JP2514341B2 - 成形用樹脂組成物 - Google Patents
成形用樹脂組成物Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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- C08K5/0091—Complexes with metal-heteroatom-bonds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として電子部品、就中、半導体素子の封
止用に適し、かつ、レーザーによりその表面に鮮明にマ
ーキングすることが可能な、成形用樹脂組成物に係る。
止用に適し、かつ、レーザーによりその表面に鮮明にマ
ーキングすることが可能な、成形用樹脂組成物に係る。
[従来の技術] 従来の樹脂成形物表面へのマーキングは、特殊な熱硬
化性インキで行われていた。しかし、かかるマーキング
方法は、時間がかかる上に、マークのかすれや脱落が生
じる等の問題点があった。
化性インキで行われていた。しかし、かかるマーキング
方法は、時間がかかる上に、マークのかすれや脱落が生
じる等の問題点があった。
一方、このような問題点を改良する方法として、近
時、レーザー光によりマーキングする技術が開発され、
該レーザー光により粗面化されたマーク部分と樹脂表面
とのコントラストを高めるもの、或は該レーザー光によ
って組成物中の着色剤を破壊することによりコントラス
トを得るものなどがあり、例えば群青(特開昭56−1449
95),黒色有機染料(特願昭60−47065,特願昭60−1197
60),カーボンブラック(特開昭60−202119)等の着色
剤を用いたものが提案されている。しかしながら、この
方法は、有色顔料を用いるものは、使用量が多く、電子
部品に用いられたとき絶縁性・信頼性が低下する等の欠
点があり、また、黒色有機染料、特にアゾ系クロム含金
黒色染料のマーキング特性は良好であるが、レーザーマ
ーキングに用いられているものは、染料の骨格にニトロ
基を有し、熱的安定性が低いため、微粉砕が出来ず均一
な組成物が得られにくく、また変異原性テストも陽性で
あるなど問題が多い。
時、レーザー光によりマーキングする技術が開発され、
該レーザー光により粗面化されたマーク部分と樹脂表面
とのコントラストを高めるもの、或は該レーザー光によ
って組成物中の着色剤を破壊することによりコントラス
トを得るものなどがあり、例えば群青(特開昭56−1449
95),黒色有機染料(特願昭60−47065,特願昭60−1197
60),カーボンブラック(特開昭60−202119)等の着色
剤を用いたものが提案されている。しかしながら、この
方法は、有色顔料を用いるものは、使用量が多く、電子
部品に用いられたとき絶縁性・信頼性が低下する等の欠
点があり、また、黒色有機染料、特にアゾ系クロム含金
黒色染料のマーキング特性は良好であるが、レーザーマ
ーキングに用いられているものは、染料の骨格にニトロ
基を有し、熱的安定性が低いため、微粉砕が出来ず均一
な組成物が得られにくく、また変異原性テストも陽性で
あるなど問題が多い。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、主として電子部品封止用に用いられるとこ
ろの、表面に鮮明かつ明瞭なレーザーマーキングを施し
得、さらには絶縁性・信頼性が損なわれない、成形用樹
脂組成物を提供し、以て、如上の従来のこの種成形用樹
脂組成物の欠点を根本的に除去することを目的とする。
ろの、表面に鮮明かつ明瞭なレーザーマーキングを施し
得、さらには絶縁性・信頼性が損なわれない、成形用樹
脂組成物を提供し、以て、如上の従来のこの種成形用樹
脂組成物の欠点を根本的に除去することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の成形用樹脂組成物は、表面にレーザーマーキ
ングされるところの、熱硬化性樹脂,硬化剤,無機質白
色充填剤および着色剤からなる樹脂組成物において、着
色剤として、下記一般式で表わされる金属錯塩染料を、
全無機イオン濃度が700ppm以下に精製された状態で含有
するものとしている。
ングされるところの、熱硬化性樹脂,硬化剤,無機質白
色充填剤および着色剤からなる樹脂組成物において、着
色剤として、下記一般式で表わされる金属錯塩染料を、
全無機イオン濃度が700ppm以下に精製された状態で含有
するものとしている。
[式中、 R1およびR2は、水素,ハロゲン,C1〜C4のアルキル
基,−SO2NH2または−SO2CH3を示し、 R3およびR4は、水素,C5〜C8のアルキル基または を示し、 Mは、Cr,FeまたはCoを示し、 Aは、H,NH4あるいは、第1級〜第3級アミンのアン
モニウムまたは第4級アンモニウムを示す。
基,−SO2NH2または−SO2CH3を示し、 R3およびR4は、水素,C5〜C8のアルキル基または を示し、 Mは、Cr,FeまたはCoを示し、 Aは、H,NH4あるいは、第1級〜第3級アミンのアン
モニウムまたは第4級アンモニウムを示す。
但し、R1〜R4の全てが同時に水素の場合を除く。] 上記金属錯塩染料のうち特に好適なのは、下記式で表
わされる紫色金属錯塩染料である。
わされる紫色金属錯塩染料である。
[式中、 R3およびR4は、水素,C5〜C8のアルキル基または を示し、 Mは、CrまたはCoを示し、 Aは、H,第1級〜第3級アミンのアンモニウムまたは
第4級アンモニウムを示す。] [実施例] 本発明に係る成形用樹脂組成物に用いられる熱硬化性
樹脂としては、エポキシ樹脂,フェノール樹脂,イミド
樹脂,尿素樹脂等が挙げられる。硬化剤としては、アミ
ン類,イミダゾール類が、充填剤としては、無機質白色
のものが良く、シリカ,酸化チタン,アルミナ粉等が挙
げられる。
第4級アンモニウムを示す。] [実施例] 本発明に係る成形用樹脂組成物に用いられる熱硬化性
樹脂としては、エポキシ樹脂,フェノール樹脂,イミド
樹脂,尿素樹脂等が挙げられる。硬化剤としては、アミ
ン類,イミダゾール類が、充填剤としては、無機質白色
のものが良く、シリカ,酸化チタン,アルミナ粉等が挙
げられる。
本発明に係る一般式[I]で表わされる金属錯塩染料
の合成は、一般によく知られているジアゾ化・カップリ
ング反応によって得られるモノアゾ色素を、所望の金属
錯塩化剤の存在下、水および/または有機溶媒、好まし
くは、メタノール、エタノール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコール等の水溶性有機
溶剤中に分散又は溶解させ、pH調整剤を加えて、反応さ
せることにより行い得る。
の合成は、一般によく知られているジアゾ化・カップリ
ング反応によって得られるモノアゾ色素を、所望の金属
錯塩化剤の存在下、水および/または有機溶媒、好まし
くは、メタノール、エタノール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコール等の水溶性有機
溶剤中に分散又は溶解させ、pH調整剤を加えて、反応さ
せることにより行い得る。
本発明では、モノアゾ色素のジアゾ成分(アミノフェ
ノール類)として、 2−アミノフェノール、 4−クロル−2−アミノフェノール、 4−ブロム−2−アミノフェノール、 4−メチルスルホニル−2−アミノフェノール、 4−スルファモイル−2−アミノフェノール、 4−tert−ブチル−2−アミノフェノール 等を好適に使用することができる。
ノール類)として、 2−アミノフェノール、 4−クロル−2−アミノフェノール、 4−ブロム−2−アミノフェノール、 4−メチルスルホニル−2−アミノフェノール、 4−スルファモイル−2−アミノフェノール、 4−tert−ブチル−2−アミノフェノール 等を好適に使用することができる。
またカップリング成分(ナフトール類)としては、 2−ナフトール、 6−ペンチル−2−ナフトール、 3−(N−フェニルカルバモイル)−2−ナフトール 等を好適に使用することができる。
また、使用し得る金属錯塩化剤としては、蟻酸クロ
ム、酢酸クロム、塩化コバルト、酢酸コバルト、塩化第
二鉄等を例示することができる。
ム、酢酸クロム、塩化コバルト、酢酸コバルト、塩化第
二鉄等を例示することができる。
Aが水素である一般式[I]の金属錯塩染料は、鉱酸
を含む水で希釈して沈殿せしめ、濾過することにより得
られる。
を含む水で希釈して沈殿せしめ、濾過することにより得
られる。
得られたウエット品を、水溶性無機塩(例えば、NaC
l、Na2SO4)を除去するために、約10倍量の水、好まし
くはイオン交換水に再分散し精製することにより(この
脱塩精製は2回以上繰り返されてもよい。)、Aが水素
である一般式[I]の金属錯塩染料を、全無機イオン濃
度が700ppm以下の状態で得ることができる。
l、Na2SO4)を除去するために、約10倍量の水、好まし
くはイオン交換水に再分散し精製することにより(この
脱塩精製は2回以上繰り返されてもよい。)、Aが水素
である一般式[I]の金属錯塩染料を、全無機イオン濃
度が700ppm以下の状態で得ることができる。
AがNH4あるいはアミンのアンモニウムである一般式
[I]の金属錯塩染料は、アンモニア水またはアミン
を、好ましくは塩酸塩の形で加えて反応させ、沈殿物を
濾過することにより得られる。
[I]の金属錯塩染料は、アンモニア水またはアミン
を、好ましくは塩酸塩の形で加えて反応させ、沈殿物を
濾過することにより得られる。
そして、得られたウエット品を上記と同様に脱塩精製
することにより、AがNH4あるいはアミンのアンモニウ
ムである一般式[I]の金属錯塩染料を、全無機イオン
濃度が700ppm以下に精製された状態で得ることができ
る。
することにより、AがNH4あるいはアミンのアンモニウ
ムである一般式[I]の金属錯塩染料を、全無機イオン
濃度が700ppm以下に精製された状態で得ることができ
る。
上記アミンとしては、 テトラデシルアミン、 オクトオキシプロピルアミン、 テトラブチルアンモニウム 等を例示することができる。
本発明に係る一般式[I]で表わされる着色剤は、樹
脂組成物中に0.1〜3重量%含有されるのが望ましい。
該着色剤が0.1重量%以下となれば、本発明の効果を発
現し難く、3重量%以上となれば、コントラスト性が悪
くなり、また絶縁性にも劣る結果を招来する。
脂組成物中に0.1〜3重量%含有されるのが望ましい。
該着色剤が0.1重量%以下となれば、本発明の効果を発
現し難く、3重量%以上となれば、コントラスト性が悪
くなり、また絶縁性にも劣る結果を招来する。
なお、本樹脂組成物中における爾余の成分は、熱硬化
性樹脂20〜40重量%、硬化剤1〜10重量%、無機質白色
充填剤60〜80重量%とするのが望ましい。
性樹脂20〜40重量%、硬化剤1〜10重量%、無機質白色
充填剤60〜80重量%とするのが望ましい。
次に、本発明に係る一般式[I]で表わされる金属錯
塩染料の具体例を以下に示す。
塩染料の具体例を以下に示す。
なお、合成によって得られた各金属錯塩染料について
の脱塩精製後の全無機イオン濃度は、イオンクロマト分
析により次のようにして測定した。
の脱塩精製後の全無機イオン濃度は、イオンクロマト分
析により次のようにして測定した。
先ず、100gのイオン交換水に、サンプル5gを加え、5
分間煮沸した。
分間煮沸した。
放冷後、蒸発分のイオン交換水を補充し、東洋濾紙N
O.2で濾過した。
O.2で濾過した。
その濾液をDISMIC−13CP(0.5μm,Cellulose Acetat
e)で再度濾過した。
e)で再度濾過した。
そして、得られた濾液を、横川北辰電気社製の測定
器:Ion Chromatographic Analyzer IC500により分析し
た。
器:Ion Chromatographic Analyzer IC500により分析し
た。
次に、本発明の具体的実施例を示す。なお、以下、
「重量部」を「部」と省略する。
「重量部」を「部」と省略する。
実施例 1 成形用樹脂組成物として クレゾールノボラック樹脂(チバガイギー社製;アラル
ダイドECN−1280) 20 部 ノボラック型フェノール樹脂(大日本インキ社製;バー
カムTD−1231) 10 部 高純度石英ガラス粉(龍森社製;ヒューズレックスCRS
−1001) 68 部 2−メチルイミダゾール(硬化促進剤) 2 部 着色剤(1) 0.3部 を予備混合し、次に80〜100℃に加熱したミキシングロ
ールで混練し、シート状に成形して、冷却、粉砕して、
樹脂粉末を得た。この成形用粉末をトランスファープレ
スにて、たて10m/m,よこ30m/m,厚さ3m/mに成形し試料と
した。
ダイドECN−1280) 20 部 ノボラック型フェノール樹脂(大日本インキ社製;バー
カムTD−1231) 10 部 高純度石英ガラス粉(龍森社製;ヒューズレックスCRS
−1001) 68 部 2−メチルイミダゾール(硬化促進剤) 2 部 着色剤(1) 0.3部 を予備混合し、次に80〜100℃に加熱したミキシングロ
ールで混練し、シート状に成形して、冷却、粉砕して、
樹脂粉末を得た。この成形用粉末をトランスファープレ
スにて、たて10m/m,よこ30m/m,厚さ3m/mに成形し試料と
した。
マーキングには、炭酸ガスレーザーマーカー(ウシオ
電機工業社製;ユニマーク400型最大エネルギー10ジュ
ール/cm2)を用い、パルス持続時間は、1マイクロ秒で
所定のマスクを通して行った。
電機工業社製;ユニマーク400型最大エネルギー10ジュ
ール/cm2)を用い、パルス持続時間は、1マイクロ秒で
所定のマスクを通して行った。
実施例 2〜11 実施例1における着色剤を第1表に示す他の着色剤に
代え、爾余の点においては、実施例1と同様に試料を調
製した。
代え、爾余の点においては、実施例1と同様に試料を調
製した。
比較例 1〜4 実施例1における着色剤を第1表に示す比較例の着色
剤に代え、爾余の点においては、実施例1と同様に試料
を調製した。
剤に代え、爾余の点においては、実施例1と同様に試料
を調製した。
次に、前記実施例1〜11及び比較例1〜4の成形用樹
脂組成物の電気的特性,無機イオン濃度,成形試料のマ
ーキングのコントラスト性を、第2表に示す。
脂組成物の電気的特性,無機イオン濃度,成形試料のマ
ーキングのコントラスト性を、第2表に示す。
[発明の効果] 本発明の成形用樹脂組成物中に含有される一般式
[I]で表わされる金属錯塩染料は、水溶性遊離無機塩
を充分洗浄除去できるため、全無機イオン濃度が700ppm
以下に精製された状態で、本発明樹脂組成物中に含有さ
せることができる。そのような状態でこの金属錯塩染料
を含有する本発明の成形用樹脂組成物は、絶縁性に優れ
ている。また、この金属錯塩染料は、耐熱性が良好で
(約300℃)、微粉砕性に優れている(最大粒径10μm
以下、体積平均粒径4μm)ので、本発明樹脂組成物中
において、樹脂との分散・相溶性が良好であり、また熱
硬化時においても劣化がないので、信頼性が損なわれな
い。また、この金属錯塩染料は、単独では黒色は得られ
にくいが、鮮明な各色のものが得られ、変異原性テスト
において陰性であり、安全性が高い等の特徴を有してい
る。
[I]で表わされる金属錯塩染料は、水溶性遊離無機塩
を充分洗浄除去できるため、全無機イオン濃度が700ppm
以下に精製された状態で、本発明樹脂組成物中に含有さ
せることができる。そのような状態でこの金属錯塩染料
を含有する本発明の成形用樹脂組成物は、絶縁性に優れ
ている。また、この金属錯塩染料は、耐熱性が良好で
(約300℃)、微粉砕性に優れている(最大粒径10μm
以下、体積平均粒径4μm)ので、本発明樹脂組成物中
において、樹脂との分散・相溶性が良好であり、また熱
硬化時においても劣化がないので、信頼性が損なわれな
い。また、この金属錯塩染料は、単独では黒色は得られ
にくいが、鮮明な各色のものが得られ、変異原性テスト
において陰性であり、安全性が高い等の特徴を有してい
る。
従って、本発明の成形用樹脂組成物にて封止された電
子部品等の捺印文字はコントラスト性が良く、鮮明で判
読し易く、更には、その電気的特性は高絶縁性を有し、
信頼性の高いものとなっている。
子部品等の捺印文字はコントラスト性が良く、鮮明で判
読し易く、更には、その電気的特性は高絶縁性を有し、
信頼性の高いものとなっている。
Claims (4)
- 【請求項1】表面にレーザーマーキングされるところ
の、熱硬化性樹脂,硬化剤,無機質白色充填剤および着
色剤からなる樹脂組成物において、着色剤として、下記
一般式で表わされる金属錯塩染料を、全無機イオン濃度
が700ppm以下に精製された状態で含有することを特徴と
する、成形用樹脂組成物。 [式中、 R1およびR2は、水素,ハロゲン,C1〜C4のアルキル基,
−SO2NH2または −SO2CH3を示し、 R3およびR4は、水素,C5〜C8のアルキル基または を示し、 Mは、Cr,FeまたはCoを示し、 Aは、H,NH4あるいは、第1級〜第3級アミンのアンモ
ニウムまたは第4級アンモニウムを示す。 但し、R1〜R4の全てが同時に水素の場合を除く。] - 【請求項2】上記金属錯塩染料が下記式で表わされる紫
色金属錯塩染料である特許請求の範囲第1項記載の成形
用樹脂組成物。 [式中、 R3およびR4は、水素,C5〜C8のアルキル基または を示し、 Mは、CrまたはCoを示し、 Aは、H,第1級〜第3級アミンのアンモニウムまたは第
4級アンモニウムを示す。] - 【請求項3】上記金属錯塩染料が、樹脂組成物中に0.1
〜3重量%含有される、特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の成形用樹脂組成物。 - 【請求項4】熱硬化性樹脂20〜40重量%,硬化剤1〜10
重量%および無機質白色充填剤60〜80重量%である、特
許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の成形用樹
脂組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312922A JP2514341B2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 成形用樹脂組成物 |
US07/138,294 US4791153A (en) | 1986-12-29 | 1987-12-28 | Molding resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312922A JP2514341B2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 成形用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168461A JPS63168461A (ja) | 1988-07-12 |
JP2514341B2 true JP2514341B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=18035084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61312922A Expired - Lifetime JP2514341B2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 成形用樹脂組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4791153A (ja) |
JP (1) | JP2514341B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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---|---|---|---|---|
US5063137A (en) * | 1989-11-09 | 1991-11-05 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Laser-marking method and resin composition for laser-marking |
JP2001126225A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-05-11 | Tdk Corp | 磁気ヘッドスライダの製造方法およびバーの固定方法ならびに硬化剤 |
JP4563998B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2010-10-20 | チバ ホールディング インコーポレーテッド | 高い溶融温度を有する着色される高分子物品類 |
JP5265844B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2013-08-14 | 日立化成株式会社 | 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、積層板及びプリント配線板 |
JP2011026607A (ja) * | 2010-09-08 | 2011-02-10 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱硬化性樹脂組成物、プリプレグ、積層板及びプリント配線板 |
WO2013099111A1 (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | 東レ株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物およびその成形品 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5333648B2 (ja) * | 1973-02-20 | 1978-09-16 | ||
JPS6143621A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-03 | Toshiba Chem Corp | 封止用樹脂組成物 |
JPS62169846A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 封止用樹脂組成物 |
JPS6323921A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-01 | Toshiba Chem Corp | 封止用樹脂組成物 |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP61312922A patent/JP2514341B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-12-28 US US07/138,294 patent/US4791153A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63168461A (ja) | 1988-07-12 |
US4791153A (en) | 1988-12-13 |
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