JP2518453Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP2518453Y2 JP2518453Y2 JP1991022465U JP2246591U JP2518453Y2 JP 2518453 Y2 JP2518453 Y2 JP 2518453Y2 JP 1991022465 U JP1991022465 U JP 1991022465U JP 2246591 U JP2246591 U JP 2246591U JP 2518453 Y2 JP2518453 Y2 JP 2518453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- drain
- insulation
- sound
- insulating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は天井埋込形空気調和機等
の空気調和機に関する。
の空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の１例が図２及
び図３に示されている。天井１内に埋設されたケース本
体２の内部には熱交換器７、ドレンパン10、モータ５、
送風機６、導風板12等が内蔵され、このケース本体２の
下部に天井パネル８が装着されている。天井パネル８の
中央部には吸込口３が形成され、この吸込口３に隣接し
てその外側に吹出口４が形成されている。ケース本体２
は板金からなり、その内外両面には防音、断熱及び結露
防止のためのインシュレーション25、26が張設されてい
る。
び図３に示されている。天井１内に埋設されたケース本
体２の内部には熱交換器７、ドレンパン10、モータ５、
送風機６、導風板12等が内蔵され、このケース本体２の
下部に天井パネル８が装着されている。天井パネル８の
中央部には吸込口３が形成され、この吸込口３に隣接し
てその外側に吹出口４が形成されている。ケース本体２
は板金からなり、その内外両面には防音、断熱及び結露
防止のためのインシュレーション25、26が張設されてい
る。
【０００３】この空気調和機の運転時、図示しない室外
ユニットからの冷媒が熱交換器７を循環し、モータ５に
よって送風機６が駆動される。すると、室９内の室内空
気が吸込口３から吸込グリル11、フイルタ13を通り、導
風板12に案内されて送風機６に吸入されて付勢される。
そして、熱交換器７を流過する過程で冷却又は加熱され
ることにより調和空気となって吹出口４から室９内に吹
き出される。
ユニットからの冷媒が熱交換器７を循環し、モータ５に
よって送風機６が駆動される。すると、室９内の室内空
気が吸込口３から吸込グリル11、フイルタ13を通り、導
風板12に案内されて送風機６に吸入されて付勢される。
そして、熱交換器７を流過する過程で冷却又は加熱され
ることにより調和空気となって吹出口４から室９内に吹
き出される。
【０００４】この空気調和機の冷房運転時、室内空気が
熱交換器７によって冷却されると、室内空気中の水分が
熱交換器７の表面に凝縮液化しドレンパン10内に滴下す
る。そして、ドレン溝10a を通ってドレン溜まり10b に
集められ、ここからドレンポンプ14により汲み上げら
れ、ドレンホース15を通って室外に廃棄される。ドレン
ポンプ14の運転中、これから発生する騒音が外部に洩れ
るのを抑制するため、ドレンポンプ14の周囲には板金の
内面に吸音材を貼付けてなる遮音板16が設置されてい
る。
熱交換器７によって冷却されると、室内空気中の水分が
熱交換器７の表面に凝縮液化しドレンパン10内に滴下す
る。そして、ドレン溝10a を通ってドレン溜まり10b に
集められ、ここからドレンポンプ14により汲み上げら
れ、ドレンホース15を通って室外に廃棄される。ドレン
ポンプ14の運転中、これから発生する騒音が外部に洩れ
るのを抑制するため、ドレンポンプ14の周囲には板金の
内面に吸音材を貼付けてなる遮音板16が設置されてい
る。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、遮音板16の周縁とインシュレーション25と
の間に隙間が生じ、この隙間から音が洩れるという不具
合があった。また、遮音板16は板金の内面に吸音材を貼
り付けて構成され、この遮音板16をドレンポンプ14の周
囲に設置しなければならないため、そのコストが嵩むと
いう問題があった。
においては、遮音板16の周縁とインシュレーション25と
の間に隙間が生じ、この隙間から音が洩れるという不具
合があった。また、遮音板16は板金の内面に吸音材を貼
り付けて構成され、この遮音板16をドレンポンプ14の周
囲に設置しなければならないため、そのコストが嵩むと
いう問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、キャビネット内に配設されたドレンパンのドレ
ン溜り内に集められたドレンを汲み上げて外部に排出す
るドレンポンプの周囲に遮音板を設けてなる空気調和機
において、上記キャビネットの内面に一体成形されたイ
ンシュレーションにより上記遮音板を一体成形したこと
を特徴とする空気調和機にある。
するために提案されたものであって、その要旨とすると
ころは、キャビネット内に配設されたドレンパンのドレ
ン溜り内に集められたドレンを汲み上げて外部に排出す
るドレンポンプの周囲に遮音板を設けてなる空気調和機
において、上記キャビネットの内面に一体成形されたイ
ンシュレーションにより上記遮音板を一体成形したこと
を特徴とする空気調和機にある。
【０００７】
【作用】本考案においては、上記構成を具えているた
め、キャビネットの内面にインシュレーションを一体成
形する際このインシュレーションによりこれと一体に遮
音板が成形される。
め、キャビネットの内面にインシュレーションを一体成
形する際このインシュレーションによりこれと一体に遮
音板が成形される。
【０００８】
【実施例】本考案の１実施例が図１に示されている。ケ
ース本体２をインサート材として発泡スチロール等の合
成樹脂を射出成形することによってケース本体２の内外
両面にはインシュレーション30a 、30b がこれと一体成
形され、この際、内面のインシュレーション30a により
これと一体に遮音板31が一体成形される。他の構成は図
２及び図３に示す従来のものと同様であり、対応する部
材には同じ符号が付されている。
ース本体２をインサート材として発泡スチロール等の合
成樹脂を射出成形することによってケース本体２の内外
両面にはインシュレーション30a 、30b がこれと一体成
形され、この際、内面のインシュレーション30a により
これと一体に遮音板31が一体成形される。他の構成は図
２及び図３に示す従来のものと同様であり、対応する部
材には同じ符号が付されている。
【０００９】しかして、遮音板31はケース本体２の内外
両面にインシュレーション30a 、30b を一体成形すると
同時に内面のインシュレーション30a と一体に成形され
るので容易、かつ、迅速に成形できるとともに遮音板31
と内面のインシュレーション30a との間に隙間が生じる
ことはない。
両面にインシュレーション30a 、30b を一体成形すると
同時に内面のインシュレーション30a と一体に成形され
るので容易、かつ、迅速に成形できるとともに遮音板31
と内面のインシュレーション30a との間に隙間が生じる
ことはない。
【００１０】以上、本考案を天井埋込形空気調和機に適
用した例について説明したが、本考案はキャビネット内
にドレンポンプとこれを囲む遮音板を設置してなる任意
の形の空気調和機に適用しうることは勿論である。
用した例について説明したが、本考案はキャビネット内
にドレンポンプとこれを囲む遮音板を設置してなる任意
の形の空気調和機に適用しうることは勿論である。
【００１１】
【考案の効果】本考案においては、キャビネットの内面
に一体成形されたインシュレーションにより遮音板を一
体成形したため、遮音板とキャビネットの内面のインシ
ュレーションとの間に隙間が生じることはなく、従っ
て、この隙間からの音洩れを阻止しうる。また、遮音板
は内面のインシュレーションと一体成形されるため、部
品点数が減るとともに遮音板を取り付ける手数を要しな
いのでコストを低減しうる。
に一体成形されたインシュレーションにより遮音板を一
体成形したため、遮音板とキャビネットの内面のインシ
ュレーションとの間に隙間が生じることはなく、従っ
て、この隙間からの音洩れを阻止しうる。また、遮音板
は内面のインシュレーションと一体成形されるため、部
品点数が減るとともに遮音板を取り付ける手数を要しな
いのでコストを低減しうる。
【図１】本考案の１実施例を示す要部の横断面図であ
る。
る。
【図２】従来の天井埋込形空気調和機の縦断面図であ
る。
る。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿う横断面図である。
２ キャビネット 10 ドレンパン 10b ドレン溜り 14 ドレンポンプ 31 遮音板 30a インシュレーション
Claims (1)
- 【請求項１】 キャビネット内に配設されたドレンパン
のドレン溜り内に集められたドレンを汲み上げて外部に
排出するドレンポンプの周囲に遮音板を設けてなる空気
調和機において、上記キャビネットの内面に一体成形さ
れたインシュレーションにより上記遮音板を一体成形し
たことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991022465U JP2518453Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991022465U JP2518453Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113823U JPH04113823U (ja) | 1992-10-06 |
| JP2518453Y2 true JP2518453Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31907960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991022465U Expired - Lifetime JP2518453Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518453Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP1991022465U patent/JP2518453Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04113823U (ja) | 1992-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960625 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |