JP2514466B2 - 油回路 - Google Patents

油回路

Info

Publication number
JP2514466B2
JP2514466B2 JP31120390A JP31120390A JP2514466B2 JP 2514466 B2 JP2514466 B2 JP 2514466B2 JP 31120390 A JP31120390 A JP 31120390A JP 31120390 A JP31120390 A JP 31120390A JP 2514466 B2 JP2514466 B2 JP 2514466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tank
valve
pump
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31120390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04186000A (ja
Inventor
聡一 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP31120390A priority Critical patent/JP2514466B2/ja
Publication of JPH04186000A publication Critical patent/JPH04186000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2514466B2 publication Critical patent/JP2514466B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipeline Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はポンプを用いて冷媒が溶解する油を搬送す
る油回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は冷媒が溶解する油をポンプで搬送するための
油回路を示す構成図であり、図において、1は搬送する
油を貯めておくタンク、2はタンク1から油を搬送する
ポンプ、3は油が不要な場合にポンプ2から吐出される
油を供給しないようにする第1の弁としての弁、4は不
要となった油をタンク1にもどす油逃し装置としての圧
力調整弁、5はタンク1内の油量の過不足を検出する検
出器、6は検出器5よりタンク1内の油量が不足と検出
された場合にタンク1に油を供給するための油供給配
管、7はタンク1内の油中に溶解する冷媒をガス化さ
せ、タンク1内の油の濃度を高めるための加熱器、8は
発生する冷媒ガスをタンク外に排出するガス抜き配管で
ある。
次に動作について説明する。冷媒が溶解する油はタン
ク1からポンプ2により搬送されるが、その油が不要な
場合には弁3が閉じて油を供給しないようにする。その
ため、ポンプ2から吐出される油はポンプ2、弁3、圧
力調整弁4を接続する配管内の圧力を上昇させる。この
とき圧力調整弁4は設定された圧力に配管内の圧力が到
達すれば開となり、ポンプ2から吐出される油は圧力調
整弁4を経てタンク1にもどされる。また、検出器5は
タンク1の油量の過不足を検出するものであり、タンク
1内の油量が不足している場合には、油供給配管6を通
じてタンク1内に油が供給される。加熱器7はポンプ2
の吸込口に冷媒ガスが発生してポンプ2の能力が損われ
ないように、タンク1内の油中に溶解する冷媒をガス化
させ、その油の濃度を高め冷媒濃度を低くする目的から
設置されている。それにより発生するタンク1内の冷媒
ガスがタンク1内の圧力を上昇させないように、その冷
媒ガスをガス抜き配管8を用いてタンク1外に排出す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の回路は以上のように構成されているので、圧力
調整弁4を通過する際に油は減圧され、この減圧過程の
際に油中の冷媒が蒸発して気泡を作り、それが油と混合
し油泡となり、これがタンク1内にもどされる。この油
泡は短時間には消失せず、そのため油逃し装置が動作す
る時間が長くなる場合には、タンク1内が油泡で充満す
るようになり、検出器5の動作に悪影響を与えたり、油
泡がガス抜き配管8を通じてタンク1外に排出され、そ
の際にタンク1内の油もタンク1外に排出されるためタ
ンク1内の油が減少して油上がりの状態になる等の課題
があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、タンク内に油をもどす際に油泡を発生させな
い油回路を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る油回路は、一端がポンプと第1の弁の
間に接続され、他端がタンクに接続されて、ポンプから
吐出されて第1の弁により遮断された油をタンクにもど
す配管を設け、その配管途中に、第1の弁による油の供
給・遮断とは逆の動作を行い、かつ、油をタンクにもど
す際に減圧過程を経させないように成された第2の弁を
設置することにより構成される。
〔作用〕
この発明における第2の弁は、ポンプで搬送する油が
必要な場合には閉じ、不要な場合には開くという動作を
する。油逃し装置が動作する場合に油はポンプ及び第2
の弁を通過し、タンクへもどされるが、それらを接続す
る配管途中に減圧過程をひきおこすものではなく、配管
中は均等な圧力となるため、減圧過程を経ずに油はタン
クへもどされる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図においては第2図と同一部分に同一符号を付して説
明を省略する。
第1図において、9は一端がポンプ2と第1の弁3の
間に接続され、他端がタンク1に接続されて、油の不要
時に、ポンプ2から吐出されて第1の弁3により遮断さ
れた油をタンク1にもどすための配管、10は配管9途中
に設けられ第2の弁としての弁であり、第1の弁として
の弁3による油の供給・遮断とは逆の動作を行う。な
お、上記配管9および上記弁10は、本実施例による油回
路において油逃し装置を構成するものである。
次に動作について説明する。
ポンプ2により搬送される油が必要とされ弁3が開と
なっている場合には弁10は閉じ、油が不要とされ弁3が
閉じられている場合には弁10が開く。上記動作により油
が不要な場合には、ポンプ2から吐出される油は弁10を
通過しタンク1へもどされる。従って、それらを接続す
る配管9の途中には油を昇圧もしくは減圧する過程にさ
らすものはなく、油は減圧過程を経ずにタンク1へもど
される。このためもどされる油中の冷媒は発泡しないた
め、油泡のない油をタンク1にもどすことができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、一端がポンプと第
1の弁の間に接続され、他端がタンクに接続されて、ポ
ンプから吐出されて第1の弁により遮断された油をタン
クにもどす配管を設け、この配管途中に第1の弁とは逆
の動作を行う第2の弁を設けるように構成したので、油
逃し装置が動作し、油がそれを通過する際には、油中の
冷媒の発泡する減圧過程が生じることがなく、このた
め、タンクへもどされる油に油泡は含まれず、従って、
タンク内が油泡で充満するということがなくなる。ま
た、油逃し装置が動作する層に油を昇圧する過程がない
ことから、ポンプの動力の低減がはかれる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による油逃し装置を適用し
た油回路を示す構成図、第2図は従来の油逃し装置を適
用した油回路を示す構成図である。 1はタンク、2はポンプ、3は弁、9は配管、10は弁。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒が溶解する油を貯めるタンクと、上記
    タンクから上記油を吐出するポンプと、該ポンプから吐
    出される油の供給・遮断を制御する第1の弁とを備えた
    油回路において、一端が上記ポンプと上記第1の弁の間
    に接続され、他端が上記タンクに接続されて、上記ポン
    プから吐出されて上記第1の弁により遮断された油を上
    記タンクにもどす配管と、上記配管途中に設けられ上記
    第1の弁による油の供給・遮断とは逆の動作を行い、か
    つ、油をタンクにもどす際に減圧過程を経させないよう
    に成された第2の弁とを備えたことを特徴とする油回
    路。
JP31120390A 1990-11-16 1990-11-16 油回路 Expired - Lifetime JP2514466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31120390A JP2514466B2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 油回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31120390A JP2514466B2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 油回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04186000A JPH04186000A (ja) 1992-07-02
JP2514466B2 true JP2514466B2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=18014345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31120390A Expired - Lifetime JP2514466B2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 油回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2514466B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04186000A (ja) 1992-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5814899B2 (ja) 自動給水装置
JP2004197734A (ja) Lpiエンジンの燃料供給システム
JPS58500015A (ja) 液体循環法および装置
JP2514466B2 (ja) 油回路
JP2004518049A (ja) 二重チャンバ液体ポンプ
JP3699656B2 (ja) 船舶における発電機関
JPS5670106A (en) Combination fluid circuit
JPS6039879B2 (ja) 自動給水装置
JP2001263518A (ja) 逆止弁及びこれを用いた液位管理方法
US2883936A (en) Pumping units
JPS6054519B2 (ja) 給水装置
JPH0938409A (ja) 密閉タンク式溶存酸素除去装置、及び、これを用いた密閉式配管設備
JPS5686203A (en) Unloading circuit
CN107023053B (zh) 一种具有双液位进补水功能的控制水箱
JPS587118Y2 (ja) 消火栓用ポンプ装置
JPS5937258A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JPS59164099A (ja) アイロン装置
CN116336390A (zh) 船用清洁燃料供应系统及其控制方法
JPH08144990A (ja) 排液装置
JPS6020588B2 (ja) 圧力水槽タンクの初期運転用水位規制装置
JPS58184368A (ja) ポンプの軸シ−ル水供給システム
JPH04159416A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2002052538A (ja) 金型用の温度調節装置
JPS6030412A (ja) オイルポンプ
JPH04100527A (ja) 微細気泡発生装置