JP2520168Y2 - 回動型プロテクタ - Google Patents
回動型プロテクタInfo
- Publication number
- JP2520168Y2 JP2520168Y2 JP1990052626U JP5262690U JP2520168Y2 JP 2520168 Y2 JP2520168 Y2 JP 2520168Y2 JP 1990052626 U JP1990052626 U JP 1990052626U JP 5262690 U JP5262690 U JP 5262690U JP 2520168 Y2 JP2520168 Y2 JP 2520168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- wire harness
- gutter
- connecting rod
- harness accommodating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車における電気配線を保護する
ための回動型プロテクタに関するものである。
ための回動型プロテクタに関するものである。
例えば、自動車の後部にヒンジ結合されたドアの窓ガ
ラスにワイパーを設けるものにあっては、該ヒンジ結合
側において車体からドアに対してワイヤハーネスを配設
すると共にプロテクタで被覆している。
ラスにワイパーを設けるものにあっては、該ヒンジ結合
側において車体からドアに対してワイヤハーネスを配設
すると共にプロテクタで被覆している。
従来の回動型プロテクタとしては、第5図及び第6図
に示される如くに、樋状又は半管状の電線収容溝c,c′
を有するプロテクタ本体a,a′の中間部において蛇腹状
屈曲部b,b′を設けたものがあり、これにあっては反覆
して回動するところで使用した場合には、使用を重ねる
につれて疲労により変位部が破断するおそれがあり、そ
のためドアのヒンジ部等におけるプロテクタとして使用
することができなかった。
に示される如くに、樋状又は半管状の電線収容溝c,c′
を有するプロテクタ本体a,a′の中間部において蛇腹状
屈曲部b,b′を設けたものがあり、これにあっては反覆
して回動するところで使用した場合には、使用を重ねる
につれて疲労により変位部が破断するおそれがあり、そ
のためドアのヒンジ部等におけるプロテクタとして使用
することができなかった。
本考案は上記した点に着目し、かかる屈曲部を省いて
破損のおそれがなく、かつ組み立ての容易な回動型プロ
テクタを提供するものである。
破損のおそれがなく、かつ組み立ての容易な回動型プロ
テクタを提供するものである。
上記の目的を達成するため、本考案においては、一方
の固定部材Aの樋状のプロテクタ本体部A1の端部におけ
るワイヤハーネス用収容部3に回動連結管4を立設し、
他方の固定部材Bの樋状のプロテクタ本体部B1の端部に
おけるワイヤハーネス用収容部7に回動連結杆8を立設
し、回動連結杆8を回動連結管4内に挿入すると共に、
ワイヤハーネス用収容部3,7を対向させて固定部材A,Bを
回動可能に連結し、ワイヤハーネスWをワイヤハーネス
用収容部3,7を介してプロテクタ本体部A1,B1間に配設す
る構成を採用した。
の固定部材Aの樋状のプロテクタ本体部A1の端部におけ
るワイヤハーネス用収容部3に回動連結管4を立設し、
他方の固定部材Bの樋状のプロテクタ本体部B1の端部に
おけるワイヤハーネス用収容部7に回動連結杆8を立設
し、回動連結杆8を回動連結管4内に挿入すると共に、
ワイヤハーネス用収容部3,7を対向させて固定部材A,Bを
回動可能に連結し、ワイヤハーネスWをワイヤハーネス
用収容部3,7を介してプロテクタ本体部A1,B1間に配設す
る構成を採用した。
本考案の回動型プロテクタは第1,2図に示される如く
に二部材A,Bよりなる。一方のドア側固定部材Aにおい
て、樋状の基部1に対して蓋体2を設けた長尺状のプロ
テクタ本体部A1に対して膨出された円形収容部3の中心
部に回動連結管4を立設した連結部A2が連設されてい
る。
に二部材A,Bよりなる。一方のドア側固定部材Aにおい
て、樋状の基部1に対して蓋体2を設けた長尺状のプロ
テクタ本体部A1に対して膨出された円形収容部3の中心
部に回動連結管4を立設した連結部A2が連設されてい
る。
他方の車体側固定部材Bにおいて、樋状の基部5に対
して蓋体6を設けた長尺状のプロテクタ本体部B1に対し
て前記円形収容部3に対向した状態で膨出された円形収
容部7の中心部に回動連結杆8が立設されている。
して蓋体6を設けた長尺状のプロテクタ本体部B1に対し
て前記円形収容部3に対向した状態で膨出された円形収
容部7の中心部に回動連結杆8が立設されている。
回動連結杆8の先端外周には係止用突起8aが突設さ
れ、回動連結管4の内周部には軸方向に貫通して係止用
突起8aの通過許容溝4aが形成されている。
れ、回動連結管4の内周部には軸方向に貫通して係止用
突起8aの通過許容溝4aが形成されている。
ドア側固定部材Aに対して車体側固定部材Bを、係止
用突起8aを通過許容溝4aに合わせつつ回動連結杆8を回
動連結管4内に挿入して係止用突起8aを回動連結管4の
端面における弧状係止部4bに仮係止した状態に結合し、
取付部9,10を介してドアXと車体Yにそれぞれ固定する
(第4図)。この際に、回動連結管4ないし回動連結杆
8はヒンジ部Zと同一軸心上に位置する。
用突起8aを通過許容溝4aに合わせつつ回動連結杆8を回
動連結管4内に挿入して係止用突起8aを回動連結管4の
端面における弧状係止部4bに仮係止した状態に結合し、
取付部9,10を介してドアXと車体Yにそれぞれ固定する
(第4図)。この際に、回動連結管4ないし回動連結杆
8はヒンジ部Zと同一軸心上に位置する。
固定状態においてはドアの開閉操作の際において、係
止用突起8aは弧状係止部4bの範囲内において移動して通
過許容溝4aに達しないように設定されており、本係止状
態となる。
止用突起8aは弧状係止部4bの範囲内において移動して通
過許容溝4aに達しないように設定されており、本係止状
態となる。
ワイヤハーネスWは、一方のプロテクタ本体部A1から
ワイヤハーネス用収容部3,7内において回動連結管4の
外周に緩く捲回された後に他方のプロテクタ本体部B1へ
配設される。
ワイヤハーネス用収容部3,7内において回動連結管4の
外周に緩く捲回された後に他方のプロテクタ本体部B1へ
配設される。
本考案は上記した如くに、一方の固定部材Aの樋状の
プロテクタ本体部A1の端部におけるワイヤハーネス用収
容部3に回動連結管4を立設し、他方の固定部材Bの樋
状のプロテクタ本体部B1の端部におけるワイヤハーネス
用収容部7に回動連結杆8を立設し、回動連結杆8を回
動連結管4内に挿入すると共に、ワイヤハーネス用収容
部3,7を対向させて固定部材A,Bを回動可能に連結し、ワ
イヤハーネスWをワイヤハーネス用収容部3,7を介して
プロテクタ本体部A1,B1間に配設するものであるから、
回動型プロテクタにおいて、一方の樋状のプロテクタ本
体部A1から他方の樋状のプロテクタ本体部B1に対するワ
イヤハーネスWの配索を両プロテクタ本体部A1,B1の端
部において相互に結合される回動連結管4と回動連結杆
8の周囲におけるワイヤハーネス用収容部3,7を介して
行なうので、回動型プロテクタに対するワイヤハーネス
の組み入れが簡易迅速に為し得られる特長を有する。
プロテクタ本体部A1の端部におけるワイヤハーネス用収
容部3に回動連結管4を立設し、他方の固定部材Bの樋
状のプロテクタ本体部B1の端部におけるワイヤハーネス
用収容部7に回動連結杆8を立設し、回動連結杆8を回
動連結管4内に挿入すると共に、ワイヤハーネス用収容
部3,7を対向させて固定部材A,Bを回動可能に連結し、ワ
イヤハーネスWをワイヤハーネス用収容部3,7を介して
プロテクタ本体部A1,B1間に配設するものであるから、
回動型プロテクタにおいて、一方の樋状のプロテクタ本
体部A1から他方の樋状のプロテクタ本体部B1に対するワ
イヤハーネスWの配索を両プロテクタ本体部A1,B1の端
部において相互に結合される回動連結管4と回動連結杆
8の周囲におけるワイヤハーネス用収容部3,7を介して
行なうので、回動型プロテクタに対するワイヤハーネス
の組み入れが簡易迅速に為し得られる特長を有する。
第1図は本考案の一実施例について分離した状態の斜視
図、 第2図は同上の結合状態の斜視図、 第3図は要部の斜視図、 第4図は使用状態の斜視図、 第5図及び第6図は従来例の斜視図である。 A,B……2個の部材、A1,B1……プロテクタ本体部、A2,B
2……回動連結部、4……回動連結管、4a……通過許容
溝、4b……弧状係止部、8……回動連結杆、8a……係止
用突起。
図、 第2図は同上の結合状態の斜視図、 第3図は要部の斜視図、 第4図は使用状態の斜視図、 第5図及び第6図は従来例の斜視図である。 A,B……2個の部材、A1,B1……プロテクタ本体部、A2,B
2……回動連結部、4……回動連結管、4a……通過許容
溝、4b……弧状係止部、8……回動連結杆、8a……係止
用突起。
Claims (1)
- 【請求項1】一方の固定部材Aの樋状のプロテクタ本体
部A1の端部におけるワイヤハーネス用収容部3に回動連
結管4を立設し、他方の固定部材Bの樋状のプロテクタ
本体部B1の端部におけるワイヤハーネス用収容部7に回
動連結杆8を立設し、回動連結杆8を回動連結管4内に
挿入すると共に、ワイヤハーネス用収容部3,7を対向さ
せて固定部材A,Bを回動可能に連結し、ワイヤハーネス
Wをワイヤハーネス用収容部3,7を介してプロテクタ本
体部A1,B1間に配設することを特徴とする回動型プロテ
クタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990052626U JP2520168Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 回動型プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990052626U JP2520168Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 回動型プロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411751U JPH0411751U (ja) | 1992-01-30 |
JP2520168Y2 true JP2520168Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31573085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990052626U Expired - Lifetime JP2520168Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 回動型プロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520168Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5748631Y2 (ja) * | 1978-12-29 | 1982-10-25 | ||
DE602006001321D1 (de) | 2005-06-08 | 2008-07-10 | Yazaki Corp | Kabelbaum-Haltevorrichtung |
JP2010137618A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Kanto Auto Works Ltd | 自動車用ドアワイヤハーネスのプロテクタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0246440Y2 (ja) * | 1985-08-09 | 1990-12-07 |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP1990052626U patent/JP2520168Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411751U (ja) | 1992-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |