JPH0528291Y2 - - Google Patents

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JPH0528291Y2
JPH0528291Y2 JP1988167177U JP16717788U JPH0528291Y2 JP H0528291 Y2 JPH0528291 Y2 JP H0528291Y2 JP 1988167177 U JP1988167177 U JP 1988167177U JP 16717788 U JP16717788 U JP 16717788U JP H0528291 Y2 JPH0528291 Y2 JP H0528291Y2
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JP
Japan
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pool
buffer
mat
mats
cushioning
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JP1988167177U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水泳プールに関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 従来、水泳プールの底部は、コンクリートから
構成されて底面にモルタル塗りやタイル張り等に
よる仕上げが施されていたり、合成樹脂製や金属
製の底組体により組立てられている。しかしなが
ら、かかる従来の水泳プールにあつては、底面が
固く緩衝効果がないために、プール内に人が飛び
込み誤つて頭や手足等をプール底面に強く衝突さ
せた場合に、身体の重大な損傷事故を引き起こす
危険性がある。
又、実開昭62−42651号公報には、プールの底
組体と基礎との間に所望の平面積を有する方形の
発泡材多数枚を敷設してクツシヨン層を形成した
組立プールの底構造が記載されている。しかしな
がら、かかる組立プールは底部を基礎上に安全に
支持する目的で底部下側にクツシヨン層が形成さ
れているため、プール内における底面の緩衝効果
が小さく、上記と同様にプール内に人が飛び込ん
だ場合に損傷事故を引き起こす危険性がある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案水泳プール
は、プール底面の一部又は全体に複数枚の緩衝マ
ツトが敷き並べられ、上記緩衝マツトは袋状の外
装材内部に緩衝材が設けられて比重が1以上とな
されたものである。又、プール側壁の一部又は全
体に複数枚の緩衝マツトが取付けられたものであ
る。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1はプール底面、2はプール側
壁、3はスタート台、4は緩衝マツト、5はプー
ル内に飛び込んだ人である。
プール底面1、プール側壁2はコンクリート、
合成樹脂、金属等適宜材料から形成されておれば
よい。
緩衝マツト4はプール底面1に複数枚敷き並べ
られ、プール底面1に緩衝効果を付与するための
ものである。緩衝マツト4は一般に第1図や第2
図の如く人5の飛び込み部分に相当するプール底
面1の一部に敷き並べられるが、プール底面1全
体に亘つて敷き並べられていてもよい。
緩衝マツト4の形状は、一般には第1図の如く
方形状となされているが、円形状、だ円形状、三
角形状、多角形状あるいはその他異形状となされ
ていてもよい。緩衝マツト4の大きさは、持ち運
びや収納しやすさの面から例えば縦1m、横1
m、厚み5cm程度の寸法となされているのが好ま
しいが、必ずしもこれに限定するものではない。
又、緩衝マツト4は外装材41の内部に緩衝材
42が設けられた構造となされ、その比重が1以
上となされてプール内で浮き上がらないようにな
されている。例えば第3図の場合は、外装材41
としては耐水性、耐薬品性、耐摩耗性に優れた厚
み0.5〜1.5mmの合成樹脂シートからなる袋状のも
のが使用され、緩衝材42としては厚み20〜30mm
の合成樹脂又は合成ゴムの発泡体43と重りの役
目を果す厚み25〜40mmのゴムシート44が積層さ
れて外装材41内に挿入されている。第4図の場
合は、上記と同様の外装材41内に緩衝材42と
して水等の液体が充填されており、この場合には
外装材41に液体を出入するための弁又はバルブ
45が設けられ、緩衝マツト4の持ち運びや収納
の面で便利なようになされている。又、第5図の
場合は、上記と同様の外装材41内に緩衝材42
として水等の液体46とゴムシート44が設けら
れている。さらに、第6図の場合は、上記と同様
の外装材41内に緩衝材42として水等の液体4
6とチツプ、シート状等となされた吸水性高分子
材料47が設けられている。
又、緩衝マツト4はプール底面1に複数枚敷き
並べられることから、隣り合う緩衝マツト4,4
どうし、あるいは緩衝マツト4とプール底面1、
プール側壁2とを連結しうるようになされていて
もよい。例えば緩衝マツト4の側面にハトメが設
けられ、ロープ、フツク等により連結するように
なされていてもよいし、緩衝マツト4の側面にフ
アスナーが取付けられたり、マジツクテープと称
される係脱可能なテープが取付けられていてもよ
い。
なお、緩衝マツト4の上面は単に平滑となされ
ていてもよいし、スリツプ防止のための凹凸が設
けられていてもよい。
さらに緩衝マツト4は、プール側壁2の一部ま
たは全体にも取り付けられており緩衝マツト4の
プール側壁2への取付方法は特に限定するもので
はなく、ロープ止め、係止、接着等適宜方法が採
用されればよい。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案水泳プールは、プー
ル底面の一部又は全体に複数枚の緩衝マツトが敷
き並べられているので、緩衝マツトの緩衝作用に
より、プール内に人が飛び込み誤つて頭や手足等
をプール底面に強く衝突させてもその衝撃が緩和
され、身体の重大な損傷事故を防止することがで
きる。
また緩衝マツトは袋状の外装材内部に緩衝材が
設けられているので緩衝材が外装材で保護され破
損されがたく、かつ水が含浸して緩衝性能が低下
することがない。
さらに緩衝マツトが比重1以上となされている
のでプールに水を張つても緩衝マツトに浮力が生
じずプール底壁から剥離することがない。
さらにまた、プール底面に複数枚の緩衝マツト
が敷き並べられてプール底面に緩衝層が形成され
ることから、既設、新設あるいはプールの材質に
関係なくすべてのプールに簡単かつ低コストで上
記緩衝層を形成して安全なプールとすることがで
きる。
しかも、緩衝マツトの不使用時にはプール底面
から緩衝マツトを取りはずすことも容易にでき
る。
さらに又、プール側壁に複数枚の緩衝マツトが
取付けられているので、水泳者とくに初心者が方
向転換のためにターンを行う際プール側壁に衝突
した場合の衝撃を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案水泳プールの一実施例を示す一
部切欠斜視図、第2図は本考案水泳プールの一実
施例を示す一部切欠断面図、第3図〜第6図はそ
れぞれ本考案水泳プールにおける緩衝マツトの実
施例を示す一部切欠断面図である。 1……プール底面、2……プール側壁、4……
緩衝マツト、41……外装材、42……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プール底面の一部または全体に複数枚の緩衝マ
    ツトが敷き並べられると共にプール側壁の一部ま
    たは全体に複数枚の緩衝マツトが取り付けられ、
    上記緩衝マツトは袋状の外装材内部に緩衝材が設
    けられて比重が1以上となされた水泳プール。
JP1988167177U 1988-12-23 1988-12-23 Expired - Lifetime JPH0528291Y2 (ja)

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JPH0287874U JPH0287874U (ja) 1990-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2517353Y2 (ja) * 1989-09-29 1996-11-20 株式会社ブリヂストン プール底用緩衝体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5574353U (ja) * 1978-11-17 1980-05-22
JPS62144354U (ja) * 1986-03-07 1987-09-11

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