって連絡させ、しかも前記給
    気口は連絡通路を介して上部の室と、送気口は上部の室
    と弁体貫通孔及び連絡孔を介して連絡させてセンサー本
    体を形成し、またセンサー本体の前記上下室の夫々開口
    部には、蓋体及びパイプ受け板によって覆い、更に、前
    記下側室内には、上下にピストンを摺嵌したシリンダを
    内蔵し、上側ピストンには、中央に上室に通ずるエアー
    通路と、エアー量を調整する流量調整手段と上部に弁体
    を有する支柱を設け、この支柱は、前記貫通孔の小径部
    に摺嵌して前記シリンダ内と上室を連絡させ、更に支柱
    上部の前記弁体は上側室内に位置させ、また、上側ピス
    トンには下向に付勢させたスプリングを有し、この上側
    ピストンの上下動で前記弁体によって前記貫通孔の大径
    部上縁を開閉可能にし、更に下側ピストンは中央に上部
    ピストンの下部に通ずるエアー通路を設け、このエアー
    通路には、下側ピストン上昇中はエアー通路を塞ぐパッ
    トを上端に設けたピンを挿入し、更に、このピンの下部
    は前記パイプ受け板で支えるようにし、またパイプ受け
    板には、パイプの一端を連絡すると共にパイプ内とシリ
    ンダー内と連絡させるエアー通路を設け、更にパイプの
    他端は、フロートを内蔵したフロート体に連結体を介し
    て連結させ、更にフロート体にはエアー放出口と、オイ
    ル流入口を有し、また、前記パイプ内はフロート体内と
    エアー通路を介して連絡させ、このエアー通路内には上
    端に扁平部を成形して前記エアー通路内で隙間を生ずる
    ようにしたピンを挿入し、このピンは前記フロートのピ
    ン受けに取付けて、フロートと協動させて、フロートに
    設けたピン受けとピンで前記エアー通路の開閉を行うよ
    うにしたことを特徴としたエアー式レベルセンサー。
JP1858692U 1992-03-31 1992-03-31 エアー式レベルセンサー Expired - Lifetime JP2520920Y2 (ja)

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