JP2516875B2 - 連結椅子の起倒操作装置 - Google Patents

連結椅子の起倒操作装置

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JP2516875B2
JP2516875B2 JP5172345A JP17234593A JP2516875B2 JP 2516875 B2 JP2516875 B2 JP 2516875B2 JP 5172345 A JP5172345 A JP 5172345A JP 17234593 A JP17234593 A JP 17234593A JP 2516875 B2 JP2516875 B2 JP 2516875B2
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和美 吉野
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば階段式観覧席な
どの各段の連結椅子を有効に倒伏させたり起立させるこ
とができる連結椅子の起倒操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、座体と背体が折りたたみ自在と
なる各椅子を横長の支持枠台上に並設して構成する連結
椅子において、例えば、各段の連結椅子を積み重ねるよ
うにして収納することができる階段式観覧席では、収納
する場合、椅子を低くするために、折りたたんだ連結椅
子を水平状に倒伏させておくようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各椅子
が折りたたまれた状態の連結椅子を、ロック解除して、
前方に回動させて倒伏させたり、後方に回動させて起立
させる場合、手で支えたり持ち上げたりしなければなら
ず、連結椅子であるので重くて労力を要し、作業性も悪
く手間がかかって危険でもあり、また、ロック機構も複
雑で片手では操作しにくい、といった不具合を呈してい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、しかも有効にロックすることができて好
適に実施できるよう提供するものであり、そのため、座
体と背体とが折りたたみ自在となる各椅子を横長の支持
枠台上に並設して構成する連結椅子において、前記支持
枠台より垂設した下方枠体を床上の固定枠体に支点軸を
中心として回動できるよう枢支するとともに、椅子が略
45度の前傾姿勢となるよう前記下方枠体をばねにより
弾圧付勢し、前記下方枠体には前記支点軸が中心となる
略直角範囲の円弧状となって両端に下向きの屈折溝を有
する係合溝を形成し、該係合溝に嵌合するストッパー軸
を有した前記固定枠体内のクランクを下方への弾圧に抗
張してレバーにより支軸中心に回動操作可能にして構成
したものであり、また下方枠体及び固定枠体は1つまた
は2つおきの椅子の下方に配備するとともに、1本の長
い支軸を各固定枠体内に延設したり、支軸の一端面には
レバーの突起を嵌合させることができる角形係合凹部を
形成して構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、折りたたまれた各椅子が起立して
いる状態で、一方の手で操作するレバーによりクランク
を弾圧に抗張して僅かに回動させながら、ストッパー軸
が一方の屈折溝から抜けて係合溝内にはいると、ばねに
弾圧されて連結椅子が略45度の前傾姿勢となるように
下方枠体が自動的に回動し、そこで、他方の手で手前の
椅子を押し下げると、下方に弾圧されながら係合溝内を
摺動するストッパー軸が他方の屈折溝にはいり、連結椅
子は水平状態に倒伏させられてロックされることにな
り、また、その倒伏状態から起立させる場合には、前記
操作の逆手順により、倒伏している連結椅子を一たん略
45度の前傾姿勢にさせて、あとは片方の手で僅かに持
上げると、起立させてロックできることになる。
【0006】
【実施例】例えば階段式観覧席などで、上下に積み重ね
るようにして収納することができる各段の床上に整備す
る横長の支持枠台2上には3つの椅子1からなる連結椅
子をそれぞれ装備するが、図7ないし図12に示すよう
に、支持枠台2上に立設した支枠13間で各椅子1の座
体1aと背体1bが同時に展開されたり垂立状に折りた
たまれたり、また、各支枠13上方の肘掛14が背体1
bに連動して展開されたり折りたたまれるように、従来
形構造同様に構成する。
【0007】前記支持枠台2の両端側寄り下面からは筐
状の下方枠体3、3をそれぞれ垂設し、床上に固設した
筐状の固定枠体4、4の下方前部に横架する支点軸5に
下方枠体3の下部をそれぞれ回動可能に軸架し、下方枠
体3の両側方となる支点軸5の部位に嵌装するトルクば
ね形ばね6、6の一端は下方枠体3の側面に係止すると
ともに他端は固定枠体4の内側面に係止して、折りたた
まれた椅子1が略45度の前傾姿勢となるよう下方枠体
3を両ばね6、6により弾圧付勢し、また、固定枠体4
の内方下部にはストッパー板15を横架し、前記下方枠
体3の両側面には前記支点軸5中心となる略直角範囲の
円弧状となって両端に下向きの屈折溝7a、7bを有す
る係合溝7をそれぞれ形成して構成する。
【0008】両固定枠体4、4の後方側上部には長い支
軸11の両端部を軸架し、クランク9の後部を前記支軸
11に嵌合するとともに両ねじ17により固定し、クラ
ンク9の両側板の前端部間に架着したストッパー軸8を
前記下方枠体3の両係合溝7に嵌合し、クランク9の一
側方となる支軸11の部位に嵌装したトルクばね形ばね
18の一端はクランク9の側面に係止するとともに他端
は固定枠体4の上面側に係止して、ばね18によりクラ
ンク9の前部を下方に弾圧付勢し、また、一方の固定枠
体4の外側面に露出する前記支軸11の一端面には、レ
バー10の下端部側方に形成する角形突起10aを着脱
自在に嵌合させることができる角形係合凹部12を形成
して構成する。
【0009】したがって、観覧席を使用状態に展開させ
た場合には、各段の連結椅子は、図7ないし図12に示
すように、各椅子1の座体1aと背体1b及び肘掛14
を使用状態に展開させたり垂立状に折りたたんでおくこ
とができることになり、各段を上下に積み重ねるように
して観覧席を収納状態にする場合は、各段の連結椅子を
図13に示すように低く倒伏させることになるが、その
場合、折りたたまれた連結椅子が図11及び図12に示
すように起立している状態で、レバー10の突起10a
を支軸11の係合凹部12に嵌合し、一方の手でレバー
10を図1に矢印イで示すように操作すると、クランク
9は弾圧に抗張して僅かに回動しながらストッパー軸8
が屈折溝7aから抜けて係合溝7内にはいりロックが解
除されることになり、そこで、図5に示すように、ばね
6、6に弾圧されながらストッパー軸8が係合溝7の中
間位まで摺動して連結椅子が矢印ロ方向に略45度の前
傾姿勢となるように下方枠体3が自動的に回動すること
になり、その状態で他方の手で手前の椅子1を僅かに押
し下げると、係合溝7内を摺動するストッパー軸8が他
方の屈折溝7bにはいり、図6、図11に仮想線で示し
たり、図13に示すように連結椅子は水平状態に倒伏さ
せられてロックされることになる。
【0010】また、そのような倒伏状態から使用状態に
起立させる場合には、前記操作の逆手順でもって、倒伏
している連結椅子を図5に示すように略45度の前傾姿
勢に自動的に上げながら、その状態から手でもって僅か
に持ち上げると、図1、図11及び図12に示すように
連結椅子を起立させてロックできることになる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明は、折りたたまれた連
結椅子が起立している状態で、一方の手で操作するレバ
ー(10)によりクランク(9)を弾圧に抗張して僅か
に回動させながら、ストッパー軸(8)が一方の屈折溝
(7a)から抜けて係合溝(7)内にはいると、ばね
(6)に弾圧されて連結椅子が略45度の前傾姿勢とな
るように下方枠体(3)が自動的に回動することになっ
て、他方の手で手前の椅子(1)を僅かに押し下げる
と、下方に弾圧されながら係合溝(7)内を摺動するス
トッパー軸(8)が他方の屈折溝(7b)にはいり、連
結椅子全体は水平状態に倒伏させられて良好にロックさ
れることになり、また、その倒伏状態から起立させる場
合には、前記操作の逆手順により、倒伏している連結椅
子を一たん略45度の前傾姿勢にさせて、あとは片方の
手で僅かに持ち上げるだけで、使用状態に起立させて良
好にロックできることになり、従来のように労力を要す
ることなく軽快にしかも安全に重い連結椅子を収納状態
に倒伏させたり使用状態に起立させることができること
になり、簡単な構造で有効にロックさせたり簡単に操作
することが出来て好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を示した側断面図である。
【図2】要部を示した側面図である。
【図3】図2の一部を示した平断面図である。
【図4】要部の一部を分解して示した斜視図である。
【図5】図1の作動状態を示した側断面図である。
【図6】図5の作動状態を示した側断面図である。
【図7】連結椅子の起立状態を示した斜視図である。
【図8】連結椅子の使用状態を示した正面図である。
【図9】図8を示した平面図である。
【図10】連結椅子の使用状態を示した側面図である。
【図11】連結椅子の起立状態を示した側面図である。
【図12】図11の状態を示した斜視図である。
【図13】連結椅子の倒伏状態を示した斜視図である。
【符号の説明 1a 座体 1b 背体 1 椅子 2 支持枠台 3 下方枠体 4 固定枠体 5 支点軸 6 ばね 7a、7b 屈折溝 7 係合溝 8 ストッパ−軸 9 クランク 10 レバ− 11 支軸 10a 突起 12 係合凹部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座体(1a)と背体(1b)が折りたたみ
    自在となる各椅子(1)を横長の支持枠台(2)上に並
    設して構成する連結椅子において、前記支持枠台(2)
    より垂設した下方枠体(3)を床上の固定枠体(4)に
    支点軸(5)中心に回動できるよう枢支するとともに、
    椅子(1)が略45度の前傾姿勢となるよう前記下方枠
    体(3)をばね(6)により弾圧付勢し、前記下方枠体
    (3)には前記支点軸(5)中心となる略直角範囲の円
    弧状となって両端に下向きの屈折溝(7a)、(7b)
    を有する係合溝(7)を形成し、該係合溝(7)に嵌合
    するストッパー軸(8)を有した前記固定枠体(4)内
    のクランク(9)を下方への弾圧に抗張してレバー(1
    0)により支軸(11)中心に回動操作可能にして構成
    したことを特徴とする起倒操作装置。
  2. 【請求項2】下方枠体(3)及び固定枠体(4)は1つ
    または2つおきの椅子(1)の下方に配備するととも
    に、1本の長い支軸(11)を各固定枠体(4)内に延
    設してなる請求項1記載の連結椅子の起倒操作装置。
  3. 【請求項3】支軸(11)の一端面には、レバー(1
    0)の突起(10a)を嵌合させることができる角形係
    合凹部(12)を形成してなる、請求項1または2記載
    の連結椅子の起倒操作装置。
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JPH07245A JPH07245A (ja) 1995-01-06
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