JPH0541245U - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
- Publication number
- JPH0541245U JPH0541245U JP9801991U JP9801991U JPH0541245U JP H0541245 U JPH0541245 U JP H0541245U JP 9801991 U JP9801991 U JP 9801991U JP 9801991 U JP9801991 U JP 9801991U JP H0541245 U JPH0541245 U JP H0541245U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount
- antenna
- recess
- light emitting
- cordless telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンテナ取り付け機能と着信表示用のレンズ
の機能をアンテナ支持部のマウントに持たせることによ
り、小型化されたコードレス電話機の設計を容易にし、
デザインを向上させる。前記マウントを弾性体にして生
活防水機能も持たせる。 【構成】 背面カバー1のアンテナ取り付け位置に、一
部に切り欠き孔3を有する凹部2を設け、凹部2に嵌合
しカバー表面から外に突き出す形の、半透明の段付き円
筒状マウント4を介してアンテナ5をケース1に支持す
る。凹部2の切り欠き孔3の位置に発光部がくるよう配
線基盤上に発光ダイオード10を実装する。マウント4
はゴムなどの材質とすれば、防水機能を持たせることが
できる。
の機能をアンテナ支持部のマウントに持たせることによ
り、小型化されたコードレス電話機の設計を容易にし、
デザインを向上させる。前記マウントを弾性体にして生
活防水機能も持たせる。 【構成】 背面カバー1のアンテナ取り付け位置に、一
部に切り欠き孔3を有する凹部2を設け、凹部2に嵌合
しカバー表面から外に突き出す形の、半透明の段付き円
筒状マウント4を介してアンテナ5をケース1に支持す
る。凹部2の切り欠き孔3の位置に発光部がくるよう配
線基盤上に発光ダイオード10を実装する。マウント4
はゴムなどの材質とすれば、防水機能を持たせることが
できる。
Description
【0001】
本考案はコードレス電話機に関し、特に生活防水機能と背面側着信表示機能を 有するコードレス電話機に関する。
【0002】
従来、コードレス電話機はダイヤル等を備えた前面ケースと、背面を覆うカバ ーとを組み合わせて構成されている。そして通常は着信を知らせる表示を前面ケ ースに設けているが、背面からも着信が確認できるように、背面カバーにも着信 表示を設けるものが多い。
【0003】 そのようなコードレス電話機は、図4に示すように背面カバー11に設けた孔 に、半透明の樹脂で成形したレンズ16をカバーの内側から接着するなどして着 信表示窓とし、この位置に相当する前面ケース17の印刷配線基盤19の上に発 光ダイオード20を実装し、レンズ16を照らすのが一般的である。このレンズ 16を半透明樹脂で成形するのは、光の拡散効果を高めるためである。
【0004】 また最近は、コードレス電話機の使用環境も台所や風呂場など広範囲にわたり 、濡れた手で触った場合や多少の水しぶきがかかった場合でも安心して使えるよ う生活防水機能が要求されることが多い。図4の例では、前面ケース17と背面 カバー11との嵌合部にパッキン18を入れたり、アンテナ15の取り付け部に リング状のパッキン14を挟み込んでアンテナ15を固定するのが一般的であっ た。
【0005】
この従来のコードレス電話機においては、アンテナ取り付け位置はアンテナ感 度を下げないためコードレス電話機の頭部位置に限定され、着信表示位置も背面 から見やすくするため背面の上方近辺に配置しなければならない。したがって小 型化が進んだ最近のコードレス電話機では、アンテナの取り付け座と着信表示用 のレンズを、背面ケースなどの頭部(上部)の限られた狭いスペースに、近づけ なければならないので、設計上無理を生じ、デザインの品質も低下するという欠 点があった。
【0006】 本考案の目的は、このような欠点を解消し、小型化されていても設計が容易で 、デザインも良く、しかも部品点数及び組み立て工数が削減できて生産価格を引 き下げることができるようなコードレス電話機を提供することにある。またこの コードレス電話機は、生活防水機能を有するものとする。
【0007】
前記の目的を達成するため本考案のコードレス電話機は、一部に切り欠き孔3 を有する凹部2をアンテナ取り付け位置に設けた背面カバー1と、凹部2に嵌合 し背面カバー表面から外に突き出すように形成されたアンテナ基部を支持するマ ウント4と、マウント4を介して背面カバー1に取り付けられるアンテナと、凹 部2に設けた切り欠き孔3に適合する位置に発光ダイオードの発光部がくるよう 実装された印刷配線基盤9とから構成され、マウント4が半透明の材質によって 形成されている構造とする。また、マウント4がゴム状の弾性体でできている構 造とする。
【0008】
次に本考案の実施例について、図面を参照して詳しく説明する。図1は、本考 案の一実施例を示す分解斜視図である。図2は、図1の実施例のアンテナ取り付 け部を拡大して示した分解斜視図である。図3は、図1の実施例のアンテナ取り 付け部を拡大して示した断面図である。図1に示すように本実施例は、前面ケー スと背面カバーの間に、生活防水機能を持たせるためのパッキン8を挟んで組み 立てられている。この構造は従来例と同じであるが、アンテナ取り付け部は、本 考案独特の構造になっている。
【0009】 図に示すように、背面カバー1の頭部に凹部2を設け、その凹部内面の立ち上 がり面と底面にかけて、前面ケース方向に切り欠き孔3が設けられている。マウ ント4は、凹部2に嵌入する部分とその部分より一回り大きい外形の部分とが一 体となった段付き円筒形につくられ、中心の孔は、アンテナ下部のねじ棒が貫通 する。その材質は半透明に調色されたゴムなどの弾性体で、所定の硬度のものが 選ばれている。このマウント4を背面カバー1に嵌入したのちアンテナ5の下部 をマウント4の孔を通して挿入し、背面カバーの内側で板ナット6などによって 締めつけ固定される。マウント4が適当にたわむので、背面カバー1とマウント 4、マウント4とアンテナ5との嵌合部の隙間を埋めパッキンとして機能し生活 防水機能が保たれる。
【0010】 前面ケース7に実装された印刷配線基盤9には、背面カバー1の凹部2の切り 欠き孔3の位置に発光部がくるよう、発光ダイオード10が取り付けられている 。そこで切り欠き孔3を通して発光ダイオード10でマウント4の一部を照らす ことによって、半透明のマウント4の光拡散効果により、その背面カバー1より 突き出ている部分を発光させることができる。この発光は充分遠くから視認でき 、しかも前後左右どの方向からも見えるので、発光ダイオード10に着信表示を させれば、周辺の人々のすべてに対し、アンテナ根元のマウント4の発光により 着信を知らせることができる。なおコードレス電話機に生活防水機能を必要とし ない場合は、アンテナをフレキシブル構造として取り付け部分に無理がかからな いようにしさえすれば、マウント4はとくに弾性体である必要はない。
【0011】
以上説明したように本考案は、従来、着信表示用のレンズとアンテナ取り付け 部のパッキンという二つの部品で実現していた機能を一つの部品(マウント)に もたせることにより、構成要素が減り設計が容易となるとともに、デザイン品質 も向上し、しかも部品点数と組み立て工数が減少するという効果がある。前記マ ウントをゴムなどの弾性体とすることによって、生活防水機能を持たせることが できるという効果がある。したがって本考案の実施例は、これらの効果によって 従来より低価格にすることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の実施例のアンテナ取り付け部を拡大した
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】図1の実施例のアンテナ取り付け部の断面図で
ある。
ある。
【図4】従来のコードレス電話機の構造例を示す分解斜
視図である。
視図である。
1 背面カバー 2 凹部 3 孔 4 マウント 5 アンテナ 7 前面ケース 8 パッキン 9 印刷配線基盤 10 発光ダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】 一部に切り欠き孔を有する凹部をアンテ
ナ取り付け位置に設けた背面カバーと、 前記凹部に嵌合し背面カバー表面から外に突き出すよう
に形成されたアンテナ基部を支持するマウントと、 前記マウントを介して前記背面カバーに取り付けられる
アンテナと、 前記凹部に設けた切り欠き孔の位置に発光ダイオードの
発光部がくるよう実装された印刷配線基盤とから構成さ
れ、 前記マウントが半透明の材質によって成形されているこ
とを特徴とするコードレス電話機。 - 【請求項2】 前記マウントがゴム状の弾性体でできて
いることを特徴とする請求項1記載のコードレス電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801991U JP2519791Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801991U JP2519791Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | コードレス電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541245U true JPH0541245U (ja) | 1993-06-01 |
JP2519791Y2 JP2519791Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=14208153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9801991U Expired - Lifetime JP2519791Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519791Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305572A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Denso Corp | 携帯型無線装置 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP9801991U patent/JP2519791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305572A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Denso Corp | 携帯型無線装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2519791Y2 (ja) | 1996-12-11 |
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