JPS6044955B2 - ミシン制御装置 - Google Patents

ミシン制御装置

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JPS6044955B2
JPS6044955B2 JP16438779A JP16438779A JPS6044955B2 JP S6044955 B2 JPS6044955 B2 JP S6044955B2 JP 16438779 A JP16438779 A JP 16438779A JP 16438779 A JP16438779 A JP 16438779A JP S6044955 B2 JPS6044955 B2 JP S6044955B2
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JP
Japan
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needle
sewing machine
needle position
signal
pedal
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JP16438779A
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JPS5685389A (en
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茂雄 根木
望 篠崎
隆 土肥
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくともミシンの回転に応じて回転するき
さが異なりかつ同一極性となるように配置した2つの磁
石と、この磁石の回転位置を検出する感磁性素子とを有
した針位置検出器からの針位置信号に基づき、異なつた
2つの針位置を区別し、所定の針位置にミシンを停止さ
せようとするミシン制御装置に係る。
通常の縫製作業は、まずミシンのペダルが踏み込まれる
ことにより縫製が開始され、次にこのペダルを中立位置
に戻すと針が布にささつた位置(針下位置)に停止し、
次にペダルが踏み返されると針が布から抜けた位置(針
上位置)に停止すると共に駆動中に糸切りが行なわれ、
縫製された製品をミシンから引き出すといつた一連のミ
シン操作によつてなされる。
従来上述の針下位置停止、あるいは針上位置停止の位置
決め手段としては、ミシンプーリ部に取り付けられた前
記針位置検出器により、上記二つの位置とも完全に区別
された形で検出信号が出力され、この検出信号に従つて
制御されるのが一般的であつた。
第1図に従来の針位置検出器の例を示す。
第1図において、軸受け保持体1’は、ミシンのプーリ
一に取りつけられた針位置検出器軸(図示せす)を支え
る軸受け外輪を保持し、静止側に固定されている。一方
、磁石2’を持つた磁石板3’、および磁石2’に対し
逆極性となるように取りつけられた磁石4’を有した磁
石板5’はそれぞれ独立に回転方向に移動可能であり、
磁石板押さえJ6’および止めねじ7’により前記針位
置検出器軸に固定され、従つてミシンの回転と共に回転
するように構成されている。また、前記軸受け保持体1
’には、前記磁石2’に対応して信号を発生するような
ホールICのゝような惑磁性素子8’および、前記磁石
2’とは極性の異なる前記磁石4’にのみ対して信号を
発生するように前記感磁性素子8″に対して表 裏逆の
間係をもつて取りつけられた感磁性素子9″とが内蔵さ
れ、感磁性素子8″,9″は、ミシンの回転にともない
前記磁石板3″,5″の位置に従つた信号を各々発生す
る構成となつている。
ここで、前記磁石板3″を針下位置に、前記磁石板5″
を針上位置に対応させ固定した場合、前記感磁性素子8
″からは針下位置信号が、前記感磁性素子9″からは針
上位置信号が発生するように動作が行なわれる。
上記とは異なる、さらに別の方式によれば、前記感磁性
素子8″,9″の代わりに、磁石の両極性に対し正ある
いは負の出力電圧を発生するホール素子などの感磁性素
子1個を内蔵したものがある。
従来は、上述のように2枚の磁石板と2個の感磁性素子
の組み合わせ、あるいは2枚の磁石板と1個の感磁性素
子の組み合わせにより針位置検出を行ない、このように
して検出された針位置信号にもとずき、針定位置停止制
御が行なわれるような方式が一般に採用されていた。
上記従来の方式は、前者の場合には、2ケ所の針位置検
出のために2枚の磁石板および2個の感磁性素子が必要
とされ、後者の場合は、1個の感磁性素子でも検出でき
るという利点があるが、必要な信号レベルへの増幅回路
、あるいはマイクロコンピュータの採用などの場合には
正、負の電圧印加が不可能であり同一極性電圧を有する
位置信号に変換するための信号変換回路が必要とされる
など、いずれの方式においても複雑な構成となり4高価
なものとなつていた。
本発明は、上述の欠点を除去し、前記針位置検出器を単
純でかつ安価な構成とし、しかも従来の制御機能を有す
るミシン制御装置を提供するものであつて、制御素子と
してマイクロコンピュータ!を使用した場合にソフトウ
ェア処理のみで可能となるので最もその効果が顕著に表
われるといえる。
ます、本発明にもとすく針位置検出器の構成は第2図に
示すように、例えば針下位置検出を行な・うための幅の
広い磁石2″を有した磁石板3″と、針上位置検出を行
なうために幅の狭い磁石4″を有した磁石板5″とを同
一極性にて配置させ、これらの磁石2″,4″の感応す
る1つのホールICなどの感磁性素子『を静止側に固定
することによつてなされ、かなり単純化された構成とな
る。
なお1″は軸受の保持体、6″は磁石押さえ、7″は止
めねじである。上記のように構成された針位置検出器を
使用した場合の本発明の実施例を第3図なし第5図に示
し、以下第2図ないし第4図に従つて説明を加える。
第3図のブロック図において、1はミシンペタLル位置
を検出し、踏み込み量に応じた速度設定信号■と、踏み
込み信号■。
、あるいは踏み返し信号Vuとを発生するペダルセンサ
ー回路を表わし、2は針位置信号VNを発生する針位置
検出器、3は上記各種入力に従つてミシンの動作を制御
するマイクロコンピュータ、4は速度制御回路、5,6
,7はそれぞれクラッチコイル8とブレーキコイル9と
糸切にソレノイド10のドライバを表わす。なお、モー
タは電磁クラッチ・ブレーキ構造を有するもので、前ク
ラッチコイルとブレーキコイルの電流を制御し、各電気
回路を通じ各々のライニング面(図示せず)のトルクを
変えることにより、モータの回転力をミシンに伝達し速
度制御を行なうものである。
以下第3図に従い動作について説明を加える。
まず、ミシンペダルが踏み込まれるとペダルセンサー回
路1は踏み込み信号■Dをマイクロコンピュータ3に出
力し、マイクロコンピュータ3は、出力信号■Ssを出
力し速度制御回路4を速度設定信号受けつけ可能状態に
する。このような状態において、前記ペダルセンサー回
路1から前記ミシンペダルに従つた速度設定信号■が出
力されると、速度制御回路4は、速度設定信号V,とミ
シンの軸端に取り付けられた速度発電機(図示せず)か
らのミシン実測回転速度を表わすフィードバック量との
偏差に応じ、ドライバ5,6を介し、クラッチコイル8
およびブレーキコイル9を制御し、ペダルの踏み込み量
に従つた一定速度運転を行なうように作動する。次に、
ペダルが中立にされるとマイクロコンピュータ3は前記
出力■Ssを0FFとし、低速度設定信号■L,を出力
し、ミシンは低速度運転状態へと移行する。
さらに、低速度運転に達したことを検出した時点から、
前記針位置検出器2からの針位置信号VNの時間幅を一
定時間T1と比較し始める。すなわち前記針位置信号■
Nの始まりにおいて、タイマーをセットし、一定時間T
1の経過前記針位置信号VNが終わつた状態であれば針
上位置と判断して何もせず、前記針位置信号VNが継続
しておれば針下位置と判断し、前記一定時間T1経過時
点において、マイクロコンピュータ3は低速度設定信号
VL,を0FFとし、一定時間T2だけ信号VBRを出
力し速度制御回路4は信号■BRによりクラッチコイル
8を0FFさせ、ブレーキコイル9を0Nさせるように
作動し、ミシンは針下位置に停止することになる。ここ
で、上記一定時間Tlsec.は、前記低速度をNLO
Wr.p.m.、前記針上位置に対応する針位置検出角
度をα0、前記針下位置に対応する針位置検出角度β0
とすれば、下式のような関係をもつて決定される。
i式において、T1は低速度LcOwの変動分を見込ん
で多少余裕をもつて決定されれば良いといえる。次に、
ペダルが踏み返され前記ペダルセンサー回路1から踏み
返し信号■が出力され、かつ一度も前記針位置信号■N
(針下位置)がずれたことがないという条件が満足され
ると、マイクロコンピュータ3は低速度設定信号■L,
を出力し、前記と同様にして低速度運転を開始すると共
に信号■TRを出力しドライバ7を介して糸切りソレノ
イド10を0Nし、糸切りを開始する。
上記のように、必ず針下位置から糸切りが開始されるの
で、針位置信号■N(針下位置を示す信号)の終わりを
検出した後、次にくる針位置信号■、は必ず針上位置信
号を示すことになるので、針位置信号■Nの始まりを検
出すると同時にマイクロコンピュータ3は一定時間信号
■8Rを出力し、前記と同様にブビーキコイル9を0N
させミシンを停止させると共に、信号VTRを0FFし
ドライバ7を介し糸切りソレノイド10を0FFさせ糸
切りを終了する。
以上のように、ミシンはペダルの踏み込みから中立によ
り針下位置に停止し、ペダルの踏み返しにより針上位置
停止が行なわれるが、上述の動作のうち特にミシンペダ
ルの踏み込みから中立にともなう針下位置への停止まで
の動作をフローチャートで第4図に示し、以下第4図に
従つて説明を加える。
まず21でペダルが踏み込まれているかどうかの判定を
行ない、踏み込まれているると、22でも同様の踏み込
みの判定となり、23でマイクロコンピュータは出力信
号■Ssを出力し、前述のようにミシンはミシンペダル
の踏み込み量に従つて回転し、22および23のループ
を実行することとなる。
次に、ミシンペダルが中立に戻されると24で低速度設
定信号■L,が出力され、ミシンは低速度へと移行し、
25で低速度に達するまで持ち、低速度に達したことを
検出した時点で、26によりもし針位置信号■R4が発
生しておけば、針位置信号■Nの終わりまで持ち、27
で針位置信号■Nが、その始まりから一定のディレィ時
間T1以上継続したことをもつて針下位置の判定を行な
い、この条件が満足されると(針下位置の検出を行なう
と)28で一定のディレィ時間T2だけ信号■8Rを出
力し、ブレーキコイルを0Nし、ミシンを針下位置に停
止させる。
上述の動作をタイムチャートで表わすと第5図のように
なり以下に説明を加える。
第5図において、まず前記ペダルの踏み込み信号■。
が出力されると、マイクロコンピュータから出力信号■
,,が出力されミシンは前述のようにしてペダルの踏み
込み量に応じた速度で回転する。ここでは、前記ペダル
を最大に踏み込んだ場゛合を示しており、図のようにミ
シンは最高速度NMAXにて回転することになる。次に
、ペダルが中立にされると同時に低速度設定信号■しs
が出力され、ミシンはA点から低速度NLOWに向つて
減速する。
B点で低速度NLOWに達・したことを検出すると同時
に、前記針位置信号■、の検出を開始し、針位置信号■
、の検出と同時に(C点)タイマーを動作させ時間T1
だけ待つた後、針位置信号VNがすでに終わつておれば
針上位置と判断し無視するよう動作する。ノ さらにミ
シンが回転し、D点で前記針位置信号■Nの始まりを検
出すると、上述のよいにして一定時a1後の針位置信号
■、の確認を行ない、針位置信号■Nが継続しておれば
針下位置と判断し、時間T2だけ信号VBRを出力し、
ミシンは針下位置に停止する。
以上の説明から明らかなように、本発明は針位置検出器
を二つの針位置に対応して配置させた大きさの異なる二
つの磁石と一つの感磁性素子とで簡単に構成し、一定の
速度のもとで前記針位置検出器からの針位置信号のパル
ス幅を一定時間と比較し、その、大 小を区別すること
により、いずれの針位置かを判断し、定められた針位置
に停止させようとする思想に基づくものであつて、前述
のように制御素子としてマイクロコンピュータを用いた
場合にはソフトウェアのみで比較的容易に対応てき、従
つて制御装置としてのハード構成はほとんど変更するこ
となく、しかも前記針位置検出器の構成が単純化される
ことにより、ミシン駆動システムとして低価格化が実現
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のミシン制御装置の針位置検出器の正面図
、第2図は本発明の一実施例を示すミシン制御装置の針
位置検出器の正面図、第3図は本発明の一実施例を示す
ミシン制御装置のブロック図、第4図は本発明のミシン
制御装置の動作を表わすフローチャート、第5図は本発
明のミシン制御装置の動作を表わすタイムチャートであ
る。 2″,4″・・・・・・磁石、8″・・・・・・感磁性
素子、1・・・・・ペダルセンサー回路、2・・・・・
・針位置検出器、3・・マイクロコンピュータ、4・・
・・・速度制御回路、5,6,7・・・・・・ドライバ
、8・・・・・・クラッチコイル、9・・・・・・ブレ
ーキコイル、10・・・・・・糸切りソレノイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縫製を行なうためのミシンと、ミシンを駆動するた
    めのモータと、針位置を検出する針位置検出器と、ミシ
    ン制御手段とを有したミシン駆動システムを構成し、前
    記針位置検出器を少なくとも前記ミシンの回転部に第一
    の針位置および第二の針位置に対応させ同一の極性方向
    に配置した大きさの異なる二つの磁石と、静止部に固定
    されこの磁石に感応し針位置信号を発生する一つの感磁
    性素子とで構成し、前記ミシン制御手段は、タイマーを
    含み前記針位置信号の前縁より前記タイマーの作動を開
    始し、前記タイマーの終了時点での前記針位置信号の有
    無により前記第一の針位置あるいは第二の針位置を区別
    するようにしたミシン制御装置。
JP16438779A 1979-12-17 1979-12-17 ミシン制御装置 Expired JPS6044955B2 (ja)

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JP16438779A JPS6044955B2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 ミシン制御装置

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JPS5685389A JPS5685389A (en) 1981-07-11
JPS6044955B2 true JPS6044955B2 (ja) 1985-10-07

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