JPS6020588B2 - 圧力水槽タンクの初期運転用水位規制装置 - Google Patents

圧力水槽タンクの初期運転用水位規制装置

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JPS6020588B2
JPS6020588B2 JP51017220A JP1722076A JPS6020588B2 JP S6020588 B2 JPS6020588 B2 JP S6020588B2 JP 51017220 A JP51017220 A JP 51017220A JP 1722076 A JP1722076 A JP 1722076A JP S6020588 B2 JPS6020588 B2 JP S6020588B2
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JP
Japan
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tank
pressure
water
valve
pressure water
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JP51017220A
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JPS52100608A (en
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一志 古川
晋介 田中
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、密閉水槽タンクに蓄圧された空気圧によって
タンク中の貯水を高所へ送水する圧力水槽タンクにおい
て、タンクの初勤時に水圧及び水位を規制して速やかに
定常運転が行なえる装置に関する。
従釆、斯種圧力水槽タンクにおいては、給水ポンプはタ
ンク内圧が設定下限圧と上限圧の範囲内に納まる様に自
動的に運転或は停止してタンクへ適量送水し、タンク中
の空気を水面上昇によって圧縮し、タンク蓄圧によって
水圧を高めている。
しかしタンク内の空気は、水使用の送水の際、水泡とな
り或は溶け込んで送り出され次第に減少するため、空気
が設定圧力にまで圧縮されたときタンク内の水位は過上
昇し、空気層による緩衝作用が減ってタンク内圧の圧力
変動が激しくなりポンプは頻繁に作動、停止を繰返すこ
とになる。圧力水槽タンクの正常な運転を持続するため
には、タンク中へ適時空気補給を行なう必要がある。従
来は圧力水槽タンクの下部に、常閉の電磁送気弁を介し
て空気補給タンクを蓮設し、該空気補給タンクに常閉の
電磁排水弁及び流入方向にのみ通過を許す空気吸入弁を
具えた装置が提案されている(実開昭49−7510y
号公報)。該装置はタンク中の水面がタンク内部に設け
た電極の高さを越えたとき送気弁を開き、排水弁を閉じ
ることによって、水槽タンクの水が補助タンクに流入し
て補助タンク中の空気を圧縮し、圧縮状態の空気を水槽
タンクへ流入させる様にしたものである。上記装置の電
磁排水弁は、圧力水槽タンク内壁の空気補給の必要な高
さ位置に配備した電極接点に制御されて開閉するため、
電極の取付けと配線構造が複雑となり故障の原因をなし
ている。又、その他の圧力水槽タンクにおいてはタンク
の初勤時には、タンク中に充満する大気圧の空気を圧縮
して水面は極端に上昇するが、空気補給はポンプの給水
と同時でないと行ない得ないため水面を修正して定常運
転に移行するには200〜300回のポンプの給水作動
が必要となる。
そのためタンクの初動から定常運転に移るまでには数ケ
月の長期間を必要とした。本発明は圧力水槽タンクの空
気補給及び水位規制の両方をタンク内圧の検出手段及び
制御回路とは無関係に操作し、タンクの初動後、迅速に
定常運転に移行し得る装置を提供することを目的とする
以下図面に示す実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。
図示例に於て、密閉圧力水槽タンクーは底部に圧力水の
流入、流出管11,12を備え、流出管12には、開閉
弁16を介して高所へ送水する送水管13を接続すると
共に、流入管111にはモー夕26で騒動される給水ポ
ンプ2の吐出口を接続している。
又「前記タンクーには、予め設定したタンク内圧の上限
圧、下限圧を検出する圧力スイッチ等の検出手段14が
配備され、検出信号を制御部15に送り、ポンプ及び後
記する補助タンク3の弁31,35は制御部15に接続
されてその作動は制御される。
給水ポンプ2はタンク内圧が低下し検出手段14がタン
ク内圧の設定下限圧P2を検出したとき作動してタンク
中に給水し、タンク内圧が上昇し設定上限圧P,を検出
したとき停止して給水を止せ、タンク内圧が上、下限圧
P,,P2の間に維持される様になす。
圧力水槽タンク1の側方には補助タンク3が並設され、
該タンク3の上部には、一端をタンク3に運通し電磁弁
の如き常閉のタンク規制弁31を具えた導管32及び流
出方向にだけ通過を許容する流出逆止弁33を有す接続
管34及び流入方向にだけ通過を許す流入逆止弁37を
取付けて、導管32の先端は水槽タンク側壁を貫通し水
面を規制すべき位置例えば内圧が設定下限値P2のとき
タンクの水部下限位置L2に閉口し、又接続管34先端
は水槽タンクの側壁上部を貫通しタンクの気部に夫々閉
口させる。
補助タンク3の下部には、電磁弁の如き開放規制弁35
を備えた排出管36を取付けてタンク3中を常時大気に
開放している。前記排出管36上の開放規制弁35及び
導管32上のタンク規制弁31は前記制御部15中のタ
イマーに制御され、タンク内圧が設定下限値P2まで圧
力下降し検出手段14が作動したとき一斉に切替って開
放規制弁35は閉じ、タンク規制弁31は開いて、水槽
タンクー中の圧力水を流入させ、タンク3に水が充満す
る設定時間後、各弁31,35は再び切替って旧に復す
るものである。
給水ポンプ2は、公知の如く吸込口を貯水槽等の水源2
1に運通し、ポンプ吐出口を水槽タンクの流入管11に
接続すると共に、流入管11又はポンプ吐出口は弁22
を介して補助水槽23を蓮設する。補助水槽内には水位
検出手段24を具えて流入管から水槽23に給水すると
共に、水槽23は流出方向にだけ通過を許す逆止弁25
を介して給水ポンプの吐出側に運通しtポンプ停止時に
於てポンプ内が空になるのを防止している。又、補助タ
ンク3の排出管36は前記補助水槽23或は水源211
こ連通して排水する。圧力水槽タンク1には圧力安全弁
17及び排気弁18を配備し、タンクの異常圧力上昇を
防止すると共に、水位が最低レベルらにまで下ったとき
、タンク中の圧力空気を放出して水位を上昇回復させる
然して、平時では補助タンク3のタンク規制弁31は閉
じ開放規制弁35が開いて補助タンク3中には大気圧の
空気が充満し、水槽タンク1の内圧は上、下限範囲P,
〜P2に納まっている。
水の使用により圧力水槽タンクーの内圧が設定下限圧P
2にまで下ったとき、検出手段14の作動により給水ポ
ンプ2が作動し、タンクー中に圧力水が供給されると同
時に、補助タンク3の2つの規制弁31,35が一斉に
切替って、補助タンク3は設定時間だけ大気から遮断さ
れ、水槽タンク1の水部下限位置らに蓮適する。このと
き、タンク1中の水面が下限位置Lより更に上位Lにあ
る場合、補助タンク3には導管32の流入口から圧力水
が流入し、このとき〜 タンク3中に充満していた大気
圧の空気はタンク内圧まで圧縮され逆止弁33を通って
接続管34より圧力水槽タンクーの気部に補給される。
設定時間の経過後、弁31,35が再び切替って旧に復
すると、タンク3中の水は排出管36から排出され「吸
気管38から外気が流入して補助タンク3を再び大気圧
の空気で充満させる。
ポンプの給水により水槽タンクーの水面が上昇しタンク
内圧が上限圧P,まで上昇して給水が停止するとき、タ
ンク1の水面は補助タンク3からの圧縮空気の補給分だ
け低下して、水位は設定上限水位Lに近づく。又、水の
使用によりタンク内圧が下限値まで下降すると検出手段
14の作動により給水が始まるが、このときタンク1は
補助タンク3からの圧縮空気の補給分だけ水位は前回よ
りも低下しておりト弁31, 35の切替毎に補助タン
ク3からの空気補給分だけ下限圧P2の時の水位は低下
し、終に設定下限位置Lまで下げることが出来る。
又、タンク内圧が下限圧P2に下ったとき、水面が設定
位置L2より下方にあって導管32先端が水面上方に閉
口している場合には、ポンプ作動と同時に弁317 3
5の切替時に補助タンク3にはタンク気相部の圧縮空気
が流入し、補助タンク3は圧縮空気で満たされるため、
弁31,35の再切替により排出管36からは空気放出
がなされる。即ち水槽タンクi中の圧縮空気が補助タン
ク3の容積分だけ放出される。給水による水面上昇によ
りタンク内圧が上限値P,に達し、再び水の使用により
水面が下降してタンク内圧が下限値P2に達したとき、
前回よりも放出空気分だけ水面は高くなっており、ポン
プの作動毎にこれを繰返して水面は設定下限位置Lに戻
るのである。従って水槽タンク1の水面の下限位置L2
は、導管32先端の開□位置で定まり、タンク内圧の下
限値P2に於て水面を基準水位に修正出来るのである。
第2図は本発明装置の電気回路図であって、ポンプ作動
部40‘ま、圧力P2の検出で接点を閉じ、圧力1〕,
の検出で接点を開く検出手段14及びポンプモータ26
の駆動を規制するマグネットコンダク夕P二:主・直列
接続して構成している。
規制弁31,35を作動する2つの電磁部(so】A)
,(soIB)は下圧力回路41及び初勤操作回路42
の2つの回路によって作動せられ、下圧力回路41はマ
グネットコンダクタPの作動で閉じる常閉のマグネット
接点P及び上記接点Pに規制されるタイマTの常閉タイ
マ接点tによって構成され、2つの電磁部(soIA)
,soIB)はマグネットコンダクタPが作動したとき
に切替り、タイマTの設定時間後にタイマ接点tが開い
て通電は遮断される。
初勤操作回路42には則時押釘スイッチPSが配備され
て、2つの電磁部に直接に接続されており、従って検出
器14とは全く関係なくスイッチPSに予め設定されて
いる限時時間即ちタイマTの設定時間と同程度の時間だ
け規制弁31,35を切替えることができ、圧力検出器
14によって行なうのと同様な水面修正が限時スイッチ
PSを操作することによって行なわれる。
従ってタンク1の初勤時は、給水ポンプ2の運転によっ
て内圧が上限圧P,に達するまで水面を上昇させ、圧力
検出手段14の作動により給水ポンプ2を停める。
水面は極端に上昇しているが、限時スイッチPSを操作
する度に補助タンク3に流入した空気は圧縮されて圧力
水槽タンク1に供給され、限時スイッチPSを繰返し操
作することによって速やかに定常運転に入ることが出来
、極めて有利である。本発明は上記の如く、タンクの初
期運転時に限時押釘スイッチPSを閉じれば、一定時間
だけ規制弁31,35を切替えて自動復帰し、圧力検出
器14によるのと同機な空気補給動作が行なわれ、押釘
操作を繰返すことにより、タンク始動後、速やかに定常
運転に移行させることが出来る優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す本発明装置の正面図、第2図は制
御電気回路図である。 1・・・・・・圧力水槽タンク、11・・・・・・流入
管、12・・・・・・流出管、14…・・・圧力検出手
段、2・・・・・・給水ポンプ、3…・・・補助タンク
、31・・・・・・タンク規制弁、33・・・・・・流
出逆止弁、35・・・・・・開放規制弁、37・・・・
・・流入逆止弁、P.・・・・・・設定上限圧、P2・
・・…設定下限圧、L・・・…水部上限位置、L2…・
・・水部下限位置。 券1図 弊2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 密閉圧力水槽タンクに圧力水の流入、流出管及びタ
    ンク内圧を検出する検出手段を配設し、流入管には前記
    検出手段に応動してタンク内圧が設定上限圧に上昇した
    とき作動を止め設定下限圧に下降したとき作動する給水
    ポンプを連通すると共に、圧力水槽タンクには補助タン
    クを配備して該補助タンクは常閉のタンク規制弁を介し
    密閉圧力水槽タンクの水面規制位置に連通し、又流出方
    向にだけ通過を許す流出逆止弁を介し圧力水槽タンクの
    気部に連通しており、前記補助タンクには更に常閉の開
    放規制弁及び流入方向にだけ通過を許す流入逆止弁を介
    して夫々大気に連通しており、前記タンク規制弁及び開
    放規制弁には、検出手段に応動して一斉に切替つて設定
    時間後に復帰す様に制御する制御回路及び手動スイツチ
    操作後所定時間だけスイツチ切替えを持続して両規制弁
    を切替えるスイツチを具えた初動操作回路を接続したこ
    とを特徴とする圧力水槽タンクの初期運転用水位規制装
    置。
JP51017220A 1976-02-18 1976-02-18 圧力水槽タンクの初期運転用水位規制装置 Expired JPS6020588B2 (ja)

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JPS52100608A JPS52100608A (en) 1977-08-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141355A (ja) * 1984-07-30 1986-02-27 株式会社 谷村製作所 編網機におけるマ−キング方法及び装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2780825B2 (ja) * 1989-10-27 1998-07-30 株式会社日立製作所 圧力タンク式給水装置の空気補給機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975109U (ja) * 1972-10-16 1974-06-28

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JPS52100608A (en) 1977-08-23

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