JP2519791Y2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Publication number
JP2519791Y2
JP2519791Y2 JP9801991U JP9801991U JP2519791Y2 JP 2519791 Y2 JP2519791 Y2 JP 2519791Y2 JP 9801991 U JP9801991 U JP 9801991U JP 9801991 U JP9801991 U JP 9801991U JP 2519791 Y2 JP2519791 Y2 JP 2519791Y2
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JP
Japan
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mount
antenna
back cover
recess
cordless telephone
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9801991U
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English (en)
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JPH0541245U (ja
Inventor
斉 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコードレス電話機に関
し、特に生活防水機能と背面側着信表示機能を有するコ
ードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス電話機はダイヤル等を
備えた前面ケースと、背面を覆うカバーとを組み合わせ
て構成されている。そして通常は着信を知らせる表示を
前面ケースに設けているが、背面からも着信が確認でき
るように、背面カバーにも着信表示を設けるものが多
い。
【0003】そのようなコードレス電話機は、図4に示
すように背面カバー11に設けた孔に、半透明の樹脂で
成形したレンズ16をカバーの内側から接着するなどし
て着信表示窓とし、この位置に相当する前面ケース17
の印刷配線基盤19の上に発光ダイオード20を実装
し、レンズ16を照らすのが一般的である。このレンズ
16を半透明樹脂で成形するのは、光の拡散効果を高め
るためである。
【0004】また最近は、コードレス電話機の使用環境
も台所や風呂場など広範囲にわたり、濡れた手で触った
場合や多少の水しぶきがかかった場合でも安心して使え
るよう生活防水機能が要求されることが多い。図4の例
では、前面ケース17と背面カバー11との嵌合部にパ
ッキン18を入れたり、アンテナ15の取り付け部にリ
ング状のパッキン14を挟み込んでアンテナ15を固定
するのが一般的であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この従来のコードレス
電話機においては、アンテナ取り付け位置はアンテナ感
度を下げないためコードレス電話機の頭部位置に限定さ
れ、着信表示位置も背面から見やすくするため背面の上
方近辺に配置しなければならない。したがって小型化が
進んだ最近のコードレス電話機では、アンテナの取り付
け座と着信表示用のレンズを、背面ケースなどの頭部
(上部)の限られた狭いスペースに、近づけなければな
らないので、設計上無理を生じ、デザインの品質も低下
するという欠点があった。
【0006】本考案の目的は、このような欠点を解消
し、小型化されていても設計が容易で、デザインも良
く、しかも部品点数及び組み立て工数が削減できて生産
価格を引き下げることができるようなコードレス電話機
を提供することにある。またこのコードレス電話機は、
生活防水機能を有するものとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本考案のコードレス電話機は、一部に切り欠き孔3を
有する凹部2をアンテナ取り付け位置に設けた背面カバ
ー1と、凹部2に嵌合し背面カバー表面から外に突き出
すように形成されたアンテナ基部を支持するマウント4
と、マウント4を介して背面カバー1に取り付けられる
アンテナと、凹部2に設けた切り欠き孔3に適合する位
置に発光ダイオードの発光部がくるよう実装された印刷
配線基盤9とから構成され、マウント4が半透明の材質
によって形成されている構造とする。また、マウント4
がゴム状の弾性体でできている構造とする。
【0008】
【実施例】次に本考案の実施例について、図面を参照し
て詳しく説明する。図1は、本考案の一実施例を示す分
解斜視図である。図2は、図1の実施例のアンテナ取り
付け部を拡大して示した分解斜視図である。図3は、図
1の実施例のアンテナ取り付け部を拡大して示した断面
図である。図1に示すように本実施例は、前面ケースと
背面カバーの間に、生活防水機能を持たせるためのパッ
キン8を挟んで組み立てられている。この構造は従来例
と同じであるが、アンテナ取り付け部は、本考案独特の
構造になっている。
【0009】図に示すように、背面カバー1の頭部に凹
部2を設け、その凹部内面の立ち上がり面と底面にかけ
て、前面ケース方向に切り欠き孔3が設けられている。
マウント4は、凹部2に嵌入する部分とその部分より一
回り大きい外形の部分とが一体となった段付き円筒形に
つくられ、中心の孔は、アンテナ下部のねじ棒が貫通す
る。その材質は半透明に調色されたゴムなどの弾性体
で、所定の硬度のものが選ばれている。このマウント4
を背面カバー1に嵌入したのちアンテナ5の下部をマウ
ント4の孔を通して挿入し、背面カバーの内側で板ナッ
ト6などによって締めつけ固定される。マウント4が適
当にたわむので、背面カバー1とマウント4、マウント
4とアンテナ5との嵌合部の隙間を埋めパッキンとして
機能し生活防水機能が保たれる。
【0010】前面ケース7に実装された印刷配線基盤9
には、背面カバー1の凹部2の切り欠き孔3の位置に発
光部がくるよう、発光ダイオード10が取り付けられて
いる。そこで切り欠き孔3を通して発光ダイオード10
でマウント4の一部を照らすことによって、半透明のマ
ウント4の光拡散効果により、その背面カバー1より突
き出ている部分を発光させることができる。この発光は
充分遠くから視認でき、しかも前後左右どの方向からも
見えるので、発光ダイオード10に着信表示をさせれ
ば、周辺の人々のすべてに対し、アンテナ根元のマウン
ト4の発光により着信を知らせることができる。なおコ
ードレス電話機に生活防水機能を必要としない場合は、
アンテナをフレキシブル構造として取り付け部分に無理
がかからないようにしさえすれば、マウント4はとくに
弾性体である必要はない。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、従来、着
信表示用のレンズとアンテナ取り付け部のパッキンとい
う二つの部品で実現していた機能を一つの部品(マウン
ト)にもたせることにより、構成要素が減り設計が容易
となるとともに、デザイン品質も向上し、しかも部品点
数と組み立て工数が減少するという効果がある。前記マ
ウントをゴムなどの弾性体とすることによって、生活防
水機能を持たせることができるという効果がある。した
がって本考案の実施例は、これらの効果によって従来よ
り低価格にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の実施例のアンテナ取り付け部を拡大した
分解斜視図である。
【図3】図1の実施例のアンテナ取り付け部の断面図で
ある。
【図4】従来のコードレス電話機の構造例を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 背面カバー 2 凹部 3 孔 4 マウント 5 アンテナ 7 前面ケース 8 パッキン 9 印刷配線基盤 10 発光ダイオード

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に切り欠き孔を有する凹部をアンテ
    ナ取り付け位置に設けた背面カバーと、 前記凹部に嵌合し背面カバー表面から外に突き出すよう
    に形成されたアンテナ基部を支持するマウントと、 前記マウントを介して前記背面カバーに取り付けられる
    アンテナと、 前記凹部に設けた切り欠き孔の位置に発光ダイオードの
    発光部がくるよう実装された印刷配線基盤とから構成さ
    れ、 前記マウントが半透明の材質によって成形されているこ
    とを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 前記マウントがゴム状の弾性体でできて
    いることを特徴とする請求項1記載のコードレス電話
    機。
JP9801991U 1991-10-31 1991-10-31 コードレス電話機 Expired - Lifetime JP2519791Y2 (ja)

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JP9801991U JP2519791Y2 (ja) 1991-10-31 1991-10-31 コードレス電話機

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JPH0541245U JPH0541245U (ja) 1993-06-01
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ID=14208153

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JP2002305572A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Denso Corp 携帯型無線装置

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