JP2517887Y2 - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JP2517887Y2
JP2517887Y2 JP9816890U JP9816890U JP2517887Y2 JP 2517887 Y2 JP2517887 Y2 JP 2517887Y2 JP 9816890 U JP9816890 U JP 9816890U JP 9816890 U JP9816890 U JP 9816890U JP 2517887 Y2 JP2517887 Y2 JP 2517887Y2
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circuit
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light
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憲介 福井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、光を利用して煙を感知する装置に関する
ものである。
(ロ)従来の技術 従来より光電式煙感知器が多数開発されている。例え
ば、特開昭59-878号公報に開示されているものは、煙を
検知した時に、発振時定数回路のパルス周期を短くした
ものがある。この場合、警報部の警報動作が極めて迅速
に行われると共に、煙を検知しない通常時は長周期でパ
ルスを発生させるために消費電流が小さくて済むという
利点がある。
一方、この煙感知器は煙を検知した異常状態が解消さ
れれば、その時点からパルス周期は元の長周期に戻るよ
うになっている。
従って、煙を検知した異常状態が連続している途中
に、瞬間的に煙を検知しなかった時、パルス周期は元の
長周期に戻るため、次の煙を検知するまでに時間がかか
り、ブザーが途切れてしまうといった欠点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案はかかる点に鑑み成されたものであって、煙を
検知した時に、発振時定数回路のパルス周期を短くした
もので、且つ、煙を検知した異常状態が連続している途
中に、瞬間的に煙を検知しなかった時であっても、発振
時定数回路の発振周期を元の長周期にすることなく、信
頼性の高い光電式煙感知器を提供することにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、煙の進路に光を出す発光回路と、発光回路
の発光周期を決定する発振時定数回路と、前記発光回路
から出た光が火災の煙で反射されてその散乱光を受光
し、受光した光の強度を電気信号に変換する受光回路
と、受光回路の出力を増幅する増幅回路と、増幅回路の
出力を蓄積する蓄積回路と、蓄積回路の出力によりブザ
ー音を発生するブザー回路とより成る光電式煙感知器に
おいて、前記蓄積回路を第1のシフトレジスタと、第2
のシフトレジスタと、入力端子が第1のシフトレジスタ
の出力と第2のシフトレジスタの出力とに接続されると
共に、出力端子が前記ブザー回路に接続されたAND回路
と、入力端子が第1のシフトレジスタの出力と第2のシ
フトレジスタの出力とに接続されると共に、出力端子が
前記発振時定数回路に接続されたOR回路とより構成した
ものである。
(ホ)作用 本考案によれば、第1のシフトレジスタの出力と第2
のシフトレジスタの出力とを入力するOR回路の出力を、
発振時定数回路に接続するようにしているので、前記OR
回路は、第1または第2のシフトレジスタのいずれかか
ら“煙有り”の信号が入力された時、High信号を出力
し、前記発振時定数回路の発振周期を短くする。従っ
て、煙を検知した異常状態が連続している途中に、瞬間
的に煙を検知しなかった場合、即ち、第1のシフトレジ
スタに“煙有り”の信号が入力されなかった場合であっ
ても、第2のシフトレジスタに“煙有り”の信号が入力
されていれば、前記OR回路はHigh信号を出力し、その結
果、短い発振周期を維持する。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。本考案
の煙感知器は、煙の進路に光を出す発光回路1と、発光
回路1の発光周期を決定する発振時定数回路2と、前記
発光回路1から出た光が火災の煙で反射されてその散乱
光を受光し、受光した光の強度を電気信号に変換する受
光回路3と、受光回路3の出力を増幅する増幅回路4
と、増幅回路4の出力を基準電圧と比較する比較回路5
と、比較回路5の出力を蓄積する蓄積回路6と、蓄積回
路6の出力によりブザー音を発生するブザー回路7とよ
りなっている。
前記発光回路1は煙の感知部に向かって光を照射する
発光ダイオード(図示せず)を備えている。
前記発振時定数回路2は3つのインバータIC1,IC2,IC
3と、コンデンサC1と、抵抗R1,R2,R3と、トランジスタT
rとよりなっており、前記発光回路1の発光周期を決定
すると共に、前記トランジスタTrの導通状態により、発
光周期を変化させるようになっている。
前記受光回路3は受光素子(図示せず)を備え、該受
光素子は前記発光ダイオードから出た光を直接受光しな
い位置に配設されると共に、発光ダイオードから出た光
を火災発生時の煙で反射し、この散乱光を受光する位置
に配設されている。
前記増幅回路4は受光回路3の“煙有り”の信号を増
幅するようになっている。
前記比較回路5は前記“煙有り”の信号と、抵抗R4,R
5で構成された基準電圧とを、コンパレータCにより比
較するようになっている。比較回路5は、前記煙の感知
部に浮遊した塵埃等により受光回路が散乱光を受光し、
これを“煙有り”の信号として蓄積回路6に出力される
ことを防止するものである。
前記蓄積回路6は、入力側シフトレジスタ8と、出力
側シフトレジスタ9と、インバータIC4と、AND回路IC5
と、OR回路IC6とよりなっている。前記インバータIC4は
前記発振時定数回路2の出力と両方のシフトレジスタ8,
9のクロック端子CKとの間に介在し、発振信号を反転さ
せて前記クロック端子CKに入力させるようになってい
る。入力側シフトレジスタ8の入力端子Dは前記比較回
路5の出力に接続されていると共に、出力端子Qは出力
側シフトレジスタ9の入力端子DとAND回路IC5及びOR回
路IC6の一方の入力端子に接続されている。一方、出力
側シフトレジスタ9の入力端子Dは入力側シフトレジス
タ8の出力端子Qに接続されていると共に、出力端子Q
はAND回路IC5及びOR回路IC6の他方の入力端子に接続さ
れている。また、AND回路IC5出力端子はブザー回路7に
接続され、OR回路IC6の出力端子は前記トランジスタTr
のベース端子に接続されている。
前記蓄積回路6は2回連続して“煙有り”の信号が入
力されるとブザー信号を出力するようになっている。即
ち、蓄積回路6は次のような動作をする。
最初、両方のシフトレジスタ8,9の入力端子DはLowの
状態にある。
比較回路5から入力側シフトレジスタ8の入力端子D
に“煙有り”の信号が入力される。
ここで、前記発振時定数回路2は発光回路1の発光と
共に、両方のシフトレジスタ8,9のクロック端子CKに発
振信号を反転させたクロックパルスを入力する。従っ
て、クロックパルスの立ち上がりは“煙有り”の信号か
ら略パルス幅だけ遅れてクロック端子CKに入力される。
クロックパルスが入力されると入力側シフトレジスタ
8の出力端子Qは、やや遅れてHighとなる。ただし、ク
ロックパルスが入力された時、出力側シフトレジスタ9
の入力端子DはLowの状態にあるため、出力側シフトレ
ジスタ9の出力端子QはLowである。
この時、AND回路IC5の出力はLowである。
その後、一定時間後に、再び比較回路5から入力側シ
フトレジスタ8に“煙有り”の信号が出力されると、両
方のシフトレジスタ8,9はHigh信号を出力する。それ
は、第1回目の“煙有り”信号で入力側シフトレジスタ
8の出力がHighに切り替わっているので、出力側シフト
レジスタ9の入力はHighの状態となり、次のクロックパ
ルスが入力された時にその出力はHighとなり、一方、入
力側シフトレジスタ8は、第2回目の“煙有り”の信号
でHighを出力するからである。
このようにして両方のシフトレジスタ8,9のHigh信号
はAND回路IC5に入力され、この時、AND回路IC5はブザー
信号を出力するようになっている。
ところで、前記の後に続いて“煙有り”の信号が入
力されない場合、出力側シフトレジスタ9の出力はHigh
となるが、入力側シフトレジスタ8の出力はLowとなっ
て、AND回路IC5はLowを出力してブザー信号を出力しな
い。
また、前記シフトレジスタ8,9の出力は共に前記OR回
路IC6に入力されるようになっている。OR回路IC6はHigh
信号を出力した時、前記トランジスタTrの主電流路を導
通させ、その結果、発振時定数を短くして発光周期をT
からT′に早めるようになっている。従って、シフトレ
ジスタ8,9の出力が、両方ともまたはどちらか一方だけ
でもHigh信号を出力する時、前期OR回路IC6はHigh信号
を出力し、発光周期をTからT′に早める。また2回連
続して“煙有り”信号が入力されない時、即ち、両方の
シフトレジスタ8,9の出力がLowの時に、前記OR回路IC6
はLowを出力し、その結果、発光周期を元の長周期Tに
戻すようになっている。
(ト)考案の効果 以上のように本考案によれば、第1のシフトレジスタ
の出力と第2のシフトレジスタの出力とを入力するOR回
路の出力を、発振時定数回路に接続するようにしている
ので、前記OR回路は、第1または第2のシフトレジスタ
のいずれかから“煙有り”の信号が入力された時、High
信号を出力し、前記発振時定数回路の発振周期を短くす
る。従って、煙を検知した異常状態が連続している途中
に、瞬間的に煙を検知しなかった場合、即ち、第1のシ
フトレジスタに“煙有り”の信号が入力されなかった場
合であっても、第2のシフトレジスタに“煙有り”の信
号が入力されていれば、前記OR回路はHigh信号を出力
し、その結果、短い発振周期を維持する。従って、煙を
検知した異常状態が連続している途中に、瞬間的に煙を
検知しなかった時でも、ブザーが途切れてしまうことは
なく、信頼性の高い煙感知器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案煙感知器であって、第1図はブロック線
図、第2図は要部回路構成を示すブロック回路図、第3
図は第2図における煙感知器の各点の波形を示すグラフ
である。 1……発光回路、2……発振時定数回路、3……受光回
路、4……増幅回路、5……比較回路、6……蓄積回
路、7……ブザー回路、8……入力側シフトレジスタ、
9……出力側シフトレジスタ、IC5……AND回路、IC6…
…OR回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】煙の進路に光を出す発光回路と、発光回路
    の発光周期を決定する発振時定数回数と、前記発光回路
    から出た光が火災の煙で反射されてその散乱光を受光
    し、受光した光の強度を電気信号に変換する受光回路
    と、受光回路の出力を増幅する増幅回路と、増幅回路の
    出力を蓄積する蓄積回路と、蓄積回路の出力によりブザ
    ー音を発生するブザー回路とより成る光電式煙感知器に
    おいて、前記蓄積回路は第1のシフトレジスタと、第2
    のシフトレジスタと、入力端子が第1のシフトレジスタ
    の出力と第2のシフトレジスタの出力とに接続されると
    共に、出力端子が前記ブザー回路に接続されたAND回路
    と、入力端子が第1のシフトレジスタの出力と第2のシ
    フトレジスタの出力とに接続されると共に、出力端子が
    前記発振時定数回路に接続されたOR回路とより構成され
    たことを特徴とする光電式煙感知器。
JP9816890U 1990-09-18 1990-09-18 光電式煙感知器 Expired - Lifetime JP2517887Y2 (ja)

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JPH0455698U JPH0455698U (ja) 1992-05-13
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