JP2520089Y2 - U字形溝排水蓋装置 - Google Patents

U字形溝排水蓋装置

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JP2520089Y2
JP2520089Y2 JP1990035538U JP3553890U JP2520089Y2 JP 2520089 Y2 JP2520089 Y2 JP 2520089Y2 JP 1990035538 U JP1990035538 U JP 1990035538U JP 3553890 U JP3553890 U JP 3553890U JP 2520089 Y2 JP2520089 Y2 JP 2520089Y2
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義宣 市川
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第一機材株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車道や歩道または駐車場等の広場などの路
面にU字溝形コンクリートブロックを埋設してなる横断
溝或いは側溝におけるU字形溝蓋装置に関し、特に無孔
のコンクリート製溝蓋の配列途中に集・排水や溝内清掃
等の目的でグレーチング蓋を用いて施工されるU字形溝
排水蓋装置に関する。
(従来の技術) 従来では、第4図に示す如く、施工が楽で経費が安い
ことを考慮し、路面Aの横断溝或いは側溝としてU字溝
形コンクリートブロック1を埋設し、このU字溝開放上
面にこの長手方向に列配して無孔のコンクリート製溝蓋
Bを設けている場合が多い。
こうした場合、無孔のコンクリート製溝蓋Bだけで
は、路面A上の雨水等の集・排水ができないので、その
無孔のコンクリート製溝蓋の配列途中箇所に、第5図に
示す如く集・排水及び溝内清掃等の目的で格子状の排水
用グレーチング蓋2を設けてU字形溝排水蓋装置を構成
している。
なお、そのU字形溝排水蓋装置の場合、U字溝形コン
クリートブロック1の開放上端部に設けたグレーチング
蓋2の上面が隣接する無孔の厚いコンクリート製溝蓋B
の上面(路面A)と同じ高さとなるように、そのグレー
チング蓋2の下面両側部に角パイプ等の嵩上げ用アジャ
ストベース3を介在してU字溝形コンクリートブロック
1の開放上端部上に載架している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、断面U字溝形コンクリートブロック1の両
側上端面に既設の無孔のコンクリート製溝蓋Bに代えて
グレーチング蓋2を設けた場合、このグレーチング蓋2
の両側面と路面Aとの境界部に存在するものがないの
で、路面Aの舗装時に、アスファルト等の舗装材が該グ
レーチング蓋2の両側面に付いてしまい、そのグレーチ
ング蓋2の脱着性が悪くなってしまったり、グレーチン
グ蓋2がずれて片寄ってしまったりする問題があると共
に、舗装材がグレーチング蓋2の隙間から侵入してU字
溝内に入ってしまう問題がある。
本発明は前記事情に鑑みなされ、この目的とするとこ
ろは、既設の断面U字溝形コンクリートブロック上に簡
単な処置でグレーチング蓋を設置することにより、路面
舗装時にアスファルト等の舗装材が該グレーチング蓋の
両側面に付いて脱着性が悪くなったり、グレーチング蓋
がずれたり、舗装材がグレーチング蓋の隙間から侵入し
たりする不都合をなくせる非常に施工が簡便なU字形溝
排水蓋装置を提供することにある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的とを達成するために、路面に埋設し
たU字溝形コンクリートブロックの開放上端面に、複数
の無孔のコンクリート製溝蓋をその長手方向に沿って配
列し、これらコンクリート製溝蓋の配列の途中の局部個
所に、コンクリート製溝蓋が配置しない開放部を形成
し、この開放部に格子状をなす排水用のグレーチング蓋
をその周囲路面と面一となる状態に設けたU字形溝排水
蓋装置において、前記開放部におけるU字溝形コンクリ
ートブロックの上端部に、この上端部に載置される受板
部と、この受板部の外側から前記U字溝形コンクリート
ブロックの外側面に沿うように上下に突出し、かつその
上端が路面と同一高さとなる側板部とを持つ金属製受枠
を設け、この受枠の内側に前記グレーチング蓋を嵌め込
んで設けたことを特徴とする。
(作用) 前記構成の本考案のU字形溝排水蓋装置では、断面U
字溝形コンクリートブロックが埋設されていれば、その
上に簡単な金属製受枠を設けるだけで、グレーチング蓋
の設置ができ、その状態で路面舗装を行っても、該受枠
が路面と同一高さとなる側板部を持つので、アスファル
ト等の舗装材が該グレーチング蓋の両側面に付いて脱着
性が悪くなったり、グレーチング蓋がずれて片寄った
り、舗装材がグレーチング溝蓋の隙間から侵入したりす
る不都合がなくなる。これで施工が非常に簡便となる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図乃至第3図により説明
する。なお図中第4図乃至第5図に示したものと重複す
る構成には同一符号を付して説明の簡略化を図る。
まず、路面の横断溝或いは側溝として、第4図及び第
5図同様に、U字溝形コンクリートブロック1を埋設
し、このU字溝開放上端面にこの長手方向に列配してい
る無孔のコンクリート製溝蓋Bの途中の局部個所がコン
クリート製溝蓋の配置しない開放部とされ、この開放部
に、路面A上の雨水等の集・排水及び溝内清掃等の目的
でグレーチング蓋2が設けられている。なおこのグレー
チング蓋2は上面が隣接する無孔の厚いコンクリート製
溝蓋の上面(路面A)と同じ高さとなるように、その下
面両側部に長手方向に沿って嵩上げ用アジャストベース
3が固着されている。またこのグレーチング蓋2は多数
平行間隔を存して並列した断面I字形状のメインバー2a
と、これらメインバー2aの上部に噛み込むように直交し
て設けられた複数本のクロスバー2bと、前記メインバー
2aの両側端に溶着されたエンドプレート2cとで構成され
た格子状のものである。またこの下面両側部に固着され
た嵩上げ用アジャストベース3は2個のアングル材を溶
接して角パイプ状にしたものである。これらは従来と同
様である。
こうしたアジャストベース3を下面両側部に有したグ
レーチング蓋2を前述のU字溝形コンクリートブロック
1の開放両側上端部上に載架する場合、このU字溝形コ
ンクリートブロック1の開放両側上端部に前記グレーチ
ング蓋2と同材質等の鋼板或いはアルミニュームなどの
金属製受枠14を設けている。この受枠14は該U字溝形コ
ンクリートブロック1の上端面に接合する受板部14a
と、受板部14aの外側端に一体或いは溶接させれて直角
に配して上下に突出する側板部14bとからなる断面横向
きT字形状をなすもので、この側板部14bの上端が路面
Aと同一高さに設定され、その略下半部はU字溝形コン
クリートブロック11の外側面に接合するようになってい
る。この受枠14の側板部14bが路面Aとの境界壁を構成
している。
なお、前記両側一対の受枠14はその長手方向両端が相
互にエンド枠部材15により連結されている。これにて隣
の無孔のコンクリート製溝蓋との区分を行っている。
而して、前述した構成のU字形溝排水蓋装置では、断
面U字溝形コンクリートブロック1が埋設されていれ
ば、その上に簡単な金属製受枠14を設け、この両側受枠
14の受板部14a上に嵩上げ用アジャストベース3を下面
両側部に有したグレーチング蓋2を載架することで施工
作業が済む。この状態で路面Aの舗装作業を行っても、
該受枠14の立上り側板部14bが上方に延出して路面Aと
同一高さとなっているので、アスファルト等の舗装材が
グレーチング蓋2の両側面に付いて脱着性が悪くなった
り、グレーチング蓋2がずれて片寄ったり、舗装材がグ
レーチング蓋2の隙間から侵入したりする不都合がなく
なる。これで簡単に施工が可能となる。
〔考案の効果〕
本考案は前述の如く構成したから、U字溝形コンクリ
ートブロックが埋設されていれば、その上に簡単な受枠
を設けるだけでグレーチング蓋の設置ができ、しかも路
面舗装時にアスファルト等の舗装材が該グレーチング蓋
の両側面に付いて脱着性が悪くなったり、グレーチング
がずれたり、舗装材がグレーチング蓋の隙間から侵入し
たりする不都合がなく、非常に施工が簡便なU字形溝排
水蓋装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は施工状態の断面図、第2図はグレーチング蓋と受
枠との平面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う断面
図、第4図は従来例を示す無孔のコンクリート製溝蓋を
用いた断面図、第5図は従来例を示すグレーチング蓋を
用いた断面図である。 A……路面、1……U字溝形コンクリートブロック、2
……グレーチング蓋、3……嵩上げ用アジャストベー
ス、14……受枠、14a……受板部、14b……側板部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】路面に埋設したU字溝形コンクリートブロ
    ックの開放上端面に、複数の無孔のコンクリート製溝蓋
    をその長手方向に沿って配列し、これらコンクリート製
    溝蓋の配列の途中の局部個所に、コンクリート製溝蓋が
    配置しない開放部を形成し、この開放部に格子状をなす
    排水用のグレーチング蓋をその周囲路面と面一となる状
    態に設けたU字形溝排水蓋装置において、 前記開放部におけるU字溝形コンクリートブロックの上
    端部に、この上端部に載置される受板部と、この受板部
    の外側から前記U字溝形コンクリートブロックの外側面
    に沿うように上下に突出し、かつその上端が路面と同一
    高さとなる側板部とを持つ金属製受枠を設け、この受枠
    の内側に前記グレーチング蓋を嵌め込んで設けたことを
    特徴とするU字形溝排水蓋装置。
JP1990035538U 1990-04-02 1990-04-02 U字形溝排水蓋装置 Expired - Lifetime JP2520089Y2 (ja)

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JP1990035538U JP2520089Y2 (ja) 1990-04-02 1990-04-02 U字形溝排水蓋装置

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Publication Number Publication Date
JPH03125884U JPH03125884U (ja) 1991-12-19
JP2520089Y2 true JP2520089Y2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=31540985

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830905U (ja) * 1981-08-24 1983-02-28 日立電子株式会社 磁気記録再生装置

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JPH03125884U (ja) 1991-12-19

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