JPH043237B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043237B2 JPH043237B2 JP61159575A JP15957586A JPH043237B2 JP H043237 B2 JPH043237 B2 JP H043237B2 JP 61159575 A JP61159575 A JP 61159575A JP 15957586 A JP15957586 A JP 15957586A JP H043237 B2 JPH043237 B2 JP H043237B2
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- JP
- Japan
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- sewing machine
- detector
- motor
- pulley
- needle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 44
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ミシン軸での惰行角度が一定にな
るように制御する制御装置に関するものである。
るように制御する制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のミシン速度制御は、電動機軸検出器より
速度信号を帰還して行い、その位置制御はミシン
軸検出器の針上位置または針下位置を検出後、電
動機軸における検出器からの一定パルス数を受信
後に停止させていた。すなわち、第3図に示す従
来装置において、1は縫製用ミシン、2は電磁ク
ラツチと電磁ブレーキを含む誘導電動機、11は
ミシンプーリ12と電動機プーリ13とを連結す
るベルト、14はミシン1に装着されてミシンの
針位置を検出する位置検出器、15は電動機2に
装着されてこの電動機2の位置および速度を検出
する検出器である。16は速度制御回路、18は
位置制御回路、20は両制御回路16,18の出
力信号に応じて電動機2に制御信号21を送り出
す制御部、22はミシン位置検出器14からの検
出信号23と、ミシン針の位置指令値信号24と
の差信号で位置制御回路18の出力を制御し、電
動機2への制御信号21を制御する位置制御回路
である。なお、図示しない足踏みペダルの踏み込
み量を変化させることにより位置制御信号24が
変化し、これに応じてミシンの回転数が制御され
る。そして、足踏みペダルが中立位置に戻される
と、ミシンの検出器14から送り出される位置検
出信号(UPまたはDN)に基づき、ミシンの針
上または針下を検知して停止信号21が制御部2
0から出力されて、ミシンの駆動が停止される。
速度信号を帰還して行い、その位置制御はミシン
軸検出器の針上位置または針下位置を検出後、電
動機軸における検出器からの一定パルス数を受信
後に停止させていた。すなわち、第3図に示す従
来装置において、1は縫製用ミシン、2は電磁ク
ラツチと電磁ブレーキを含む誘導電動機、11は
ミシンプーリ12と電動機プーリ13とを連結す
るベルト、14はミシン1に装着されてミシンの
針位置を検出する位置検出器、15は電動機2に
装着されてこの電動機2の位置および速度を検出
する検出器である。16は速度制御回路、18は
位置制御回路、20は両制御回路16,18の出
力信号に応じて電動機2に制御信号21を送り出
す制御部、22はミシン位置検出器14からの検
出信号23と、ミシン針の位置指令値信号24と
の差信号で位置制御回路18の出力を制御し、電
動機2への制御信号21を制御する位置制御回路
である。なお、図示しない足踏みペダルの踏み込
み量を変化させることにより位置制御信号24が
変化し、これに応じてミシンの回転数が制御され
る。そして、足踏みペダルが中立位置に戻される
と、ミシンの検出器14から送り出される位置検
出信号(UPまたはDN)に基づき、ミシンの針
上または針下を検知して停止信号21が制御部2
0から出力されて、ミシンの駆動が停止される。
上記のような従来装置では、ミシン針を停止直
前に超低速回転で駆動するとともに、電動機軸の
検出器から送り出される信号パルス数が一定値に
達した後に停止するので、プーリ比が変わると、
ミシン軸での針上位置あるいは針下位置検出時の
惰行角度が変化するという問題があつた。また、
両プーリ12,13を連結するベルト11は延び
縮みがあり、かつ一定のバネ定数をもつているの
で、ミシンの停止位置は電動機の回転数あるいは
位置の制御によらないと、不安定になる場合があ
る。
前に超低速回転で駆動するとともに、電動機軸の
検出器から送り出される信号パルス数が一定値に
達した後に停止するので、プーリ比が変わると、
ミシン軸での針上位置あるいは針下位置検出時の
惰行角度が変化するという問題があつた。また、
両プーリ12,13を連結するベルト11は延び
縮みがあり、かつ一定のバネ定数をもつているの
で、ミシンの停止位置は電動機の回転数あるいは
位置の制御によらないと、不安定になる場合があ
る。
この発明は上位のような問題点を解消するため
になされたもので、ミシン針回転の途中で電動機
軸検出器とミシン軸検出器の両回転数からプーリ
比を演算することにより、電動機軸検出器からの
パルス数を補正し、もつてミシンの針位置を一定
の惰行角度で停止させることを目的とする。
になされたもので、ミシン針回転の途中で電動機
軸検出器とミシン軸検出器の両回転数からプーリ
比を演算することにより、電動機軸検出器からの
パルス数を補正し、もつてミシンの針位置を一定
の惰行角度で停止させることを目的とする。
この発明に係るミシン制御装置は、運転時にミ
シン軸検出器と電動機軸検出器の両回転数よりプ
ーリ比を演算し、位置決め停止時にはミシンの惰
行角度が一定になるように電動機軸検出器からの
パルス数を制御したものである。
シン軸検出器と電動機軸検出器の両回転数よりプ
ーリ比を演算し、位置決め停止時にはミシンの惰
行角度が一定になるように電動機軸検出器からの
パルス数を制御したものである。
この発明においては上述の構成により、常にミ
シン軸上で針位置検出後の惰行角度がプーリ比に
よらないで一定となる。
シン軸上で針位置検出後の惰行角度がプーリ比に
よらないで一定となる。
第1図はこの発明の一実施例による制御装置の
概略構成図である。図において、第3図と同一部
分にはこれと同じ符号を付し、その説明を省略す
る。この発明の従来装置と異なる部分は、ミシン
軸の回転数と電動機軸の回転数とを演算回路30
で演算してプーリ比を求め、この演算結果に基づ
いて電動機軸検出器からのパルス数を制御して電
動機2を停止させることである。例えば、ミシン
1の検出器14からの位置検出信号(UP)より
ミシン軸でN度進んだ(惰行した)位置でこのミ
シンを停止させたいときに、プーリ比が1:1の
ときN度は電動機2の検出器15からのパルス数
が5個に相当するとした場合、プーリ比が1:1
であれば、検出器14からの位置信号がきたあと
電動機2の検出器15から5個のパルスで停止す
るようにすればよい。プーリ12と13の比が
3:5であれば、検出器14からの位置信号
(UP)がきたあと、検出器15からのパルス数が
3発目で停止するようにすればよい。第2図はこ
れらの動作を説明するための波形図である。い
ま、第2図Aのように電動機2の回転に応じてミ
シン1の回転速度が変化しているものとする。そ
こで、時刻t1でミシン位置検出器14から針上位
置を示す(UP)信号が到来し(第2図B参照)、
これが時刻t2までの期間T1に電動機2の検出器1
5から送られてきたパルス数が5個であつたとし
た場合、演算回路30では〔5×プーリ比〕を計
算する。なお、ここでプーリ比を〔3:5〕とす
れば、検出器15からのパルス数が3個目で停止
するように制御すれば良いこととなる。そこで、
時刻t3で(UP)信号がくると、電動機2にお
ける検出器15からのパルス数が3個になる期間
で停止するように制御し、即ちT2の終わる時刻
t4でミシン速度は零となり停止する。
概略構成図である。図において、第3図と同一部
分にはこれと同じ符号を付し、その説明を省略す
る。この発明の従来装置と異なる部分は、ミシン
軸の回転数と電動機軸の回転数とを演算回路30
で演算してプーリ比を求め、この演算結果に基づ
いて電動機軸検出器からのパルス数を制御して電
動機2を停止させることである。例えば、ミシン
1の検出器14からの位置検出信号(UP)より
ミシン軸でN度進んだ(惰行した)位置でこのミ
シンを停止させたいときに、プーリ比が1:1の
ときN度は電動機2の検出器15からのパルス数
が5個に相当するとした場合、プーリ比が1:1
であれば、検出器14からの位置信号がきたあと
電動機2の検出器15から5個のパルスで停止す
るようにすればよい。プーリ12と13の比が
3:5であれば、検出器14からの位置信号
(UP)がきたあと、検出器15からのパルス数が
3発目で停止するようにすればよい。第2図はこ
れらの動作を説明するための波形図である。い
ま、第2図Aのように電動機2の回転に応じてミ
シン1の回転速度が変化しているものとする。そ
こで、時刻t1でミシン位置検出器14から針上位
置を示す(UP)信号が到来し(第2図B参照)、
これが時刻t2までの期間T1に電動機2の検出器1
5から送られてきたパルス数が5個であつたとし
た場合、演算回路30では〔5×プーリ比〕を計
算する。なお、ここでプーリ比を〔3:5〕とす
れば、検出器15からのパルス数が3個目で停止
するように制御すれば良いこととなる。そこで、
時刻t3で(UP)信号がくると、電動機2にお
ける検出器15からのパルス数が3個になる期間
で停止するように制御し、即ちT2の終わる時刻
t4でミシン速度は零となり停止する。
以上のようにこの発明の実施例によれば、電動
機とミシンとをベルトで連結するプーリを交換
し、プーリ比が変つた場合でも、このプーリ比を
常に電気的に演算して電動機の回転数を制御して
いるので、ミシンの針上、針下位置または定位置
停止に関してその停止位置の精度が良くなる。す
なわち、針位置検出後の惰行角度が常にミシン軸
上で一定となる効果がある。
機とミシンとをベルトで連結するプーリを交換
し、プーリ比が変つた場合でも、このプーリ比を
常に電気的に演算して電動機の回転数を制御して
いるので、ミシンの針上、針下位置または定位置
停止に関してその停止位置の精度が良くなる。す
なわち、針位置検出後の惰行角度が常にミシン軸
上で一定となる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による制御装置の
概略ブロツク図、第2図はその動作波形図、第3
図は従来装置の概略ブロツク図である。 図中、1はミシン部、2は電動機部、11はベ
ルト、12,13はプーリ、14,15は検出
器、16は速度制御回路、18は位置制御回路、
20は電動機制御部、22は位置制御回路、30
は演算回路である。なお、各図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
概略ブロツク図、第2図はその動作波形図、第3
図は従来装置の概略ブロツク図である。 図中、1はミシン部、2は電動機部、11はベ
ルト、12,13はプーリ、14,15は検出
器、16は速度制御回路、18は位置制御回路、
20は電動機制御部、22は位置制御回路、30
は演算回路である。なお、各図中同一符号は同一
または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 ミシン部のミシンプーリと電動機プーリとを
連結するベルトを介してミシン軸を回転する電動
機と、前記ミシン軸の回転で上下動する針の位置
又はミシン軸の回転速度を検出するミシン軸検出
器と、前記電動機の位置又は回転速度を検出する
電動機軸検出器と、該電動機軸検出器及び前記ミ
シン軸検出器の出力信号に基づいて前記ミシンプ
ーリと電動機プーリとのプーリ比を演算する演算
手段とを備え、該演算手段によりミシン部の運転
状態において前記プーリ比を演算し、該プーリ比
の演算結果により前記針の位置決め停止時の電動
機軸検出器の出力パルスのパルス数を定めて前記
ミシン軸の惰行角度を一定に制御するように構成
したことを特徴とするミシン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15957586A JPS6315991A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | ミシン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15957586A JPS6315991A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | ミシン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6315991A JPS6315991A (ja) | 1988-01-23 |
JPH043237B2 true JPH043237B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=15696707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15957586A Granted JPS6315991A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | ミシン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315991A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2626113B2 (ja) * | 1990-01-08 | 1997-07-02 | 三菱電機株式会社 | ミシン制御装置 |
JP3332374B1 (ja) | 2001-11-30 | 2002-10-07 | ディップソール株式会社 | 亜鉛及び亜鉛合金めっき上に六価クロムフリー防錆皮膜を形成するための処理溶液、六価クロムフリー防錆皮膜及びその形成方法。 |
JP3332373B1 (ja) | 2001-11-30 | 2002-10-07 | ディップソール株式会社 | 亜鉛及び亜鉛合金めっき上に六価クロムフリー防錆皮膜を形成するための処理溶液、六価クロムフリー防錆皮膜及びその形成方法。 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60205719A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-17 | Tokyo Juki Ind Co Ltd | ミシンの針定位置停止制御方式 |
JPS61102180A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-20 | Brother Ind Ltd | 回転体の定位置停止装置 |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP15957586A patent/JPS6315991A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60205719A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-17 | Tokyo Juki Ind Co Ltd | ミシンの針定位置停止制御方式 |
JPS61102180A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-20 | Brother Ind Ltd | 回転体の定位置停止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6315991A (ja) | 1988-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |