JPH0514162A - 光電センサ - Google Patents

光電センサ

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JPH0514162A
JPH0514162A JP3192576A JP19257691A JPH0514162A JP H0514162 A JPH0514162 A JP H0514162A JP 3192576 A JP3192576 A JP 3192576A JP 19257691 A JP19257691 A JP 19257691A JP H0514162 A JPH0514162 A JP H0514162A
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哲也 赤木
Arata Nakamura
新 中村
Seiji Imai
清司 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光信号を増幅する増幅回路を含めて投光素
子の投光量を自動的に補正できるようにすること。 【構成】 モニタ用及び検出用のフォトダイオード3,
4の出力をマルチプレクサ5,デマルチプレクサ10を
介してI/V変換器11,増幅回路12に共通して通過
させる。そしてそれらを弁別して信号処理と投光量調整
回路に用いることによって光電センサ全体としての投光
量に対応する受光レベルが一定となるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電センサにおける投光
量の自動補正回路に特徴を有する光電センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光電センサには投光素子として発光ダイ
オードやレーザダイオード等が使用されている。これら
の投光素子は温度により発光効率が変化し、その変化に
よって検出距離が変動する。従って温度が変化しても投
光素子の発光効率が一定となるように従来から投光量自
動補正回路(APC回路)が用いられている。この投光
量自動補正回路は例えば「現場技術者実践シリーズ3,
オプトディバイス応用ノウハウ、伊藤弘編著、CQ出版
社」の第109頁図4−34等に示されているように、
投光素子の近傍にモニタ用の受光素子を設け、その受光
素子の受光レベルが一定となるように投光素子を駆動す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように光電センサ
に投光量自動補正回路を付加すれば、温度変化や経年変
化等による投光素子の投光量を補正することができる。
しかしながら光電センサは受光素子の出力を増幅しその
増幅出力を信号処理することによって物体の検知を行っ
ている。従って増幅回路の増幅度に温度による変動があ
れば検出距離は変動してしまうこととなる。従って従来
の光電センサでは、投光素子駆動回路内だけはフィード
バックループになっており投光量を一定に保つことがで
きるが、光電センサとして検出回路を含めて考えればオ
ープンループとなっている。そのため光電センサは増幅
回路等の温度特性に依存してしまうという欠点があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、光電センサの温度依存特性をな
くすようにすることを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、物体検知領域に光を照射する投光素子と、投光素子
より照射された光のうち物体検知領域から得られる反射
光を受光する第1の受光素子と、投光素子の光を直接受
光する第2の受光素子と、第1,第2の受光素子からの
入力をクロック信号に応じて交互に切換える第1の信号
切換手段と、第1の信号切換手段の出力を増幅する増幅
手段と、第1の信号切換手段による第1の受光素子の出
力選択時に増幅手段の出力によって物体検知領域の検知
物を識別する信号処理手段と、第1の信号切換手段にク
ロック信号を出力する発振回路と、第1の信号切換手段
による第2の受光素子の出力選択時に増幅手段の出力を
保持すると共に、その出力が一定レベルとなるように発
振回路の出力に応じて断続的に投光素子を駆動する駆動
手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項3の発明は、物体検知領域に
光を照射する投光素子と、投光素子より照射された光の
うち物体検知領域から得られる反射光を受光する第1の
受光素子と、投光素子の光を直接受光する第2の受光素
子と、第1,第2の受光素子からの入力をクロック信号
に応じて交互に切換える第1の信号切換手段と、第1の
信号切換手段の出力を増幅する増幅手段と、投光素子の
駆動直前の増幅出力を保持する第1のサンプルホールド
回路と、投光素子の投光直後の増幅出力を保持する第2
のサンプルホールド回路と、第1,第2のサンプルホー
ルド回路の出力差をとる差動回路と、第1の信号切換手
段による第1の受光素子の出力選択時に差動回路の出力
によって物体検知領域の検知物を識別する信号処理手段
と、第1の信号切換手段にクロック信号を出力する発振
回路と、第1の信号切換手段による第2の受光素子の出
力選択時に差動回路の出力を保持すると共に、その出力
が一定レベルとなるように発振回路の出力に応じて断続
的に投光素子を駆動する駆動手段と、を具備することを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、投光素子が断続的に駆動され検知領域の物体
によってその光が反射され、第1の受光素子及び直接第
2の受光素子に与えられる。そして第1の信号切換手段
によってその出力が切換えられ、いずれも増幅手段を介
して第1の受光素子の出力は信号処理回路、第2の受光
素子の出力は駆動手段に与えられ、投光レベルが一定レ
ベルとなるように制御される。そのため同一の増幅回路
を介して得られる出力が一定となるように制御されるこ
ととなり、投光素子や増幅回路の温度特性や経年変化等
の影響を除くことができる。又本願の請求項3の発明で
は、投光素子による投光前後の増幅出力の差によって物
体検知信号及び光量調節用の信号としてる。そのため低
周波ノイズ等の影響を少なくすることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例による光電センサの
全体構成を示すブロック図である。本図においてV/I
変換器1は入力電圧を電流に変換するものであって、そ
の出力端には投光素子、例えば発光ダイオード2が接続
される。発光ダイオード2の近傍には図示のように第2
の受光素子であるモニタ用のフォトダイオード3が近接
して取付けられている。又投光素子2の光は物体検知領
域に照射され、物体検知領域に光を反射する物体があれ
ばその反射光は第1の受光素子であるフォトダイオード
4に伝えられる。フォトダイオード3及び4にはアナロ
グマルチプレクサ5が接続される。又この光電センサに
は所定の周期でクロック信号を発振する発振回路6が設
けられる。発振回路6は一定の周期Tを有するクロック
信号CK1及びその出力を分周したクロック信号CK2
を有している。第1のクロック信号CK1はアナログス
イッチ7に与えられ、第2のクロック信号CK2は遅延
回路8及びサンプルホールド回路(S/H回路)9に与
えられる。遅延回路8はその出力の立下りを遅延するオ
フディレー型の遅延回路であって、その出力は第1,第
2の信号切換手段であるアナログマルチプレクサ5及び
アナログデマルチプレクサ10に与えられる。
【0009】さて図2(a)はアナログマルチプレクサ
5の具体的な回路例であり、一対のアナログスイッチ5
a,5bが入力1,入力2に接続され、その出力が共通
接続されて出力端に接続される。これらのアナログスイ
ッチ5a,5bは遅延回路8の出力及びその出力を反転
させるインバータ5cによって択一的に入力1又は2を
出力端に伝えるものである。こうして選択された出力は
I/V変換器11に与えられる。I/V変換器11は受
光素子であるフォトダイオード3,4の受光電流を電圧
に変換するものであって、その出力は増幅回路12を介
してアナログデマルチプレクサ10に伝えられる。デマ
ルチプレクサ10は図2(a)の入出力を逆転させたも
のであって、増幅出力をコンパレータ13又はサンプル
ホールド回路9に択一的に出力する。ここでアナログマ
ルチプレクサ5によってモニタ用のフォトダイオード3
が選択されているときには、デマルチプレクサ10の出
力はサンプルホールド回路9に伝えられ、アナログマル
チプレクサ5によって検出用のフォトダイオード4が選
択されているときには、増幅回路12の出力はコンパレ
ータ13に伝えられる。コンパレータ13には図示しな
いゲート回路が組み込まれており、発振出力に同期して
入力信号を所定の閾値レベルで弁別するものであって、
その出力は信号処理回路14に与えられる。信号処理手
段を構成するコンパレータ13,信号処理回路14は通
常の光電センサと同一であり、所定レベルを越える信号
が連続して得られるときに物体検知信号を出力するもの
である。
【0010】さてサンプルホールド回路9は図2(b)
に示すように、発振回路6のクロック信号CK2によっ
て動作するアナログスイッチ9a及びその出力を保持す
るためのコンデンサCとボルテージフォロワ9bから成
り立っており、その出力は差動・積分回路15に与えら
れる。差動・積分回路15は入出力端間に帰還用のコン
デンサが接続された演算増幅器であって、非反転入力端
には基準電圧原Vrefが接続されている。差動・積分回
路15はサンプルホールド回路9の出力が基準電圧Vre
f と等しくなるように差動電圧信号を出力するものであ
り、その出力はアナログスイッチ7を介してV/I変換
器1に与えられる。V/I変換器1はこの電圧値を電流
に変換して発光ダイオード2を駆動するものである。こ
こでサンプルホールド回路9,差動・積分回路15,ア
ナログスイッチ7及びV/I変換器1は、第2の受光素
子の受光出力が選択されたときに増幅回路12の出力を
保持し、その出力が一定となるよう断続的に投光素子を
駆動する駆動手段を構成している。
【0011】又図3(c)は遅延回路8の一例を示す回
路図であって、クロック信号CK2をトランジスタQ1
によって反転しCRの時定数回路によって信号を所定時
間遅延させ、インバータ8aによってその出力を反転さ
せて出力するように構成されている。
【0012】次に本実施例の動作についてタイムチャー
トを参照しつつ説明する。図3は本実施例の各部の波形
を示すタイムチャートであって、(a)〜(l)は図1
に示すa〜lの各部の波形を示している。さて発振回路
6は、図3(a),(b)に示すように所定周期のクロ
ックCK1及びその出力を分周したクロックCK2を発
振しており、クロック信号CK1が「H」のときにはア
ナログスイッチ7が導通するため、図3(l)に示すよ
うに差動・積分回路15の出力がV/I変換器1に伝え
られ、発光ダイオード2が断続的に発光する。さてこの
光を受光するモニタ用フォトダイオード3,受光用のフ
ォトダイオード4からは夫々図3(d),(e)に示す
ような受光信号が得られたとする。発振回路6のクロッ
クCK2は図3(b),(c)に示すように遅延回路8
によって遅延され、遅延出力によってフォトダイオード
3,4が切換えられる。遅延回路8の出力(c)が
「H」のときにはフォトダイオード3が選択されてI/
V変換器11,増幅回路12を介して図3(f),
(g)に示すように増幅される。そして図3(i)に示
すようにアナログデマルチプレクサ10によってその出
力がサンプルホールド回路9に伝えられる。一方遅延回
路8の出力が「L」のときにはアナログマルチプレクサ
5,デマルチプレクサ10によってフォトダイオード4
の出力がI/V変換器11,増幅回路12、デマルチプ
レクサ10を介してコンパレータ13側に与えられる。
ここでマルチプレクサ5,デマルチプレクサ10の切換
タイミングはモニタ用フォトダイオードの間隔が短くな
っているが、これを逆転させてもよい。
【0013】こうして交互に取り入れられた受光信号は
いずれもI/V変換器11,増幅回路12を介して増幅
される。コンパレータ13,信号処理回路14は通常の
光電センサと同様の処理が行われ、入力信号のレベルに
よって物体の検知信号が出力される。又サンプルホール
ド回路9は図3(i),(j)に示すようにクロック信
号CK2が「H」のときにサンプリングされ、立下りで
ホールドされて基準電圧Vref との比較が可能なように
直流信号に変換される。この信号は差動・積分回路15
によって基準電圧Vref と比較され、発光量が一定とな
るようにフィードバックがかかる。その出力はアナログ
スイッチ7によってクロック信号CK1でパルス信号に
変換されてV/I変換器1を介して発光ダイオード2が
駆動される。こうすればモニタ信号と検出信号とが同一
の増幅回路を通過することとなるため、検出回路やAP
C回路の増幅回路の相違による温度特性の違いやばらつ
きをなくすることができる。
【0014】図4は本発明の第2実施例による光電セン
サの構成を示すブロック図である。前述した第1実施例
では受光用のフォトダイオード3,4の出力をアナログ
マルチプレクサ5を介してI/V変換器11に導いてい
るが、マルチプレクサに通すとS/N比が劣化すること
もあり得る。従って第2実施例では図示のようにフォト
ダイオード3,4の出力をI/V変換器21,22に与
えて電圧信号に変換する。そしてこれらのI/V変換器
の出力をアナログマルチプレクサ5に接続し、それらの
出力を切換えて増幅回路12に与える。その他の構成は
前述した第1実施例と同様であるので詳細な説明を省略
する。本実施例ではI/V変換器21,22の特性が一
致するようにペアトランジスタ等の同特性の部品を使用
することが好ましい。こうすればS/N比が劣化するこ
となく、検出回路とAPC回路や増幅回路の温度特性の
相違をなくすることができるという効果が得られる。
【0015】図5は本発明の第3実施例を示すブロック
図である。投光周期が短い場合や低周波のノイズ成分が
信号に重畳されたときには、投光素子からの信号が図6
(e)に示すように変動する場合がある。従ってこのま
まアナログマルチプレクサで信号を切換えたのでは、正
しい受光信号を後段の回路に送ることができなくなる。
そこで第3実施例では受光信号の入光直前のレベルと受
光信号のピークとの差を検出している。
【0016】図5において第1実施例と同一部分は同一
符号を付して詳細な説明を省略する。本実施例では発振
回路6Aは第1実施例と同様のクロックCK1,CK2
に加えてクロックCK1の立上り時に立下る第3のクロ
ック信号CK3を出力するものとする。CK2は遅延回
路8を介してアナログマルチプレクサ5に与えられる。
又アナログマルチプレクサ5で選択されたフォトダイオ
ード3又は4の光電流がI/V変換器11によって電圧
信号に変換され、増幅回路12によって増幅されること
は前述した第1実施例と同様である。本実施例では増幅
回路12の出力側に第1,第2のサンプルホールド回路
32,31を接続する。サンプルホールド回路31はク
ロック信号CK1によって入力をサンプルホールドする
ものであり、サンプルホールド回路32はクロック信号
CK3によって入力をサンプルホールドするものであっ
て、夫々の出力は差動回路33に与えられる。差動回路
33はその差動出力をコンパレータ13及びサンプルホ
ールド回路9に与えるものである。又発振回路6Aのク
ロック信号CK1は分周器34に与えられる。分周器3
4はクロック信号を1/2に分周し、クロック信号CK
2とは異なるタイミングのゲート信号をコンパレータ1
3に出力するものである。その他の構成は前述した第1
実施例と同様であるので、詳細な説明を省略する。
【0017】次に本実施例の動作について説明する。図
6の(a)〜(k)は図5の各部a〜kの波形を示す波
形図である。本図において発振回路6Aは図6(a)〜
(c)に示すようにクロック信号CK1〜CK3を夫々
発振しており、図6(a)のクロック信号CK1によっ
て発光ダイオード2が点灯する。この信号をフォトダイ
オード3,4によって受光し、アナログマルチプレクサ
5,I/V変換器11及び増幅回路12を介して図6
(e)に示す信号が得られたものとする。この信号には
前述したように低周波ノイズが重畳されている。サンプ
ルホールド回路31は図6(a)に示すクロック信号C
K1によってサンプリングされ、その立下りでホールド
されるため、図6(f)に示すように夫々の受光信号の
ピーク値が保持されることとなる。又サンプルホールド
回路32はCK1の立上りで立下るクロック信号CK3
によってサンプリングされ、その立下りによってホール
ドされるため、図6(g)に示すように入光直前のレベ
ルが保持されることとなる。従って差動回路33でこれ
らの前後の信号の差をとることによって図6(h)に示
すように純粋な受光信号レベルの大きさが得られる。こ
の信号はコンパレータ13,サンプルホールド回路9に
与えられる。コンパレータ13では前述したように発振
回路6Aの信号CK1を分周した信号によってゲートが
かけられているため、マルチプレクサ5で検出用のフォ
トダイオード4が選択されたときの差動信号のみを抽出
することができる。又サンプルホールド回路9はクロッ
ク信号CK2でサンプルしその信号をホールドするた
め、マルチプレクサ5でモニタ用のフォトダイオード3
が選択されたときの差動信号のみを差動・積分回路15
に与えることができる。その他の処理は前述した第1実
施例と同様であるため詳細な説明を省略する。こうすれ
ば低周波等のノイズによって受光信号が変動する場合に
も、純粋な検出信号成分とモニタ信号成分とを取り出す
ことができ、第1実施例の場合と同一の効果が得られる
こととなる。
【0018】尚前述した第1実施例ではデマルチプレク
サ10を用いて増幅回路1の出力をコンパレータ13と
サンプルホールド回路9に切り換えているが、第3実施
例と同様にコンパレータ13にゲート信号を与えること
によって、マルチプレクサ5によりフォトダイオード4
が選択されたときに増幅出力をコンパレータ13に与え
るようにしてもよい。又第3実施例においても第1実施
例と同様に、差動回路33の出力をデマルチプレクサ1
0を介してコンパレータ13とサンプルホールド回路と
に切り換えて出力するようにすることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1,2の発明によれば、投光素子の光量を調整する投光
量自動補正回路の補正量を受光素子やその増幅回路を含
めてフィードバックをかけ投光レベルを一定とするよう
にしている。従って光電センサ全体として投光素子の出
力レベルを調整することができ、温度変化や経年変化等
に対する検出距離の変動を小さくすることができるとい
う効果が得られる。又請求項3,4の発明では、受光信
号に低周波ノイズ等の雑音が重畳された場合にも、受光
信号のみを抽出して投光信号のレベルを補正することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による光電センサの全体構
成を示すブロック図である。
【図2】(a)はアナログマルチプレクサ、(b)はサ
ンプルホールド回路、(c)は遅延回路の構成例を示す
回路図である。
【図3】第1実施例の各部の波形を示すタイムチャート
である。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例による光電センサの全体構
成を示すブロック図である。
【図6】第3実施例の各部の波形を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 V/I変換器 2 発光ダイオード 3,4 フォトダイオード 5 アナログマルチプレクサ 6,6A 発振回路 7 アナログスイッチ 8 遅延回路 9,31,32 サンプルホールド回路 10 アナログデマルチプレクサ 11,21,22 I/V変換器 12 増幅回路 13 コンパレータ 14 信号処理回路 15 差動・積分回路 33 差動回路 34 分周器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体検知領域に光を照射する投光素子
    と、 前記投光素子より照射された光のうち物体検知領域から
    得られる反射光を受光する第1の受光素子と、 前記投光素子の光を直接受光する第2の受光素子と、 前記第1,第2の受光素子からの入力をクロック信号に
    応じて交互に切換える第1の信号切換手段と、 前記第1の信号切換手段の出力を増幅する増幅手段と、 前記第1の信号切換手段による前記第1の受光素子の出
    力選択時に前記増幅手段の出力によって物体検知領域の
    検知物を識別する信号処理手段と、 前記第1の信号切換手段にクロック信号を出力する発振
    回路と、 前記第1の信号切換手段による前記第2の受光素子の出
    力選択時に前記増幅手段の出力を保持すると共に、その
    出力が一定レベルとなるように前記発振回路の出力に応
    じて断続的に前記投光素子を駆動する駆動手段と、を具
    備することを特徴とする光電センサ。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段の出力が与えられ、前記第
    1の信号切換手段の信号切換に対応して前記第1,第2
    の受光素子の出力を分離し、夫々信号処理手段及び駆動
    手段に与える第2の信号切換手段を具備することを特徴
    とする請求項1記載の光電センサ。
  3. 【請求項3】 物体検知領域に光を照射する投光素子
    と、 前記投光素子より照射された光のうち物体検知領域から
    得られる反射光を受光する第1の受光素子と、 前記投光素子の光を直接受光する第2の受光素子と、 前記第1,第2の受光素子からの入力をクロック信号に
    応じて交互に切換える第1の信号切換手段と、 前記第1の信号切換手段の出力を増幅する増幅手段と、 前記投光素子の駆動直前の増幅出力を保持する第1のサ
    ンプルホールド回路と、 前記投光素子の投光直後の増幅出力を保持する第2のサ
    ンプルホールド回路と、 前記第1,第2のサンプルホールド回路の出力差をとる
    差動回路と、 前記第1の信号切換手段による前記第1の受光素子の出
    力選択時に前記差動回路の出力によって物体検知領域の
    検知物を識別する信号処理手段と、 前記第1の信号切換手段にクロック信号を出力する発振
    回路と、 前記第1の信号切換手段による前記第2の受光素子の出
    力選択時に前記差動回路の出力を保持すると共に、その
    出力が一定レベルとなるように前記発振回路の出力に応
    じて断続的に前記投光素子を駆動する駆動手段と、を具
    備することを特徴とする光電センサ。
  4. 【請求項4】 前記差動回路の出力が与えられ、前記第
    1の信号切換手段の切換信号に対応して前記第1,第2
    の受光素子からの出力を夫々信号処理手段及び駆動手段
    に与える第2の信号切換手段を具備することを特徴とす
    る請求項3記載の光電センサ。
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