JP2518232B2 - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子楽器の鍵盤装置に係わり、特に演奏時に
ピアノに類似したタッチ感を発生することのできる電子
楽器の鍵盤装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の電子楽器の鍵盤装置としては例えば第
3図乃至第4図に示されているようなものが知られてい
る。図において、1は鍵盤装置のフレーム(鍵支持部
材)を示しており、このフレーム1に形成されたスリッ
ト3を画成するフレーム1の一縁部には略円柱形の鍵支
点軸5(鍵支持部材の一部)が嵌着されており、基端部
をスリット3に挿入された鍵7の受け部が鍵支点軸5に
滑動自在に係合している。したがって、鍵7の先端部を
押圧すると、鍵7は鍵支点軸5を中心に回動する。鍵7
の幅はスリット3の幅より狭いので、鍵7はスリット3
内でフレーム1に接触することなく回動するが、基端部
の下端に設けられた楔形の仮止め部材9の間隔はスリッ
ト3の幅より僅かに大きい。この仮止め部材9は鍵7と
一体的に合成樹脂で成形されている。
かかる従来の鍵盤装置を組み立てるには、鍵支点軸5
の嵌着されたフレーム1を準備し、しかる後に、鍵7の
基端部を第3図中上方からスリット3内に挿入する。上
記仮止め部材9の間隔はスリット3の幅より大きいの
で、仮止め部材9はフレーム1の上面に当接する。しか
しながら、仮止め部材9の間隔はスリット3の幅より僅
かに大きいだけなので、鍵7をスリット3内に押し込む
と仮止め部材9は弾性変形してスリット3を通過し、鍵
7の受け部は鍵支点軸5に係合する。したがって、鍵7
の受け部が鍵支点軸5に係合した後は鍵7を第3図中上
方に抜き取ろうとしても仮止め部材9がフレーム1に当
接して容易に抜け落ちることがない。このように、鍵7
を一旦フレーム1に組み付けた後には鍵7が容易に抜け
落ちないので、更に組立を続ける際にフレーム1を裏返
しにすることもでき、組立作業を容易かつ迅速に行うこ
とができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の鍵盤装置にあっては、仮止
め部材9がフレーム1に当接して鍵7の抜け落ちを防止
しているので、仮止め部材9の間隔はスリット3の幅よ
り確実に大きくなければならないものの、スリット3の
幅より大幅に大きいとスリット3を通過させることがで
きず、各仮止め部材9の間隔を対応するスリット3の幅
に対して極めて僅かな許容誤差の範囲に成形しなければ
ならなかった。ところが、仮止め部材9は鍵7と一体的
に成形されているので、各仮止め部材の各部寸法は鍵7
の各部寸法に比べてはるかに小さく、所定の許容誤差の
範囲に成形しにくいという問題点があった。
したがって、本発明の目的は成形の容易な鍵盤装置の
部品用仮止め部材を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本願第1発明は、鍵支持部材と、該鍵支持部材に設け
られた鍵支点と、該鍵支点に回動自在に支持された鍵
と、該鍵に鍵支持部材に対する復帰特性を発生させる鍵
復帰ばねと有する電子楽器の鍵盤装置において、上記鍵
支持部材に配設され、上記鍵を鍵支点に係合させるとき
には該鍵に係合しつつ弾性変形して鍵の移動を許容し、
該鍵が支点に係合した後には鍵との間に遊嵌状態を呈す
る仮止め部材を設け、前記鍵復帰ばねを挿入する前に鍵
を仮止めすることを可能としたことを特徴としている。
また、本願第2の発明は、支持部材と、該支持部材に
回動自在に支持された鍵と、該鍵の押下に連動してその
回動支点部を上記支持部材の回動支点部に摺接して回動
される質量体と、上記鍵を復帰方向に付勢する付勢手段
とを有する電子楽器の鍵盤装置において、上記支持部材
に配設され、上記質量体の回動支点部を上記支持部材の
回動支点部に係合させるときには、該質量体に係合しつ
つ弾性変形して該質量体の移動を許容し、該質量体の回
動支点部が上記鍵支持部材の回動支持部に係合した後に
は、該質量体との間に遊嵌状態を呈する仮止め部材を設
け、前記鍵復帰ばねを挿入する前に質量体を仮止めする
ことを可能としたことを特徴としている。
さらに、本願第3の発明は、支持部材と、該支持部材
に回動自在に支持された鍵と、該鍵の押下に連動してそ
の回動支点部を上記支持部材の回動支点部に摺接して回
動される質量体と、上記鍵を復帰方向に付勢する付勢手
段とを有する電子楽器の鍵盤装置において、上記支持部
材に配設され、上記質量体の回動支点部を上記支持部材
の回動支点部に係合させるときには、該質量体に係合し
つつ弾性変形して該質量体の移動を許容し、該質量体の
回動支点部が上記鍵支持部材の回動支持部に係合した後
には、該質量体との間に遊嵌状態を呈する仮止め部材を
設け、前記鍵復帰ばねを挿入する前に鍵および質量体を
仮止めすることを可能としたことを特徴としている。
[作用及び効果] 以下、本願第1発明乃至第3発明の作用と効果とを説
明する。
まず、本願第1発明に係る電子楽器の鍵盤装置を組み
立てるには、鍵支点と仮止め部材とが設けられた鍵支持
部材を準備し、しかる後に、上記鍵支持部材の一表面側
から鍵を上記鍵支点に回動自在に係合させる。鍵を鍵支
点に係合させるときには上記仮止め部材が鍵に係合しつ
つ弾性変形するので、鍵に仮止め部材の弾性変形を惹起
させるだけの力を加えれば鍵の移動は許容され、鍵は鍵
支点に係合することができる。したがって、上記鍵支持
部材の他表面側から鍵復帰ばねを上記鍵に係止させると
きには、仮止め部材が鍵に係合するので、鍵に相当の力
を加えない限り仮止め部材が鍵の脱落を防止する。かか
る機能を有する仮止め部材は鍵とは別個に鍵支持部材に
配設されるので、各部の寸法を所望の値に形成し易く、
仮止め部材の形成が従来に比べて容易になる。しかも、
仮止め部材は組立後には鍵との間に遊嵌状態を呈するの
で、鍵復帰ばねによる鍵の復帰特性に影響を与えること
がない。
次に、本願第2発明に係る電子楽器の鍵盤装置を組み
立てるには、質量体の回動支点部と仮止め部材とが設け
られた支持部材を準備し、しかる後に、上記支持部材の
一表面側から質量体を上記回動支持部に回動自在に係合
させる。質量体を回動支持部に係合させるときには上記
仮止め部材が質量体に係合しつつ弾性変形するので、質
量体に仮止め部材の弾性変形を惹起させるだけの力を加
えれば質量体の移動は許容され、質量体は回動支持部に
係合することができる。したがって、上記支持部材の他
表面側から復帰ばねを上記質量体に係止させるときに
は、仮止め部材が質量体に係合するので、質量体に相当
の力を加えない限り仮止め部材が質量体の脱落を防止す
る。かかる機能を有する仮止め部材は質量体とは別個に
支持部材に配設されるので、各部の寸法を所望の値に形
成し易く、仮止め部材の形成が従来に比べて容易にな
る。しかも、仮止め部材は組立後には質量体との間に遊
嵌状態を呈するので、復帰ばねによる質量体の復帰特性
に影響を与えることがない。
次に、本願第3発明の作用と効果とについて説明す
る。本願第3発明に係る電子楽器の鍵盤装置を組み立て
るには、鍵回動支持部と質量体回動支持部と仮止め部材
とが設けられた支持部材を準備し、しかる後に、上記支
持部材の一表面側から鍵と質量体とを上記鍵回動支持部
と質量体回動支持部とにそれぞれ回動自在に係合させ
る。鍵を鍵回動支持部に係合させるときには上記仮止め
部材が鍵に係合しつつ弾性変形するので、鍵に仮止め部
材の弾性変形を惹起させるだけの力を加えれば鍵の移動
は許容され、鍵は鍵回動支持部に係合することができ
る。同様に、質量体を質量体回動支持部に係合させると
きには上記仮止め部材が質量体に係合しつつ弾性変形す
るので、質量体に仮止め部材の弾性変形を惹起させるだ
けの力を加えれば質量体の移動は許容され、質量体は質
量体回動支持部に係合することができる。したがって、
上記支持部材の他表面側から復帰ばねを上記鍵と質量体
とに係止させるときには、仮止め部材が鍵と質量体とに
係合するので、鍵と質量体とに相当の力を加えない限り
仮止め部材が鍵と質量体との脱落を防止する。かかる機
能を有する仮止め部材は鍵や質量体とは別個に支持部材
に配設されるので、各部の寸法を所望の値に形成し易
く、仮止め部材の形成が従来に比べて容易なる。しか
も、仮止め部材は組立後には質量体との間に遊嵌状態を
呈するので、鍵復帰ばねによる質量体の復帰特性に影響
を与えることがない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第2図は本願発明の一実施例に係わる電子
楽器の鍵盤装置を示す図であり、図中11はフレームを、
13はフレーム11の後端部に形成されたスリットをそれぞ
れ示している。スリット13を画成しているフレーム11の
縁部には鍵支点15とハンマ支点17と仮止め部材19とが合
成樹脂を使用したアウトサート加工により同時的に成形
されており、鍵支点15には鍵21が、ハンマ支点17にはハ
ンマ23がそれぞれ滑動自在に係合している。仮止め部材
19はフレーム11の縁部から上方に突出する支持部25と、
該支持部25からハンマ支点17側に延びるハンマ仮止め部
27と、上記支持部25から鍵支点15側に延びる鍵仮止め部
29とを有しており、鍵盤装置が組み立てられた状態で
は、ハンマ仮止め部27の先端と鍵仮止め部29の先端とは
ハンマ23と鍵21とからそれぞれ若干離れている。31は鍵
21とハンマ23との間に装着された復帰ばねであり、予め
座屈変形させられて点Pで鍵21と接触している。したが
って、鍵21およびハンマ23の回動により復帰ばね31の変
形量が増加しても該変形に要する外力は僅かなので、演
奏者はハンマ23の運動に起因するタッチ感を感じても復
帰場ね31の弾性力による抵抗を感じることはない。
次に、上記鍵盤装置の組立作業について説明する。鍵
盤装置の組立に際しては、アウトサート加工により鍵支
点15とハンマ支点17と仮止め部材19との付設されたフレ
ーム11を準備し、しかる後、まず、ハンマ23をハンマ支
点17に係合させる。このとき、ハンマ仮止め部27とハン
マ支点17との間隔はハンマ23後端部の距離L1より狭いの
で、ハンマ23をフレーム11の第1図中上方から接近させ
ると、ハンマ23の下側傾斜面33がハンマ仮止め部27に当
接する。その後、ハンマ23をさらに第1図中下方に移動
させるとハンマ仮止め部27はハンマ23に押圧されて第1
図中下方に弾性変形しつつハンマ支点17との間隔を広
げ、ハンマ23の通過を許容する。その結果、ハンマ23は
ハンマ支点17に係合し、ハンマ23の通過後、ハンマ仮止
め部材27は弾性的に復帰する。このようにしてハンマ23
がハンマ支点17に一旦係合したら、ハンマ23がハンマ支
点17から離隔しようとするとハンマ仮止め部材27がハン
マ23の上側傾斜面に当接するので、ハンマ23が容易に抜
け落ちることはない。
このようにして、ハンマ23がハンマ支点17に係合させ
られると、次に、鍵21が組み立てられる。すなわち、鍵
21もハンマ23と同一方向からフレーム11に接近させられ
るが、鍵仮止め部29と鍵支点15との間隔も鍵21の後端部
の距離L2より狭いので、鍵仮止め部29も鍵21の下側傾斜
面37に当接する。鍵21をさらに下側に押圧すると鍵仮止
め部29派遣21に押圧されて第1図中下方に弾性変形して
鍵21の通過を許容する。その結果、鍵21は鍵支点15に係
合し、鍵仮止め部29は鍵21の通過後に弾性的に復帰す
る。鍵21の組立後は鍵仮止め部29と鍵21との間に若干の
隙間が生じているが、鍵21を前方に、または第1図中上
方に移動させようとすると鍵21は鍵仮止め部29に当接し
て容易には抜け出られない。
フレーム11に鍵21とハンマ23とが取り付けられると、
フレーム11は裏返され、復帰ばね31が鍵21とハンマ23と
の間に装着される。フレーム11が裏返されると鍵21とハ
ンマ23とはハンマ支点17と鍵支点15とから抜け落ちよう
とする。しかしながら、上述のようにハンマ仮止め部27
と鍵仮止め部29とがハンマ23と鍵21とにそれぞれ当接す
るので、ハンマ23と鍵21とがハンマ支点17と鍵支点15と
から抜け落ちることはない。復帰ばね31が鍵21とハンマ
23との間に装着された後には鍵21とハンマ23とは鍵支点
15とハンマ支点17とにそれぞれ押圧されるので、鍵21と
ハンマ23とは鍵仮止め部29とハンマ仮止め部27との間に
隙間を維持した状態で機能する。
最後に、上記鍵盤装置の作用を第1図を参照して説明
する。
離鍵状態では復帰ばね33の弾性力により鍵21とハンマ
23とは原位置に復帰した状態となっており、ハンマ23に
設けられたキースイッチの駆動部は鍵21に対応するキー
スイッチ回路39をオフさせている。
ここで、演奏者が鍵21を押圧すると、鍵21は鍵支点15
の回りを回動する。鍵21はハンマ23に接触しているの
で、鍵21に付与された押圧力はハンマ23に伝達される。
その結果、ハンマ23はハンマ支点17の回りを回動する。
したがって、演奏者は押鍵により所定重量のハンマ23を
回動させなければならず、このハンマ23に所定の運動エ
ネルギを付与するのに必要な仕事量がタッチ感として演
奏者に体感される。ハンマ23の回動にともない復帰ばね
31は狭圧されて弾性的に変形し、離鍵に備える。押鍵に
よりキースイッチ回路39がハンマ23により押圧される
と、キースイッチ回路39はオンする。やがて鍵21が下限
に達すると、ハンマ23はダンパ41に当接して運動エネル
ギがダンパ41の弾性変形により吸収される。この後、鍵
21に付与していた力を除去すると、鍵21とハンマ23とは
復帰ばね31に蓄えられていた弾性歪エネルギにより復帰
特性が付与され、原位置に復帰するとともに、キースイ
ッチ回路39も再びオフになる。
以上説明してきたように、本実施例は仮止め部材19を
鍵21と別個に形成したので、各部の寸法を独自に設定す
ることができ、容易に成形することができる。特に、仮
止め部材19を寸法の近い鍵支点15等と一体的にアウトサ
ート加工したので制作およびフレーム11への配設が更に
容易になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の一実施例に係わる鍵盤装置を示す一
部断面図、 第2図は本願発明の一実施例に係わる鍵盤装置を示す斜
視図、 第3図は従来例の一部断面図、 第4図は従来例の背面図である。 11……フレーム、 15……鍵支点、 17……ハンマ支点、 19……仮止め部材、 21……鍵、 23……ハンマ、 27……第2端部(ハンマ仮止め部)、 29……第1端部、(鍵仮止め部) 31……復帰ばね。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵支持部材と、 該鍵支持部材に設けられた鍵支点と、 該鍵支点に回動自在に支持された鍵と、 該鍵に鍵支持部材に対する復帰特性を発生させる鍵復帰
    ばねと有する電子楽器の鍵盤装置において、 上記鍵支持部材に配設され、上記鍵を鍵支点に係合させ
    るときには該鍵に係合しつつ弾性変形して鍵の移動を許
    容し、該鍵が支点に係合した後には鍵との間に遊嵌状態
    を呈する仮止め部材を設け、上記鍵復帰ばねを挿入する
    前に鍵を仮止めすることを可能としたことを特徴とする
    電子楽器の鍵盤装置。
  2. 【請求項2】上記仮止め部材は上記鍵支持部材に対して
    なされたアウトサート加工により成形された特許請求範
    囲第1項記載の電子楽器の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】支持部材と、 該支持部材に回動自在に支持された鍵と、 該鍵の押下に連動してその回動支点部を上記支持部材の
    回動支点部に摺接して回動される質量体と、 上記鍵を復帰方向に付勢する付勢手段とを有する電子楽
    器の鍵盤装置において、 上記支持部材に配設され、上記質量体の回動支点部を上
    記支持部材の回動支点部に係合させるときには、該質量
    体に係合しつつ弾性変形して該質量体の移動を許容し、
    該質量体の回動支点部が上記鍵支持部材の回動支持部に
    係合した後には、該質量体との間に遊嵌状態を呈する仮
    止め部材を設け、上記鍵復帰ばねを挿入する前に質量体
    を仮止めすることを可能としたことを特徴とする電子楽
    器の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】支持部材と、 該支持部材の鍵回動支持部にその回動支点部を回動自在
    に支持された鍵と、 該鍵の押下に連動してその回動支点部を上記支持部材に
    摺接して回動される質量体と、 上記鍵を上記鍵回動支持部に、上記質量体を上記質量体
    回動支持部に押し付けるとともに、上記鍵に復帰習性を
    与える弾性体とを備え、 上記支持部材に配設され、上記鍵及び質量体の取り付け
    たときにには鍵及び質量体の両回動支点部に係合しつつ
    弾性変形して鍵の移動及び質量体の移動を許容し、鍵の
    取り付け後には鍵との間及び質量体との間に遊嵌状態を
    呈する仮止め部材を設け、上記鍵復帰ばねを挿入する前
    に鍵および質量体を仮止めすることを可能としたことを
    特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
  5. 【請求項5】上記仮止め部材は、上記支持部材に対して
    なされたアウトサート加工により形成された特許請求の
    範囲第3項または第4項記載の電子楽器の鍵盤装置。
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