JP2518196B2 - 演奏情報入力装置 - Google Patents

演奏情報入力装置

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JP2518196B2 JP58191541A JP19154183A JP2518196B2 JP 2518196 B2 JP2518196 B2 JP 2518196B2 JP 58191541 A JP58191541 A JP 58191541A JP 19154183 A JP19154183 A JP 19154183A JP 2518196 B2 JP2518196 B2 JP 2518196B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、演奏情報を入力する演奏情報入力装置に
関する。
〔発明の背景〕
近年各種電子楽器が開発されており、そのなかには、
鍵盤等を用いて演奏した演奏結果を演奏情報としてメモ
リにストアし、それを再び読み出して自動演奏を行うこ
との出来るものもある。また、電子楽器とパーソナルコ
ンピユータ等の電子式計算機とを結合し、電子式計算機
から演奏情報を入力し、電子楽器にて、その演奏情報に
従つた楽音を順次発生して自動演奏を行うものも開発さ
れている。
しかしながら、これらにおいて、演奏情報を入力する
には、種々複雑な操作をしなければならず、また入力さ
れる情報の確認もむずかしい等、必ずしも好ましいもの
ではなかつた。
〔発明の目的〕
この発明は、演奏情報をより簡便に入力することの出
来る演奏情報入力装置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は、表示面上の何れかの位置にカーソル,表示
面上の第1の表示領域には五線,第2の表示領域には楽
譜を記されるべき各種の記号を表示させておき、カーソ
ルを第2の表示領域に移動して、表示されている各種記
号のうち任意の記号を指定すると共に、その組み合わせ
が音楽的に1つの意味を記す場合には、複数の記号を同
時に指定し、さらにカーソルを第1の表示領域に移動し
て、当該第1の表示領域の任意の位置を指定すると、直
前に第2の表示領域にて指定した記号を、当該指定され
た位置に表示せしめるようにした演奏情報入力装置にあ
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す一実施例につき詳細に説明する。本
実施例は、電子楽器とパーソナルコンピユータとを結合
して演奏システムを構成したものであり、図中1は、パ
ーソナルコンピユータであり、このパーソナルコンピユ
ータ1には複数のコマンドやデータを入力するための複
数のキーを有するキーボード2を備えている。このキー
ボード2の右方には、タツチスイッチで構成されたカー
ソル移動キー部2−1を有する(詳細は後述)。
そして、このキーボード2から入力される情報あるい
は、外部の記録媒体、例えばフロツピーデイスク、磁気
録音用カセツトテープ、ROM/RAMパツケージなど(いず
れも図示せず)より入力される情報に従つて、演算処理
を実行する演算回路やメモリ回路などを内部に有する中
央処理装置3、上記入力あるいは演算結果等あるいはグ
ラフイツク表示を行うCRT4をこのパーソナルコンピユー
タ1は備えている。
そして、このパーソナルコンピユータ1の背面にある
信号入出力ポートからデータがケーブル5を介して電子
楽器6に転送されるようになつている。すなわち、パー
ソナルコンピユータ1では、自動演奏するため演算情報
を発生し、それを転送することによつて、電子楽器6内
部でその演奏情報に応じた楽音を発生出来るようにな
る。
この電子楽器6には、パーソナルコンピユータ1から
転送されてくる演奏情報に従つた自動演奏にあわせて演
奏可能な鍵盤7を有する。勿論、この鍵盤7は、自動演
奏とは無関係に使用して、マニユアル演奏することも可
能である。
図中8は、音色やリズム等を設定するスイツチであ
り、また図中9はスピーカである。
次に、第2図を参照して、第1図に示した演奏システ
ムの回路構成につき説明する。
上記キーボード2の操作信号は、中央処理装置3内の
制御回路31に送出されて適宜処理される。また、カーソ
ル移動キー部2−1のスイツチ21はCRT4に表示されるカ
ーソルを上方向に移動させるものであり、スイツチ22
は、上記カーソルを右方向に移動させるものであり、ス
イツチ23は、上記カーソルを下方向に移動させるもので
あり、スイツチ24は上記カーソルを左方向に移動させる
ものである。また、指定スイツチ25は、現在カーソルが
囲つている情報を所定レジスタに入力することを指示す
るものである。この、カーソル移動キー部2−1の操作
も制御回路31は検知する。
そして、制御回路31は、後述するレジスタACO、AC1、
ADR1、ADR2、ADRM等を含む制御用レジスタ32を使用しな
がら各種判断等を行ない、最終的な情報をメモリ33にス
トアする。なお、このメモリ33は、複数のエリアに分割
し得るものであつて、制御回路31は、各エリアのアドレ
スを指定可能となつており、メモリ33に対するデータの
書込み、読出しが行える。
また、制御回路31は、ミツクスダウン部34に対し、デ
ータ、制御信号の授受を行い、ミツクスダウン機能を果
させる。つまり、例えば小節毎の演奏情報の入力が各パ
ート別に行われ、メモリ33内の複数のメモリエリアにス
トアされた後、このミツクスダウン部はそれぞれの情報
を読出して、それに含まれるタイミング情報(音長情
報)を調整することによつて、1つのメモリエリアにミ
ツクスダウンした1小節分の演奏情報を入力する機能を
果すものである。
また、図中35はデイスプレイドライバであつて、CRT4
において表示すべきデータを生成し表示駆動する。
このような構成のパーソナルコンピユータ1はケーブ
ル5内のデータバス5−1を介して、電子楽器6のイン
ターフエース回路61に接続される。このインターフエー
ス回路61は、電子楽器6内の制御回路62に接続され、電
子楽器6とのデータの授受の制御をする。この制御回路
62には、更にキーボード63からの信号が与えられる。こ
のキーボード63は、第1図の鍵盤7、スイツチ8に相当
する。
従つて制御回路62は、キーボード63より入力される演
奏情報をメモリ64にストアさせて、自動演奏に備えた
り、あるいは、楽音生成回路65に与えて楽音を生成させ
る。またこの制御回路62は、パーソナルコンピユータ1
から転送されてきた演奏情報をメモリ64にストアし、し
かる後、楽音生成回路65に順次タイミング情報に従つ
て、順次音階あるいは休符を示す情報を楽音生成回路65
に与えて、自動演奏を行わせる。そして、この楽音生成
回路65から出力する楽音信号は、スピーカ9によつて音
響信号に変換されて発音される。
次に、第3図を参照してミツクスダウン部34の詳細に
つき説明する。
カウンタ(CNTとも略記する)41は、ミツクスダウン
処理の開始時において制御回路31が出力するクリア信号
CLRによつてクリアされたのち、同様に制御回路31が出
力する+1信号を入力して計数動作を実行する。その計
数出力は、時間データとして一致回路部42のA入力端
子、減算器43のA入力端子、ラツチ(LASTTとも略記す
る)44のL1入力端子へ夫々入力する。そしてラツチ44の
ラツチデータは、L出力端子を介し、減算器43のB入力
端子へ印加される。減算器43は、これに対しA入力端子
への入力データからB入力端子への入力データを減算
し、その差の時間データを0出力端子から出力してメモ
リ33内の指定チヤンネル(エリア)に対し合成データの
1つとして書込ませる。
加算部45のA入力端子にはRAM5内のミツクスダウンさ
れる2つのチヤンネルからの時間データが読出されて印
加される。また加算部45のB入力端子またはC入力端子
には夫々、前記2つのチヤンネルのうちの一方のチヤン
ネルに対するラツチ(NEXT1とも略記する)46がラツチ
する時間データまたは、他方のチヤンネルに対するラツ
チ(NEXT2とも略記する)47がラツチする時間データが
夫々入力している。なお、いずれのラツチ46、47を使用
して加算動作をするか切替る信号NEXN1/2が制御回路31
から与えられる。そして加算部45は、A入力端子への入
力データとB入力端子への入力データまたはC入力端子
への入力データとを加算し、その結果データをあらたな
時間データとして夫々、D出力端子またはE出力端子か
ら出力し、ラツチ46またはラツチ47へラツチさせる。な
お、ラツチ46、47は夫々、制御回路31が出力する信号LA
1、LA2の各出力時に前記ラツチ動作を実行する。またミ
ツクスダウン処理の開始時においては、制御回路31が出
力する前記クリア信号CLRによつてラツチ46、47もカウ
ンタ41と共にクリアされる。
ラツチ46、47の各ラツチデータは、一致回路部42のB
入力端子またはC入力端子へ夫々、印加される。そし
て、一致回路部42ではこれに応じてA入力端子への入力
データとB入力端子への入力データの一致、不一致を検
出し、一致信号E1を出力して制御回路31へ送出するほ
か、A入力端子への入力データとC入力端子への入力デ
ータの一致、不一致を検出し、一致信号E2を出力して制
御回路31へ送出する。
次に、本実施例の演算情報の入力方法について以下に
説明する。第4図は、演奏情報を入力するモードに、キ
ーボード2の操作により設定したときのCRT4における表
示状態を示す図で、制御回路31の制御によつて、CRT4に
おいては、上段に5線401、下段に♭、♯、 …等のほか音符、休符等のマーク402を夫々表示してい
る。また、カーソル403が表示されている。そして、上
段と下段とを区別するライン404が示されている。
そして、このカーソル403は、夫々マーク402の囲いと
合致する大きさを有し、カーソル移動キー部2−1の各
スイツチ21〜24の操作により上、右、下、左方向に移動
させることが可能である。
第5図は、カーソル移動キー部2−1の操作にともな
う制御回路31の処理動作を示すフローチヤートであり、
先ずステツプS1では、指定スイツチ25がオンされている
か否かジヤツジされ、NOの判断がなされると、ステツプ
S2に進行し、カーソル移動スイツチ21〜24のうちいずれ
かが操作されているか否かジヤツジする。もしNOの判断
がなされると、再びステツプS1にもどる。いま例えば、
スイツチ24を操作すると、ステツプS3に進行し、ステツ
プS3ではカーソル403を左方向に移動するよう制御回路3
1は制御し、CRT4上のカーソル403が左方向に移動する。
このように、カーソル403をスイツチ21〜24を操作する
ことによつて、第6図(A)の位置まで移動する。そし
て、この第6図(A)の状態で、指定スイツチ25を操作
すると、ステツプS1ではYESの判断がなされ、次にステ
ツプS4に進行する。ステツプS4では、カーソル403がラ
イン404より上にあるか否かジヤツジされ、いまライン4
04より下側にあるから、NOの判断がなされ、ステツプS5
に進行する。ステツプS5では、現状のカーソル403の位
置から判断してその音長情報(あるいは特殊記号等)を
制御用レジスタ32内のレジスタACOに書込む。いまの場
合、その音長情報は2分音符を示すコードとなる。
そして、このステツプS5に続き、ステツプS1へ進行
し、指定スイツチ25が押されているか否かジヤツジさ
れ、もしNOの判断がなされると、ステツプS2に進行す
る。いま、スイツチ21を操作してカーソル403を上方へ
移動させると、ステツプS3の処理によつて、第6図
(B)の如くなる。そして、この状態で指定スイツチ25
を操作すると、ステツプS1、S4、S5の処理によつて、レ
ジスタACOの内容が、一部修正されて、2分音符と♯の
情報を示すコードが入力される。また、カーソル403内
の表示は第6図(B)のように変化する。
そして、次にスイツチ21及びスイツチ22の操作によつ
て、カーソル403を第6図(C)に示す位置まで移動す
る。このとき、カーソル403内の表示は第6図(B)に
示すままである。そして、第6図(C)の状態で、指定
スイツチ25を操作すると、ステツプS1、S4に続きステツ
プS6に移行し、現在のカーソルの位置、即ち今の場合2
分音符のタマの位置に対応する音高情報が、制御回路31
で発生され、制御用レジスタ32内のレジスタAC1に入力
する。
そして、次にステツプS7にて、メモリ33の所定エリア
の最初のアドレスに当該音符の音高情報が、次のアドレ
スにタイミング情報(音長情報)がストアされる。な
お、具体的なデータの記憶状態は後述する。そして、い
ま、第6図(C)のカーソル403内の表示は、5線401上
に固定されることになり、以後のカーソル403の移動で
は、その内部の表示は併わないようになる。
ステツプS8では、メモリ33の所定エリアの演奏内容の
うち音長情報の合計が、1小節の音長を越えるか否かジ
ヤツジする。いまこの曲は全音符の音長(後述するよう
にCOで表現される)が1小節分の長さとなるから、この
全音符の音長と比較され、いま「小」である判断がなさ
れるから、次にステツプS1にもどる。もし、このステツ
プS8で、「等しい」という判断がなされると、1小節の
演奏情報の入力が完了したことになり、次の小節の入力
に移行する。そして、このステツプS8で、「大」である
判断がなされると、1小節の音長を越えて演奏情報が入
力されたことになり、次のステツプS9で、CRT4の画面上
にエラーを表示せしめる。
このようにして、1音ずつの演奏情報が入力されるこ
とによつて、1小節分の演奏情報がメモリ33にストアさ
れることになり、それを繰り返すことによつて、1曲の
演奏情報が入力される。いま、本実施例においては、第
7図(A)、(B)に示すように、音階、オクターブを
示すコードは、発音(KEY ON)、消音(KEY OFF)を示
す情報によつて変化する。そして、音長あるいは休符長
によつて指定されるタイミング情報は、第7図に示すよ
うにコード化される。いま、この第8図のコードは16進
表示である。
従つて、例えば第6図(C)に示した音符に続けて、
第9図(B)に示す如く演奏情報を入力したとすれば、
メモリ33の所定エリアには第9図(E)に示すデータが
記憶される。
即ち、この第9図(E)に示すデータのうち、最初の
1バイト“c3"は、第3オクターブのc♯の音階音を発
音開始することを指示する。次の1バイト“60"は2分
音符の長さを示す。その次のバイド“cB"は上記発音開
始した音階音の消音開始を指示する。次のバイト“00"
は、音長時間がゼロであることを示し、上記音階音c♯
の消音と同時に次のバイドで指示される音階音の処理を
することになる。そして次の音階音は、第2オクターブ
のBの音階音である。そして、更に次のバイト“30"
は、4分音符の長さを示す。次のバイト“BA"は、上記
音階音Bの消音を指示し、更に次のバイトが“00"であ
るから、その消音と同時に、次のバイトで示される第2
オクターブの音階音Aの発音開始を指示する。そして、
次のバイトで、その音長が4分音符に相当することが理
解される。次のバイト“A"は、上記音階音Aの消音を行
うことを指示し、上のバイト“00"で1小節全ての音階
音の発生が終了したことを指示している。
このように、第9図(B)に示す1小節の演奏情報は
コード化され、メモリ33にストアされる。そして、以下
同様にして、続く小節の演奏情報を順次入力すれば、1
曲全体の演奏情報がメモリ33に記憶される。しかる後、
キーボード2の所定の操作によつてこの演奏情報を、電
子楽器6に転送し、メモリ64にストアせしめる。従つ
て、電子楽器6においては、楽音生成回路65に順次メモ
リ64から読出された演奏情報を与えることにより、その
演奏を実行することが出来る。
次に、本実施例のミツクスダウン機能について説明す
る。上述したように、ミツクスダウン部34によつて、そ
れは行われるものであり、いま、第9図(A)に示され
る1小節の演奏情報を、2つのパートにわけて、即ち第
9図(B)と第9図(C)にわけて予めメモリ33の2つ
のエリア(チヤンネル1、チヤンネル2)にストアし、
それをミツクスダウンして、第9図(A)に相当する演
奏情報を別のエリア(チヤンネル3)に得る。なお、こ
のパートのわけ方としては、曲によつて低音部と高音部
あるいは低音部、中音部、高音部というようにしてもよ
く、種々の方法がとれる。
第10図は、このミツクスダウン機能を説明するための
制御回路31のフローチヤートである。
先ず、キーボード2の操作によつて、ミツクスダウン
を指令すると、フローチヤートのステップM1、M2、M3
M4が夫々実行され、クリア信号の出力によつてカウンタ
(CNT)41、ラツチ(NEXT1)46、ラツチ(NEXT2)47、
ラツチ(LASTT)44が、共にリセツトされる。
次のステツプM5、M6によつて、制御用レジシスタ32内
のチヤンネル1(CH1)に対するアドレスレジスタADR1
と、チヤンネル2(CH2)に対するアドレスレジスタADR
2とに、先頭アドレスをプリセツトする。つまり、いま
メモリ33内で、第9図(E)に示すデータはチヤンネル
1のエリアに記憶されており、第9図(F)に示すデー
タはチヤンネル2のエリアに記憶されているものとす
る。従つて、いまレジスタADR1とADR2とで夫々のエリア
の先頭アドレス(例えば、夫々のエリアの0番地)が指
定される。
そして次のステツプ77により、チヤンネル1とチヤン
ネル2との両データをミツクスダウンして得られるデー
タを記憶させるメモリ33のエリア、いまチヤンネル3
(CH3)とすると、このチヤンネル3の先頭アドレス
(例えば、そのエリアの0番地)を、制御用レジスタ32
内のレジスタADRMに記憶させる。
次にステツプM8に進行する。いまラツチ46のデータと
カウンタ41の計数出力とが一致するか否かが一致回路部
42にて判断されるが、双方とも「0」であるから、“1"
レベルの一致信号E1が発生し、制御回路31に与えられ
る。そのため、制御回路31は、ステツプM9の処理を行わ
せ、減算器43の結果データ、即ちカウンタ41の計数出力
「0」からラツチ44のデータ「0」を減算したデータ
「00」をCH3の先頭アドレスに記憶させる。
次に、カウンタ41の計数出力「0」がラツチ44に設定
され、前回のデータとして保持される(ステツプ
M10)。そして、ステツプM11では、上記レジスタADRMが
+1されて、次の番地(例えば1番地)となり、CH3の
その1番地に、CH1の先頭番地の内容、いまの場合“c3"
が読出されて書込まれる(ステツプM12)。
次に、CH1の指定アドレスが+1されて次の番地(1
番地)をステツプM13で指定し、次のステツプM14で、CH
1の1番地の時間データ“60"を読出し、加算部45のA入
力端子に制御回路31は送出する。そしてB入力端子への
ラツチ46の時間データ“00"と加算し、その結果の時間
データ“60"がラツチ46に再びラツチされる。そして、
次にADR1が+1されて、2番地を設定され(ステツプM
15)、次にADRMが+1されて2番地となる(ステツプM
16)。そしてステツプM8にもどる。
次にステツプM8では、ラツチ46の時間データが“60"
となつており、カウンタ41の内容は“00"であるため、N
Oの判断がなされ、次にステツプM17に進行する。
このステツプM17では、上記ステツプM8と同様な処理
をメモリ33のCH2に対して実行するものであり、一致回
路部42は、カウンタ41の計数出力“00"とラツチ47のラ
ツチデータ“00"との一致を判断して“1"の一致信号E2
を出力し、制御回路31へ与える。これにより制御回路31
では、ステツプM18に進行する。ここで、以下のステツ
プM18、M19、M20、M21、M22、M23、M24、M25の各処理
は、上記CH1に対する各ステツプM9、M10、M11、M12、M
13、M14、M15、M16と夫々対応しており、CH2に対してCH
1同様の処理が実行される。
即ち、ステツプM18では、CH3の2番地に減算器43の結
果データ“00"が書込まれ、ステツプM19ではラツチ44に
“00"が再びラツチされる。そしてステツプM20、M21
よりCH3の3番地に対し、第9図(F)に示すCH2の0番
地からのデータ“E2"を書込む。次にADR2が+1されて
1番地とされ(ステツプM22)、またステツプM23ではCH
2の1番地の時間データ“30"と加算され、その結果デー
タ“30"がラツチ47にラツチされる。そしてステツプ
M24、M25ではADR2が2番地を設定され、ADRMは4番地を
指定され、次にステツプM17にもどる。
ステツプM17では、カウンタ41のデータ“00"とラツチ
47のデータ“30"との不一致が検出され、“0"の一致信
号E2が出力され、ステツプM26に進行してCH1、CH2のデ
ータが1小節を終了したか否かジヤツジし、いまデータ
エンドではないから、ステツプM27に進行し、制御回路3
1はカウンタ41に対し+1信号を出力してその計数出力
を“01"とする。そしてステツプM8に復帰する。
このステツプM8では、カウタ41の出力“01"と、ラツ
チ46の出力“60"の不一致が判断され、ステツプM17に進
行し、このステツプM17でも不一致が判断され、ステツ
プM26、ステツプM27によりカウンタ41が+1されて“0
2"となり、ステツプM8に戻る。
以下、カウンタ41の内容が、ラツチ47のデータ“30"
と一致するまでの間、上記ステツプM8、M17、M26、M27
が夫々繰り返される。そしてカウンタ41の値が“30"と
一致すると、ステツプM17では一致が検出され、ステツ
プM18ではCH3の4番地に、カウタ41のデータ“30"とラ
ツチ44のデータ“00"との減算結果“30"が書込まれる。
またステツプM19では、ラツチ44にカウンタの現在値“3
0"がセツトされる。次にステツプM20、M21ではCH3の5
番地にCH2の2番地からのデータ“EA"が書込まれ、更に
ADR2が+1されて3番地が設定され(ステツプM22)、
次のステツプM23では、ラツチ47にADR2の3番地の時間
データ“00"がラツチ47のデータ“30"に加算されて、こ
のラツチ47には“30"がセツトされる。そして、ステツ
プM24、M25を実行し、M17にもどる。いまステツプM17
は、再びYESの判断がなされ、カウンタ41からラツチ44
の内容を引いた値“00"がCH3の6番地に記憶され(ステ
ツプM18)、ステツプM19ではラツチ44に“30"を記憶さ
せ、ステツプM20、M21の処理によつて、CH3の次のアド
レス7番地に“E2"をストアせしめる。そして、次のス
テツプM22でADR2を+1して5番地を指定し、次のステ
ツプM23でラツチ47の内容を“60"とし、次にステツプM
24でADR2を+1して6番地を指定するようにし、次のス
テツプM25でADRMをCH3の8番地を指定するようにする。
そして、再びステツプM17にもどる。いまカウンタ41は
“30"であり、ラツチ47は“60"であるからNOの判断がス
テツプM17でなされ、ステツプM26、M27へ進行した後、
ステツプM8に戻る。
以下の動作は上述したことのくり返しであり、第9図
(E)、(F)の内容は、第9図(D)の如くタイミン
グ情報を調整して変更される。そして、ステツプM26
おいて1小節分の処理が終了したことが検知されると、
ステツプM28で“00"を入力して処理を終了する。
このようにして、1小節分の演奏情報がミツクスダウ
ンして得られると、次の小節の演奏情報の処理に移る。
なお、上記実施例では、本発明を電子楽器とパーソナ
ルコンピユータ等の電子式計算機とを結合した演奏装置
に適用したものであつたが、電子楽器に表示装置、例え
ば液晶ドツトマトリクス表示装置を設けて、同様の表示
を行つて演奏情報を入力することも出来る。
また、パーソナルコンピユータ等の電子式計算機に楽
音発生回路を設けた場合は、それ単体で本発明を実施出
来る。
また、上記実施例では、カーソルが4角形であつたが
それに限られることなく、例えば単なる線(アンダーラ
イン)などであつてもよい。
また、上記実施例では、演奏情報を1小節単位で、し
かも、各単位をパート毎に入力した後ミツクスダウンす
るようにして自動演奏情報を入力したが、その単位とす
る長さは1/2小節あるいは2小節等種々変更出来る。
更に、ミツクスダウン機能を奏する回路構成は上記実
施例に限定されるものでなく、マイクロプロセツサ等に
よつて、演算処理を行つて同等の結果を得るようにして
もよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形応
用可能であることは勿論である。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したように演奏情報を簡単に入
力出来る利点がある。
特に、本発明においては、演奏情報を視覚で確認しな
がら入力出来、また複雑な操作をすることなく入力出来
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はシステム構成
図、第2図はそのブロツク回路図、第3図は、第2図の
一部詳細回路図、第4図はCRT上の表示状態を示す図、
第5図は演奏情報を入力する際の制御回路31の動作を説
明するためのフローチヤート図、第6図(A)乃至
(C)は、表示状態の変化を示す図、第7図及び第8図
は演奏情報を表現するコードを説明する図、第9図は曲
の1小節を示すと共にそれに対応するデータを示す図、
第10図はミツクスダウン時の制御回路31の動作を説明す
るためのフローチヤート図である。 1……パーソナルコンピユータ、2−1……カーソル移
動キー部、3……中央処理装置、4……CRT、6……電
子楽器、31……制御回路、33……メモリ、34……ミツク
スダウン部、41……カウンタ、42……一致回路部、43…
…減算器、44、46、47……ラツチ、45……加算部、62…
…制御回路、65……楽音生成回路、401……5線、402…
…マーク、403……カーソル、404……ライン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示面上の何れかの位置にカーソルを表示
    させると共に、表示面上の第1の表示領域には五線を表
    示させ、第2の表示領域には楽譜を記されるべき各種の
    記号を表示させる表示制御手段と、 前記カーソルを前記第2の表示領域に移動して、表示さ
    れている各種記号のうち任意の記号を指定すると共に、
    その組み合わせが音楽的に1つの意味を示す場合には、
    複数の記号を同時に指定し、さらに前記カーソルを前記
    第1の表示領域に移動して、当該第1の表示領域の任意
    の位置を指定する指定手段と、 この指定手段にて、前記第1の表示領域内の任意の位置
    が指定されると、直前に前記指定手段が前記第2の表示
    領域にて指定した記号を、当該指定された位置に表示せ
    しめるよう前記表示制御手段に指示する表示指示手段
    と、 を具備してなる演奏情報入力装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、前記指定手段にて前
    記第2の表示領域に表示されている記号のいずれかが指
    定された時、表示面に表示されるカーソルの表示形態
    を、指定した記号の種類に応じて変更することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の演奏情報入力装置。
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