JP2516963Y2 - ミシンモータの起動停止装置 - Google Patents

ミシンモータの起動停止装置

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JP2516963Y2
JP2516963Y2 JP1678589U JP1678589U JP2516963Y2 JP 2516963 Y2 JP2516963 Y2 JP 2516963Y2 JP 1678589 U JP1678589 U JP 1678589U JP 1678589 U JP1678589 U JP 1678589U JP 2516963 Y2 JP2516963 Y2 JP 2516963Y2
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speed control
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隆行 川里
晴比古 田中
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はミシンの起動停止に関し、特に希望とする目
標位置に正確に停止させることに関する。
(従来技術) ミシン本体にミシンを起動停止させるためのスイッチ
を有するミシンに於いて、操作者がミシンを目標位置で
停止させるとき、目標位置が近づいてきたら起動停止ス
イッチを操作し停止させていたが高速運転時は、目標位
置で停止させるのは困難であった。そのため起動停止ス
イッチを操作している間低速運転をさせ目標位置で停止
させていた(特公昭60−22959)。
(考案が解決しようとする課題) 従来の方法では低速運転中は、絶えず起動停止スイッ
チを押している必要があり加工布を片手で案内していた
ため正確な布案内が出来なかった。
(課題を解決するための手段) 2段操作スイッチを起動停止手段に用いミシンモータ
を回転中に軽く押し第1の接点を閉成にし、押しはなし
た後も連続的に低速運転を保持させることにより両手で
加工布の案内ができるようにした。
(実施例) 本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。まず第
1図に示した各ブロックを説明する。
ミシンモータ6はミシンの上軸を回転させるモータであ
る。ミシンモータ駆動装置6は前記ミシンモータ6を駆
動する装置である。2段動作スイッチ1は通常初期非作
用位置に保持されていて手動操作により動作するスイッ
チであって、最初の押し圧を加えることにより第1の接
点が閉成し、“H"レベルの信号をモノマルチバイブレー
タ7とANDゲート9へ出力し、更に押し圧を加えると、
第2の接点も閉成し“H"レベルの信号をモノマルチバイ
ブレータMM18に入力し、ANDゲート9へパルス状の信号
を出力し、そして解放されて初期非作用位置に復帰する
構成のものである。判別器2はミシンモータ駆動装置5
より信号を受けてミシンモータ6が停止中か、運転中か
を判別し、ミシンモータが停止中である時には“L"レベ
ルの信号を発生し、そしてミシンモータが回転中の時に
は“H"レベルの信号をそれぞれ発生してこれをANDゲー
ト10,11とインバータ(INV)14へ出力する装置である。
速度設定装置3は、操作者がミシンの回転数を設定する
装置である。フリップフロップ15(FF15),16(FF16)
は、入力端子Sに信号が入ると出力端子Qを“H"レベル
にし入力端子Rに信号が入力されるまで“H"レベルを維
持し、入力端子Rに信号が入った後には入力端子Sに信
号が入るまで“L"レベルを維持する装置である。尚、初
期状態の出力端子Qは“L"レベルである。演算装置4は
前記フリップフロップ15,16の信号によりミシンを設定
速度で運転させるのか、停止させるのか、又低速運転を
させるのかを判断して制御信号をミシンモータ駆動装置
6へ出力する装置である。
次に本考案の具体的な動作を2段動作スイッチ1をミ
シン停止中、ミシン運転中に操作した場合について説明
する。
1.ミシン停止中 ミシン停止中すなわちミシンモータ6が停止中の時、
ミシンモータ駆動装置5からの信号により判別器2は、
ミシン停止中を判断し“L"レベルの停止中信号をANDゲ
ート10と11へ、そしてインバータ(INV)14を介し“H"
レベルの停止中信号をANDゲート12へそれぞれ出力して
いる。又、フリップフロップ15,16からの低速速度制御
信号TS、設定速度制御信号SSは出力されていない。
この時操作者が布を縫製するために2段動作スイッチ
1を操作しミシンを運転させようと、2段動作スイッチ
1を軽く押して第1の接点だけを閉成させるとANDゲー
ト9とモノマルチバイブレータ(MM)7へ信号を出力す
る。信号を検出したモノマルチバイブレータ(MM)7
は、パルス状の信号を低速指示装置17のANDゲート10へ
出力する。ANDゲート10は判別器2より停止中の“L"レ
ベル信号をすでに検出しているのでANDゲート10は信号
を出力していない。又、2段動作スイッチの第1の接点
しか閉成されていないので、ANDゲート9は信号を出力
しない。即ちフリップフロップ15の出力端子Qからの低
速速度制御信号TSとフリップフロップ16の出力端子Qか
ら設定速度制御信号SSは、変化しないのでミシンは停止
中のままである。
2段動作スイッチ1を更に押し第2の接点をも閉成さ
せる。この時第2の接点は信号をモノマルチバイブレー
タMM18に入力し、ANDゲート9にパルス状の信号を出力
する。2段動作スイッチ1の第1の接点も閉成している
ので、ANDゲート9はANDゲート11と12へ信号を出力す
る。ANDゲート11は判別器2より停止中の“L"レベル信
号をすでに検出しているのでANDゲート11は信号は出力
しない。ANDゲート12は判別器2からインバータ(INV)
14を介した停止中の“H"レベル信号と、ANDゲート9か
らの信号より信号を出力する。信号を検出したフリップ
フロップ16は出力端子Qより設定速度制御信号SSを出力
する。設定速度制御信号SSを検出した演算装置4はミシ
ンモータ6を起動させ、速度設定装置3で設定された速
度でミシンモータ6を回転させるようミシンモータ駆動
装置5へ指示する。
2.ミシン運転中 操作者が速度設定装置3で設定した速度で、ミシン運
転中すなわちミシンモータ6が運転中の時、ミシンモー
タ駆動装置5からの信号により判別器2は、ミシン運転
中を判断し“H"レベルの運転中信号をANDゲート10と11
へインバータ14を介し“L"レベルの運転中信号をANDゲ
ート12へ出力している。又、フリップフロップ16の出力
端子Qから設定速度制御信号SSが出力されていて、フリ
ップフロップ15の出力端子Qからの低速速度制御信号TS
は出力していない。
操作者が低速で縫製を行う場合、2段動作スイッチ1
を軽く押し第1の接点のみを閉成させるとモノマルチバ
イブレータ(MM)7とANDゲート9へ信号を出力する。A
NDゲート9は2段動作スイッチ1の第1の接点からのみ
信号を検出しているのでANDゲート11と12へ信号を出力
しない。2段動作スイッチ1の第1の接点から信号を検
出したモノマルチバイブレータ7はパルス状の信号を出
力する。ANDゲート10は判別器2からの“H"レベルの運
転中信号とモノマルチバイブレータ(MM)7からのパル
ス状の信号よりパルス状の信号をフリップフロップ15の
入力端子Sとオアゲート13を介してフリップフロップ16
の入力端子Rへ出力する。ANDゲート10からの信号を検
出したフリップフロップ15は、出力端子Qより低速速度
制御信号TSを出力する。又フリップフロップ16の入力端
子RはANDゲート10からORゲート13を介した信号を入力
すると、出力端子Qより出力していた設定速度制御信号
SSをリセットする。設定速度制御信号SSだけを検出した
演算装置4は、ミシンモータ駆動装置5へミシンモータ
6を速度設定装置3で設定された速度で回転させるよう
に指示していたが、低速回転をするように指示し低速回
転を行う。ミシンを停止させる場合は2段動作スイッチ
1を更に押し込み第2の接点まで閉成させる。この時第
2の接点はモノマルチバイブレータMM18に入力し、パル
ス状の信号dを出力してANDゲート9へパルス状の信号
を出力する。2段動作スイッチ1の第1の接点はすでに
閉成しているのでANDゲート9は信号を、ANDゲート11と
12へ出力する。ANDゲート12は判別器2よりインバータ
(INV)14を介し“L"レベルの運転中信号を検出してい
るのでANDゲート12からフリップフロップ16の入力端子
Sへ信号は出力しない。ANDゲート11は判別器2からの
運転中の“H"レベル信号とANDゲート9からの信号と
で、フリップフロップ15の入力端子Rとオアゲート13を
介してフリップフロップ16の入力端子Rに信号を出力す
る。信号を検出したフリップフロップ15は出力端子Qの
低速速度制御信号TSをリセットし、フリップフロップ16
は出力端子Qの設定速度制御信号SSをリセットする。演
算装置4は低速速度制御信号TSと設定速度制御信号SSが
リセットされるとミシンモータ6を停止させるためミシ
ンモータ駆動装置5へ停止の指示をする。
次に第3の制御ブロックのタイミングチャート図につ
いて説明する。2段動作スイッチ1の第1の接点が閉成
されるとモノマルチバイブレータ(MM7)の出力Cが一
定時間“H"レベルになり、次に第2の接点が閉成される
とANDゲート9の出力S6が“H"レベル、判別器2の出力S
1はまだ“L"レベルであるのでINV14の出力S7は“H"レベ
ルでありANDゲート12はS6が“H"レベルであるのでANDゲ
ート12の出力S4は“H"レベルになりFF16をセットして設
定速度信号SSが“H"レベルとなりミシンモータは設定速
度運転で回転する。回転しはじめると判別器2の出力S1
が“H"レベルになり、S7は“L"レベルになる。次にしば
らく設定速度運転した後2段動作スイッチ1の第1の接
点のみが閉成した時モノマルチバイブレータ(MM7)の
出力Cが一定時間“H"レベルになり、判別器2の出力S1
はすでにミシンモータが回転しているので“H"レベルで
あるのでANDゲート10の出力S2が“H"レベルになりFF15
はセットされてFF15の出力Qが“H"レベルになり低速速
度信号SSが出力されて低速速度運転になる。次に停止す
る場合2段動作スイッチ1の第1の接点と第2の接点が
両接点が閉成した時モノマルチバイブレータMM18に入力
しANDゲート9の出力S6が“H"レベルとなり、判別器2
の出力S1は“H"レベルでありANDゲート11の出力S3が
“H"レベルとなりFF15とFF16はリセット信号でリセット
されミシンモータは停止する。第2図は動作のフローチ
ャート図であり説明する。ミシン停止中かでNoならば2
段動作スイッチ1の第1の接点がONしているかを見てNo
ならば低速回転指令を出す。Yesならば第2の接点がON
かを見てYesならば停止指令を出す。Noならば再び第1
の接点がONかどうかを見る。Yesならば低速回転指令を
出し、Noならば停止指令中かどうかを見てYesならば低
速回転指令を出し、Noならば設定速度での回転指令を出
す。初めに戻りミシン停止中かでYesの場合2段動作ス
イッチ1の第1の接点がONかどうかを見てNoならばスタ
ートに戻る。Yesならば第2の接点がONかどうかを見てN
oならば終了し、Yesならば設定速度での回転指令を出
す。
(効果) ミシンを停止させるために手動操作手段が操作される
と、ミシンモータが低速駆動されるので両手で加工布を
押さえられ正確に案内できかつ目標とする加工布の位置
でミシンを停止させることが出来るのできれいな縫製作
業ができるミシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御ブロック図である。 第2図は動作のフローチャート図である。 第3図は制御ブロックのタイミングチャート図である。 1……2段動作スイッチ、2……判別器、3……速度設
定装置、4……演算装置、FF15……低速制御装置、FF17
……低速指示装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンの上軸を回転させるミシンモータ
    と、該ミシンモータを駆動するミシンモータ駆動装置
    と、前記ミシンモータの回転速度を設定するために操作
    可能であって該設定速度に基づいて速度指令信号を発生
    する速度設定装置と、該速度設定装置の速度指令信号を
    有効とする設定速度制御装置と、前記速度設定装置の設
    定速度に関係なく前記ミシンモータの速度を所定の低速
    に設定する低速制御装置と、前記ミシンの適所に配設さ
    れて通常初期非作用位置に保持され、手動操作により動
    作するスイッチであって、その全ストロークの途中段階
    の操作を検出して第1の検出信号を発生する第1の接点
    と更に押し込んだ段階の操作を検出して第2の検出信号
    を発生する第2の接点とで構成され、そして解放されて
    前記初期非作用位置に復帰する2段動作スイッチと、前
    記ミシンモータが停止状態であることを判別して第1の
    判別信号を発生し、そして前記ミシンモータが回転状態
    であることを判別して第2の判別信号を発生する判別装
    置と、該判別装置の第1の判別信号と前記2段動作スイ
    ッチの第2の検出信号とを受けて動作し、前記設定速度
    制御装置を作動してこの作動状態を保持する装置と、前
    記判別装置の第2の判別信号と前記2段動作スイッチの
    第1の検出信号とを受けて動作し、前記低速制御装置を
    作動してこの作動状態を保持すると共に前記設定速度制
    御装置を非作動状態とする装置と、前記判別装置の第2
    の判別信号と前記2段動作スイッチの第2の検出信号と
    を受けて動作し、前記設定速度制御装置又は前記低速制
    御装置を非作動状態とする装置、とから成ることを特徴
    とするミシンモータの起動停止装置。
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