JP2518584B2 - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JP2518584B2
JP2518584B2 JP4192200A JP19220092A JP2518584B2 JP 2518584 B2 JP2518584 B2 JP 2518584B2 JP 4192200 A JP4192200 A JP 4192200A JP 19220092 A JP19220092 A JP 19220092A JP 2518584 B2 JP2518584 B2 JP 2518584B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像形成装置に
接続可能であり、前記接続される画像形成装置にデジタ
ル画像信号を出力する画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば原稿を光電的に読取っ
て得た画像信号を、画像形成装置に出力する画像出力装
置に関して提案がなされている。
【0003】しかし、これらはデジタル複写機等、画像
信号を出力する画像出力装置と画像形成装置が1対1の
対応となってるものが大半である。また1つの画像出力
装置から出力される画像信号を複数の画像形成装置で像
形成を行うことも考えられるが、この場合には様々な問
題を生じる。
【0004】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、画像形成され
るべき記録媒体のサイズ等、画像形成するにあたって様
々な指定が行われる。しかしながら、操作者は、上記複
数の画像形成装置のうち、いずれの画像形成装置がこの
ような指定に係わる画像形成を実行可能であるかを容易
に認識することができず、例えば所望のサイズの記録媒
体がセットされていない画像形成装置に画像信号を出力
してしまう恐れがあった。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】本発明の目的は、デジタル画像信号に基づ
いて記録媒体に画像形成する複数の画像形成装置に接続
可能であり、前記接続される画像形成装置にデジタル画
像信号を出力する画像出力装置において、簡単な操作に
より入力した指定情報による指定に係わる画像形成が可
能な画像形成装置を選択してデジタル画像情報を出力す
ることができる画像出力装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明に従う画像出力装置は、デジタル画
像信号に基づいて記録媒体に画像形成する複数の画像形
成装置に接続可能であり、前記接続される画像形成装置
にデジタル画像信号を出力する画像出力装置であって、
画像形成に関する指定情報を入力する手段と、前記複数
の画像形成装置のそれぞれから、各画像形成装置に関す
る装置情報を入力する手段と、前記指定情報による指定
に係る画像形成が可能な画像形成装置を操作者に認識さ
せるべく、前記指定情報及び前記装置情報に基づいて、
前記複数の画像形成装置のうち、前記指定情報による指
定に係る画像形成が可能な画像形成装置を表す識別情報
を表示する手段と、前記表示された識別情報に対応する
画像形成装置のうち、デジタル画像信号を出力すべき画
像形成装置を選択するために操作される操作手段とを有
することを特徴とする。好適には、前記指定情報は、画
像形成されるべき記録媒体のサイズを示す情報であり、
前記装置情報は、当該画像形成装置にセットされている
記録媒体のサイズを示す情報を含む。
【0011】
【実施例】以下、実施例をもとに本発明の詳細な説明行
をう。
【0012】図1は、本発明によるシステムの外観図で
ある。
【0013】原稿画像の読み取りを行うリーダ1,2の
信号線は多入力多出力装置3に接続され、多入力多出力
装置3からは、紙等の被記録材に画像記録するプリンタ
4,5に信号線が接続されている。図1においては、リ
ーダ2台、プリンタ2台のみしか描かれていないが、そ
れ以下及び以上の台数による組み合わせも勿論可能であ
る。尚、本実施例においては、最大接続台数をリーダ4
台、プリンタ8台にしている。
【0014】次に、図2〜図6を使用して上記リーダ、
上記多入力多出力装置及び上記プリンタの内部の詳細な
説明を行う。
【0015】図2、3は、リーダ1,2の内部の構成例
を示す構成図である。
【0016】本実施例においては、高速、高密度読み取
りを実現するために、原稿像を2個のCCDによって読
み取り、これを1つの信号に継いで1ラインの画像信号
として生成する方法を取っている。
【0017】はじめに、図2の説明から行う。
【0018】光学レンズ10,11は、不図示の原稿台
に置かれた原稿像をCCD12,13上に結像させるた
めに使用される。原稿像は、不図示の光学系により逐次
走査されるが、こうした読み取り技術は周知の技術であ
るので、詳細な説明は省略する。
【0019】CCD12,14は原稿像の濃淡を電気信
号に変換する。この電気信号は増幅回路14,15で増
幅されアナログ・デジタル変換器(A/D変換器)1
4,15で画素毎に多値のデジタル信号に変換される。
【0020】更に、デジタル信号はシェーディング補正
回路18,19で光源の発光むら、光学系の光度分布の
むら、CCDの感度むら等に起因するシェーディングの
除去をされたあと、2値化回路20,21におくられ2
値のデジタル画像信号VD1信号、VD2信号に夫々変
換される。
【0021】2値化は、ラッチ回路26で与えられた一
定の2値化レベルを用いる方法と、ディザROM24,
25で所定のマトリクス・サイズ内で周期的に変化させ
られた2値化レベルを用いる方法、いわゆるディザ法の
2種類の2値化処理をセレクタ22,23で選択切り換
えている。ディザ法は、2値信号を使用して擬似的に中
間調を再現する方法でファクシミリ等に広く使用されて
いる。
【0022】本実施例においては、文字原稿等には一定
の2値化レベルを与える方法、写真等の階調を必要とす
る原稿にはディザ法を選択することにより最適な複写像
を得る事が可能になっている。
【0023】ディザROM24,25には、副走査方向
のライン数をカウントするカウンタ27と主走査方向の
画素数をカウントするカウンタ28,29で与えられる
アドレスに記憶されているディザ・パターンを逐次読み
出す。尚、CCD12,CCD13で読み取った電気信
号を1ラインに合成する際にその継ぎ目でディザ・パタ
ーンが乱れることを防ぐために、カウンタ29に最適な
カウントのプリセット・データを与えるラッチ回路30
が接続されている。
【0024】このラッチ回路30や、その他の図2、3
中のラッチ回路は、CPU38のCPUバスに接続され
ており、CPU38によってデータをラッチされる。C
PU38は、ROM39に書き込まれた制御プログラム
により動作し、RAM40、I/Oポート41、タイマ
回路42、シリアル回路43、キー表示駆動回路44を
使用してリーダ全体の制御を行う。
【0025】CPU38は、ディップ・スイッチ46で
設定された値により調整や動作確認のための制御を行っ
たりする。
【0026】キー表示駆動回路44は、操作部45のキ
ー・マトリクスの走査及びLED等の表示器の駆動を行
うための回路である。又、シリアル回路43はプリン
タ、多入力多出力装置(Multi Input Mu
lti Output Unit=MIMOU)に制御
の指令を与えたり、逆に情報を受け取るために使用され
る回路である。
【0027】発振回路32は、CCD12及び13を駆
動するためのCCD駆動回路31や、その他の画像信号
を扱う部分にタイミングを与える。発振信号は、カウン
タ33でカウントされ、カウント値は、更に、デコーダ
34に入力され各種のタイミングが生成される。
【0028】デコーダ34では、副走査方向1ライン毎
の内部同期HS信号が生成されセレクタ35に入力され
る。セレクタ35には、プリンタが接続された時にプリ
ンタから送られて来る同様の同期信号BD信号(後述)
も入力されており、CPU38は図10のフローチャー
トに示した手順に従い、リーダにプリンタが直接接続さ
れている時にはBD信号を選択し、リーダに多入力多出
力装置が接続されている時にはHS信号を自動的に選択
する。選択された信号は、HSBD信号として副走査方
向の同期信号として使用される。HSBD信号は、カウ
ンタ33にも入力されカウントのリセット信号として使
用される。
【0029】カウンタ33からは、後述のメモリ60〜
63に画信号のVD1信号、VD2信号を書き込む際の
書き込みクロックのオリジナル・クロックが出力され、
レート・マルチプライヤ36を介してメモリの書き込み
クロックWCLK信号となる。レート・マルチプライヤ
36は、入力されたクロック信号を外部から与えられる
制御信号(本実施例においては、ラッチ回路37)の値
により分周し出力するものである。本実施例において
は、主走査方向に関する画像の変倍を行うために使用さ
れている。
【0030】次に、図3の説明を行う。
【0031】ラッチ回路50,51,52は、夫々ライ
ト・カウンタ53、リード・カウンタ54,55のプリ
セット・データを与える。ライト・カウンタ53は、メ
モリ60〜63にVD1信号、VD2信号を書き込む際
のメモリ・アドレスをレート・マルチプライヤ36から
のWCLK信号により発生する。リード・カウンタ5
4,55は、逆に、メモリ60〜63から、書き込んだ
VD1信号、VD2信号を読み出す際のメモリ・アドレ
スをRCLK信号(後述)により発生する。
【0032】ライト・カウンタ53、リード・カウンタ
54,55より出力されるメモリのアドレス信号は、セ
レクタ56〜59に入力されライト・カウンタ53か、
リード・カウンタ54,55のいずれかの信号を選択し
メモリ60〜63に与える。
【0033】メモリは、メモリ60,61とメモリ6
2,63の組になり、一方の組が書き込み動作をしてい
る時には、他方の組は読み出し動作をすることにより、
信号速度の変換を実現している。
【0034】一組のメモリは、書き込み動作し読み出し
動作を繰り返し行い、書き込み動作時にはライト・カウ
ンタ53よりの信号を、又、読み出し動作時には、リー
ド・カウンタ54,55よりの信号をセレクタ56〜5
9から与えられて動作する。上記書き込み動作、読み出
し動作の繰り返し制御は、上述のHSBD信号により行
う。
【0035】メモリ60〜63より読み出されたVD1
信号とVD2信号は、セレクタ70に入力されVD1信
号とVD2信号の合成を行い、更に画像反転やトリミン
グ処理等の編集処理を画像処理回路71で行ってプリン
タ、又は、多入力多出力装置に送られる。
【0036】発振回路66は、読み出し動作時の基準タ
イミングとなる発振信号を発生する。制御回路67は、
セレクタ35からのHSBD信号により書き込み制御を
行うための回路であり、所定のタイミング(後述)によ
りレフト・マージン・カウンタ68、ビット・カウンタ
69の動作を制御する。
【0037】レート・マルチプライヤ64、ラッチ回路
65は、前述のレート・マルチプライヤ36、ラッチ回
路37と同様に読み出しクロックRCLK信号を生成す
る。
【0038】次に、図4の説明を行う。
【0039】図4は、多入力多出力装置(以下MIMO
Uとする)の内部の構成例を示す構成図である。MIM
OU100に、4台のリーダ101〜104と8台のプ
リンタ111〜118が接続された様子を示すとともに
内部の構成を図示してある。
【0040】MIMOU100は、多入力多出力コント
ローラ(Multi InputMulti Outp
ut Controller 以下MIMOCとする)
120、プリンタ111〜118に1対1対応で使用す
る同期メモリ基板(Synchronous Memo
ry Board以下SBDとする)121〜128、
操作部147の3種類のユニットにより構成されてい
る。
【0041】MIMOC120は、リーダ101〜10
4が接続されるユニットであり、各リーダのシリアル回
路43に接続するシリアル回路131〜134とプリン
タ112〜128に接続するシリアル回路135を持っ
ている。これらの回路は、CPU140により動作制御
される。尚、CPU140は、ROM141に書き込ま
れた制御プログラムにより動作し、CPUバスに接続さ
れたRAM142、I/Oポート143、割り込みコン
トローラ144、タイマ回路145及びキー・表示駆動
回路146を使用してMIMOU100全体の制御を行
う。
【0042】MIMOC120からは、図示のように制
御バスCBと画像バスIBがSBD121〜128に出
力されている。
【0043】画像バスIBは、リーダ101〜104か
ら夫々送られてくる画像信号及び画像信号の制御信号を
一まとめにして伝送する信号バスである。
【0044】制御バスCBは、プリンタ111〜118
との間のシリアル信号(プリンタ111〜118は、シ
リアル回路135で生成されるシリアル信号によってM
IMOU100とやり取りを行う)やI/Oポート14
3のSBD制御信号の信号バスである。
【0045】本実施例においては、複写開始の指令はリ
ーダが行い、MIMOU100はリーダに対してスレー
プの関係にある。このため、リーダからシリアル信号が
いつ来るか分からないので、MIMOUではリーダ1台
に対し一つのシリアル回路を割り当て、CPU140に
より全てのリーダからシリアル信号に対処する構成とな
っている。一方、プリンタに対しては、MIMOU10
0はマスタの関係にあるのでシリアル信号のやり取りを
プリンタ毎に逐次行うことにより一つのシリアル回路1
35で複数のプリンタとのシリアル信号のやり取りを可
能にしている。
【0046】操作部147は、キー・表示駆動回路14
6により、キー・マトリクスの走査及び表示器の駆動を
される。操作部147の詳細は後述する。
【0047】SBD121〜128は、リーダから送ら
れてきた画信号の出力とプリンタの動作の同期を取るた
めに使用される。このSBDについては、更に図4を使
って説明を行う。
【0048】図5は、SBD121〜128の具体的な
回路構成例を示す回路図である。
【0049】図5において、セレクタ150は複数のリ
ーダから送られて来た画像の制御信号のうちから、CP
U140に割り当てられたリーダの制御信号を選択する
ための切り換え回路である。
【0050】選択された制御信号は、ライト・カウンタ
151及びVEカウンタ152に送られメモリ171〜
178に画像信号を書き込むためのアドレス信号やメモ
リの書き込みのセレクト信号等を生成する。
【0051】セレクタ182は、同様に選択されたリー
ダの画像信号を選択するための切り換え回路であり、選
択された画像信号はメモリ171〜178に並列に入力
されセレクタ161〜168によって書き込みセレクト
されたメモリに記憶される。
【0052】ライト・カウンタ151では、メモリ17
1〜178に画像信号を書き込むためのアドレス信号の
生成を行い、このアドレス信号はセレクタ161〜16
8に入力される。
【0053】VEカウンタ152では、画像の1ライン
を示す制御信号線(VE信号)のカウントを行い、カウ
ント値はデコーダ153に入力され、8つのメモリ17
1〜178のどのメモリに書き込みを行うかの書き込み
セレクト信号を生成し、セレクタ161〜168に入力
される。
【0054】これらの回路は、接続されたリーダから送
られて来る画像の開始を示す制御信号線(VSYNC信
号)により初期化される。メモリへの書き込みは、メモ
リ171,メモリ172,メモリ173…メモリ17
7,メモリ178,メモリ171…のように順番に行わ
れる。
【0055】一方、メモリ171〜178からの画像信
号の読み出しは、メモリ全体の半分に画像信号を書き込
んだ時、すなわち、本実施例においては、メモリ174
に書き込んだ時に開始される。この読み出し開始の制御
信号はデコーダ153で生成されてBD制御回路154
に入力される。
【0056】BD制御回路154は、上述のVSYNC
信号で初期化された後、デコーダ153から読み出し開
始の制御信号が来るまで、接続されたプリンタから送ら
れて来るBD信号の出力(BD’信号)を禁止する。B
D’信号の出力禁止が解除されるとBD’信号は制御回
路158を駆動し、メモリからの読み出しを、書き込み
時と同様にメモリ171,メモリ172,メモリ173
…メモリ177,メモリ178,メモリ171…のよう
に順番に行う。
【0057】発振回路155,制御回路158,レフト
・マージン・カウンタ156及びビット・カウンタ15
7は、図3に示したリーダの発振回路66,制御回路6
7,レフト・マージン・カウンタ68及びビット・カウ
ンタ69に対応しほぼ同様の機能を持っている。異なる
点は、制御回路158からVE信号に類似のVE’信号
が生成されVEカウンタ180に入力されている点であ
る。
【0058】VEカウンタ180では、VE’信号のカ
ウントを行い、カウント値はデコーダ181に入力さ
れ、どのメモリから読み出しを行うかの読み出しセレク
ト信号を生成し、セレクタ161〜168に夫々入力さ
れる。
【0059】セレクタ161〜168では、ライト・カ
ウンタ151とデコーダ153、若しくはビット・カウ
ンタ157とデコーダ181からの信号を使用して、メ
モリ171〜178への書き込み、読み出しの制御を行
う。
【0060】メモリ171〜178から読み出された画
像信号は、セレクタ185で読み出し中のメモリの画像
信号のみを選択しVD信号としてプリンタに送られる。
【0061】制御バスCBは、ラッチ回路183,イン
ターフェース回路184及び制御回路185に入力され
る。
【0062】ラッチ回路183は、セレクタ150,1
82へのセレクト制御信号のラッチを行う。このラッチ
は、制御回路185が制御バス信号を監視しデイプ・ス
イッチ186で設定された値と制御バスCBで指定され
たSBDの番号が一致した時に行われる。MIMOC1
20とSBD間の制御は、このようにデイプ・スイッチ
186で設定された値により行われている。
【0063】図6はプリンタの内部構成例を示す図であ
る。図6を使用して説明を行う。
【0064】MIMOU100又はリーダからのシリア
ル信号線は、シリアル回路201に入力されCPU20
0で処理される。CPU200は、ROM203に記憶
された制御プログラムにより動作し、RAM204,タ
イマ回路202,I/Oポート205を使用してプリン
タ全体の制御を行う。
【0065】入力インターフェース207は、プリンタ
内の紙検知等のセンサー信号等の入力処理を行う。駆動
回路208は、不図示のモータ、高圧トランス等の駆動
をするための回路である。表示回路206は、プリント
用紙ナシ、ジャム発生等のプリンタ状態の表示に使用さ
れる。
【0066】MIMOU100又はリーダから送られて
来るVD信号(画像信号)は、レーザ・ドライバ209
に入力され、半導体レーザ210でVD信号に基づいた
レーザ光に変換される。レーザ光は、コリメータ・レン
ズ210で集束され、ポリゴン・ミラー212で所定回
転している感光ドラム214の回転軸に対し略平行方向
にスキャンされる。スキャンされたレーザ光は、f−θ
レンズ213で光量の補正を受け、感光ドラム214上
に照射されVD信号による潜像を形成する。
【0067】プリンタの像形成はいわゆる静電記録方式
を使用しており、感光ドラム214上に印加された電荷
をレーザ光で必要部分を除去し、これに現像剤を用いて
現像処理を行い、プリント用紙に転写、定着をすること
により行う。静電記録方式は、周知の技術であるので、
詳細な説明は省略する。
【0068】さて、ポリゴン・ミラー212によってス
キャンされたレーザ光は、感光ドラム214に照射され
る前に光ファイバー215に入射され、光検知器216
はその入射を検知すると電気信号(BD信号)を出力す
る。図6から分かるように、リーダ又はMIMOU10
0からは、BD信号が発生してからレーザ光が感光ドラ
ム214に到達するまでの時間待ってからVD信号を出
力すれば、感光ドラム214上の適切な位置に潜像が形
成されることになる。
【0069】このVD信号の出力タイミングを具体的に
示すのが図7のタイミング・チャートである。
【0070】図7においてはリーダの例を取って示して
あるが、MIMOUでも同様である。
【0071】図3においてBD信号発生によるHSBD
信号発生から、レフト・マージン・カウンタ68でカウ
ントを開始し、上述の時間に相当するカウント・アップ
したらビット・カウンタ69を動作させ、メモリ60,
61又は、メモリ62,63からVD信号の読み出しを
開始する。ビット・カウンタ69は、感光ドラム214
の像形成可能な区間に渡ってVD信号を出力した後動作
を停止し、次のBD信号の入力に基づくHSBD信号の
入力に備える。
【0072】VE信号は、ビット・カウンタ69の動作
している期間を示す区間信号である。VE信号は、MI
MOUの動作やVEカウンタ152の動作やライト・カ
ウンタ151の動作制御に使用される。MIMOUにお
いて、制御回路158で発生されるVE’信号もVE信
号と同様である。
【0073】図8に本実施例において本システムに接続
されるリーダに設けられた操作部を示す。操作部は、標
準操作部252とプリセット操作部251、液晶表示部
256とソフトキー257を備えた特殊操作部250を
備えている。標準操作部252は、枚数設定用テンキー
254、設定枚数表示部255、コピースタートキー2
53等を具備し、使用方法は一般に使用されている複写
機と同様である。
【0074】特殊操作部250はユーザーが任意のコピ
ーモードを創作するためのもので、ソフトキーに対応し
たラベル表示、コピーモード、データ及び各種メッセー
ジを表示できる液晶表示部256と6個のソフトキー2
57を備え、液晶表示部256に表示された内容を選択
したいときに、選択したい表示の下側に対応するソフト
キーを押すことによりコピーモード等を創作できる。
【0075】例えば、順次液晶に表示される紙サイズの
うち、必要とする紙サイズをそのサイズ表示の下側のソ
フトキーにより選択できる。又、液晶表示部256に
は、標準操作部252では表示しきれない内容、例え
ば、複数のプリンタを同時使用したコピー中に、何台の
プリンタを使用中か等の情報も表示することができる。
【0076】プリセット操作部251は、標準操作部2
52や特殊操作部250によって設定したコピーモード
(条件)を登録できる様になっている。即ち、頻繁に行
うコピーモードをRAM40に予め登録し、1回のキー
操作でコピーモードを特殊操作部250を用いずにメモ
リから読み出すことにより、容易に所望モードのコピー
が行えるようにしたものである。
【0077】図9に多入力多出力装置に設けられた操作
部例を示す。操作パネル300は、多入力多出力装置の
前面に位置している(図1参照)。
【0078】パワーLED(発光ダイオード)301
は、多入力多出力装置に電源が投入されていることを示
すLEDで、電源が投入されていれば点灯し電源が投入
されていなければ消灯している。
【0079】レディLED302は、その点灯によって
多入力多出力装置が内部になにも異常なく動作可能であ
ることを示す。リーダナンバ1〜4,プリンタナンバ1
〜8は、本実施例の多入力多出力装置は、リーダを4
台、プリンタを8台接続できるので、その接続された各
リーダ及びプリンタに与えられた固有の番号を示し、各
LED及びスイッチ(303〜338)は、その各部の
上方につけられた番号に対応するリーダ及びプリンタの
情報を示す。
【0080】例えば、LED303,LED307及び
スイッチ311はリーダ101に関する情報を示し、L
ED325,LED333及びスイッチ317は、プリ
ンタ113に関する情報を示す。
【0081】マルチ/シングルLED303〜306
は、対応する番号のリーダがマルチモード(点灯)か、
シングルモード(点滅)かを示す。又、対応するリーダ
が接続されていないか電源が投入されていないときは消
灯する。
【0082】コピー中LED(307〜310)は、リ
ーダがコピー動作中であることを示し、動作中は点灯、
停止中は消灯する。
【0083】稼働プリンタスイッチ(311〜314)
は、対応するリーダがコピー動作中、即ち、原稿読取中
でコピー中LED307〜310が点灯中であるとき押
下すると、押下している間コピー出力しているプリンタ
を示すべく、対応するプリンタのコネクトLED(32
3〜330)を点滅させる。
【0084】プリンタコネクトスイッチ(315〜32
2)は、対応するプリンタがコピー可能状態である場合
には、多入力多出力装置により、自動的に使用可能とす
るかどうかを選択する切換スイッチで、その選択状態を
プリンタ別コネクトLED(323〜330)で示す。
スイッチが1度押下されるごとにコネクトLED(32
3〜330)は、点灯、消灯を繰り返す。そして、LE
Dが点灯しているときは、プリンタが多入力多出力装置
に制御されコピー動作が可能であることを示し、LED
が消灯しているときは、対応するプリンタが多入力多出
力装置から制御できないことを示す。又、このLED
(323〜330)は前述の様に、コピー中にリーダの
稼働プリンタスイッチが押下られた場合点滅する。
【0085】プリンタ別レディLED(331〜33
8)は、プリンタがコピー動作可能かどうかを示す。プ
リンタがコピー可能であれば、コネクトLEDの状態に
かかわらず点灯する。一方対応するプリンタにジャム等
のエラーが発生していれば点滅する。又、プリンタが接
続されていないか、プリンタの電源が投入されていない
ときには消灯する。
【0086】各装置の接続方法は、リーダと多入力多出
力装置を介して、プリンタと接続する方法と、リーダと
プリンタだけの接続の2通りの方法があるが、その判別
は、後述のアプリケーションステータスで行う。リーダ
と多入力多出力装置は前述した様に、個別の番号を割当
てたシリアル回路を介して接続されているので、その番
号を多入力多出力装置はリーダの固有の番号として取り
扱っている。多入力多出力装置とプリンタとの接続は前
述した様に、各同期メモリ基板を介して接続されている
ので、多入力多出力装置は同期メモリ上のディップスイ
ッチ186の値をプリンタ固有の番号として取り扱う。
【0087】リーダと多入力多出力装置を介したプリン
タの接続では、リーダにおいてシングルモード、マルチ
モードのうちいずれかのプリントモードの選択ができる
様になっている。
【0088】シングルモードとは、リーダとプリンタだ
けを接続した場合と同様のモードで、リーダに割当てら
れた固有の番号と同じ番号のプリンタを多入力多出力装
置が接続するモードで、この場合の各ステータスは、プ
リンタ単体のものを多入力多出力装置を介してリーダが
受け取るモードである。
【0089】一方、マルチモードとは1台のリーダが多
入力多出力装置を介して、複数の不特定プリンタと接続
できるモードで、そのプリンタの指定はリーダの操作部
によってなされる。又、マルチモードにおいてプリンタ
の指定を多入力多出力装置にまかせるモードもあるが、
この場合は、多入力多出力装置は設定されたプリント枚
数により動作可能なプリンタのうち必要台数を適当に選
んで動作させる。又、マルチモードにおける各ステータ
スは、多入力多出力装置が各プリンタの情報を必要な形
式に組み立ててリーダに送信する。
【0090】以下、リーダ・プリンタを1対1で直接接
続した場合の制御は多入力多出力装置を用いたシングル
モードの制御と同様であるので、多入力多出力装置を介
したシステムでの通信の説明を行う。尚、シングル及
び、マルチモードの相違は、そのつど、説明する。
【0091】以下に図19を用いてリーダの特殊操作部
250におけるマルチモードの設定例について説明す
る。図19において、256は液晶表示部、257は6
つのソフトキー(以下SKとする)である。
【0092】電源投入時、液晶表示部256には図19
の(1)のように表示される。ここでSK1 ,SK2
対応して表示されている“ヘンシュウナシ!!”は現在
何らの編集モードも設定されていないことを示してい
る。
【0093】編集モードの詳細については省略するが、
ここでSK1 或いはSK2 を押すと液晶表示の場面が変
わって、編集モードの設定が可能となる。SK4 ,SK
5 に対応して表示されている“100%*100%!
!”は主走査方向、副走査方向の複写倍率とも100
%、すなわち等倍であることを示している。ここでSK
4又はSK5 を押すと液晶表示の場面が変わって主走
査、副走査方向の各々について50%〜200%の倍率
を1%きざみで設定可能であるが、ここでは倍率設定の
詳細については省略する。図19の(1)において“E
TC”(エトセトラの略)に対応するSK6 を押すと表
示は図19の(1)の様に変わる。
【0094】図19の(2)においてSK1 に対応して
表示されている“シングル!!”は本リーダにMIMO
U100が接続されており、かつ本リーダの管理下にあ
るプリンタのみへのMIMOUを介した画像送信モード
が設定されていることを示している。もし、本リーダが
MIMOUを介さずプリンタに直接接続されている場
合、すなわちスタンド・アロンタイプとして構成されて
いる場合は図19の(3)のようにSK1 に対応する液
晶部には何も表示されない。又図19の(2)において
SK3 ,SK4 に対応して表示されている。“モジゲン
コウ!!”は文字原稿の事で、読み取った画像を中間調
を考慮しない2値で再現するモードであることを示し、
SK3 ,Sk4 を押すと、図示しないが、SK3 ,SK
4 の上に“シャシン!!”と表示され、読み取った画像
を前述のディザ法を用いて中間調処理するモードに変更
される。SK5 に対応して表示される“ポジ!!”はポ
ジティブの事で通常のコピー動作はこの状態で実行され
るが、SK5 を押すと図示しないがSK5 に対応して
“ネガ!!”と表示される白黒反転する複写モードに変
えることができる。“ETC”に対応するSK6 を押す
と液晶表示256には図19の(4)のように表示され
る。
【0095】図19の(4)でSk1 に対応して表示さ
れる“トウロク”は登録の意味で、SK1 を押すとその
時点での複写モードを9つのプリセットキー251の任
意の場所に登録するモードになる、ここでは詳細に触れ
ない。
【0096】図19の(4)において“ETC”に対応
する、SK6 を押すと、液晶表示は再び図19の(1)
に戻る。
【0097】さて図19の(2)において“シングル!
!”に対応するSK1 を押すと、液晶表示は図19の
(5)に変わる。ここで、“CLR”(クリアの略)に
対応するSK6 を押すと場面を再び図19の(2)に戻
すことができる。
【0098】SK3 に対応する“マルチ?”は現在マル
チモードが設定されていないことを示し、さらに“マル
チ?”に対応するSK3 を押せばマルチモードの設定が
できることも示している。
【0099】現在は、本リーダの管理下にあるプリンタ
のみ即ち、本リーダと同一の固有番号のプリンタへの送
信モードであるためSK1 に対応して“シングル!!”
が表示されている。
【0100】図19(5)において“シングル!!”に
対応するSK1 を押すと、場面は再び第14図(a)の
(2)に戻り、シングルモードが設定される。シングル
モードはMIMOU100を介して、プリンタと接続さ
れ、MIMOUを介してリーダからプリンタへ画像デー
タを送信するにもかかわらず、スタンドアロンタイプと
同様にユーザがプリンタを操作するモードなので、プリ
ントの記録紙のサイズ、即ち記録紙を収納したカセット
サイズも標準操作部252のカセットの上下段切換キー
259によって上下段を切換えて選択する。この時図2
1に示す様に上下段LED260は選択された方が点灯
し、サイズLED258もその段に収納されたサイズに
対応するものが点灯或いは点滅する。
【0101】図19の(5)において“マルチ?”に対
応するSK3 を押すと液晶表示は図19の(7)に変わ
り、カセットサイズを選択するようメッセージが表示さ
れる。もし、MIMOUを介して接続されている全ての
プリンタのうち、プリンタ可能状態のものが1台もない
場合は図19の(6)のようにその旨が表示される。図
19の(6)の表示はCPUが管理する一定時間後また
は図8の標準操作部252のクリアキーが押されると、
図19の(2)の表示に戻る。
【0102】図19の(7)の表示は、一定時間後又は
クリアキーによって例えば図20の(8)のようにな
る。
【0103】図20の(8)の表示は、MIMOU10
0が管理する全プリンタのうちの使用可能なプリンタに
セットされている使用可能なカセットサイズを示す。最
初に表示されたサイズの中に所望のサイズがあればその
サイズ表示の下に対応しているソフトキーSKを押すと
液晶表示は図20の(10)になる。一方、表示されて
いるサイズの中に所望のものがなければ“ETC”に対
応するSK5 を押すとここでは図示しないが、一度目に
表示しきれなかったサイズがあった場合、そのサイズを
図20の(8)と同様に表示する。以下同様に所望のサ
イズが表示されるまで“ETC”に対応するSK5 を押
して探す。使用可能なサイズを一通り表示し終ったら、
再び最初の表示(例えば図20の(9))に戻る。
【0104】このサイズ選択の間に“CLR”に対応す
るSK6 を押すと液晶表示は図19の(6)に戻る。前
回すでにサイズ設定済の場合は、図20の(8)のかわ
りに例えば図20の(9)のように表示される。図20
の(9)は前回A4が選択された場合の例で、“A4!
!”と“?”のかわりに“!!”が表示されその旨が示
されている。
【0105】さて所望のサイズの選択が終了すると、液
晶表示は図20の(10)の表示となり、使用するプリ
ンタを選択するようオペレータに対しメッセージが表示
される。このメッセージは図19の(7)等のメッセー
ジと同じくCPUが管理する一定時間後又は図クリアキ
ーの押下によってクリアされ、そして液晶表示は例えば
図20の(11)のようになる。
【0106】図20の(11)は、上記の手順で選択し
たカセットサイズをもつプリンタのナンバを表示してい
る。ここで“CLR”に対応するSk6 を押すと、液晶
表示は図19の(5)の表示に戻り、新たなモード設定
が可能となる。図20の(11)においてSK2 ,SK
3 ,SK4 ,に対応して表示される“#”マークの後の
数字がプリンタの固有ナンバを示している。数字の後の
“?”マークは、そのナンバーのプリンタがまだ送信先
として選択されていないことを示す。表示されたプリン
タナンバのうち本リーダと同一のナンバを持ち、本リー
ダのシングルモード時のプリンタナンバの“#”マーク
は点滅をくり返す。例えば本リーダのシングルモード時
に対応するプリンタが#1である時は図20の(11)
及び(12)のように“#”マークが点滅をくり返す。
【0107】シングルモードプリンタであるという情報
はリーダとMIMOU間のシリアル通信において、リー
ダからMIMOUへの表1のプリンタ情報要求コマンド
に対するMIMOUからリーダへの第2−10表のプリ
ンタ情報ステータスのビット5によって、得られる。
【0108】図20の(11)のSK1 に対応して表示
される“ALL”は、選択されたカセットサイズをもつ
プリンタの全てを送信先とするか、或いはどのプリンタ
でも良い時にMIMOUの判断にまかせるモードであ
る。例えば今3台のプリンタがMIMOUに接続されて
おり、それらのナンバが1,2,3で、選択されたカセ
ットサイズ例えばA4が全てのプリンタにセットされて
いれば図20の(11)のように表示される。このうち
#2に対して送信したい場合は“#2?”に対応するS
3 を押すと表示は図20の(12)のように“#2!
!”と“?”表示が“!!”表示にかわり#2のプリン
タが送信先として設定されたことを示す。これでよけれ
ば“OK”に対応するSK5 を押して重連モードの設定
を終える。
【0109】又、例えば3台のプリンタ#1,#2,#
3がMIMOUに接続されており選択したカセットサイ
ズ例えばA4が#1と#3にしかない場合は表示図20
の(10)のあと図20の(13)のように表示され
る。ここでA4サイズにプリントアウトされるならどの
プリンタでも良い、或いは、使えるプリンタを全て使っ
て出来るだけ早く、コピーを終えたいというような時は
“ALL”に対応するSK1 を押す。すると表示は図2
0の(14)のようになり“ALL”が選択されたこと
を示す。これでよければ“OK”に対応するSK5 を押
してマルチモードの設定を終える。
【0110】図20の(11)から図20の(14)ま
では、1場面の表示で、選択すべきプリンタナンバの全
てが表示できる場合であるが、プリンタの台数が多く2
場面或いは3場面必要な場合も、ここでは図示しない
が、“ETC”を用いて次々と表示可能である。またそ
のような場合“ALL”という選択肢は特に有効であ
る。
【0111】さて図20の(12)や図20の(13)
において“OK”に対応するSk5を押すとマルチモー
ドの設定は終了し液晶表示器256は図20の(15)
のようになり、図20の(2)における“シングル!
!”が“マルチ!!”にかわり、マルチモードが設定さ
れていることを示している。また、カセットサイズ表示
部は図21(c)のように、選択されたサイズA4が表
示され、又シングルモードとマルチモードを区別する
為、通常シングルモード時には図21(a)或いは図2
1(b)のように点灯する上/下段を示すLED260
が図21(c)のように上/下段とも消灯する。従って
この場合上/下段切換キー259は受け付けられない。
【0112】表13により、本システムによる像形成動
作(以下コピー動作とする)時のリーダ、多入力多出力
装置、プリンタ各装置の動作及び各装置間の通信を説明
する。
【0113】表中
【0114】
【外1】 は、リーダにおける操作及びリーダの動作を示し、
【0115】
【外2】 はリーダ、多入力多出力装置間の通信、
【0116】
【外3】 は多入力多出力装置の動作、
【0117】
【外4】 は多入力多出力装置間の通信、
【0118】
【外5】 はプリンタの動作を示す。実施システムにおいては、各
装置間(リーダと多入力多出力装置、多入力多出力装置
とプリンタ)の情報の交換は、画情報以外は主にシリア
ル信号通信によって行われる。
【0119】シリアル通信は、リーダと多入力多出力装
置間ではリーダが、多入力多出力装置とプリンタ間で
は、多入力多出力装置が主導権を持つ。
【0120】主導権を持った方は、相手側がシリアル信
号を受信できるかどうか検知し(相手側の電源投入信号
や受信可信号等による)、通信可能な状態であれば種々
の命令をシリアルコードで出力し、受信側では上述の命
令を受信し、パリティエラー等をチェックし、その命令
が有効であればその命令に対応した情報を送り返す。そ
して、その命令が受信側になにか動作を要求するもので
あればそれに対応した動作を行う。
【0121】通信は主導権を持つ方が命令コードを出力
し(コマンドという)、受信側ではその命令コードに対
応した情報(ステータスという)を必ず送り返す1対1
の方式で行う。
【0122】以下、表13に示した各部動作及び通信の
詳細な説明を行なう。
【0123】表1にプリンタの情報を要求するステータ
ス要求コマンドを示す。多入力多出力装置またはプリン
タは、ステータス要求コマンドを受信したならば、表2
〜表11に示す各ステータス要求コマンドに対応したス
テータス信号をリーダに返す。表3は、受信したコマン
ドが不当の場合返送されるコマンドエラーステータス
で、パリティエラーのときは、ビット6がセットされ
る。
【0124】表3は、各リーダがシングルモードでは対
応するプリンタの状態を示し、マルチモードでは使用可
能なプリンタおよび使用中のプリンタの全体的な状態を
示す。給紙可能信号であるプリントリクエストは、使用
中のプリンタ全部が給紙可能になればセットされる。ビ
ット5の紙搬送中は、使用中のプリンタのどれかが紙搬
送中であればセットされる。ミスプリント、ウエイト中
(定着器昇温中)、休止中(シャットオフおよび節電
中)、コールエラーであり(オペレータコールまたはサ
ービスマンコールエラーあり)の各ビット4,3,2,
1は、使用中プリンタ全部にエラーが発生した場合にセ
ットされる。
【0125】表4、表5は夫々オペレータコールエラ
ー、サービスマンコールエラーの詳細を示し、各駆動部
やプロセス部の各エラーに対応したビットはそのエラー
発生でセットされる。
【0126】表6はジャム、ミスプリントにより発生し
た再送要求の枚数を示す。
【0127】表7及び表8は、シングルモードの時に対
応するプリンタの紙サイズを示す。
【0128】表9はアプリケーションステータスで、重
連ユニットが接続されているかどうかをビット2によっ
て、リーダに知らせるステータスで、プリンタがリーダ
に直接接続されているときは、ビット2の重連ユニット
有りはリセットされている。
【0129】表10に示されるビット1はプリンタ情報
要求ステータスによって指示されるプリンタの状態を示
す。ビット6のプリンタレディは対応プリンタがコピー
可能であることを示し、また、ビット5のマイプリンタ
は情報要求したリーダと同一番号のプリンタであること
を示す。ビット4,3,2,1は夫々のカセットサイズ
を示す。
【0130】表11は1回のコピーで給紙された枚数を
示す。最終給紙は指示されたコピー枚数全部のプリント
が終了したことを示す。ビット5の再送要求有りは、使
用中のいずれかのプリンタに、ジャムまたはミスプリン
トが発生し画像情報の再送要求が発生したことを示す。
枚数は、再送要求枚数リクエストにより要求される。
【0131】表12にプリンタに実行をうながす実行コ
マンドを示す。実行コマンドが出力された場合、MIM
OUまたはプリンタは、表3に示した全体ステータスを
返送する。
【0132】1はプリンタにコピー動作開始を要求する
コピースタートコマンド、2はコピー動作停止を要求す
るプリンタストップ、3,4はシングルモードのときに
給紙カセット方向を指示する給紙指示コマンド。5はコ
ピー枚数指示コマンドで、1枚の原稿の複写枚数を指示
する。6はマルチ指示コマンドで、2バイト目に使用す
るプリンタの番号を、1バイトの各ビットに対応してセ
ットする(プリンタ1は1ビット目、プリンタ2は2ビ
ット目とする)。7はリーダがシングルモードで動作す
る事を示す指示コマンドである。8は紙サイズを指示す
るコマンドで、マルチモードの場合にリーダより出力さ
れる。
【0133】以下に前述した各コマンドを用いたリー
ダ、MIMOU間のシリアル通信について図22のフロ
ーチャートを用いて、更に説明する。本実施例において
は、リーダからMIMOUへのシリアルコマンドとし
て、表1及び表12に示すようにステータス要求コマン
ドと実行コマンドがある。
【0134】まず、コピーシーケンス実行中でなく、又
何らのキー入力もない状態では図22(a)に示される
ような通信を表13に示した通信の前に行なう。また、
前述の図10のフローチャートに従ったHSBD信号の
選択も行なう。
【0135】まずリーダはアプリケーションステータス
要求コマンドの出力及びアプリケーションステータスの
入力(S16−1)によりMIMOUが接続されている
かどうかの情報を得る。後述する実行コマンドのチェッ
ク(S16−2)の後、MIMOUが接続されている時
にはプリンタ情報要求コマンドをMIMOUのプリンタ
接続可能数に相当する8回出力して、何番のプリンタが
プリント可能状態にあり、シングルモードプリンタが何
番であり、さらに何番のプリンタが上/下段に何サイズ
の紙を持っているかという情報を入手する(S16−
4,5)。又MIMOUが接続されていない時は、スタ
ンドアロンタイプであり、リーダとプリンタがMIMO
Uを介さずに直接、接続されている場合であるので、表
1の上カセットステータス要求コマンドの出力により上
/下段のカセットサイズを知る(S16−6)。
【0136】以上のMIMOUが接続されている時或い
は接続されていない時の紙サイズ情報等の入手及び、実
行コマンドチェックの後、表1の全体ステータス要求コ
マンドにより、全体ステータスを入手する(S16−
7)。しかし、この段階ではまだコピーシーケンス実行
中ではないので、全体ステータスによりコールエラーが
あるかないかのみを判定する(S16−8)。もしコー
ルエラーがなければ、実行コマンドチェックの後、再び
S16−1のアプリケーショステータスの要求に戻り、
以下これらをくり返す。
【0137】もしコールエラーがあるのなら表1のサー
ビスマンコールエラー要求コマンドにより、サービスマ
ンコールエラーの詳細情報を得る(S16−9)。さら
に表1のオペレータコールエラー要求コマンドによりオ
ペレータコールエラーの詳細を入手する(S16−1
0)。その後再び(S16−1)に戻り以下同様にくり
返す。
【0138】以上が通常シーケンス実行中でない場合の
シリアル通信の手順であるが、これらのステータス要求
コマンド以外に表12記載のいくつかの実行コマンドが
ある。これらの実行コマンドは図22(a)に示すよう
に例えば、(S16−1),(S16−4),(S16
−6),(S16−7),(S16−9),(S16−
10)等のステータスとりこみの後に図22(b)の手
順で行われる、実行コマンドを優先して出力すべきかど
うかのチェックを経て出力される。
【0139】実行コマンドチェックにおいては図22
(b)のようにまずコピースタートキーが押されたかど
うかをチェックする(S16−11)。コピースタート
キー253が押された場合は図25のフローチャートの
エラー処理3が実行される。この詳細は後でのべる。
【0140】コピースタートキー253が押されていな
いなら、カセツトの上下段切換キー259が押されたか
どうか、或いはプリセットキー又はリセットキーの選択
によってカセットの切換えの必要があるか否かを判定す
る(S16−12)。
【0141】カセットの切換えの必要があればマルチモ
ードであるかシングルモードであるか否かを判断する
(S16−15)。マルチモードであれば上/下段の切
換えは行なわないが、シングルモードなら表3の上給紙
指示コマンド或いは下給紙指示コマンドを出力し、全体
ステータスを入力し(S16−16)、その後、図22
(a)の通常のシリアルシーケンスを続ける。(S16
−12),(S16−15)においてカセット切換の必
要がないと判定された場合は、マルチ/シングルの変更
があるかどうかをチェックする(S16−13)。変更
があった時は、その変更に応じて、表12のマルチ指示
コマンド、或いはシングル指示コマンドを出力、全体ス
テータスを入力(S16−14)した後図22(a)の
通常のシリアルシーケンスを続行する。(S16−1
1),(S16−12),(S16−13)において出
力すべき実行コマンドがなかった場合は実行コマンドを
出力することなく、図22(a)の通常シリアルシーケ
ンスの次のステップを実行する。
【0142】このようにして、通常シーケンス前の通信
を完了し、表13に示した動作が実行可能となる。
【0143】次に、コピーシーケンス中における通信動
作に関する説明を行なう。
【0144】マルチモードにおけるコピー動作は、表1
3に示した様にまずリーダにおいて紙サイズ、コピー枚
数等、像形成の諸条件が操作者により操作部より入力さ
れて、コピーキーが押下されるとリーダはMIMOUに
対し、紙サイズ、プリンタナンバー及びコピー枚数を通
信により知らせる。
【0145】多入力多出力装置は、紙サイズ、プリンタ
ナンバー及び枚数を受信したら、MIMOUに接続され
ている各プリンタをチェックし(ただし、プリンタ指定
モードならば指定されたプリンタだけ)、コピー可能な
プリンタで指定の紙サイズを持つプリンタの台数を計算
する。そして、コピー枚数をチェックし必要な台数を算
出する。必要な台数が算出されたらそれに対応する各プ
リンタに対し、必要とする紙サイズのカセット段をプリ
ンタへの通信により指定する。
【0146】次にリーダは、紙サイズ、コピー枚数の指
示後、コピースタート指令を多入力多出力装置に対し送
信する。
【0147】多入力多出力装置は、コピースタート指令
を受信すると、紙サイズカセット指示の終了した各プリ
ンタに対しコピースタートを送信する。
【0148】各プリンタはコピースタートを受信する
と、各々、プリンタの各部の稼働を開始し各プリンタの
条件により画像信号の受信が可能になれば、各々、画像
信号受信可を示す信号を多入力多出力装置に対し送信す
る。
【0149】多入力多出力装置は、プリントに必要な全
プリンタより画像信号受信可が送信されてくるまで待
ち、全プリンタが画像信号受信可となったらリーダに対
し画像信号受信可を示す信号を送信する。
【0150】リーダは画像信号受信可を受信すると、原
稿の読み取りを開始し画像信号をMIMOUに対し送信
する。
【0151】MIMOUは、画像信号を使用中の全プリ
ンタに対し同時に送信する。
【0152】各プリンタは画像信号を受信し、プリンタ
の動作手順に従い、コピー作成を行う。
【0153】多入力多出力装置はコピーが終了すると、
1回の動作で作成されたコピー枚数をリーダに対し送出
すると共に、最初にリーダより指示された枚数に達した
かどうかチェックし、全枚数終了したならば最初コピー
終了を通信によりリーダに知らせる。
【0154】しかし、指示された枚数のコピーが終了し
なければ必要台数のプリンタに対し再度コピースタート
信号を送信し、全プリンタが画像信号受信可になるのを
待つ。
【0155】リーダは、MIMOUより、コピー枚数が
通信により送られてきたならば枚数表示をカウントダウ
ンする。そして、次に、画像信号受信可の信号が多入力
多出力装置より受信されれば、再度、同一原稿の読み取
りを開始する。リーダはこの動作を最終コピー終了の指
令を受信するまで続ける。
【0156】リーダは、最終コピー終了を受信するとM
IMOUに対しプリンタストップを示す信号を通信によ
り送出する。
【0157】MIMOUは、プリンタストップを示す信
号をリーダにより受信すると、使用中の全プリンタに対
しプリンタストップを通信により送出する。プリンタ
は、プリンタストップ指示を受信するとプリンタ各部の
動作を停止する。
【0158】シングルモードにおけるコピー動作は、特
定のプリンタに対し行うものであるから、表13の通信
Bの、、、を使用して行われる。即ち、複数台
のプリンタを用いた場合のプリンタ指定及び枚数計算等
に係わる通信を必要としない。
【0159】次に図11のフローを用いてコピーシーケ
ンス実行中のリーダ部におけるシリアル通信シーケンス
の実施例について説明する。
【0160】前述の実行コマンドチェックにおいてコピ
ースタートキーが押されたことが分かると、まずマルチ
モードか否かを判定する。(S10−1)。MIMOU
が接続されている時のシングル・モード或いはMIMO
Uが接続されないスタンド・アロンタイプならば、すぐ
にMIMOU又はプリンタに対してコピースタート指示
コマンドを出力し、全体ステータスを入力する(S10
−16)。その後コピー終了まで以下に説明する(S1
0−17)〜(S10−21)をくり返す。
【0161】まず、プリンタがコピー可能な状態にある
かどうかをチェックする(S10−17)。プリンタに
紙なしや紙づまり或いはその他何らかの異常がおこりコ
ピー動作が実行できない場合は、即にプリンタストップ
指示コマンドを出力する(S10−22)。プリンタが
コピー可能な状態にあれば次にリーダの状態をチェック
する(S10−18)。ストップキー261や割り込み
キー262の押下によってコピー動作を中断する場合或
いはリーダに何らかの異常がおこりコピー動作が続行で
きなくなった場合は、即にプリンタストップ指示コマン
ドを出力する(S10−22)。
【0162】プリンタにもリーダにもコピー中断或いは
中止の要因がなければ、光学系が反転位置にあるか否か
をチェックする(S10−19)。光学系が反転位置に
なければ反転位置にくるまで上記(S10−17)、
(S10−18)のチェックをくり返す。
【0163】後で説明するマルチモードと異なり、1台
のプリンタが直接リーダに接続されたスタンド・アロン
或いはMIMOUを介してはいるが、リーダが自分の管
理下にあるプリンタに出力するシングルモードにおいて
は、リーダの光学系が原稿を一回走査する毎にプリンタ
では1枚のコピー用紙が給紙され、出力されるので(S
10−19)において光学系が反転位置に来た時には、
図8に示す設定枚数表示部255に表示されている枚数
を1枚だけカウントダウンして表示する(S10−2
0)。
【0164】もし、カウントダウンの後の表示が0でな
い、すなわち設定枚数分原稿走査していない場合は再び
(S10−17)へ戻りコピーを続行し、一方、表示が
0すなわち設定枚数分原稿走査し終えた場合はプリンタ
ストップ指示コマンドを出力して全体ステータスをとり
こむ(S10−21、S10−22)。
【0165】以上のように一連のコピー動作を正常終
了、異常終了或いは中止した後、リーダは表1の再送要
求枚数要求コマンドにより、プリンタ又はMIMOUに
対して出力して再送要求枚数を入手する(S10−2
3)。当然、正常終了の場合は再送要求枚数は0枚で与
えられるが、紙づまり等で異常終了した場合は0枚以外
の未完了コピー枚数が与えられる。
【0166】ここで、設定枚数−給紙枚数+再送要求枚
数をQ枚とした場合(10−24)、Q=0ならば(S
10−25)、設定枚数分全て終了したので、7セグメ
ントの設定枚数表示部255には設定枚数を表示し(S
10−26)、Q≠0ならばQ枚をコピーすべき残り枚
数として表示する(S10−27)。
【0167】以上でスタンドアロンもしくはシングルモ
ード時のコピーシーケンス中のシリアル通信及び枚数表
示を終え、再び図22(a)へ戻り、コピーキーを待ち
状態でのシリアル通信を実行する。
【0168】さて、次に図11(S10−1)でマルチ
モードと判定された場合の説明を行なう。マルチモード
では、まず表12の紙サイズ指示コマンドを出力し(S
10−2)、次にコピー設定枚数指示コマンドを出力し
た(S10−3)後、コピースタート指示コマンドを出
力する(S10−4)。マルチモードの有効な使用法と
しては主にMIMOUを介してリーダからの画像信号が
送信可能な複数のプリンタのうち(A)その設置場所や
コピースピード、現像器のトナーの色、所有カセットサ
イズ、両面機であること等の機能に応じて特定の1台を
リーダが選択して送信する場合と(B)上記条件を満た
す特定の複数台のプリンタをリーダが選択して送信する
場合及び(C)上記条件を満たす任意の1台又は複数台
をMIMOUが選択して送信する場合等が考えられる
が、本実施例においては(A)、(B)を包含する
(C)に重きをおいてマルチモードではMIMOUが枚
数管理を行なう制御をとるため、リーダはコピースター
トに際し、設定枚数をMIMOUに送り、以下にのべる
ようにMIMOUからの情報をもとに光学系の原稿走査
を行なう。
【0169】図11(S10−4)でコピースタート指
示コマンドを出力した後、リーダは以下に示すマルチモ
ード時のシリアル通信シーケンスを実行する。
【0170】まず、コピー開始時に送信先として定めた
プリンタのうち、少なくとも1台がコピー動作続行可能
かどうかチェックする(S10−5)。もし、全てのプ
リンタが何らかの理由でコピー動作を続行できなくなっ
たり、MIMOUに異常がおきた場合はプリンタストッ
プ指示コマンドを出力する(S10−22)。
【0171】一方、少なくとも1台のプリンタがコピー
可能状態にあるのならリーダ側にコピー動作を中断、中
止する要因があるかないかをチェックする(S10−
6)。リーダに異常があるか、ストップキー261又は
割りこみキー262が押された場合はプリンタストップ
指示コマンドを出力する(S10−22)。
【0172】プリンタ側にもリーダ側にもコピー動作を
中止、中断する要因がなければリーダ部の光学系が原稿
走査を終え、反転位置に来たかどうかをチェックする
(S10−7)。まだ、原稿走査中で反転位置に来ない
場合は、再び(S10−5)に戻る。反転位置に達した
ら表1の給紙枚数要求コマンドにより、給紙枚数及びそ
れが最終給紙か否か、さらに紙づまり等の要因で再送要
求があるか否かの情報を得る(S10−8)。
【0173】シングルモード時と異なり、リーダは基本
的には、どのプリンタが或いは何台のプリンタが画像を
出力するか関知する必要はなく、又、一部のプリンタが
ダウンした場合もMIMOUが当初の設定枚数を消化す
るまで、適切に枚数を振り分けるので、リーダは光学系
が一回の原稿走査を終えた時に、その走査において合計
何枚が給紙されたかをMIMOUに問い合わせる。(S
10−8)で得た給紙枚数を枚数表示部255に表示さ
れている枚数から減算して新たな実行すべき残り枚数と
して表示する(S10−9)。次にその新たに表示され
た枚数が0かどうかチェックする(S10−10)。も
し0でなければ、すなわち、まだ設定枚数分給紙されて
いなければ、(S10−8)でとりこんだ給紙枚数ステ
ータスの中の再送要求フラグがたっているかどうかチェ
ックする(S10−14)。
【0174】再送要求がなければ再び(S10−5)へ
戻り、もし再送要求があれば表1の再送要求枚数要求コ
マンドをMIMOUへ出力して、再送要求枚数をとりこ
んでから(S10−5)へ戻る。
【0175】図11(S10−10)において、表示が
0枚になった場合はS10−8でとりこんだ給紙枚数ス
テータスの中の最終給紙フラグがたっているかどうかを
チェックする(S10−11)。
【0176】表示が0枚すなわち設定枚数分給紙したう
えで、MIMOUから最終給紙である旨うけとると正常
終了と認識してプリンタストップ指示コマンドを出力す
る(17−22)。さて、コピースタート時に送信先と
して選択されたプリンタのうち何台かが紙づまりの異常
をおこしてコピー動作が続行できなくなった場合、その
プリンタで給紙された枚数のうち何枚かは正常にプリン
トアウトされない。従って、そのような場合は、(S1
0−10)で設定枚数分給紙したことが確認されたにも
かかわらず(S10−11)においては最終給紙ではな
いと判定されるので、(S10−14)、(S10−1
5)でとりこんでおいた再送要求枚数を枚数表示部25
5に表示したうえで、再び(S10−5)へ戻る。
【0177】設定枚数分コピー出力を得るか、当初送信
先として選択された全プリンタがダウンするかリーダが
ダウンもしくは、ストップキーかわりこみキーが押され
ると、プリンタストップ指示コマンドを出力(S10−
22)。以下、シングルモード時と同様の処理〔(S1
0−23)〜(S10−27)〕を行った後、図22
(a)へ戻る。
【0178】図12、13に、表13に示した像形成動
作時におけるMIMOUのマイクロコンピュータの動作
を示す。ただし、マルチモードの場合はSP201より
始まり、シングルモードの場合はSP207より始ま
る。紙サイズおよびプリンタナンバー指示が、通信によ
りリーダより受信されたら各プリンタの紙サイズをチェ
ックする(S11−1、S11−2)。この場合、プリ
ンタ指定モードでは、指定されたプリンタだけをチェッ
クし、指定しないモードでは全プリンタをチェックす
る。
【0179】本システムでは、MIMOUとプリンタは
常時、各情報の交換を通信により行っており、その情報
はRAM(ランダムアクセスメモリ)に記憶されている
ので、その情報をチェックすることにより紙サイズの有
無の判別ができる。使用可能な全プリンタの紙サイズを
チェックし、どのプリンタにも指定の紙がなければ紙無
しをリーダに対し送信する(S11−3、S11−
4)。
【0180】必要な紙サイズを持つプリンタが接続され
ていればコピー枚数を受信する(S11−5)。
【0181】受信コピー枚数と必要な紙サイズを持つプ
リンタ数を比較し必要なプリンタ数を算出する(S11
−6)。
【0182】コピースタートをリーダより受信すれば、
算出したプリンタ数に対応する各プリンタに対しコピー
動作スタートを指示する(S11−7、S11−8)。
ただし、シングルモードでは特定のプリンタにコピー動
作スタートを指示する。
【0183】各プリンタがコピー動作を開始し、画像信
号受信可能となり、その旨を各プリンタより受信しコピ
ー動作を指示した全プリンタが画像信号受信可能になれ
ば、リーダに対し画像信号受信可を送信する(S11−
9、S11−10)。
【0184】受信された画像信号はマイクロコンピュー
タを介さずに各プリンタへ同時に送出される。各プリン
タにおいてコピー動作が行われ、MIMOUは各プリン
タにエラーによるコピーミスが発生しないか検知し、コ
ピー枚数を算出しリーダに送信する(S11−12、S
11−13、S11−14)。ただし、シングルモード
ではプリンタストップを受信するまでコピー動作をくり
かえす(S11−16)。また、コピー開始時にリーダ
より受信されたコピー枚数と比較し指示された枚数にな
らなければ再度必要な台数を計算しコピー処理を再開す
る(S11−17、S11−18)。
【0185】指示された枚数分コピーが終了すれば最終
コピー終了情報をリーダに送信し、プリンタストップを
受信したら、全プリンタにプリンタストップを送信して
一連の動作を終了する(S11−19、S11−20、
S11−21)。
【0186】図14、15に、表13に示した像形成動
作時におけるプリンタのマイクロコンピュータの動作を
示す。コピースタートがMIMOUより受信されたら、
プリンタは定められたシーケンスに従って各部の動作を
開始する(S12−2)。
【0187】本システムにおいては、前述の如くドラム
を使用した静電記録方式のプリンタを使用するため、ド
ラム帯電等の前処理を必要とする。従って、前処理が終
了して給紙可能になるまで待ち、可能になればコピース
タートの前にMIMOUより指示されたカセットより給
紙を開始する(S12−3、S12−4)。
【0188】給紙した紙が画像信号受信可能位置に到達
するまで待ち(S12−5)、到達したら画像信号受信
可を示す信号をMIMOUに出力する(S12−6)。
【0189】画像信号が入力されたら、現像、紙への転
写、プリンタ外への排紙等の一連のコピー動作を行う
(S12−7、S12−8)。
【0190】そして、一連のコピー動作においてエラー
が発生したかどうか検知し、その情報をMIMOUに送
信する(S12−9、S12−10)。
【0191】その後、プリンタストップが受信されたら
プリンタ各部を停止して一連のコピー動作を終了し(S
12−11、S12−13)、コピースタートが受信さ
れたら次のコピーを開始する(S12−12)。
【0192】図16〜18に、図9で説明したMIMO
Uの操作部を制御するマイクロコンピュータの動作を示
し、以下これを説明する。
【0193】動作は、各リーダ別表示処理(S13−
1)と各プリンタ別表示処理(S13−2)に別れ、前
述した様に4台のリーダに同一の表示処理、8台のプリ
ンタ別に同一の表示処理が繰り返される。
【0194】リーダ別処理は、図17に示す如く各々の
リーダについてまず接続されているか検知し、リーダが
接続されていないか、電源が投入されていなければ、マ
ルチ/シングルLED303〜306、コピー中LED
307〜310のそのリーダに対応するものを共に消灯
して終了する(S13−3、S13−4)。
【0195】次にリーダからの指示に従って、マルチ/
シングルLED303〜306を夫々点灯あるいは消灯
する(S13−5)。そして、コピー中であればコピー
中LED307〜310を点灯し(S13−7)、コピ
ー中でなければコピー中LED307〜310を消灯す
る(S13−8)。
【0196】また、プリンタに対しては、図18に示す
如く各々のプリンタについて、まず、プリンタが接続さ
れていて、電源が投入されているか検知する(S13−
9)。どちらかがなされていなければ、コネクトLED
323〜330、レデイLED331〜338の対応す
るものを共に消灯する(S13−11、S13−1
3)。
【0197】プリンタが接続され、電源投入がなされて
いればコネクトスイッチ315〜322の押下を検知し
(S13−10)、押下されていればコネクトLED3
23〜330の対応のものを反転し、接続、非接続をス
イッチの押下ごとに順次切り換える(S13−12)。
【0198】次にプリンタが動作中で、画像情報送信元
のリーダに対応する稼動プリンタスイッチ311〜31
4の対応するものが押下されていれば、対応するコネク
トLED323〜330を点滅させる(S13−14、
S13−15、S13−16)。
【0199】続いて、プリンタになにかエラーが発生し
ていれば対応するレデイLED331〜338を点滅し
(S13−17、S13−19)、プリント可能状態で
あればレデイLEDを点灯する(S13−18)。
【0200】図23に、図13におけるエラー処理の詳
細を示す(エラー処理1)。
【0201】シングルモードかマルチモードにおいて使
用中のプリンタがすべてエラーになれば、プリンタより
受信したエラー内容を各ステータスのエラービットにセ
ットする。そして、レデイ信号をリセットしてプリント
続行不可能をリーダに知らせる(S17−1、17−
2、17−3、17−4)((尚、レデイ信号は不図示
ではあるがプリント可否信号として、各信号線とともに
リーダ、MIMOU、プリンタ間に接続されている)マ
ルチモードで、使用中の全プリンタがエラー状態でなけ
れば紙づまり等により、再送要求が発生していないかチ
エックし、再送要求が発生していれば、給紙枚数ステ−
タスの再送要求ありフラグと、再送要求枚数ステータス
をセットする。
【0202】なお、マルチモードにおいて、複数台のプ
リンタを使用して、コピー中にいずれかのプリンタにエ
ラーが発生した場合は、残りの枚数および再送枚数は残
りのプリンタでふりわけてコピーが成される。具体的に
は、必要プリンタ数がエラーしたプリンタ分だけ少なく
なり、リーダの読み取り回数がその分増えることにな
る。
【0203】図24のエラー処理2は、コピー終了後の
MIMOUにおける、そのコピーで使用していた各プリ
ンタにエラーが発生した場合のリーダへのエラー情報送
信のフローチャートである。
【0204】尚、リーダとの通信、プリンタとの通信
は、おのおの適当に行われているものとする。
【0205】プリンタストップを受信して、コピー動作
が終了したならば、(S17−11)多入力多出力装置
は使用していた全プリンタをチェックし、全プリンタに
エラーがなければエラー情報の通信は行わず、全プリン
タにエラーが発生したら、各ステータスのエラーフラグ
をセットする(S17−12、S17−13)。そし
て、5秒間情報を送信して(S17−14)、他の使用
していなかったプリンタが動作可能か、もしくはエラー
したプリンタのエラーが解除されて、接続されているプ
リンタのうち一台でも動作可能なプリンタがあれば各ス
テータスのエラーフラグをリセットしてコピー可能信号
であるレデイ信号をセットする(S17−15、17−
16、17−17)。
【0206】図25はリーダにおけるエラー処理手段で
あり、MIMOU又はプリンタから異常状態を示す信号
を受信した場合のリーダの動作を示すものである。
【0207】以下に、3台のリーダと3台のプリンタと
をMIMOUを介して接続した場合の各コピーモードと
エラー発生パターンに対するリーダ操作部におけるエラ
ー表示について説明する。
【0208】図27は#1のリーダから#1、#2、#
3のプリンタへの送信を行うマルチモードにおいて設定
枚数分コピー完了するまでに#3のプリンタがエラーを
おこして動作をストップし、残りの2台のプリンタ#1
と#2によって設定枚数分のコピーを実行する場合を示
す。
【0209】この場合、MIMOUは図23のエラー処
理1において#1リーダが指定した全てのプリンタがエ
ラーをおこしたわけではないので、#1リーダに対して
レデイ信号をリセットすることもなく、又、エラーフラ
グもセットされない。従って、リーダ#1では図25に
示すエラー処理3においてコピー実行中もコピー終了後
も何らのエラー表示をすることはない。
【0210】図28は、図27と同様#1リーダから#
1、#2、#3プリンタへのマルチモードにおいて設定
枚数分完了するまでに全てのプリンタがエラーをおこし
て動作をストップした場合を示す。
【0211】この場合、MIMOUは図23エラー処理
1において#1リーダが指定した全てのプリンタがエラ
ーをおこしたので、エラーフラグをセットしてレデイ信
号をリセットする。従って、#1リーダでは図25のリ
ーダエラー処理3によりプリンタストップコマンドを送
信する。
【0212】MIMOUは図24のエラー処理2におい
てプリンタストップを受信した後(S17−11)、使
用していた全プリンタがエラーをおこしているので、そ
のエラー内容に応じてエラーフラグをセットする。リー
ダ#1では図25のエラー処理3においてそのエラーフ
ラグに応じてエラー表示を行う。
【0213】MIMOUはエラー処理2によって#1、
#2、#3のプリンタのいずれかが使用可能になるまで
エラーフラグをリセットしないので、リーダ#1におい
ても少なくとも1台使用可能になるまでエラー表示は継
続する。
【0214】図29は#1のリーダから#2プリンタへ
送信を行うマルチモードにおいて#2プリンタが設定枚
数分コピー完了するまでにエラーをおこした場合を示
す。この時、MIMOUはエラー処理1においてレデイ
信号をリセットし、また、リーダ#1はエラー処理3に
よってプリンタストップコマンドを送信、さらにMIM
OUはそのプリンタストップをエラー処理2において受
信した後、使用していた全てのプリンタ(この場合は#
2が1台)がエラーなので(S17−12)、エラーフ
ラグをセットする(S17−13)。そして5秒後(S
17−14)、#1及び#3のプリンタが使用可能なの
で、エラーフラグをリセットする。従って、リーダ#1
はプリンタストップを送信した後、エラーフラグがたっ
ている5秒間だけエラー内容に応じたエラー表示を行
う。
【0215】図30は前述の図29の場合と同様に#1
リーダから#2プリンタへのマルチモードであり、#2
プリンタが設定枚数分コピー完了する前にエラーをおこ
して動作をストップした時に、残りの#1、#3の2台
のプリンタも更にエラー状態で、コピー不可能な状況に
ある場合を示す。この場合は、結局図28の場合と同じ
く使えるプリンタが出現するまでリーダにおいてエラー
表示が行われる。
【0216】以上のようなエラー表示処理を行うこと
で、通常のエラー表示部を多出力モードにも兼用でき、
かつ通常のスタンドアロン又はシングルモード時のエラ
ー表示と区別しながらも、同様の感覚で操作が可能とな
る。
【0217】次に図26を用いてマルチモード時のリー
ダ操作部における枚数表示につて説明する。
【0218】(a)は3台のプリンタを用いて1枚コピ
ーする場合の表示例である。まず、コピースタートキー
253を押す前にテンキー254によって設定されるか
或いはプリセットキー251の任意のキーによって呼び
出されたプリセットモードに登録されていた枚数“1
1”を表示する(18−1)。
【0219】その後、コピースタートキー253が押さ
れると、すでにのべた手順(図23〜25)でMIMO
Uとシリアル通信を行いコピーをスタートする。そし
て、全てのプリンタ及びリーダに異常がなく、又、スト
ップキーもわりこみキーも押されなければ光学系が原稿
を走査する毎に、3台のプリンタで各々給紙された合計
枚数3枚をすでに述べたシリアル通信によりリーダはM
IMOUよりうけとって表示枚数から減じて“8”枚
((18−2)、“5”枚(18−3)、“2”枚(1
8−4)と順次表示していく。
【0220】残り2枚になった時点で、当初稼動してい
た3台のプリンタのうち1台は不要となるから、MIM
OUが任意の1台に対してプリンタストップ指示コマン
ドを出してコピーシーケンスから切り離す。そして、コ
ピーシーケンスを行いリーダは次の原稿走査反転位置に
達した時、残りの2台でそれぞれ1枚ずつ計2枚給紙さ
れたことをMIMOUからうけとって、表示枚数の
“2”(18−4)から給紙枚数の2を減じて“0”
(18−5)と表示する。プリンタに異常がなく、リー
ダからも中止、中断させる要因がないので、先に述べた
再送要求フラグもたたず、又、給紙枚数ステータスで2
をうけとった際に最終給紙フラグがたっているので、こ
のコピーシーケンスは正常終了と認識して一旦“0”と
表示した後、次のコピーのために設定された枚数“1
1”を表示して(18−6)コピーをおわる。
【0221】次に、3台のプリンタでコピーを開始した
が、途中で1台で紙がなくなり、更に1台で紙づまりを
おこし、結局2台がコピー不可能な状態になった場合の
枚数表示について図26(b)で説明する。
【0222】まず、設定枚数“11”を表示(18−
7)、3台のプリンタ全てが給紙してそれぞれ1枚コピ
ーを実行して“8”を表示(18−8)、1枚を給紙し
たところで1台のプリンタが紙なしになると、次の原稿
走査に対しては2台のプリンタがコピー可能となって、
一度に2枚のコピーが行われる。従って、8から2を減
じて“6”を表示(18−9)、さらに次の原稿走査の
後、6から2を減じて“4”を表示(18−10)を行
う。ここにおいて、さらに次の原稿走査に対して給紙し
た後、2台のうちの1台が紙づまりをおこしたと仮定す
ると、一応4から2を減じて“2”を表示(18−1
1)する。
【0223】しかしながら、紙づまりを起こしたプリン
タ内部には正常に排出されないもの、すなわち給紙され
ながら正常にプリントアウトされず、装置内部にとどま
っているま紙が3枚あるので、先に述べたように給紙枚
数ステータスの中の再送要求フラグがたつ。さらに再送
要求枚数要求コマンドにより再送要求枚数3枚を情報と
してうけとり、最終給紙フラグがたつまでそれを保持す
る。
【0224】さて、“2”を表示した後、コピー可能な
プリンタは1台となり以後、そのプリンタだけで設定枚
数分プリントアウトしなければならない。従って、原稿
走査の度に表示枚数は1枚ずつカウントダウンされ
“1”(18−12)、“0”(18−13)となる。
さて、すでに図23〜25を用いて説明したように表示
枚数が“0”になると、給紙枚数ステータスの中で最終
給紙フラグがたっているかどうかチェックする(17−
11)。
【0225】この場合は、途中で1台のプリンタが紙づ
まりをおこしており、最終給紙フラグがたたないので再
送要求枚数をチェックし(17−12)、再送要求枚数
が3枚なので“3”と表示される(17−13、18−
14)。この後、コピー可能な1台のプリンタにより原
稿走査の度に1枚ずつ給紙、プリントアウトするので表
示は“2”(18−15)、“1”(18−16)、
“0”(18−17)と順次推移して、先に実行されな
かった3枚分のプリントを行い、これにより設定枚数分
プリントアウトを終え再び“11”と設定枚数を表示す
る(18−18)。
【0226】尚、本実施例では画像信号の出力を原稿読
取にて行ったが、磁気、光学等の記憶装置を用いたイメ
ージファイル等からの出力でもよいし、また、像形成部
としても、プリンタ以外に上述のイメージファイルや各
種ディスプレイ装置を利用することができるものであ
る。
【0227】また、更に、MIMOUを公社回線等に接
続し、ネットワークの拡大を計ることもできる。
【0228】
【表1】
【0229】
【表2】
【0230】
【表3】
【0231】
【表4】
【0232】
【表5】
【0233】
【表6】
【0234】
【表7】
【0235】
【表8】
【0236】
【表9】
【0237】
【表10】
【0238】
【表11】
【0239】
【表12】
【0240】
【表13】
【0241】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、デジ
タル画像信号に基づいて記録媒体に画像形成する複数の
画像形成装置を接続可能であり、前記接続される画像形
成装置にデジタル画像信号を出力する画像出力装置にお
いて、簡単な操作により入力した指定情報による指定に
係わる画像形成が可能な画像形成装置を選択してデジタ
ル画像情報を出力することができる。
【0242】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるシステムの外観図である。
【図2】リーダ部の内部構成図である。
【図3】リーダ部の内部構成図である。
【図4】多入力多出力装置(MIMOU)の内部構成図
である。
【図5】同期メモり基板(SBD)の内部構成図であ
る。
【図6】プリンタの内部構成図である。
【図7】画信号に関するタイミング・チャートである。
【図8】リーダの操作部の外観図である。
【図9】MIMOUの操作部の外観図である。
【図10】電源投入時におけるリーダのタイミング信号
の選択手順を示すフローチャートである。
【図11】リーダのマイクロコンピュータのコピー動作
時の実行プログラムのフローチャートである。
【図12】MIMOUのマイクロコンピュータのコピー
動作時の実行プログラムのフローチャートである。
【図13】MIMOUのマイクロコンピュータのコピー
動作時の実行プログラムのフローチャートである。
【図14】プリンタのマイクロコンピュータのコピー動
作時の実行プログラムのフローチャートである。
【図15】プリンタのマイクロコンピュータのコピー動
作時の実行プログラムのフローチャートである。
【図16】MIMOUのマイクロコンピュータの操作及
び表示動作時の実行プログラムのフローチャートであ
る。
【図17】MIMOUのマイクロコンピュータの操作及
び表示動作時の実行プログラムのフローチャートであ
る。
【図18】MIMOUのマイクロコンピュータの操作及
び表示動作時の実行プログラムのフローチャートであ
る。
【図19】リーダ部特殊操作部における表示例を示す図
である。
【図20】リーダ部特殊操作部における表示例を示す図
である。
【図21】紙カセットサイズ及び上下段カセット表示の
例を示す図である。
【図22】コピーシーケンス非実行中のリーダにおける
シリアル通信フローチャートである。
【図23】MIMOU及びリーダのエラー処理フローチ
ャートである。
【図24】MIMOU及びリーダのエラー処理フローチ
ャートである。
【図25】MIMOU及びリーダのエラー処理フローチ
ャートである。
【図26】リーダ操作部における枚数表示例を示す図で
ある。
【図27】マルチモードの接続例を示す図である。
【図28】マルチモードの接続例を示す図である。
【図29】マルチモードの接続例を示す図である。
【図30】マルチモードの接続例を示す図である。
【符号の説明】
1、2 リーダ 3 MIMOU 4、5 プリンタ 12、13 CCD 32 発振回路 35 セレクタ 121、122、128 SBD 256 液晶表示部 257 ソフトキー 253 コピーキー 254 テンキー 259 上下段切換えキー 303〜306 マルチシングルLED 307〜310 コピー中LED 323〜330 コネクトLED 331〜338 レデイLED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−60867(JP,A) 特開 昭58−21966(JP,A) 実開 昭58−121461(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像信号に基づいて記録媒体に
    画像形成する複数の画像形成装置に接続可能であり、前
    記接続される画像形成装置にデジタル画像信号を出力す
    る画像出力装置であって、 画像形成に関する指定情報を入力する手段と、 前記複数の画像形成装置のそれぞれから、各画像形成装
    置に関する装置情報を入力する手段と、 前記指定情報による指定に係る画像形成が可能な画像形
    成装置を操作者に認識させるべく、前記指定情報及び前
    記装置情報に基づいて、前記複数の画像形成装置のう
    ち、前記指定情報による指定に係る画像形成が可能な画
    像形成装置を表す識別情報を表示する手段と、 前記表示された識別情報に対応する画像形成装置のう
    ち、デジタル画像信号を出力すべき画像形成装置を選択
    するために操作される操作手段とを有することを特徴と
    する画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記指定情報は、画像形成されるべき記
    録媒体のサイズを示す情報であり、 前記装置情報は、当該画像形成装置にセットされている
    記録媒体のサイズを示す情報を含むことを特徴とする請
    求項1記載の画像出力装置。
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