JPS6337176A - インク組成物 - Google Patents

インク組成物

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JPS6337176A
JPS6337176A JP61180006A JP18000686A JPS6337176A JP S6337176 A JPS6337176 A JP S6337176A JP 61180006 A JP61180006 A JP 61180006A JP 18000686 A JP18000686 A JP 18000686A JP S6337176 A JPS6337176 A JP S6337176A
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Japan
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ink
ink composition
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ammonium ion
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JP61180006A
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Tamotsu Ariga
保 有賀
Masaru Shimada
勝 島田
Kakuji Murakami
格二 村上
Hiroyuki Kamimura
上村 浩之
Kiyofumi Nagai
希世文 永井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明はインクジェット用インク組成物、特にシアン
染料を含むインク組成物であり、筆記具、記録計、スタ
ンプその他印刷用インクとしても用いられる。
[従来技術] インクジェット用染料として要求される特性は 1)インク成分に対する溶解安定性がよいこと。
2)印字した像の耐水、耐光性が優れていること。
3)印字した像に滲みがなく、かつ、インクの乾燥が速
いこと。
4)インクが安全であること。
等でおる。
シアン染料としては、色調、耐光性が良好なためにフタ
ロシアニンが広く用いられている。
しかし、フタロシアニンの水溶性を増すためにスルフォ
ン基を導入したものは紙に印字しても耐水性が悪いとい
う欠点がある。
カルボン酸基を導入したものは高pHではインク中で解
離しているが中性あるいは低pH(7〜4)でプロトン
が付加し、溶解性が低下する傾向がある。
従来シアン色の各種酸性染料としてC,1,ダイレフ1
−ブルー1.8.86.87やC,1,アシッドブルー
1.7.249等が知られているが、上記C,1,ダレ
イクトブルーは溶解性が劣り、C,1,アシッドブルー
は耐水性が悪いという問題があった。
また耐水性の改良を目的とした発明として特開昭61−
2772等があるが、溶解性、耐水性を同時に満足する
ものは見出されていない。
[目  的] 本発明は、従来技術の上記問題点を改善することを目的
としたものであって、画像の耐水性、インクの湿潤性を
向上させ、かつ、画像の滲みを防止できるようなインク
組成物を提供することを目的としている。
[構 成] 上記目的を達成するためのこの発明の構成は、下記一般
式で表わされる染料を含むことを特徴とするインク組成
物でおる。
一般式 (ただし、上記一般式の記号のうち、 CuPCは銅フタロシアニン R1、R2は水素、低級アルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基、 Mは水素カチオン、アルカリ金属カチオン、アンモニウ
ムイオン、有機アンモニウムイオン、 m1nはそれぞれO〜4の整数でm+n=4、である。
) 荷電制御型インクジェットプリンターではノズルに金属
材料が用いられるために、インクの液性はアルカリ性に
保たれている。一方、カルホン酸基をフタロシアニンに
付加して水に対する溶解性を向上させたこの発明の染料
はアルカリ性(pH8〜12)のインク中では安定であ
るが、市販されている紙(大部分は酸性紙)に印字され
ると水に対する溶解性が低下する。
すなわち、この発明の染料はインクに対する溶解性が優
れているにもかかわらず、印字後は耐水性が優れている
という結果を生じるものでおる。しかも、この発明の染
料を用いた像は普通紙上にも滲みが少なく、ドツトの形
状も真円に近く、更に乾燥性も優れているという利点が
ある。
この発明の上記染料を具体的に例示すると、下記第1表
に示すものがある。すなわち、特許請求の範囲に記載の
一般式中の記号を具体的に表に示す。
第1表 この発明の染料の合成法を例示すると、まず銅フタロシ
アニンテトラカルボン酸を公知の方法〔例えばMacr
omol、 Chem、181巻、575(1980)
 )によって製造する。
つぎに、ベンゼン中で、上記カルボキシル基の一部をチ
オニルクロライドによってカルボン酸クロライドに変化
させる。さらに、アルキルアミン、ヒドロキシルアミン
を反応させてこの発明の染料を合成する。
例えば、前記第1表のNo、 1の化合物(正式名は2
9 H,31@−Phthalocyanine −2
、9。
16、23−tetracarboxylicacid
 coppercomplex )は公知である(例え
ばJ、 Chim。
phys、 phys、 Chim、Biol、197
9;571−573) 。コの発明ではMacromo
l、Chem、 181ff、575(1980)  
(これは1ron comple×等でありcoppe
rはないが)を参考にして合成した。
トリメリット酸無水物      0.1モル尿素  
              1モル塩化第二銅   
       0.06モルモリブデン酸アンモニウム
  0.002モル以上の混合物を300CCニトロベ
ンゼンの中で160℃で3時間反応させてメタノール洗
浄して得た固形物を水6000C中でNaOH0,5モ
ルを添加して加熱、環流して目的の物質を得た。
同じく、No、 2〜6の化合物は上記化合物をピリジ
ン中3倍モル量のチオニルクロライドで加熱して−CO
OHを−COC1としたのち対応するアミン(No、2
の場合ならジェタノールアミン〉と反応させて目的の物
質を得た。
上記チオニルクロライド量を変えたりアミン量をかえる
ことにより置換数も変動させた。
対カチオン(第1表のM”)は上記材料の酸析後対応す
る水酸化アルカリ金属おるいはアミンを添加して導入し
た。
No、 7〜9はNo、 2〜6と同様にもできるがN
o、 1合成の中間物であり、Na0Hffiがすくな
かったり環流時間が少ないと一部一〇〇NH2が残る。
これも溶解性をさげ耐水性改良に有効であると考えられ
る。
この発明のインク成分としては、上記染料の他に従来公
知のインク成分、すなわち、各種湿潤剤、防腐、防カビ
剤、pH調整等が用いられる。
以下実施例によって、この発明のインク組成物の組成と
その試験結果とを下記第2表に具体的に示す。他だしイ
ンク組成中の残りの重量%は水でおる。
なあ、インク組成物は下記の方法にしたがって試験をし
た。
プリンターとしては、ノズル径30μmの荷電制御型イ
ンクジェットプリンターを用いた。
噴射安定性:印字体止後、ノズルの目詰りを生じない正
常印字可能な日数で示す。
耐水性:市販の紙に印字後、30’Cの水に1分間浸し
た時の主色濃度褪色率でおる(%)。
乾燥時間:印字後、市販の濾紙と画像を接触させても濾
紙に画像が転写しなくなる時 間(sec)である。
滲み、ドツト形 ○:ドットの形が真円に近く、滲みがない。
△:多少滲みが見られる。
×:大組の滲みが発生する。
なお、比較例1〜3における使用染料は下記のとありで
ある。
No、10 A、 B I u e 249No、11
 D、 B l ue  87NO112D、 Blu
e  8B [効 果] 以上説明したように、この発明のインク組成物はインキ
の噴射安定性が優れており、同時に印字したときのイン
クの乾燥が早く、ドツトの滲みがなく、かつ、像の耐水
性が優れているという顕著な効果を奏するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式で表わされる染料を含有することを特徴とす
    るインク組成物。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、上記一般式のうち、 CuPcは銅フタロシアニン R_1、R_2は水素、低級アルキル基、ヒドロキシア
    ルキル基、 Mは水素カチオン、アルカリ金属カチオン、アンモニウ
    ムイオン、有機アンモイウムイオン、 m、nはそれぞれ0〜4の整数でm+n=4、 である。)
JP61180006A 1986-08-01 1986-08-01 インク組成物 Expired - Fee Related JPH0745639B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5322575A (en) * 1991-01-17 1994-06-21 Dowa Mining Co., Ltd. Process for production of copper base alloys and terminals using the same
US5387293A (en) * 1991-01-17 1995-02-07 Dowa Mining Co., Ltd. Copper base alloys and terminals using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5322575A (en) * 1991-01-17 1994-06-21 Dowa Mining Co., Ltd. Process for production of copper base alloys and terminals using the same
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