JP2516361B2 - 拡大文字のスム−ジング方式 - Google Patents

拡大文字のスム−ジング方式

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JP2516361B2
JP2516361B2 JP62069852A JP6985287A JP2516361B2 JP 2516361 B2 JP2516361 B2 JP 2516361B2 JP 62069852 A JP62069852 A JP 62069852A JP 6985287 A JP6985287 A JP 6985287A JP 2516361 B2 JP2516361 B2 JP 2516361B2
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あづさ 井ノ上
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は拡大文字、特に0,1のマトリックス形式で入
力された文字データに縦、横方向に拡大率をかけて拡大
し、元ライン間を補間するに際し、発生するジャギング
状態を緩和して円滑化するスムージング方式の改良に関
する。
〔従来の技術〕
従来、上記したような拡大文字のスムージングは第4
図に示されるように行なわれていた。即ち、第4図にあ
ってl1,l2,l3は拡大された文字の元ラインを示し、P1〜
P6はその文字形成の外郭となる枠ポイントである。従来
は、この各枠ポイントP1〜P6を各ラインごとに始点間、
終点間で結び、その連結線内を横方向にラインで埋めて
補間を行なっていた。しかし、この補間方式によると、
1画素単位としたディジタル処理なのでずれが生じ、例
えば第5図に示すオリジナルデータを拡大すると第6図
に示すように大きなジャギングを発生させてしまうこと
となる。
そのため、近時、このジャギングを緩和し、拡大文字
の外郭ラインを円滑にするスムージング処理が提唱され
た。その方式は第7図として示されるもので、例えば、
元ラインJ、及びそのJを挟むJ−1,J+1にあって、
J−1の始点P1とJ+1の始点P5をリニアに結んで連結
線Aと、終点P2とP6をリニアに結んだ連結線Bを作成
し、その各連結線A,Bと元ラインJとの交点Pa,PbとP3,P
4との中間点を新規な枠ポイントPA,PBとし、元ラインJ
−1とJ、JとJ+1間を横方向にラインで埋め補間す
るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来のスムージング処理はすべて
の枠ポイントに対して実行されるものであり、そのため
に、急激なカーブが発生している枠ポイントでも同様に
処理されるため、各文字の有する特徴が逆に消滅してし
まうこととなり、表出された拡大文字が異常な形態とな
ってしまうことがあった。
そこで、本発明は係る従来の技術の問題点に着目して
なされたもので、かかる問題点を解消して、文字形態の
特徴を消滅させることをないようにし、異常な文字の表
出を防止する拡大文字のスムージング方式を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解消しようとするための手段〕
この目的を達成するために、本発明に係る拡大文字の
スムージング方式は、入力された文字データを拡大処理
して各元ライン間を補間する際に、ある1ラインを挟ん
だラインの文字形成枠ポイントを結び、その連結線と前
記挟まれたラインの枠ポイントとの中心を新規な枠ポイ
ントとして拡大文字の外郭ラインを円滑化するスムージ
ング方式において、前記挟まれたラインの枠ポイントを
頂点とする拡大文字の外郭ラインの角度を算出し、前記
外郭ラインの角度が予め設定された角度以下なら前記新
規な枠ポイントの形成はおこなわないことを特徴として
いる。
〔作用〕
上記したように、文字を形成する外郭ラインの一部が
一定角度以下で急激なカーブを構成している場合には、
文字形態の特徴としてスムージング処理を行なわないこ
ととしたので、文字の特徴が消滅してしまうことはなく
なり、異常な文字が表出することを防止できるのであ
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施の一例を第1図乃至第3図を参照
して詳細に説明する。
第1図は本発明に係る拡大文字のスムージング方式を
含めた全体処理の流れを示すフローチャート図であり、
0,1のマトリックス形式で文字データの入力を行ない、
横方向の0,1の連続状態から始点と終点、即ち文字を形
成する外郭ラインとなる枠ポイントの抽出がなされる。
続いて、各ラインにおけるポイント数の違い等からずれ
や抜け等の補間処理の異常を防止するため、各ラインの
始点間,終点間を連結するポイント連結データを作成
し、格納してから、このポイント連結データにもとづい
てオリジナルデータの縦、横方向へ拡大率をかける拡大
変換処理が行なわれる。
この拡大変換処理に続いて、スムージング処理が実行
されるが、本発明の場合は第2図として示すように、あ
るラインJのポイントPJを頂点として形成される角度、
即ち、図中斜線で示した拡大文字の一部の外郭ラインの
直線とラインJとで形成される角度A及びBの合計が90
度以下ならば、そのカーブは該文字の特徴であると判定
しこのポイントPJに対してはスムージング処理を行なわ
ない。この判定は三角関数の和の公式、cos(A+B)
=cosAcosB−sinAsinBを用いて行なう。ここで、cosA,c
osB,sinA,sinBはポイントの座標より算出し、A+B≦9
0,cos(A+B)>0ならばスムージング処理は行なわ
ない。
更に、第3図はこの本発明に係るスムージング方式の
処理の流れを示すフローチャート図であり、(1)のデ
シジョンでは前記した角度が90度以上か否かが判断さ
れ、90度以上ならば(2)の処理で、従来技術として示
したスムージング処理を行なって新規な枠ポイントの座
標を格納する。又、90度以上でないならば(3)の処理
でスムージング処理を行なわずにポイントの座標値は変
化なしでそのまま新規なポイントとして格納される。こ
の処理を全ライン(段)にわたって繰り返し終了とな
る。
尚、本実施例にあってスムージング処理を実行するか
否かの境界を90度と設定したが、この数値に限定される
ものではなく、100度あるいは80度等に変更して設定す
ることは勿論可能である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る拡大文字のスムージング
方式によると、文字を形成する外郭ラインが一定角度の
急激なカーブを構成している場合、その部分を文字形態
の特徴点と考え新規な枠ポイントの形成をおこなわない
ので、その部分にはスムージング処理が施されないこと
となり、結果的に文字の特徴を残したまま拡大文字のス
ムージング処理がおこなわれ異常な形態をした拡大文字
があらわれることが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る拡大文字のスムージング方式を含
んだ全体処理の流れを示すフローチャート図,第2図は
同スムージング処理を行なうか否かの判定を示す概念
図,第3図は同スムージング処理の流れを示すフローチ
ャート図,第4図は一般的な補間方式を示す概念図,第
5図はオリジナルの文字データを示す図,第6図は第5
図を拡大処理した図,第7図は従来のスムージング方式
を示す概念図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された文字データを拡大処理して各元
    ライン間を補間する際に、ある1ラインを挟んだライン
    の文字形成枠ポイントを結び、その連結線と前記挟まれ
    たラインの枠ポイントとの中心を新規な枠ポイントとし
    て拡大文字の外郭ラインを円滑化するスムージング方式
    において、前記挟まれたラインの枠ポイントを頂点とす
    る拡大文字の外郭ラインの角度を算出し、前記外郭ライ
    ンの角度が予め設定された角度以下なら前記新規な枠ポ
    イントの形成はおこなわないことを特徴とする拡大文字
    のスムージング方式。
JP62069852A 1987-03-24 1987-03-24 拡大文字のスム−ジング方式 Expired - Fee Related JP2516361B2 (ja)

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JPS63235988A JPS63235988A (ja) 1988-09-30
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JPS61213887A (ja) * 1985-03-19 1986-09-22 シャープ株式会社 文字パタ−ン発生装置

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