JP2518598Y2 - 魔法瓶の液体注入構造 - Google Patents
魔法瓶の液体注入構造Info
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- JP2518598Y2 JP2518598Y2 JP1993024640U JP2464093U JP2518598Y2 JP 2518598 Y2 JP2518598 Y2 JP 2518598Y2 JP 1993024640 U JP1993024640 U JP 1993024640U JP 2464093 U JP2464093 U JP 2464093U JP 2518598 Y2 JP2518598 Y2 JP 2518598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermos
- inlet
- liquid
- leachate
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J41/00—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
- A47J41/0005—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars comprising a single opening for filling and dispensing provided with a stopper
- A47J41/0027—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars comprising a single opening for filling and dispensing provided with a stopper the stopper incorporating a dispensing device, i.e. the fluid being dispensed through the stopper
- A47J41/0033—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars comprising a single opening for filling and dispensing provided with a stopper the stopper incorporating a dispensing device, i.e. the fluid being dispensed through the stopper comprising a pumping system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/44—Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
- A47J31/50—Urns with devices for keeping beverages hot or cool
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、コーヒーや
紅茶等の浸出液を内瓶の内部に注入するのに適した魔法
瓶の液体注入構造に関する。
紅茶等の浸出液を内瓶の内部に注入するのに適した魔法
瓶の液体注入構造に関する。
【0002】
【従来の技術】魔法瓶には、大別して液体を注入するた
めの注入口を中栓で閉塞した構造のものと、中栓それ自
体に注入口を有する構造のものとがある。そして、上述
したような浸出液を直接ドリップして注入するには、前
者の場合には一旦注入口から中栓を取外して行ない、ま
た後者の場合には注入口に中栓を取付けたままで行な
う。
めの注入口を中栓で閉塞した構造のものと、中栓それ自
体に注入口を有する構造のものとがある。そして、上述
したような浸出液を直接ドリップして注入するには、前
者の場合には一旦注入口から中栓を取外して行ない、ま
た後者の場合には注入口に中栓を取付けたままで行な
う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の、コーヒーや紅
茶等の浸出液は、浸出開始時と浸出終了時とではその濃
度が異なるため、上述したように単に注入口を形成した
だけの魔法瓶では、何れの場合でも、内瓶の底部から順
次溜って行く浸出液は、沈殿物と上澄みの如くに濃度が
異なる現象が生じてしまう。このため、撹拌等の作業が
必要となる。
茶等の浸出液は、浸出開始時と浸出終了時とではその濃
度が異なるため、上述したように単に注入口を形成した
だけの魔法瓶では、何れの場合でも、内瓶の底部から順
次溜って行く浸出液は、沈殿物と上澄みの如くに濃度が
異なる現象が生じてしまう。このため、撹拌等の作業が
必要となる。
【0004】そこでこの考案は、撹拌等の煩雑な操作を
何等必要とすることなく均一した濃度に浸出液を注入で
きる魔法瓶の液体注入構造の提供を目的とする。
何等必要とすることなく均一した濃度に浸出液を注入で
きる魔法瓶の液体注入構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、内瓶内に液
体を注入するための注入口を上部に開口した魔法瓶であ
って、上記注入口の近傍に、揚水用の揚水パイプとは別
に、上記注入口と連通し、下端が内瓶の底部近傍に達す
る浸出液等注入用の注入パイプを垂設した魔法瓶の液体
注入構造であることを特徴とする。
体を注入するための注入口を上部に開口した魔法瓶であ
って、上記注入口の近傍に、揚水用の揚水パイプとは別
に、上記注入口と連通し、下端が内瓶の底部近傍に達す
る浸出液等注入用の注入パイプを垂設した魔法瓶の液体
注入構造であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この考案によれば、上述の注入口から直接ドリ
ップした浸出液は、注入パイプを介して、内瓶の底部に
導出されて内瓶の底部側から順次貯溜していくと共
に、、滴下する浸出液が、既に貯溜した浸出液を押圧し
て、内瓶内に貯溜した浸出液内に流動を起こす。
ップした浸出液は、注入パイプを介して、内瓶の底部に
導出されて内瓶の底部側から順次貯溜していくと共
に、、滴下する浸出液が、既に貯溜した浸出液を押圧し
て、内瓶内に貯溜した浸出液内に流動を起こす。
【0007】
【考案の効果】上述の結果、注入時に内瓶内に貯溜する
浸出液内で起こる流動により、先に滴下した濃度の濃い
浸出液は上方へ、後に滴下する濃度の薄い浸出液は下方
から上方へ、順次流動撹拌されて、内瓶内の浸出液濃度
が均一化される。このため、従前の如き撹拌等の煩雑な
操作が不要となり、手数の省略を図ることができると共
に、浸出液の旨味が逃げるのを防止することができる効
果がある。
浸出液内で起こる流動により、先に滴下した濃度の濃い
浸出液は上方へ、後に滴下する濃度の薄い浸出液は下方
から上方へ、順次流動撹拌されて、内瓶内の浸出液濃度
が均一化される。このため、従前の如き撹拌等の煩雑な
操作が不要となり、手数の省略を図ることができると共
に、浸出液の旨味が逃げるのを防止することができる効
果がある。
【0008】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は魔法瓶の一例としてのエアポット1の液
体注入構造を示す断面図であって、コーヒーや紅茶など
のような浸出液を注入するのに適した液体注入構造を備
えている。
述する。図1は魔法瓶の一例としてのエアポット1の液
体注入構造を示す断面図であって、コーヒーや紅茶など
のような浸出液を注入するのに適した液体注入構造を備
えている。
【0009】同図に示す如くこのエアポット1は、本体
ケース2内に保持する内瓶3の上部に本体注入口4を形
成し、この本体注入口4に中栓5を着脱自在に装着して
いる。
ケース2内に保持する内瓶3の上部に本体注入口4を形
成し、この本体注入口4に中栓5を着脱自在に装着して
いる。
【0010】上述の中栓5は、互いに連通する吐出パイ
プ6と揚水パイプ7とを設けると共に、図2に示すよう
に、蓋体8に内蔵したベローズポンプ9からのエアを送
り込むと共に、中栓5を装着した状態のままで浸出液等
の液体の注入を行なうための中栓注入口10を形成し、
この中栓注入口10の下部に、連通室11を介して上述
の中栓注入口10と連通する注入パイプ12を垂設して
いる。
プ6と揚水パイプ7とを設けると共に、図2に示すよう
に、蓋体8に内蔵したベローズポンプ9からのエアを送
り込むと共に、中栓5を装着した状態のままで浸出液等
の液体の注入を行なうための中栓注入口10を形成し、
この中栓注入口10の下部に、連通室11を介して上述
の中栓注入口10と連通する注入パイプ12を垂設して
いる。
【0011】この注入パイプ12の長さは、その下端が
内瓶3の底部近傍に達する長さであり、注入パイプ12
を通して注入される液体が、既に内瓶3内の底部に注入
されて貯溜している液体を押圧して、貯溜液体内に流動
および撹拌を起こさせることを可能としている。そし
て、この注入パイプ12と上述した揚水パイプ7とは、
図1に示すように、合成樹脂もしくは金属等からなる結
束具13で互に結束固定している。
内瓶3の底部近傍に達する長さであり、注入パイプ12
を通して注入される液体が、既に内瓶3内の底部に注入
されて貯溜している液体を押圧して、貯溜液体内に流動
および撹拌を起こさせることを可能としている。そし
て、この注入パイプ12と上述した揚水パイプ7とは、
図1に示すように、合成樹脂もしくは金属等からなる結
束具13で互に結束固定している。
【0012】このように構成したエアポット1の液体注
入構造の作用を以下に説明する。図2に示したように、
浸出液をドリップするドリッパ14を中栓注入口10の
上方に位置させてドリップを行なうと、浸出液は注入パ
イプ12を通って、内瓶3の底部に導出されてその底部
側から順次貯溜していくと共に、滴下する浸出液が、既
に内瓶3内に貯溜した浸出液を押圧して、内瓶内に貯溜
した浸出液内に流動を起こす。
入構造の作用を以下に説明する。図2に示したように、
浸出液をドリップするドリッパ14を中栓注入口10の
上方に位置させてドリップを行なうと、浸出液は注入パ
イプ12を通って、内瓶3の底部に導出されてその底部
側から順次貯溜していくと共に、滴下する浸出液が、既
に内瓶3内に貯溜した浸出液を押圧して、内瓶内に貯溜
した浸出液内に流動を起こす。
【0013】そして、この流動によって、浸出開始時と
浸出終了時とで異なる濃度の浸出液の均一化する。すな
わち、先に滴下した濃度が濃い浸出液は上方へ、後に滴
下する濃度が薄い浸出液は下方から上方へ、順次流動撹
拌されて、内瓶3内に貯溜した浸出液の濃度は均一化さ
れる。
浸出終了時とで異なる濃度の浸出液の均一化する。すな
わち、先に滴下した濃度が濃い浸出液は上方へ、後に滴
下する濃度が薄い浸出液は下方から上方へ、順次流動撹
拌されて、内瓶3内に貯溜した浸出液の濃度は均一化さ
れる。
【0014】このため、従前の如く撹拌等の煩雑な操作
が不要となり、手数の省略を図ることができると共に、
掻き混ぜることによる風味の喪失を防止し、かつ浸出液
の旨味が逃げるのを防止することができる効果がある。
が不要となり、手数の省略を図ることができると共に、
掻き混ぜることによる風味の喪失を防止し、かつ浸出液
の旨味が逃げるのを防止することができる効果がある。
【0015】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、の考案の魔法瓶は、実施例のエアポット1に
対応し、以下同様に、注入口は、中栓注入口10に対応
するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
において、の考案の魔法瓶は、実施例のエアポット1に
対応し、以下同様に、注入口は、中栓注入口10に対応
するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0016】例えば、魔法瓶はエア注出タイプのものに
代えて本体を傾けて注出する傾動注出タイプのものであ
るもよく、また、中栓5の有無も問わない。中栓5のな
い魔法瓶では、本体注入口の適宜の位置に注入パイプを
着脱自在に取り付け、この注入パイプの上端から液体を
ドリップすべく構成すればよい。
代えて本体を傾けて注出する傾動注出タイプのものであ
るもよく、また、中栓5の有無も問わない。中栓5のな
い魔法瓶では、本体注入口の適宜の位置に注入パイプを
着脱自在に取り付け、この注入パイプの上端から液体を
ドリップすべく構成すればよい。
【0017】さらに、ドリッパが魔法瓶と一体になった
構造のものである場合には、ドリッパと魔法瓶の内瓶と
の間の部分、すなわち注入口に前述の如き作用を成す注
入パイプを設ければよい。
構造のものである場合には、ドリッパと魔法瓶の内瓶と
の間の部分、すなわち注入口に前述の如き作用を成す注
入パイプを設ければよい。
【図1】本考案の魔法瓶の一例としてのエアポットの液
体注入構造を示す断面図。
体注入構造を示す断面図。
【図2】図1の要部拡大断面図。
1…エアーポット(魔法瓶) 3…内瓶7…揚水パイプ 4…本体注入口 10…中栓注入口(注入口) 12…注入パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−128726(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】内瓶(3)内に液体を注入するための注入
口を上部に開口した魔法瓶であって、上 記注入口の近傍に、揚水用の揚水パイプ(7)とは別
に、上記注入口と連通し、下端が内瓶(3)の底部近傍
に達する浸出液等注入用の注入パイプ(12)を垂設し
た魔法瓶の液体注入構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024640U JP2518598Y2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 魔法瓶の液体注入構造 |
DE1994600031 DE69400031T2 (de) | 1993-04-13 | 1994-04-11 | Isolierflasche mit einer Vorrichtung zum Zuführen von Flüssigkeit. |
EP19940200967 EP0619972B1 (en) | 1993-04-13 | 1994-04-11 | Thermos bottle comprising a liquid feeding structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024640U JP2518598Y2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 魔法瓶の液体注入構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675337U JPH0675337U (ja) | 1994-10-25 |
JP2518598Y2 true JP2518598Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12143735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993024640U Expired - Lifetime JP2518598Y2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 魔法瓶の液体注入構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0619972B1 (ja) |
JP (1) | JP2518598Y2 (ja) |
DE (1) | DE69400031T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1019321C2 (nl) * | 2001-11-07 | 2003-05-12 | Bravilor Holding Bv | Thermoskan. |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE404722C (de) * | 1924-07-21 | 1924-10-21 | Jules Louis Lemoine | Maschine zur Bereitung von Kaffee- und aehnlichen Aufguessen |
US4386556A (en) * | 1981-11-09 | 1983-06-07 | Romey Sr Edward J | Coffee maker with insulated dispensing container |
GB2121951B (en) * | 1982-05-28 | 1985-08-29 | Tokyo Shibaura Electric Co | A heat pot |
JPH0428536Y2 (ja) * | 1988-02-29 | 1992-07-10 | ||
US4924922A (en) * | 1988-10-17 | 1990-05-15 | Black & Decker, Inc. | Brew through lid for coffee maker |
US5038959A (en) * | 1990-03-26 | 1991-08-13 | Cafe 98 Industries Ltd. | Coffee lid |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP1993024640U patent/JP2518598Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-04-11 EP EP19940200967 patent/EP0619972B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-04-11 DE DE1994600031 patent/DE69400031T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0619972A1 (en) | 1994-10-19 |
JPH0675337U (ja) | 1994-10-25 |
DE69400031T2 (de) | 1996-05-15 |
DE69400031D1 (de) | 1995-12-21 |
EP0619972B1 (en) | 1995-11-15 |
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