JP2517353Y2 - プール底用緩衝体 - Google Patents
プール底用緩衝体Info
- Publication number
- JP2517353Y2 JP2517353Y2 JP1989114250U JP11425089U JP2517353Y2 JP 2517353 Y2 JP2517353 Y2 JP 2517353Y2 JP 1989114250 U JP1989114250 U JP 1989114250U JP 11425089 U JP11425089 U JP 11425089U JP 2517353 Y2 JP2517353 Y2 JP 2517353Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pool
- pool bottom
- foamed elastic
- elastic body
- cushioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水泳等に使用されるプールの底に敷く緩衝
体に関するものである。
体に関するものである。
従来から水泳用等のプールは、鉄筋コンクリートで出
来ており、プールの底表面もこの鉄筋コンクリートが露
出している。
来ており、プールの底表面もこの鉄筋コンクリートが露
出している。
また、近年では、鋼板、ステンレス、アルミニウム、
FRPによるプールも作られているが、何れもプール内の
水の重みを支えるために極めて堅固に作られている。
FRPによるプールも作られているが、何れもプール内の
水の重みを支えるために極めて堅固に作られている。
このため、プール内への飛び込みに失敗すると頭など
が固いプールの底に当たり、打撲傷、擦過傷その他の事
故等が発生していた。
が固いプールの底に当たり、打撲傷、擦過傷その他の事
故等が発生していた。
本考案は上記事実を考慮し、これらの事故を防止し、
安全性の高いプール底の緩衝材を提供することを目的と
する。
安全性の高いプール底の緩衝材を提供することを目的と
する。
請求項1に記載の発明では、プール底に敷設され衝突
時における人体に加わる衝撃を緩衝する発泡弾性体と、
前記発泡弾性体の上面に凹設され発泡弾性体を前記プー
ル底へ固定する固定部材が嵌め込められる凹部と、前記
発泡弾性体及び前記凹部を被覆する弾性被覆体と、を有
することを特徴としている。
時における人体に加わる衝撃を緩衝する発泡弾性体と、
前記発泡弾性体の上面に凹設され発泡弾性体を前記プー
ル底へ固定する固定部材が嵌め込められる凹部と、前記
発泡弾性体及び前記凹部を被覆する弾性被覆体と、を有
することを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、前記発泡弾性体が独立気
泡体を備えたことを特徴としている。
泡体を備えたことを特徴としている。
これによって、飛び込みに失敗し、頭部等がプールの
底に当たっても、人体に加わる衝撃が発泡弾性体及び弾
性被覆体で2層構造とされた緩衝体によって緩衝され
る。また、緩衝体を固定する固定部材は、凹部内へ嵌め
込まれているので、発泡弾性体の上面から突出せず、こ
の固定部材に衝突することもない。
底に当たっても、人体に加わる衝撃が発泡弾性体及び弾
性被覆体で2層構造とされた緩衝体によって緩衝され
る。また、緩衝体を固定する固定部材は、凹部内へ嵌め
込まれているので、発泡弾性体の上面から突出せず、こ
の固定部材に衝突することもない。
第1図は、第1実施例に係るプール底用緩衝体の断面
図であり、ポリウレタンフォームで成形された発泡弾性
体1と、塩化ビニル製の被覆材2とは単に重ね合わされ
て二層となっている。なお、発泡弾性体1と被覆材2と
の間に接着等を施して、一体化したものでもよい。
図であり、ポリウレタンフォームで成形された発泡弾性
体1と、塩化ビニル製の被覆材2とは単に重ね合わされ
て二層となっている。なお、発泡弾性体1と被覆材2と
の間に接着等を施して、一体化したものでもよい。
このプール底用緩衝体Aの上面には凹部6が形成され
ており、断面がC型で塩化ビニル樹脂製の長尺体4が当
てがわれ、ボルト5でプール底面3に固定されるように
なっている。このとき、ボルト5の頭部は長尺体4の中
にあり、プール底用緩衝体Aから突出しない。
ており、断面がC型で塩化ビニル樹脂製の長尺体4が当
てがわれ、ボルト5でプール底面3に固定されるように
なっている。このとき、ボルト5の頭部は長尺体4の中
にあり、プール底用緩衝体Aから突出しない。
次に、第2実施例に係るプール底用緩衝体Bを説明す
る。
る。
図2に示すように、プール底用緩衝体Bは、被覆材2
A、2Bが発泡弾性体1の表裏面に重ね合わされている。
なお、接着等を施して、一体化したものでもよい。
A、2Bが発泡弾性体1の表裏面に重ね合わされている。
なお、接着等を施して、一体化したものでもよい。
このプール底用緩衝体Bは、第1実施例と同じ固定方
法が採られる。
法が採られる。
次に、第3実施例に係るプール底用緩衝体Cを説明す
る。
る。
図3に示すように、第3実施例のプール底用緩衝体C
は、発泡弾性体1の表側に被覆材2が、裏側にプレート
板7が重ね合わされている。
は、発泡弾性体1の表側に被覆材2が、裏側にプレート
板7が重ね合わされている。
また、図4は、長尺体4でプール底用緩衝体Cをプー
ル底面3に固着した例であり、プール底面3から突出す
るアンカーボルト8へ長尺体4を挿通し、ナット9で螺
着固定したものである。
ル底面3に固着した例であり、プール底面3から突出す
るアンカーボルト8へ長尺体4を挿通し、ナット9で螺
着固定したものである。
なお、図中の緩衝材Dは、プール側面10とプール底用
緩衝体Cとの間を埋める中空室11を有する塩化ビニルで
ある。
緩衝体Cとの間を埋める中空室11を有する塩化ビニルで
ある。
本考案は上記構成としたので、硬いプールの底面に遊
泳者が衝突又は接触する事故を減少させることができ、
安全性を高めることができる。
泳者が衝突又は接触する事故を減少させることができ、
安全性を高めることができる。
第1図は本考案の第1実施例に係るプール底用緩衝体が
プール底面に取付けられた状態を示す断面図、第2図は
本考案の第2実施例に係るプール底用緩衝体の断面図、
第3図は本考案の第3実施例に係るプール底用緩衝体の
断面図、第4図はプール底面に取付けた状態を示す断面
図である。 A……プール底用緩衝体 B……プール底用緩衝体 C……プール底用緩衝体 1……発泡弾性体 2……被覆材(弾性被覆体) 3……プール底面 4……長尺体 6……凹部
プール底面に取付けられた状態を示す断面図、第2図は
本考案の第2実施例に係るプール底用緩衝体の断面図、
第3図は本考案の第3実施例に係るプール底用緩衝体の
断面図、第4図はプール底面に取付けた状態を示す断面
図である。 A……プール底用緩衝体 B……プール底用緩衝体 C……プール底用緩衝体 1……発泡弾性体 2……被覆材(弾性被覆体) 3……プール底面 4……長尺体 6……凹部
Claims (2)
- 【請求項1】プール底に敷設され衝突時における人体に
加わる衝撃を緩衝する発泡弾性体と、前記発泡弾性体の
上面に凹設され発泡弾性体を前記プール底へ固定する固
定部材が嵌め込められる凹部と、前記発泡弾性体及び前
記凹部を被覆する弾性被覆体と、を有することを特徴と
するプール底用緩衝体。 - 【請求項2】前記発泡弾性体が独立気泡体を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のプール底用緩衝体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989114250U JP2517353Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | プール底用緩衝体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989114250U JP2517353Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | プール底用緩衝体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354556U JPH0354556U (ja) | 1991-05-27 |
JP2517353Y2 true JP2517353Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31662629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989114250U Expired - Fee Related JP2517353Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | プール底用緩衝体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517353Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200405841Y1 (ko) * | 2005-10-14 | 2006-01-11 | 최명길 | 낚시줄연결구 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5574353U (ja) * | 1978-11-17 | 1980-05-22 | ||
JPH0528291Y2 (ja) * | 1988-12-23 | 1993-07-20 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1989114250U patent/JP2517353Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354556U (ja) | 1991-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |