JP2518549B2 - エレベ―タ―の信号伝送装置 - Google Patents

エレベ―タ―の信号伝送装置

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JP2518549B2
JP2518549B2 JP2287332A JP28733290A JP2518549B2 JP 2518549 B2 JP2518549 B2 JP 2518549B2 JP 2287332 A JP2287332 A JP 2287332A JP 28733290 A JP28733290 A JP 28733290A JP 2518549 B2 JP2518549 B2 JP 2518549B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、乗用、荷物用などのエレベーターの信号
伝送装置のポーリングに関するものである。
特に、制御盤のマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンという。)と、乗場の操作盤などの乗場機器のマイコ
ンやかご操作盤などのかご機器のマイコンとの間で直列
信号伝送を行う場合の伝送手順に用いられて好適なエレ
ベーターの信号伝送装置に関するものである。
[従来の技術] 従来例の構成を第11図を参照しながら説明する。
第11図は、例えば特開平1−288585号公報に示された
従来のエレベーターの信号伝送装置を示すブロック図で
ある。
特開平1−288585号公報では、1本の信号線を用いて
親局と子局が交互に送信を行う半二重伝送方式の例が示
されているが、ここでは親局用と子局用の送信の2本の
信号線を用いた全二重伝送方式の場合について説明す
る。
第11図において、従来のエレベーターの信号伝送装置
は、機械室の制御盤内に設けられ、UART(信号直列伝送
用インターフェース)、数十本のポートなどを内蔵した
マイコンからなる親局(1)と、この親局(1)にコネ
クタ(15)、親局(1)の送信線(2)(以下、「DOUT
線」という。)、親局(1)の受信線(3)(以下、
「DIN線」という。)及び信号枝線(4A)、(4B)を介
して接続され、各階の乗場操作盤内に設けられマイコン
からなる子局(5)、(6)、(7)及び(8)と、こ
れら子局(5)〜(8)に接続された位置表示器(5
0)、(60)、(70)及び(80)と、子局(5)〜
(8)に接続された乗場呼び登録灯(上り呼び及び下り
呼びの区別は省略。)(51)、(61)、(71)及び(8
1)と、子局(5)〜(8)に接続された乗場押釦(上
り押釦及び下り押釦の区別は省略。)(52)、(62)、
(72)及び(82)と、親局(1)に接続されたUART
(9)と、このUART(9)にコネクタ(16)、DOUT線
(10)及びDIN線(11)を介して接続され、かつ、かご
(12)内に設けられ行先押釦、かご呼び登録灯、戸開閉
押釦などが配置された操作盤(13)と、この操作盤(1
3)内に設けられマイコンからなる子局(14)と、この
子局(14)に接続された位置表示器(140)とから構成
されている。
つぎに、上述した従来例の動作を第12図を参照しなが
ら説明する。
第12図は、従来のエレベーターの信号伝送装置の伝送
信号を示す波形図である。
第12図において、1コマンド及び1データを構成する
伝送信号S0〜S9を示し、11ビットから構成された直列デ
ータであり、2ビットのスタートビットS0、8ビットの
データS1〜S8及び1ビットのストップビットS9から構成
されている。
まず、親局(1)が送信し、子局(6)が受信する場
合について説明する。
親局(1)及び子局(5)〜(8)のアドレスがそれ
ぞれのメモリに設定されており、例えば、親局(1)の
アドレスを16進数の“01"(以下、“”内は16進数を表
す。)、子局(6)のアドレスを“06"とする。
親局(1)は受信させたい子局(5)〜(8)のアド
レスを最初に送信する。すなわち、第12図に示す形式
で、ビットS1〜S5、S8がローレベル、ビットS6、S7がハ
イレベルのアドレス“06"をDOUT線(2)に送出した
後、ビットS1〜S7がローレベル、ビットS8がハイレベル
のアドレス“01"を送出する。
これに対し、すべての子局(5)〜(8)は“06"の
アドレス信号を受信するが、自局のアドレスと一致した
場合だけデータの受信を開始するようにプログラムされ
ているため、子局(6)だけがデータの受信を開始し、
ひきつづき、“01"のアドレス信号を受け取ることにな
る。
つぎに、子局(6)が送信し、親局(1)が受信する
場合について説明する。
例えば、データ“11"を送信するとき、上述したよう
に、子局(6)は、最初に送信先の親局(1)のアドレ
ス“01"を信号枝線(4B)を介してDIN線(3)に送出し
た後、データ“11"を送出する。
ここで、第11図において、かご(12)に設けられた子
局は1つとして図示されているが、第13図に示すよう
に、実際には複数の子局が設けられている。すなわち、
操作盤(13)を制御する子局A(14A)、位置表示器(1
40)を制御する子局B(14B)、ドアマシン(120)を制
御する子局C(14C)及び電灯などを制御する子局D(1
40D)である。これら子局A(14A)〜子局D(14D)はD
OUT線(10)及びDIN線(11)に接続され、それぞれマイ
コンから構成されている。
親局(1)とかご(12)の子局A〜Dとの間の信号伝
送について第14図を参照しながら説明する。
第14図は、従来のエレベーターの信号伝送装置の親局
(1)とかご(12)の子局との間の伝送信号を時系列で
示すダイヤグラム図である。
第14図において、上側は親局(1)からかごの子局A
〜Dへの送信コマンド及びデータを示し、下側は上側と
は逆方向の子局A〜Dから親局(1)への返信データを
示している。1コマンド及び1データは、第12図に示す
ように、11ビットの構成である。図中の矢印は子局A〜
Dの返信タイミングを示し、XY間が伝送の1周期であ
る。
この場合の同期信号は、第14図中の期間、、及
びで表されている無信号時間が使用されている。すな
わち、親局(1)は1伝送周期中に4バイト分の無信号
の時間を必ず設け、子局A〜Dはこの無信号時間を検出
することにより信号伝送の同期をとっている。また、コ
マンドCA、CB、CC及びCDはそれぞれの子局A〜D専用の
コマンドとなっており、子局A〜DはこのコマンドCA、
CB、CC及びCDで自局の送信可否を判断している。
親局(1)と乗場の子局(5)〜(8)との間の信号
伝送について第15図を参照しながら説明する。
第15図は、従来のエレベーターの信号伝送装置の親局
(1)と乗場の子局との間の伝送信号を時系列で示すダ
イヤグラム図である。
第15図において、上側は親局(1)から子局(5)〜
(8)への送信コマンド及びデータを示し、下側は上側
とは逆方向の子局(5)〜(8)から親局(1)への返
信データを示している。
かご(12)側のポーリングは第14図に示したように各
子局毎に行われるが、乗場側のポーリングは第15図に示
したように各信号の種類毎に行われる。すなわち、コマ
ンドCE、CF、CG及びCHは、インジケータデータの送信、
釦灯データ、ホールランタンデータ及び釦マスクデータ
を示す。これに対して、返信側は全て呼びデータを返信
する。
また、第14図と同様に、無信号時間〜が設けられ
ており、乗場の子局(5)〜(8)はこの無信号時間を
検出することにより信号伝送の同期をとっている。
ところで、コネクタ(15)及び(16)は、制御盤内の
プリント基板上に設けられるが、コネクタ形状などが同
じであり、差し込みを間違えた場合、通常はコマンドの
部分が相違するために全てエラーとなり、正常な送受信
が行われない。しかしながら、ノイズなどによりビット
が化けたり、同期ずれによりコマンド以外のデータ部を
コマンドと誤読したときには、親局(1)は乗場側の子
局(5)〜(8)と送受信しているつもりが、実際には
かご側の子局A〜Dと送受信していることになる。逆
に、かご側の子局A〜Dと送受信しているつもりが、実
際には乗場側の子局(5)〜(8)と送受信しているこ
とも考えられる。
すなわち、コネクタ(15)及び(16)が入れ代わって
いても、乗場側及びかご側の子局はコマンドのみで送受
信の可否を判断するしかなく、ノイズなどによってその
コマンドの誤読が発生すると、誤ったデータがかご(1
2)や乗場の子局に伝送されることになる。その結果、
位置表示器(50)、(60)、(70)、(80)及び(14
0)のちらつきや乗場呼び登録灯(51)、(61)、(7
1)及び(81)、かご呼び登録灯の誤点灯、誤消去、最
悪の場合には乗場押釦(52)、(62)、(72)及び(8
2)などの誤呼びが発生し、実際には呼びが作られてい
ないにもかかわらず、かご(12)が走行することも考え
られる。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような従来のエレベーターの信号伝送装置で
は、コネクタを差し間違えた場合、誤ったデータの送受
信を行ってしまい、安全性を損なうという問題点があっ
た。
この発明は、上述した問題点を解決するためになされ
たもので、コネクタの差し間違いなどのミスが発生し、
コマンドの誤読が発生しても誤ったデータの送受信をさ
けることができ、安全性を向上することができるエレベ
ーターの信号伝送装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るエレベーターの信号伝送装置は、次に
掲げる手段を備えたものである。
〔1〕 親局から第1の同期信号が伝送されたときに同
期をとって第1のデータを返信する第1の子局。
〔2〕 上記親局から上記第1の同期信号と時間幅が異
なる第2の同期信号が伝送されたときに同期をとって第
2のデータを返信する第2の子局。
[作用] この発明においては、直列信号路によって複数の子局
に接続された親局によって、第1の同期信号、及びこの
第1の同期信号と時間幅が異なる第2の同期信号が、第
1の子局及び第2の子局へ伝送される。
そして、上記第1の子局によって、上記親局から上記
第1の同期信号が伝送されたときに同期をとって第1の
データが返信される。
また、上記第2の子局によって、上記親局から上記第
2の同期信号が伝送されたときに同期をとって第2のデ
ータが返信される。
[実施例] この発明の一実施例の構成を第1図を参照しながら説
明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すブロック図であ
り、上記従来装置のものと全く同一である。ただし、親
局及び各子局の処理機能は異なる。
つぎに、上述した一実施例の動作を第2図から第10図
までを参照しながら説明する。
第2図はこの発明の一実施例の親局(1)のメインプ
ログラムの動作を示すフローチャート図、第3図及び第
4図はこの発明の一実施例の親局(1)のタイマー割込
処理プログラムの動作を示すフローチャート図、第5図
はこの発明の一実施例の乗場の子局のメインプログラム
の動作を示すフローチャート図、第6図はこの発明の一
実施例の乗場の子局のタイマー割込処理プログラムの動
作を示すフローチャート図、第7図はこの発明の一実施
例のかご(12)の子局のメインプログラムの動作を示す
フローチャート図、第8図はこの発明の一実施例のかご
(12)の子局のタイマー割込処理プログラムの動作を示
すフローチャート図、第9図(a)〜(d)はこの発明
の一実施例のデータテーブルを示すテーブル図、第10図
(a)及び(b)はこの発明の一実施例の伝送信号を時
系列で示すダイヤグラム図である。なお、前述のフロー
チャート図はこの発明に関係する処理のみを示してい
る。
親局と各子局との間の信号(データ)の送受信は、前
述した従来例と同様に、2ビットのスタートビットと1
ビットのストップビットを含む11ビットから構成された
直列データによって、調歩同期式で行われる。
第10図(a)及び(b)において、期間、、、
、及びはかご(12)と乗場の各子局が同期信号と
して使用している無信号時間である。また、図中の矢印
は、かご(12)及び乗場の各子局の返信タイミングを示
している。同図(a)が親局(1)とかご(12)の子局
A〜Dとの間の伝送ダイヤグラムを表し、同図(b)が
親局(1)と乗場の子局(5)〜(8)との間の伝送ダ
イヤグラムを表している。つまり、親局(1)⇔かご
(12)の子局間の伝送手順では、期間、、及び
のタイマー割込4周期分の無信号時間が設けられてお
り、一方、親局(1)⇔乗場の子局間の伝送手順では、
期間及びのタイマー割込2周期分の無心号時間しか
設けられていない。
これら無信号時間、、、、及びは、親局
(1)のタイマー割込処理プログラムで挿入する処理が
実行され、かご(12)及び乗場の各子局はこの無信号時
間を検出することにより信号伝送の同期をとっている。
なお、第10図では親局とかご及び乗場の子局との間の
伝送ダイヤグラムが上下別々に描かれているが、実際の
時系列は第3図及び第4図の親局のタイマー割込処理プ
ログラムのフローチャートに示されているように、送受
信は、親局→かごの子局、親局→乗場の子局、親局←か
ごの子局、親局←乗場の子局の順に繰り返し行われてい
る。
第2図において、電源が投入された直後に親局(1)
のメインプログラムが実行されて、ステップ(S1)にお
いて初期設定がなされ、ステップ(S2)においてタイマ
ー周期設定がなされ、すなわち伝送信号のタイミングを
制御するタイマー値がセットされ、ステップ(S3)にお
いてXレジスタが零(クリア)とされ、ステップ(S4)
において割込許可の状態に入り、ステップ(S5)におい
てタイマー割込待ちとなる。
第3図及び第4図に示す親局(1)のタイマー割込処
理プログラムは、第9図に示すデータテーブル(TX−TA
BLE−CAGE、TX−TABLE−HALL、RX−TABLE−CAGE、RX−T
ABLE−HALL)の値を参照して処理、分岐を決めている。
TX−TABLE−CAGEのデータ値は送信処理をすべきかご
(12)の子局を決定しており、データ値“00"は無信号
時間の挿入処理、データ値“01"は子局Aへの送信処
理、同様にデータ値“02"又は“03"は子局B又はCへの
送信処理、データ値が前記以外の場合は子局Dへの送信
処理を表している。
TX−TABLE−HALLのデータ値は乗場の子局(5)〜
(8)へ送信すべき信号の種類を決定しており、データ
値“00"は無信号、データ値は“01"又は“02"はスイッ
チ情報スキャン又はインジケータデータ、データ値が前
記以外の場合は釦灯情報を表している。
RX−TABLE−CAGEのデータ値は受信処理をすべきかご
(12)の子局を決定しており、データ値“00"、“01"、
“02"又は“03"は無処理、子局A、B又はCからの受信
処理、データ値が前記以外の場合は子局Dからの受信処
理を表している。
RX−TABLE−HALLのデータ値は乗場の子局から受信す
べき信号の種類を決定しており、データ値“00"は無信
号、データ値“01"はスイッチ情報、データ値“02"、
“03"又はこれら以外は釦灯情報を表している。
親局(1)の送信処理における同期信号は、タイマー
割込中に前述したデータ値をロードした時にその値が
“00"のとき、無信号時間を挿入することで達成してい
る。TX−TABLE−CAGEの場合は、伝送周期の最初と最後
の2バイトづつがデータ値“00"となっており、第10図
(a)に示す同期信号、、及びは、このデータ
値をロードした時に挿入される。
また、TX−TABLE−HALLの場合は、伝送周期の最後の
2バイトのみがデータ値“00"となっており、第10図
(b)に示す同期信号及びは、このデータ値をロー
ドした時に挿入される。
すなわち、第3図のステップ(S10)において(TX−T
ABLE−CAGE)+(X)番地よりテーブルデータをロード
し、ステップ(S11)においてデータは“00"か否かが判
断され、YESの場合にはステップ(S19)で1バイトの無
信号が挿入されてステップ(S20)へ進み、NOの場合に
は次のステップ(S12)に進む。なお、無信号〜は
処理ごとに1バイトづつ挿入される。
ステップ(S12)においてデータは“01"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S13)において子局
Aへコマンド又はデータを送信してステップ(S20)へ
進み、NOの場合にはステップ(S14)に進む。
ステップ(S14)においてデータは“02"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S15)において子局
Bへコマンド又はデータを送信してステップ(S20)へ
進み、NOの場合にはステップ(S16)に進む。
ステップ(S16)においてデータは“03"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S17)において子局
Cへコマンド又はデータを送信してステップ(S20)へ
進み、NOの場合にはステップ(S18)において子局Dへ
コマンド又はデータを送信して次のステップ(S20)に
進む。
ステップ(S20)において(TX−TABLE−HALL)+
(X)番地よりテーブルデータをロードし、ステップ
(S21)においてデータは“00"か否かが判断され、YES
の場合にはステップ(S29)で1バイトの無信号が挿入
されてステップ(S30)へ進み、NOの場合には次のステ
ップ(S22)に進む。なお、無信号及びは処理ごと
に10バイトづつ挿入される。
ステップ(S22)においてデータは“01"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S23)においてスイ
ッチ情報スキャンのコマンド又はデータを送信してステ
ップ(S30)へ進み、NOの場合にはステップ(S24)に進
む。
ステップ(S24)においてデータは“02"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S25)においてイン
ジケータデータのコマンド又はデータを送信してステッ
プ(S30)へ進み、NOの場合にはステップ(S26)に進
む。
ステップ(S26)においてデータは“03"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S27)において釦灯
情報のコマンド又はデータを送信してステップ(S30)
へ進み、NOの場合にはステップ(S28)において釦灯情
報のコマンド又はデータを送信して次のステップ(S3
0)に進む。
第4図のステップ(S30)において(RX−TABLE−CAG
E)+(X)番地よりテーブルデータをロードし、ステ
ップ(S31)においてデータは“00"か否かが判断され、
YESの場合にはステップ(S40)へ進み、NOの場合には次
のステップ(S32)に進む。
ステップ(S32)においてデータは“01"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S33)において子局
Aから返信データを受信してステップ(S40)へ進み、N
Oの場合にはステップ(S34)に進む。
ステップ(S34)においてデータは“02"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S35)において子局
Bから返信データを受信してステップ(S40)へ進み、N
Oの場合にはステップ(S36)に進む。
ステップ(S36)においてデータは“03"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S37)において子局
Cから返信データを受信してステップ(S40)へ進み、N
Oの場合にはステップ(S38)において子局Dから返信デ
ータを受信して次のステップ(S40)に進む。
ステップ(S40)において(RX−TABLE−HALL)+
(X)番地よりテーブルデータをロードし、ステップ
(S41)においてデータは“00"か否かが判断され、YES
の場合にはステップ(S49)へ進み、NOの場合には次の
ステップ(S42)に進む。
ステップ(S42)においてデータは“01"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S43)においてスイ
ッチ情報を受信してステップ(S49)へ進み、NOの場合
にはステップ(S44)に進む。
ステップ(S44)においてデータは“02"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S45)において乗場
釦灯情報を受信してステップ(S49)へ進み、NOの場合
にはステップ(S46)に進む。
ステップ(S46)においてデータは“03"か否かが判断
され、YESの場合には次のステップ(S47)において乗場
釦灯情報を受信してステップ(S49)へ進み、NOの場合
にはステップ(S48)において乗場釦灯情報を受信して
次のステップ(S49)に進む。
ステップ(S49)においてXが13(HEX:16進数)か否
かが判断され、YSの場合には次のステップ(S50)にお
いてXがクリアされて戻り、NOの場合にはステップ(S5
1)においてXが1だけインクリメントされ、すなわち
X←X+1されて戻る。
なお、RX−TABLE−CAGE及びRX−TABLE−HALLの各テー
ブルのデータ値は、タイマー割込処理プログラムが上記
各テーブルからデータをロードする時点では、各子局に
よってデータが伝送されて書き込まれている。
乗場の子局(5)〜(8)の動作を説明する。第5図
に示すメインプログラムの処理中でタイマー割込カウン
ター値を「2」にセットするため、第6図に示すタイマ
ー割込処理プログラム中の無信号時間検出完了フラグを
セットする処理が実行されるためには、タイマー割込が
2度発生しなければならない。ここでは図示しないが、
送受信処理中では必ず第5図のステップ(S64)に示す
タイマー割込カウンターのセット処理が実行されるた
め、タイマー割込が2度連続して発生した場合のみ第6
図のステップ(S75)に示す無信号時間検出完了フラグ
をセットする処理が実行されることになる。
すなわち、送受信処理は無信号時間検出完了フラグが
リセットしていると実行されないようになっている。親
局(1)が無信号時間及びを設けたことにより、乗
場の子局には2度連続してタイマー割込が発生し、無信
号時間検出完了フラグがセットされて送受信処理が可能
となる。
ところが、第10図(a)に示す無信号時間、、
及びが挿入されると、結果的にタイマー割込が2度以
上連続して入ることとなり、無信号時間検出完了フラグ
のセット処理は実行されず、送受信処理も実行されない
ことになる。
すなわち、第5図のステップ(S60)において初期設
定がなされ、ステップ(S61)においてシリアルポート
設定がなされ、ステップ(S62)において受信割込カウ
ンターを0クリアし、ステップ(S63)においてタイマ
ー割込を2.5msecにセットし、ステップ(S64)において
タイマー割込カウンターを2にセットし、ステップ(S6
5)においてタイマーをスタートさせる。
そして、ステップ(S66)において割込許可の状態に
入り、ステップ(S67)においてタイマー割込待ちと親
局(1)からの受信割込待ちとなる。すなわち、タイマ
ー割込の場合には第6図で示すタイマー割込処理に移
り、受信割込の場合には送受信の処理を行う。
第6図のステップ(S70)において受信割込カウンタ
ーを0にクリアし、ステップ(S71)において無信号時
間検出完了フラグをリセットし、ステップ(S72)にお
いてタイマー割込カウンターが“FF"か否かが判断さ
れ、YESの場合には戻り、NOの場合には次のステップ(S
73)に進む。
ステップ(S73)においてタイマー割込カウンターが
デクリメントされ、ステップ(S74)においてタイマー
割込カウンターが零か否かが判断され、YESの場合には
ステップ(S75)において無信号時間検出完了フラグを
セットして戻り(このとき同期がとれたことにな
る。)、NOの場合にはそのまま戻る。
かご(12)の子局A〜Dの動作を説明する。乗場の子
局と同様の処理が実行されるが、第7図に示すメインプ
ログラムの処理中でタイマー割込カウンター値を「4」
にセットすることが異なっている。第8図に示すタイマ
ー割込処理プログラム中の無信号時間検出完了フラグを
セットする処理が実行されるためには、タイマー割込が
4度発生しなければならない。すなわち、親局(1)が
無信号時間、、及びを設けたことにより、かご
(12)の子局には4度連続してタイマー割込が発生し、
無信号時間検出完了フラグがセットされて送受信処理が
可能となる。
すなわち、第7図のステップ(S80)において初期設
定がなされ、ステップ(S81)においてシリアルポート
設定がなされ、ステップ(S82)において受信割込カウ
ンターを0クリアし、ステップ(S83)においてタイマ
ー割込を2.5msecにセットし、ステップ(S84)において
タイマー割込カウンターを4にセットし、ステップ(S8
5)においてタイマーをスタートさせる。そして、ステ
ップ(S86)において割込許可の状態に入り、ステップ
(S87)においてタイマー割込待ちと親局からの受信割
込待ちとなる。すなわち、タイマー割込の場合には第8
図で示すタイマー割込処理に移り、受信割込の場合には
送受信の処理を行う。
第8図のステップ(S90)において受信割込カウンタ
ーを0にクリアし、ステップ(S91)において無信号時
間検出完了フラグをリセットし、ステップ(S92)にお
いてタイマー割込カウンターが“FF"か否かが判断さ
れ、YESの場合には戻り、NOの場合には次のステップ(S
93)に進む。
ステップ(S93)においてタイマー割込カウンターが
デクリメントされ、ステップ(S94)においてタイマー
割込カウンターが零か否かが判断され、YESの場合には
ステップ(S95)において無信号時間検出完了フラグを
セットして戻り(このときに同期がとれたことにな
る。)、NOの場合にはそのまま戻る。
この発明の一実施例は、上述したように、乗場の子局
はタイマー割込が2度連続して入った場合のみ、かご
(12)の子局は同様にタイマー割込が4度連続して入っ
た場合のみ送受信処理を実行する。すなわち、親局とか
ご側の子局及び乗場側の子局との間のそれぞれの同期デ
ータは親局により異なったデータが一定周期で伝送周期
中に挿入され、かご側の子局及び乗場側の子局はその同
期データで同期をとり信号伝送を行っているため、つま
り、同期信号である無信号時間の幅をかご(12)及び乗
場側で異なるように構成したことにより、コネクタ(1
5)又は(16)を差し間違えた場合でも誤った信号の送
受信が行われることがなく、したがって、コネクタ(1
5)、(16)の差し間違えの場合でもかご(12)が急に
動き出すなどの不具合を防止することができ、安全性を
向上することができるという効果を奏する。
なお、上記実施例では同期信号に無信号時間を使用す
る場合を説明したが、例えば、データ値“FF"や“00"が
連続した信号を同期信号として使用しても同様の動作を
期待できる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したとおり、親局及び複数の子
局が直列信号路によって接続され、上記親局及び上記複
数の子局の間の信号伝送を行うエレベーターの信号伝送
装置において、上記親局から第1の同期信号が伝送され
たときに同期をとって第1のデータを返信する第1の子
局と、上記親局から上記第1の同期信号と時間幅が異な
る第2の同期信号が伝送されたときに同期をとって第2
のデータを返信する第2の子局とを備えたので、コネク
タの差し間違いなどのミスが発生し、コマンドの誤読が
発生しても誤ったデータの送受信をさけることができ、
安全性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の親局のメインプログラムを示す
フローチャート図、第3図及び第4図はこの発明の一実
施例の親局のタイマー割込処理プログラムを示すフロー
チャート図、第5図はこの発明の一実施例の乗場の子局
のメインプログラムを示すフローチャート図、第6図は
この発明の一実施例の乗場の子局のタイマー割込処理プ
ログラムを示すフローチャート図、第7図はこの発明の
一実施例のかごの子局のメインプログラムを示すフロー
チャート図、第8図はこの発明の一実施例のかごの子局
のタイマー割込処理プログラムを示すフローチャート
図、第9図はこの発明の一実施例のデータテーブルを示
すテーブル図、第10図はこの発明の一実施例の伝送信号
を時系列で示すダイヤグラム図、第11図は従来のエレベ
ーターの信号伝送装置を示すブロック図、第12図は従来
のエレベーターの信号伝送装置の伝送信号を示す波形
図、第13図は従来のエレベーターのかごを示すブロック
図、第14図及び第15図は従来のエレベーターの信号伝送
装置の伝送信号を時系列で示すダイヤグラム図である。 図において、 (1)……親局、 (2)……DOUT線、 (5)、(6)、(7)、(8)……子局、 (9)……UART、 (10)……DOUT線、 (12)……かご、 (13)……操作盤、 (14A)、(14B)、(14C)、(14D)……子局、(1
5)、(16)……コネクタである。 なお、各図中、同一部号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局及び複数の子局が直列信号路によって
    接続され、上記親局及び上記複数の子局の間の信号伝送
    を行うエレベーターの信号伝送装置において、上記親局
    から第1の同期信号が伝送されたときに同期をとって第
    1のデータを返信する第1の子局、及び上記親局から上
    記第1の同期信号と時間幅が異なる第2の同期信号が伝
    送されたときに同期をとって第2のデータを返信する第
    2の子局を備えたことを特徴とするエレベーターの信号
    伝送装置。
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