JP2516603Y2 - ゲージクラスタ - Google Patents
ゲージクラスタInfo
- Publication number
- JP2516603Y2 JP2516603Y2 JP1990036230U JP3623090U JP2516603Y2 JP 2516603 Y2 JP2516603 Y2 JP 2516603Y2 JP 1990036230 U JP1990036230 U JP 1990036230U JP 3623090 U JP3623090 U JP 3623090U JP 2516603 Y2 JP2516603 Y2 JP 2516603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauge cluster
- display
- guide
- gauge
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、建設機械,作業車両などに設けられている
モニタ用のゲージクラスタの構造に関する。
モニタ用のゲージクラスタの構造に関する。
従来の技術 第4図は、油圧ショベル(図示しない)の運転室内部
を示す要部斜視図である。図において、1は運転席、
2L,2Rは左右の操作レバー、3はゲージクラスタ、4は
運転室のキャブである。第5図は、運転関1の右側に設
けているインストルメントパネル5を示す斜視図であ
る。図において、6はインストルメントパネル5(以後
インパネ5という)のパネル本体、7はゲージクラスタ
3のディスプレイ部、8はシートスイッチ部である。
を示す要部斜視図である。図において、1は運転席、
2L,2Rは左右の操作レバー、3はゲージクラスタ、4は
運転室のキャブである。第5図は、運転関1の右側に設
けているインストルメントパネル5を示す斜視図であ
る。図において、6はインストルメントパネル5(以後
インパネ5という)のパネル本体、7はゲージクラスタ
3のディスプレイ部、8はシートスイッチ部である。
従来技術のインパネ5では、パネル本体6の上側前部
に作業用操作レバー2Rが配置され、またパネル本体6の
前部に、モニタ用のゲージクラスタ3が突出固定して設
けられている。
に作業用操作レバー2Rが配置され、またパネル本体6の
前部に、モニタ用のゲージクラスタ3が突出固定して設
けられている。
考案が解決しようとする課題 従来技術のゲージクラスタは、インストルメントパネ
ルの前部に突出固定して設けられている。そして、ゲー
ジクラスタのディスプレイ部も固定され、その向きを変
えることはできなかった。そのために運転者が運転席に
着座して運転を行うとき運転者の体格、陽光の照射状況
などにより、ディスプレイ部の画像表示、デジタル表
示、アナログ表示などが見えにくい場合があるので、具
合が悪かった。本考案は、運転者が容易に段階的に表示
面角度向きを変えることができ、しかも機体の振動によ
り設定した表示面角度向きがずれて変わることがないゲ
ージクラスタを提供することを目的とする。
ルの前部に突出固定して設けられている。そして、ゲー
ジクラスタのディスプレイ部も固定され、その向きを変
えることはできなかった。そのために運転者が運転席に
着座して運転を行うとき運転者の体格、陽光の照射状況
などにより、ディスプレイ部の画像表示、デジタル表
示、アナログ表示などが見えにくい場合があるので、具
合が悪かった。本考案は、運転者が容易に段階的に表示
面角度向きを変えることができ、しかも機体の振動によ
り設定した表示面角度向きがずれて変わることがないゲ
ージクラスタを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 イ.本考案では、ゲージクラスタ本体にディスプレイ部
とシートスイッチ部を設け、また上記ディスプレイ部の
表示面角度向きを調整可能にしているゲージクラスタに
おいて、 ロ.ゲージクラスタ本体の内部にガイド部を設け、その
ガイド部に沿って上記ディスプレイ部を、その表示面角
度向きが左右方向に、変更可能に取付けるとともに、 ハ.上記ディスプレイ部をゲージクラスタ本体に対して
係止するデテント係止手段を具備せしめた。
とシートスイッチ部を設け、また上記ディスプレイ部の
表示面角度向きを調整可能にしているゲージクラスタに
おいて、 ロ.ゲージクラスタ本体の内部にガイド部を設け、その
ガイド部に沿って上記ディスプレイ部を、その表示面角
度向きが左右方向に、変更可能に取付けるとともに、 ハ.上記ディスプレイ部をゲージクラスタ本体に対して
係止するデテント係止手段を具備せしめた。
作用 イ.ゲージクラスタ本体の内部に左右方向に円弧状に湾
曲したガイド部を設け、そのガイド部に対してディスプ
レイ部のガイドされる部分を係合しているので、ディス
プレイ部の表示面角度向きを左右方向に変えることがで
きる。この場合、ゲージクラスタは運転者の略側方の下
辺に位置しているので、運転者は所望の左右方向角度向
きを選択することができる。
曲したガイド部を設け、そのガイド部に対してディスプ
レイ部のガイドされる部分を係合しているので、ディス
プレイ部の表示面角度向きを左右方向に変えることがで
きる。この場合、ゲージクラスタは運転者の略側方の下
辺に位置しているので、運転者は所望の左右方向角度向
きを選択することができる。
ロ.また上記ディスプレイ部をゲージクラスタ本体に対
して係止するデテント係止手段を具備せしめたので、運
転者はディスプレイ部の表示面角度向きを容易に段階的
に変えることができ、しかも機体の振動により設定した
表示面角度向きがずれて変わる不具合を防止することが
できる。
して係止するデテント係止手段を具備せしめたので、運
転者はディスプレイ部の表示面角度向きを容易に段階的
に変えることができ、しかも機体の振動により設定した
表示面角度向きがずれて変わる不具合を防止することが
できる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、本考案のゲージクラスタ17の要部切欠き
側面図である。図において、18はゲージクラスタ17のゲ
ージクラスタ本体、12はシートスイッチ部、19はディス
プレイ部、20はゲージクラスタ本体18の内部に設けたガ
イド部、21はガイド部20のガイド溝、22は湾曲ガイド縁
部、23はディテント機構、24はディテント機構23のボー
ル、25はばね、26は位置決め穴である。第2図は、第1
図のA−Aより見た図である。第3図は、第1図のB−
Bより見た図である。
る。第1図は、本考案のゲージクラスタ17の要部切欠き
側面図である。図において、18はゲージクラスタ17のゲ
ージクラスタ本体、12はシートスイッチ部、19はディス
プレイ部、20はゲージクラスタ本体18の内部に設けたガ
イド部、21はガイド部20のガイド溝、22は湾曲ガイド縁
部、23はディテント機構、24はディテント機構23のボー
ル、25はばね、26は位置決め穴である。第2図は、第1
図のA−Aより見た図である。第3図は、第1図のB−
Bより見た図である。
次に、本考案のゲージクラスタ17の構成を第1図〜第
3図について述べる。本考案では、ゲージクラスタ本体
18の内部に左右方向に円弧状に湾曲したガイド部20を設
け、またそのガイド部20に対応する湾曲ガイド縁部22を
ディスプレイ部19の下面部に設け、上記ガイド部20に対
して上記湾曲ガイド縁部22を摺動移動自在に係合し、ま
たディスプレイ部19の下面部に、左右方向に間隔をおい
てディテント係止用の複数個の位置決め穴26を穿設し、
またその位置決め穴26に対応する単数個のボール24をゲ
ージクラスタ本体18に配設し、上記ボール24に対し所要
の位置決め穴(26)を係合せしめるようにした。
3図について述べる。本考案では、ゲージクラスタ本体
18の内部に左右方向に円弧状に湾曲したガイド部20を設
け、またそのガイド部20に対応する湾曲ガイド縁部22を
ディスプレイ部19の下面部に設け、上記ガイド部20に対
して上記湾曲ガイド縁部22を摺動移動自在に係合し、ま
たディスプレイ部19の下面部に、左右方向に間隔をおい
てディテント係止用の複数個の位置決め穴26を穿設し、
またその位置決め穴26に対応する単数個のボール24をゲ
ージクラスタ本体18に配設し、上記ボール24に対し所要
の位置決め穴(26)を係合せしめるようにした。
次に、本考案のゲージクラスタ17の作用について述べ
る。本考案では、ゲージクラスタ本体18の内部に左右方
向に円弧状に湾曲したガイド部20を設け、そのガイド部
20に対してディスプレイ部19の湾曲ガイド縁部22を係合
しているので、ディスプレイ部19の表示面角度向きを左
右方向に変えることができる。この場合、ゲージクラス
タ17運転者の略側方の下辺に位置しているので、運転者
は所望の左右方向角度向きを選択することができる。ま
たディスプレイ部19の下面部に、左右方向に間隔をおい
てディテント係止用の複数個の位置決め穴26を穿設し、
またその位置決め穴26に対応する単数個のボール24をゲ
ージクラスタ本体18に配設し、上記ボール24に対し所要
の位置決め穴(26)を係合せしめるようにしたので、運
転者はディスプレイ部19の表示面角度向きを容易に段階
的に変えることができ、しかも機体の振動により設定し
た表示面角度向きがずれて変わる不具合を防止すること
ができる。
る。本考案では、ゲージクラスタ本体18の内部に左右方
向に円弧状に湾曲したガイド部20を設け、そのガイド部
20に対してディスプレイ部19の湾曲ガイド縁部22を係合
しているので、ディスプレイ部19の表示面角度向きを左
右方向に変えることができる。この場合、ゲージクラス
タ17運転者の略側方の下辺に位置しているので、運転者
は所望の左右方向角度向きを選択することができる。ま
たディスプレイ部19の下面部に、左右方向に間隔をおい
てディテント係止用の複数個の位置決め穴26を穿設し、
またその位置決め穴26に対応する単数個のボール24をゲ
ージクラスタ本体18に配設し、上記ボール24に対し所要
の位置決め穴(26)を係合せしめるようにしたので、運
転者はディスプレイ部19の表示面角度向きを容易に段階
的に変えることができ、しかも機体の振動により設定し
た表示面角度向きがずれて変わる不具合を防止すること
ができる。
なお本考案ではディスプレイ部19の表示面角度向きを
左右方向に変更できるようにしたが、ディスプレイ部を
運転席の前方側の上辺又は下辺に配置する場合には、ガ
イド部のガイド方向を前後方向に設定することにより、
ディスプレイ部の表示面角度向きを前後方向に変えるよ
うにすることが可能である。
左右方向に変更できるようにしたが、ディスプレイ部を
運転席の前方側の上辺又は下辺に配置する場合には、ガ
イド部のガイド方向を前後方向に設定することにより、
ディスプレイ部の表示面角度向きを前後方向に変えるよ
うにすることが可能である。
考案の効果 本考案のゲージクラスタではゲージクラスタ本体の内
部に左右方向に円弧状に湾曲したガイド部を設け、その
ガイド部に対してディスプレイ部の湾曲ガイド縁部を係
合しているので、ディスプレイ部の表示面角度向きを左
右方向に変えることができる。この場合、ゲージクラス
タは運転者の略側方の下辺に位置しているので、運転者
は所望の左右方向角度向きを選択することができる。ま
たディスプレイ部の下面部に、左右方向に間隔をおいて
ディテント係止用の複数個の位置決め穴を穿設し、また
その位置決め穴に対応する単数個のボールをゲージクラ
スタ本体に配設し、上記ボールに対し所要の位置決め穴
を係合せしめるようにしたので、運転者はディスプレイ
部の表示面角度向きを容易に段階的に変えることがで
き、しかも機体の振動により設定した表示面角度向きが
ずれて変わる不具合を防止することができる。
部に左右方向に円弧状に湾曲したガイド部を設け、その
ガイド部に対してディスプレイ部の湾曲ガイド縁部を係
合しているので、ディスプレイ部の表示面角度向きを左
右方向に変えることができる。この場合、ゲージクラス
タは運転者の略側方の下辺に位置しているので、運転者
は所望の左右方向角度向きを選択することができる。ま
たディスプレイ部の下面部に、左右方向に間隔をおいて
ディテント係止用の複数個の位置決め穴を穿設し、また
その位置決め穴に対応する単数個のボールをゲージクラ
スタ本体に配設し、上記ボールに対し所要の位置決め穴
を係合せしめるようにしたので、運転者はディスプレイ
部の表示面角度向きを容易に段階的に変えることがで
き、しかも機体の振動により設定した表示面角度向きが
ずれて変わる不具合を防止することができる。
第1図は本考案のゲージクラスタの要部切欠き側面図、
第2図は第1図のA−Aより見た図、第3図は第1図の
B−Bより見た図、第4図は油圧ショベルの運転室内部
を示す要部斜視図、第5図は従来技術のインストルメン
トパネルを示す斜視図である。 3,17……ゲージクラスタ 5……インストルメントパネル 7,19……ディスプレイ部 8,12……シートスイッチ部 18……ゲージクラスタ本体 20……ガイド部 22……湾曲ガイド縁部 23……ディテント機構 24……ボール 26……位置決め穴
第2図は第1図のA−Aより見た図、第3図は第1図の
B−Bより見た図、第4図は油圧ショベルの運転室内部
を示す要部斜視図、第5図は従来技術のインストルメン
トパネルを示す斜視図である。 3,17……ゲージクラスタ 5……インストルメントパネル 7,19……ディスプレイ部 8,12……シートスイッチ部 18……ゲージクラスタ本体 20……ガイド部 22……湾曲ガイド縁部 23……ディテント機構 24……ボール 26……位置決め穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 裕 宮城県仙台市太白区上野山2―34―11 (72)考案者 青木 伸仁 長野県下伊那郡上郷町飯沼2897番地 (72)考案者 砂原 照雄 広島県広島市安佐南区祇園3丁目2―7 審査官 安藤 勝治 (56)参考文献 実開 平2−78979(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ゲージクラスタ本体にディスプレイ部とシ
ートスイッチ部を設け、また上記ディスプレイ部の表示
面角度向きを調整可能にしているゲージクラスタにおい
て、ゲージクラスタ本体の内部にガイド部を設け、その
ガイド部に沿って上記ディスプレイ部を、その表示面角
度向きが左右方向に、変更可能に取付けるとともに、上
記ディスプレイ部をゲージクラスタ本体に対して係止す
るデテント係止手段を具備せしめたことを特徴とするゲ
ージクラスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990036230U JP2516603Y2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | ゲージクラスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990036230U JP2516603Y2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | ゲージクラスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128756U JPH03128756U (ja) | 1991-12-25 |
JP2516603Y2 true JP2516603Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31542285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990036230U Expired - Lifetime JP2516603Y2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | ゲージクラスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516603Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0825053B2 (ja) * | 1986-12-22 | 1996-03-13 | 住友金属工業株式会社 | Ni基結晶質ろう薄帯 |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP1990036230U patent/JP2516603Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03128756U (ja) | 1991-12-25 |
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