JP2516323B2 - 対話型学習装置 - Google Patents

対話型学習装置

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JP2516323B2 JP913594A JP913594A JP2516323B2 JP 2516323 B2 JP2516323 B2 JP 2516323B2 JP 913594 A JP913594 A JP 913594A JP 913594 A JP913594 A JP 913594A JP 2516323 B2 JP2516323 B2 JP 2516323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CRTディスプレイ
等の表示装置、キーボード等の入力装置、カセットテー
プ等の記録媒体を用いて対話型式で学習を行なう対話型
学習装置に係り、特に、対話型学習装置内のROM(読
み出し専用メモリ)に格納された制御プログラムに基づ
く処理をICメモリカードから供給される追加データに
基づいて変更可能にするとともに、日付,学習事項,点
数などの学習結果データをICメモリカードに記録させ
ておいて、ICメモリカードを学校等に備えた装置に装
着し学習結果データを読み出させることで学習結果を報
告したり、また、教師等は総合評価や指導内容をICメ
モリカードに記録して学習者へ戻すことで指導等を行な
えるようにした対話型学習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小形コンピュータ(いわゆるパー
ソナルコンピュータ、パソコン)を用いた学習システム
が発表されているが、いずれも単体のソフトウェアとし
て提供されている。すなわち、予め準備された説明デー
タ,出題データ等の学習内容が記録されたカセットテー
プやROMカートリッジ等の学習内容記録媒体を対話型
学習装置に装着して学習するものであった。そして、所
望の単元等を学習者自身がキーボード等の入力装置を用
いて指定し、指定した単元の学習を行なうものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】学習の進度や学習結果
を指導者,教師等へ提出し、指導者,教師等からコメン
ト等のアドバイスが得られるようにするには、対話型学
習装置と学校,塾等に設置された装置との間でデータ通
信が行なえるよう、例えばモデム等の通信装置を設けな
ければならず、対話型学習装置の構成が複雑で高価とな
ってしまう。
【0004】さらに、従来の対話型学習装置は、ROM
に予め格納されている制御プログラムに基づいて学習装
置として機能,動作が制御されているため、例えば低学
年用と高学年用とで画面の表示、動きに変化を持たせる
等の学年程度に応じた制御レベルの変更が困難であっ
た。
【0005】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、学習内容とその学習結果を記録保存で
きるようにするとともに、通信装置等を設けることなく
学習内容とその学習結果を指導者,教師等へ提出して各
種のアドバイスを受けることを可能にし、さらに、RO
Mに格納された制御プログラムに基づく処理を変更でき
るようにした対話型学習装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る対話型学習装置は、文字,画像等を可視
表示する表示装置と、この表示装置に表示された内容に
従って学習者が応答入力を与えるための入力装置と、予
め準備された説明データ,出題データ等の学習内容デー
タを記録した学習内容記録媒体と、この学習内容記録媒
体から前記学習内容データを読み出す学習内容データ読
み出し手段と、ROMに予め格納された制御プログラム
に基づいて装置全体の動作を制御する主制御手段と、前
記ROMに格納された制御プログラムに変更を加える追
加データを格納するとともに、学習がなされた内容とそ
の学習結果データを記録することのできる着脱自在な
Cメモリカードと、このICメモリカードへの書き込み
ならびにICメモリカードからの読み出しを行なうIC
メモリカード用入出力手段とを備え、前記主制御手段は
前記ICメモリカードから読み出した前記追加データに
基づいて前記ROMに格納された制御プログラムに基づ
く処理を変更するとともに、前記学習結果データを前記
ICメモリカードへ書き込ませるよう構成したことを特
徴とする。
【0007】
【作用】主制御手段は、学習内容記録媒体に記録されて
いる説明データ,出題データ等の学習内容データを読み
出して表示装置に表示させる。学習者は表示内容に従っ
て入力装置から応答入力を与えながら学習を進める。対
話型学習装置にICメモリカードが装着されていれば、
学習結果データをICメモリカードへ書き込むので、学
習結果を記録保存できる。したがって、ICメモリカー
ドを指導者,教師等へ提出することで、学習結果を報告
できる。指導者,教師等側に設置された装置でICメモ
リカードに記録された学習結果データを読み取ること
で、各学習者の学習進度や弱点項目を把握したり、平均
値,順位,偏差値等を求めることができる。そして、平
均値,順位,偏差値等の処理データまたは指導内容をI
Cメモリカードへ書き込んで、学習者へ戻すことができ
る。
【0008】また、ICメモリカードに制御プログラム
に変更を加える追加データが格納されている場合は、I
Cメモリカードから読み出された追加データに基づいて
ROMに格納された制御プログラムに基づく処理を変更
することができる。追加データの内容を例えば低学年用
と高学年用と分けることによって画面の表示、動きに変
化を持たせる等の学年程度に応じた制御レベルの変更が
可能となる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従ってこの発明の実施例を
説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象
を示すものとする。図1はこの発明に係る対話型学習装
置の外観図、図2は同対話型学習装置のブロック構成図
である。
【0010】1は教科書データ読み出し手段であり、具
体的にはCPU等から供給される2値信号を対応する所
定の可聴周波数信号へ変換してカセットテープ等の記録
媒体へ記録するとともに、再生した周波数信号を対応す
る2値信号へ再変換して出力するデータ用のカセットテ
ープレコーダを用いて構成している。
【0011】2は教科書データ記録媒体であり、具体的
にはカセットテープを用いている。この教科書データ記
録媒体2には、教科書の種類に関する教科書データと、
各教科書の単元に関するデータと、各単元で学習すべき
内容を指定するための学習内容指定データとが、相互に
関連付けて予め記録されている。なお、教科書データ記
録媒体2としては、カセットテープ以外に磁気ディスク
やROMカートリッジ等を用いることもできる。この場
合、教科書データ読み出し手段1は、磁気ディスク駆動
装置やROMカートリッジとのインタフェース回路等で
構成する。
【0012】3は学習内容データ読み出し手段であり、
教科書データ読み出し手段1と同様にデータ用のカセッ
トテープレコーダで構成している。4は学習内容記録媒
体であり、教科書データ記録媒体2と同様にカセットテ
ープを用いている。この学習内容記録媒体4には、複数
の教科書に対して共通に利用できるように予め準備した
説明データ,出題データ等の学習内容データが、学習内
容指定データとの対応付けがなされて予め記録されてい
る。
【0013】なお、図2では教科書データ読み出し手段
1を構成するカセットテープレコーダと、学習内容デー
タ読み出し手段3を構成するカセットテープレコーダと
の2台のカセットテープレコーダを設ける構成を示した
が、図1に示したように符号1で示されるカセットテー
プレコーダを1台だけ備えて、まず教科書データ記録媒
体2である教科書データカセットテープから教科書デー
タ,単元データ,学習内容指定データの読み出しを行な
った後に、学習内容記録媒体4である学習内容カセット
テープに交換して学習内容データを読み出すようにして
もよい。
【0014】また、教科書データ記録媒体2の記録デー
タ量と学習内容記録媒体4の記録データ量との合計のデ
ータ量が、1つの記録媒体(1本のカセットテープ)に
格納できる場合には、1つの記録媒体(1本のカセット
テープ)に教科書データと学習内容データの双方のデー
タを記録した教科書データ・学習内容データ記録媒体を
用いてもよい。
【0015】なお、図2に示したように、教科書データ
読み出し手段1と学習内容データ読み出し手段3との2
系統の読み出し手段(カセットテープレコーダ)を設け
る構成は、学習を開始した以降に教材である記録媒体
(カセットテープ)の交換を要求されることがないの
で、学習をスムーズに進めさせることができる。
【0016】なお、この実施例では学習内容記録媒体4
にカセットテープを用いる場合を示しているが、学習内
容記録媒体4にランダムアクセスが可能な例えばROM
カートリッジ等を用いる場合は、学習内容読み出し手段
3はROMカートリッジ等とのインタフェース回路等で
構成される。
【0017】5はICメモリカード用入出力手段であ
り、6はICメモリカードである。ICメモリカード用
入出力手段5は、ICメモリカード6を着脱自在に接続
するコネクタ部と、ICメモリカード6への書き込みな
らびにICメモリカード6からの読み出しを行なうため
の回路等を備える。ICメモリカード6は、ROM22
に格納された制御プログラムに変更を加える追加データ
を備え、例えば学年に応じた制御レベルの変更が可能な
ようにしている。また、このICメモリカード6に、学
習の結果(日付、学習事項、点数など)を記憶させるこ
とができる。
【0018】11は文字,画像等を可視表示するための
表示装置であり、CRTディスプレイ装置を用いて構成
している。
【0019】12は学習者が各種の入力を行なうための
入力装置であり、キーボードを用いて構成している。こ
の入力装置12は、操作面にフレキシブルシート等を用
いたキーレスボード(例えばボタン突起等がなく該当部
分と指等の接触による静電容量の変化等を検出して入力
操作信号を発生する)を採用しており、その操作面上に
オーバーレイシートを載置することによって、例えば図
3に示すように学習すべき内容に応じて入力する項目の
変更が可能になるよう構成している。
【0020】このオーバーレイシート13の変更は各種
の方法が考えられる。例えば、(イ)学習内容記録媒体
4に記録された各学習内容毎にどのオーバレイシート1
3を用いるかの指示情報を予め記録しておいて、その指
示情報を表示装置11に可視表示する方法、(ロ)学習
内容記録媒体4の種類に応じてオーバーレイシート13
を特定する方法(この場合は、学習内容記録媒体4とオ
ーバーレイシート13とを組み合わせて供給,販売等す
ることができる。)などがある。さらに、図1に示すよ
うに、ゲーム用操作盤14を用いても回答入力や選択入
力が行なえるよう配慮されている。
【0021】図2に示すように、主制御手段20は、C
PU(主演算制御装置)21と、この対話型学習装置の
制御プログラムを予め格納したROM(読み出し専用メ
モリ)22と、各種記録媒体2,4ならびにICメモリ
カード6から読み出した各種データならびに学習の結果
等を一時記憶するためのRAM(書き込み読み出しメモ
リ)23とを備えたマイクロコンピュータシステムで構
成している。CPU21は、ROM22に格納されてい
る制御プログラムに基づいて各種データの処理を実行す
る。ここで、ROM22に格納されている制御プログラ
ムは、ICメモリカード6から読み出された追加データ
によって部分的または全面的に変更可能である。したが
って、追加データの内容を例えば低学年用、高学年用に
分けることによって画面の表示、動きに変化を持たせる
等の学年程度に応じた制御レベルの変更が可能である。
【0022】次にこの発明に係る対話型学習装置の動作
を図2に示すブロック構成図、および、図4に示す動作
フローチャートを参照に説明する。まず図示しない電源
スイッチが投入されると、主制御手段20内のCPU2
1はROM22に予め格納された初期設定プログラムを
起動し、教科書データ記録媒体2および学習内容記録媒
体4の装着を促すメッセージを表示装置11に表示させ
るとともに、過去の学習結果に基づいて次なる学習をす
る場合はICメモリカード6の装着を促すメッセージを
表示装置11に表示させ、さらに、必要とする各記録媒
体2,4,ならびにICメモリカード6の装着が完了し
たら読み出しを開始させるためにどのキーを操作すれば
よいかの操作ガイダンスを表示装置11に表示させる
(図4のステップ41)。
【0023】そして、読み出し開始のためのキー操作が
なされると、主制御手段20内のCPU21は指令信号
CC1に基づいて教科書データ読み出し手段1を起動さ
せ、この教科書データ読み出し手段1に装着された教科
書データ記録媒体2から教科書の種類に関する教科書デ
ータ,各教科書の単元に関するデータ,各単元で学習す
べき内容を指定するための学習内容指定データを読み出
し、読み出した各データをRAM23の所定の領域に格
納する。
【0024】次に、主制御手段20は指令信号CC2に
基づいて学習内容データ読み出し手段3を起動させ、こ
の学習内容データ読み出し手段3に装着された学習内容
記録媒体4から学習内容データを読み出し、読み出した
学習内容データをRAM23の所定の領域に格納する。
【0025】ここで、教科書データ記録媒体2から読み
出された各データと、学習内容記録媒体4から読み出さ
れた学習内容データとは、RAM23内のそれぞれ別の
領域に格納するようにしている。特に学習内容指定デー
タと予め関連付けがなされている各学習内容データは、
学習内容指定データに基づいて決定されるRAMアドレ
スにそれぞれ格納することで、学習内容指定データに基
づいて対応する学習内容データが特定されるようにして
いる。なお、このようなRAM23への格納アドレスの
指定は、ROM22に予め格納された制御プログラムに
基づいて制御される。
【0026】ICメモリカード6が装着されていない場
合、ならびにICメモリカード6が装着されているが過
去の学習結果に関する記録がなされていない場合、主制
御手段20は教科書データ記録媒体2もしくは学習内容
記録媒体4に予め記録されている学習内容のタイトルに
係るデータに基づいて学習内容のタイトル(例えば漢字
の学習,算数5年等)を表示装置11に所定の時間表示
させる(図4のステップ42)。
【0027】続いて、主制御手段20は、教科書データ
記録媒体2から読み出した教科書データに基づいて、教
科書の種類(例えばどの出版社の教科書であるか)を選
択するためメッセージを表示装置11に表示させる(図
4のステップ43)。学習者が教科書の種類を特定する
ための入力を入力装置12から与えると、主制御手段2
0は指定された教科書のどの単元を学習するかの選択を
行なうメッセージを表示装置11に表示させる(図4の
ステップ44)。学習者が学習を希望する単元を指定す
る入力を行なうと主制御手段20は、指定された単元で
学習すべき内容を指定するための学習内容指定データに
基づいて、RAM23に格納した学習内容データを読み
出し、読み出した学習内容を表示装置11に表示するこ
とで学習すべき内容の説明や出題を行なう(図4のステ
ップ45)。
【0028】学習者が出題に対する回答を、オーバレイ
シート13の該当箇所(図3参照)を指等で触れること
で入力すると、主制御手段20は学習内容データ内に予
め記録されている正解データ等との比較を行なって、回
答の正誤表示を行なう。誤回答の場合は、学習内容デー
タ内に予め記録されてヒントデータに基づいてヒントの
表示を行なう。また、主制御手段20は得点表示等の処
理を実行する。
【0029】このように本実施例に係る対話型学習装置
は、教科書データ記録媒体2に各教科書の各単元で学習
すべき内容を指定するための学習内容指定データを予め
記録しておくとともに、学習内容記録媒体4には学習内
容指定データとの対応を付けて学習内容を予め記録して
おく構成としたので、各教科書のどの単元について学習
するかの指定がなされれば、その単元で学習すべき内容
を表示装置11に表示させて、対話形式の学習を行なわ
せることができる。
【0030】ここで、学習内容記録媒体4は各種の教科
書に共通に作成しておき、各教科書のどの単元でどのよ
うな内容を学習するかのデータは教科書データ記録媒体
2に記録しているので、教科書毎に学習内容記録媒体4
を準備する必要はなく、共通の学習内容記録媒体4を用
いて各学習者が自分の教科書に即した内容で学習をする
ことができる。
【0031】また、教科書等の改正が行なわれても教科
書データ記録媒体2の記録内容を変更するだけでよく、
学習内容記録媒体4はそのまま使用することができる。
【0032】ICメモリカード6が装着されている場
合、主制御手段20は、選択された教科書に係るデー
タ,学習した単元に係るデータ,学習内容に係るデー
タ,回答の正誤,ヒント提供の有無,得点等の学習結果
に係る学習結果データをICメモリカード用入出力手段
5を介してICメモリカード6へ記録する。
【0033】ICメモリカード6はその持ち歩きが容易
であるから各学習者のICメモリカード6を学校や学習
塾の教師等が集めて、各学習者の成績を蓄積し、総合評
価(クラスまたは学年の点数順位等)を付与し、また、
各学習者への指導内容をICメモリカード6に書き込ん
で返却するといった学習方法が可能となる。このような
総合処理は、地域的または全国的規模でも可能である。
【0034】さらに、学習装置内のROM22に格納さ
れている制御プログラムに変更を加える追加データがI
Cメモリカード6に格納されている場合、主制御手段2
0はICメモリカード6から読み出した追加データに基
づいて制御プログラムを変更するので、画面の表示、動
きに変化を持たせること等の変更が可能である。例え
ば、追加データを低学年用と高学年用と分けることによ
って、学年レベルに応じた制御レベルの変更が可能とな
る。
【0035】図5はこのような教育用データ処理システ
ムに適用されるICメモリカード処理装置のブロック構
成図である。このICメモリカード処理装置61は、I
Cメモリカード60からデータの読み出し、ならびに、
ICメモリカード60へのデータの書き込みを行なうた
めのICメモリカード用入出力手段50と、データ演算
処理手段51と、キーボード52と、CRTディスプレ
イ53と、制御手段55とからなる。制御手段55は、
CPU56と、ROM57と、RAM58とを備えたコ
ンピュータシステムで構成している。
【0036】ICメモリカード用入出力手段50は、I
Cメモリカードを着脱可能に接続するコネクタ部と、学
習結果データを読み出すための読み出し手段と、キーボ
ード52から直接入力されたデータや指導内容、また
は、キーボード52からの指令入力に基づいて処理され
たデータや指導内容等をICメモリカード60に書き込
むための書き込み手段を備える。
【0037】ICメモリカード60から読み出された各
学習者の学習結果データは学習者を特定する学習者コー
ドデータ等との対応付けがなされてRAM58に書き込
まれ蓄積される。
【0038】データ演算処理手段51は、RAM58に
蓄積された複数の学習者の学習結果に係るデータを読み
出し、平均値、順位、偏差値等を求める演算をキーボー
ド52からの操作に基づいて実行するよう構成してい
る。これらの学習結果の蓄積や各種の演算を行なう制御
プログラムはROM57に予め登録されている。
【0039】そして、図5に示したICメモリカード処
理装置と、図1乃至図2に示した対話型学習装置とを組
み合わせることにより教育用データ処理システムを構築
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る対話
型学習装置は、ICメモリカードに学習結果を記録でき
る構成としたので、ICメモリカードを指導者,教師等
へ提出することで、学習結果を報告できる。指導者,教
師等側に設置された装置でICメモリカードに記録され
た学習結果データを読み取ることで、各学習者の学習進
度や弱点項目を把握したり、平均値,順位,偏差値等を
求めることができる。そして、平均値,順位,偏差値等
の処理データまたは指導内容をICメモリカードへ書き
込んで、学習者へ戻すことができる。このように本発明
に係る対話型学習装置は、ICメモリカードとその書き
込み・読み出し手段を備えたので、学習者がICメモリ
カードを指導者,教師等へ提出し、指導者,教師等側で
ICメモリカードに総合評価や指導内容を書き込んで学
習者へ返却するといった学習方法が可能となる。
【0041】さらに、この発明に係る対話型学習装置
は、学習装置内のROMに格納されている制御プログラ
ムに変更を加える追加データをICメモリカードに格納
しておくことで、制御プログラムを変更できる構成とし
たので、例えば低学年用と高学年用とで画面の表示、動
きに変化を持たせる等の学年程度に応じた制御レベルの
変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る対話型学習装置の外観図
【図2】この発明に係る対話型学習装置のブロック構成
【図3】オーバレイシートの具体例を示す説明図
【図4】この発明に係る対話型学習装置の動作を示すフ
ローチャート
【図5】同対話型学習装置に加えて教育用データ処理シ
ステムを構築するためのICメモリカード処理装置のブ
ロック構成図
【符号の説明】
1 教科書データ読み出し手段 2 教科書データ記録媒体 3 学習内容データ読み出し手段 4 学習内容記録媒体 5 ICメモリカード用入出力手段 6 ICメモリカード 11 表示装置 12 入力装置 20 主制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字,画像等を可視表示する表示装置
    と、 この表示装置に表示された内容に従って学習者が応答入
    力を与えるための入力装置と、 予め準備された説明データ,出題データ等の学習内容デ
    ータを記録した学習内容記録媒体と、 この学習内容記録媒体から前記学習内容データを読み出
    す学習内容データ読み出し手段と、 ROMに予め格納された制御プログラムに基づいて装置
    全体の動作を制御する主制御手段と、 前記ROMに格納された制御プログラムに変更を加える
    追加データを格納するとともに、学習がなされた内容と
    その学習結果データを記録することのできる着脱自在な
    ICメモリカードと、 このICメモリカードへの書き込みならびにICメモリ
    カードからの読み出しを行なうICメモリカード用入出
    力手段とを備え、 前記主制御手段は前記ICメモリカードから読み出した
    前記追加データに基づいて前記ROMに格納された制御
    プログラムに基づく処理を変更するとともに、前記学習
    結果データを前記ICメモリカードへ書き込ませるよう
    構成したことを特徴とする対話型学習装置。
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