JPS61203182A - インキ組成物 - Google Patents

インキ組成物

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JPS61203182A
JPS61203182A JP60043214A JP4321485A JPS61203182A JP S61203182 A JPS61203182 A JP S61203182A JP 60043214 A JP60043214 A JP 60043214A JP 4321485 A JP4321485 A JP 4321485A JP S61203182 A JPS61203182 A JP S61203182A
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Kazutoshi Akiyama
和俊 秋山
Takashi Ono
小野 嵩
Tatsuya Yagyu
龍哉 柳生
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Orient Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は筆記具用、印刷用、記録用、スタンプ用および
低着色に好適なインキ組成物に関する。
従来技術 従来、水性インキには各種の水溶性染料が使用されてい
る。これらの水性インキは溶液の安定性は良いが、筆跡
および印刷された画像の耐水性が悪いという欠点を有し
ている。特に、筆記直後に筆跡が良好な耐水性を有する
水性インキは殆んどないのが実状である。
水性インキの耐水性の悪さを克服するために種々のイン
キが検討されている。
例えば、直接染料を使用したインキは耐水性が不充分で
あり、溶液のpHが高くないと溶解性が悪い。 pHが
高いと、例えばサインペン容器の貯蔵体に用いられてい
るアセテート繊維が加水分解を起こし、染料を含めイン
キの物性が悪くなる。
また、黒以外に色調の良いものがなく、黒色染料も増粘
、ゲル化し易い。
油溶性染料を芳香族系溶剤に溶解せしめたインキでは、
耐水性はあるが、滲み易く、刺激臭がある。また、酒精
性染料例えば、水溶性染料のアミン塩をアルコール系溶
剤に溶解せしめたインキでは、油溶性染料に比し耐水性
が劣る。
水不溶性染料または顔料を用いたエマルジョンインキや
分散インキは、経時安定性に劣り、毛管の目詰りを起こ
し易い。
また、筆跡が光あるいは空気中の酸素などの作用により
経時的に水不溶性となるインキも存在するが、耐水性が
出るのに時間がかかり、しかも筆跡が変色する欠点を有
する。
さらに、水溶性染料に耐水性向上を目的とする添加物(
樹脂等を含む)を加えたインキもあるが、筆記直後の耐
水性はほとんどなく、現在公知の添加物インキはpH変
化に対する溶液安定性が悪く、狭い範囲にI)Hを保つ
必要がある。また、耐水性のある添加物インキはど貯蔵
安定性に欠ける。
以上の理由から、インキ安定性と筆跡および印刷された
画像の筆記直後の耐水性を満足するインキは従来存在せ
ず、その両方の性質を備えたインキの開発が望まれてい
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、黒はもとより、それ以外の色に対しても色調
および耐水性に優れた水性インキ組成物及びアルコール
性インキ組成物を提供すること、ならびに特に筆記また
は印刷直後においてら耐水性がよく、かつインキ安定性
に優れたインキ組成物を提供することを目的とする。
問題を解決するための手段 即ち、本発明は以下の3成分; (a)活性水素を有する水溶性染料、 (b)一般式: [式中、RはCl−04のアルキル基または−CHfO
R,(R,は水素、枝分れがあってもよいCl−Csの
アルキル基、Cl−Caのアルケニル基、(メタ)アク
リル酸基、プロピルトリメトキシシランまたは分子量3
00以下の多価アルコール残基を示す)コ で表わされるエポキシ基を有する化合物、および(c)
アミン化合物 の反応混合物を着色剤として含有するインキ組成物を提
供する。
本発明により経時安定性、筆跡の耐水性、耐光性に優れ
たインキ組成物が得られる。
本発明の着色剤を用いることにより耐水性が向上する理
由は水溶性染料にエポキシ基を含有する化合物を反応さ
せることにより、−OH基のある高分子染料に近い着色
剤が得られ、それが溶解安定性、耐光性および紙との親
和性を向上させるものと思われる。また、アミン残基は
染料に水溶性を付与するスルホン酸基等の水溶性を抑え
ると共に、さらに紙との親和性を向上させるものと思わ
れる。
本発明において活性水素を有する水溶性染料(a)の例
としては染料構造中に−N H−1−N H、、−CO
OH,−So、NH,、−OH等を有する直接染料、酸
性染料、塩基性染料等が例示される。
これらの染料は、限定的ではなく、色の種類に限定され
ることなく使用することができるので、従来、耐水性を
附勢することも困難であった赤色系の染料も使用するこ
とが可能となる。
本発明に用いるエポキシ化合物(b)は以下の式:[式
中、RはC3〜C4のアルキル基または−CHt OR
+ (Rtは水素、枝分れがあってもよいc、−C5の
アルキル基、Cl−Csのアルケニル基、(メタ)アク
リル酸基、プロピルトリメトキシシランまたは分子量3
00以下の多価アルコール残基を示す)]で表わされる
。エポキシドとしてはモノエポキシドおよびポリエポキ
シドいずれも使用できるがモノエポキシドとジエポキシ
ドが特に好ましい。
モノエポキシドの例としてはエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、1.2−ブチレンオキシド、1.2−ペ
ンテンオキシド、グリシドール、メチルグリシジルエー
テル、ブチルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエ
ーテル、グリシジルメタクリレート、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン等が例示される。
ジエボキシドの例としては、分子量300以下の多価ア
ルコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、1.2−プロピレン
グリコール、l、4−ブチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、2,2°−ジブロモーネオペンチルグリ
コール、1,2.6−ヘキサンドリオール、グリセロー
ル等から誘導され得るジグリシジルエーテルが例示され
る。 本発明に用いられるアミン化合物(c)としては
、1゜3−ジフェニルグアニジン、1−o−トリルビグ
アニド、ジー0−トリルグアニジン等の芳香族系アミン
;シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン等の
脂環族系アミン;2−エチル−ヘキシルアミン等の脂肪
族系アミン;およびテトラエチル尿素、トリメヂルヂオ
尿素、N−N’−ジフェニルヂオ尿素等の尿素系アミン
が挙げられる。
上記3成分の反応は同時に、あるいは順次行なっても良
い。例えば、(【)染料(a)とエポキシ化合物(b)
を反応し、次いでアミン化合物(c)により造塩しても
良く、また、(II)染料(a)とアミン化合物(c)
との反応物をエポキシ化合物(b)と反応しても良い。
さらに、(III)エポキシ化合物(b)とアミン化合
物(c)との反応物に染料(a)を反応させても良い。
これらの反応は出発物質の種類、反応条件等により種々
の反応物あるいは未反応物の混合物となるが、それら全
てを含有する着色剤が本発明の効果を発現するものであ
り、これらの存在を妨げない。
上記(1)の場合、活性水素を有する化合物とエポキシ
基を有する化合物の反応は常法によって行なえばよい。
例えば触媒(例えば、酸またはアルカリ)の存在下、あ
るいは、不存在下に溶媒中で反応させる。反応は常温ま
たは加熱下で行なう。
エチレンオキシドやプロピレンオキシドの如き低沸点エ
ポキシドを用いるときは、オートクレーブ中で行なって
もよい。エポキシドは染料1分子に対してエポキシ基1
〜4個結合させるのが好ましく、エポキシ基5以上を結
合させると生成物が高粘度化し、あるいは水およびアル
コール系溶剤に不溶性となってインキ組成物着色剤とし
て不適当になる。
なお、エポキシ付加化合物は、一種の染料に対し、2種
以上のエポキシドを反応させてもよい。
また、ジエボキシドを用いてこれに2種以上の染料を反
応させ、両者の中間色を得ることもできる。
得られたエポキシド付加化合物は、反応後単離してアミ
ン化合物(c)と造塩してもよいし、反応物をそのまま
溶液に調整し、次いでアミン化合物(c)と造塩したの
ち単離、精製して粉体等の形で得てもよい。また、アミ
ン化合物(c)と造塩したのち反応物をそのまま溶液に
調整してもよい。造塩させるアミン類は、水溶性染料の
酸基1当量に対し、0.2乃至1モルを反応するのが好
ましい。
着色組成物として得る時、溶液等は形成される最終組成
物に用いられ得るものであれば、該化合物を単離する事
なく使用出来るので好ま、しい。
アミン塩を形成していない酸残基は、各種アルカリ塩と
なすことが出来る。アルカリ源には、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化リチウム、アンモニア水およ
びエタノールアミン等の水溶性有機アミン類等が用いら
れる。
反応方法(II)は染料(a)をアミン化合物(c)と
予め造塩し、次いでエポキシ化合物(b)と反応する。
アミンとの反応およびエポキシ化合物の反応は前記(I
)の方法と同様に行なう。この場合、エポキシ化合物(
b)は染料(a)の活性水素と反応する他、アミン化合
物(c)残基に存在する活性水素とも反応することもあ
る。従って、この方法による生成物は複雑な組成を有し
、これを着色剤と用いた時、良好な安定性を示す。
反応方法(III)の場合は予めアミン化合物(c)と
エポキシ化合物(b)と反応し、これを染料(a)と反
応させる。エポキシ化反応およびアミン付加反応の条件
は方法(I)と同様に行なう。
3成分の同時反応は、同一反応器に水または水溶性有機
溶剤の存在下に各成分を逐次完溶した後、触媒添加、加
温の条件で行なわれる。
本発明で得られる反応生成物は、例えば染料が活性水素
を有する複数の基を有する場合、種々の反応生成物の混
合物が得られるものと予測される。
しかしながら同じ出発物質を用いる限り反応条件を変え
てし、色相、耐水性、安定性等についてはほぼ同等の性
質を有するものが得られる。反応方法(I)の代表的反
応生成物の具体例を以下に示す。
上記反応生成物は着色剤として適当な添加剤と共に溶剤
に配合し、インキ組成物となる。
水性インキ組成物に用いる場合には、溶剤としては、通
常水の他に、水溶性有機溶剤が用いられる。
水溶性有機溶剤としては、水と相溶して染料および添加
剤等をよく溶解する性質を有し、適度の吸湿性を持ち、
インキ蒸発を適度に制御出来る溶剤が好ましく、例えば
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、チオジ
グリコール等のグリコール系溶剤、アルコール系溶剤、
セロソルブ系溶剤、カルピトール系溶剤、ピロリドン系
溶剤、アルカノールアミン等が挙げられる。
アルコール性インキ組成物に用いる溶剤としては、通常
アルコール系溶剤の他に、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、チオグリコール等のグリコール系溶剤
、セロソルブ系溶剤、カルピトール系溶剤、ピロリドン
系溶剤、アルカノールアミン等が挙げられる。また、溶
剤の性質上、少量の水(10重量%まで)を含んでもよ
く、助溶剤として、アセトン、キンレン、酢酸エチル等
を用いてもよい。なお、ベンンルアルコールおよび(ま
たは)フェニルグリコール等を用いてボールペン用イン
キを調製すると、書き味の良好なインキか得られる。
本発明インキ組成物は上記成分の他に、所望により種々
の添加剤を含めて混合溶解し、必要とあれば?過するこ
とにより得られる。
添加剤としては、pHI整剤、アニオン系およびノニオ
ン系活性剤または両性活性剤か用いられ、用途に応じて
、防腐剤、防錆剤または金属封鎖剤等を添加することが
できる。更に、必要に応じて、天然または合成の水溶性
およびアルコール可溶性樹脂が混合される。
水性インキ組成物中の添加剤の量はインキ組成物全量の
0.1〜5重量%が好ましい。
発明の効果 本発明のインキ組成物は経時安定性が極めて良好であり
、また安定溶解pH域が広がっており、より中性域のイ
ンキが調製できる。また、腐蝕や毛管の目詰りがほとん
どないものが得られ、そのインキの筆跡および画像の耐
水性が極めて優れている。
本発明インキ組成物は筆記具用、印刷用、記録用、およ
びスタンプ用に極めて好適なインキ組成物である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。
製造例 1 (化合物例1の製造) かきまぜ機、温度計および冷却器を備えた500tnl
四つロフラスコに水150部、グリシドール7.5部(
0,1mol)を加え、次いでC,1,アシッド バイ
オレット41 4114CO,1mol )を加え室温
で30分かきまぜ分散後、50%苛性カリ10部を加え
徐々に昇温する。95〜100℃で反応完結までかきま
ぜた。反応混合物をI過し、r液を硫酸15部を含む5
00部の水に注入し良く分散する。析出結晶をシ戸遇し
、50部の1%硫酸水溶液、次いで50部の水で洗浄し
乾燥した。グリシドール付加アシッド バイオレット3
2.5 部を得た。
グリシドール付加アシッド バイオレット25g (0
,05mol 、)を500n+克のビーカーに取り、
苛性ソーダ5部を含む水200部を加え、70〜80℃
で加熱溶解後、40℃まで冷却する。次に、塩酸5部を
含む水100部に1−o−)ジルビグアニド10部(0
,05mol )を加え完溶し、先の溶液に滴下した。
滴下後pH=3に調整し、40℃まで昇温する。沈殿を
ろ取し、100部の水で洗浄し、乾燥した。
化合物例1を主成分とする着色剤35部を得た。
製造例 2 (化合物例2の製法) 製造例1で用いた反応器に、水150部とブチルグリシ
ジルエーテル13部(0,1モル)を加え、次いで遊離
酸型のC,1,ダイレクト ブラック154 77部(
0,1mol)を加え良く分散後ジェタノールアミン2
0部に加え徐々に昇温する。
80〜85℃で反応完結までかきまでた。反応完結後室
温まで放冷した。
次に、塩酸5部を含む水100部に1−o−トリルビグ
アニド10部(0,05mol )を加え完溶し、先の
溶液に滴下した。滴下後pH=3に調整し、40℃まで
昇温する。沈殿をろ取し、100部の水で洗浄し、乾燥
した。収率は80%であった。
製造例 3 (化合物例3の製法) 製造例1で用いた反応器に、水150部とグリシドール
7.5部(0,1モル)を加え、次いで遊離酸型のC,
1,アシッド レッド8770部(0,1mol)を加
え室温で30分攪拌分散後、トリエタノールアミン25
部に加え徐々に昇温する。
85〜90℃で反応完結まで攪拌する。反応終了後、温
湯90部と1.3−ジフェニルグアニジンl096部(
0,05mol )を加え、均一になるまで攪拌した後
10%苛性ソーダ水溶液でpH8〜9に調整し、I退役
、水を加え計360部となし、C,1,アシッド レッ
ド8720%溶液に相当する着色剤の濃度溶液を得た。
。 製造例 4 (化合物例4の製法) 製造例Iで使用したC、1.アシッド イエロー9のジ
フェニルグアニジン付加物は次のような方法で製造した
水1000部とC,I  アシッド イエロー9200
部を31のフラスコに取り、かきまぜながら、70℃ま
で加熱、溶解し、完溶後放冷する。
硫酸90部を含む水500部に1.3−ジフェニルグア
ニジン106部を完溶し、先の溶液にかきまぜながら3
0℃以下で滴下後、pH=3に調整し、40℃まで加熱
する。沈殿物をろ取し、乾燥して、C,1,アシッド 
イエロー9のジフェニルグアニジン付加物270部を得
た。
製造例1で用いた反応器に、水150部とメチルグリシ
ジルエーテル8.7部(0,1モル)を加え、次いでC
,1,アシッド イエロー9のジフェニルグアニジン付
加物56.6部(0,1モル)を加え室温で30分かき
まぜ分散後、50%苛性ソーダlθ部に加え徐々に昇温
する。95〜100℃で反応完結までかきまぜた。
反応混合物を硫酸15部を含む500部の水に注入し、
良く分散する。沈殿をろ取し、100部の1%硫酸水、
次いで100部の水で洗浄し、乾燥した。着色剤化合物
60部を得た。
得られた着色剤化合物を高速液体クロマトグラフィー(
HI、C)で分析を行なったところ、次の様な組成であ
った。着色剤化合物は以下の4成分の相互反応物を含む
C01,アシッドイエロー9のメチル グリシジルエーテル付加物    約35%C土アシッ
ドイエロー9     約30%ジフェニルグアニジン
のメチル グリシジルエーテル付加物    約20%ジフェニル
グアニジン       約15%注)高速液体クロマ
トグラフィー条件二様   種: ウォーターズ社製、 6000A  ABS−440型 カ  ラ  ム:   RP−187μキャリアー: 
アセトニトリル−水系 デテクター:  Abs−254 製造例 5 (化合物例5の製法) 製造例!で用いた反応器に水150部、トリメチルチオ
尿素6部(0,05モル)を加え、次いで遊離酸型のC
,1,ダイレクト ブラック9゜56部(0,1モル)
を加え良く分散後、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル8.7部(0,05モル)を加え分散後、ジェタ
ノールアミン20部を加え徐々に昇温する。80〜85
℃で反応完結までかきまでた。
反応終了後、温湯100部を加え10%苛性ソーダ水溶
液でpH=  l O−10,5に調整して濾過し、水
を加え計280部とした。
得られた溶液は、C,1,ダイレクト ブラック902
0%溶液に相当する着色剤化合物の濃厚溶液であった。
製造例 6 (化合物例6の製法) 製造例夏で用いた反応器にn−プロピルアルコール15
0部、シクロヘキシルアミン 19.8部(0,2モル
)を加え、次いで遊離酸型のC,I。
アシッド ブルー90 83.2 部(0,1モル)を
加え良く分散後、ブチルグリシジルエーテル13部(0
,1モル)を加え分散後、ジェタノールアミン20部を
加え徐々に昇温する。90〜95℃で反応完結までかき
までた。
反応終了後、n−プロピルアルコール100部を加えp
H=7〜8に調整してシ濾過し、 n−プロピルアルコ
ールを加え計417部とした。
得られた溶液は、c、r、アシッド ブルー9020%
溶液に相当する着色剤化合物の濃厚溶液であった。
化合物例7〜13 製造例1〜9に於て、染料、エポキシ化合物、アミン化
合物を代え該化合物を製造した。その反応組成・条件を
表−1に示した。
実施例 1 化合物例2の着色剤8部を蒸溜水40部に分散し、10
%水酸化リチウム水溶液でpi−18〜9に調整し溶液
を得た。次いで、エチレングリコール10部、ジエチレ
ングリコール10部、チオジグリコール5部、防腐剤0
.3部、活性剤0.2部および蒸溜水を加え、計100
部となし、60〜70℃にて加温・溶解し、工業用濾紙
で濾過して黒色インキを得た。
得られたインキ組成物をサインペン容器にセットし、筆
記テストを行なったところ、ペン先部分でのインキのか
すれがなく、常時円滑にインキが流出し、筆跡は色調鮮
明であった。筆記30分後、蒸溜水に浸漬し耐水テスト
したところ良好であった。また、室温で6力月以上放置
しても安定であった。
実施例 2 化合物例3の着色剤の濃厚溶液    40部エチレン
グリコール         10部ジエチレングリコ
ール        10部プロピレングリコール  
       5部防腐剤             
  0.3部活性剤              0.
2部蒸溜水              345部以上
の配合物を60〜70℃にて加温・溶解し、工業用濾紙
で濾過して赤色インキを得た。
得られたインキ組成物をサインペン容器にセットしテス
トを行なったところ良好であった。
実施例 3 化合物例4の着色剤          4部ジエチレ
ングリコール        10部2−ピロリドン 
           10部ジェタノールアミン  
         4部防腐剤           
   0.3部活性剤              0
.3部蒸溜水              71.4部
以上の配合物を60〜70℃にて加温・溶解し、工業用
濾紙で濾過して黄色インキを得た。
実施例 4 化合物例1の着色剤          3部グリシド
ール付加c、r、アシッド    2部バイオレット4
1 エチレングリコール         10部ジエチレ
ングリコール        10部N−メヂルピロリ
ドン         5部トリエタノールアミン  
        2部防腐剤            
   0.3部活性剤               
0,2部蒸溜水              67.5
部以上の配合物を60〜70℃にて加温・溶解し、工業
用1紙で濾過して紫色インキを得た。
実施例 5 化合物例8の着色剤の濃厚溶液    40部ジエチレ
ングリコール        10部プロピレングリコ
ール         5部グリセリン       
      5部活性剤              
0.2部蒸溜水              39.8
部以上の配合物を60〜70℃にて加温・溶解し、工業
用1紙で濾過してオレンジ色インキを得た。
実施例 6 化合物例11の着色剤の濃厚溶液   25部グリセリ
ン            10部エチレングリコール
          5部トリメチロールプロパン  
      5部防腐剤              
 0.5部活性剤              0.1
部蒸蒸水水             54.4部以上
の配合物を60〜70℃にて加温・溶解し、工業用−紙
で濾過して青色インキを得た。
実施例 7 化合物例6の着色剤の n−プロピルアルコール溶液     30部エタノー
ル              40部メチルセロソル
ブ          20部タマノール 100−8
       10部(荒用化学工業製;フェノール樹
脂) 以上の配合物を50〜70℃にて加温・溶解し、工業用
濾紙で濾過して青色インキを得た。
実施例 8 化合物例9の着色剤          7部化合物例
7の着色剤          1部エタノール   
           40部n−プロピルアルコール
       32部メチルセロソルブ       
   10部ハロン ll0H(ケトン樹脂)    
10部以上の配合物を実施例7と同様に処理し赤色アル
コール性インキを得た。
実施例 9 化合物例13の着色剤         9部化合物7
の着色剤           1部エタノール   
           40部n−プロピルアルコール
        20部メチルセロソルブ      
    20部スルホアマイド樹脂         
10部以上の配合物を実施例7と同様に処理し黒色アル
コール性インキを得た。
実施例 10 化合物例5の着色剤の濃厚溶液    25部ジエチレ
ングリコール         5部2−ピロリドン 
            5部トリエタノールアミン 
         5部防腐剤           
    0.2部蒸溜水              
59.8部以上の配合物を充分混合シ、60〜70℃に
て加温・溶解した後、ボアーサイズ0.8μのメンブラ
ンフィルタ−にて1過精製し黒色ジェット印刷用インキ
を得た。
実施例 11 化合物例10の着色剤の濃厚溶液゛  40部メチルセ
ロソルブ          20部スコアロール 9
00        10部(花王石鹸社製、活性剤) 水酸化リチウム            4部蒸蒸水水
            34.5部以上の配合物を7
0〜80℃にて加温・溶解し、工業用−紙で濾過して桃
色OHP用インキを得た。
実施例 12 化合物例12の着色剤の濃厚溶液   50部グリセリ
ン            45部アラビアガム   
           5部以上の配合物を充分混合シ
、70〜g o、’cにて加温・溶解し、工業用ろ紙で
ろ過して黒色スタンプインキを得た。
実施例 13 化合物例1の着色剤          5部化合物例
2の着色剤         15部化合物9の着色剤
           5部フェニルグリコール   
      45部ベンジルアルコール       
  10部トリエタノールアミン          
5部ポリビニルピロリドン          5部ハ
ロン ll0H(ケトン樹脂)     10部以上の
配合物を80〜90℃にて加温・溶解し、珪原土のプリ
コートろ過を行なって、黒色ボールペン用インキを得た
インキをサインベン容器またはボールペン容器にセット
後、JIS  P  3201の用紙に、筆記試験器で
連続筆記し、その筆跡を初筆30分後に蒸留水に24時
間浸漬し、引き上げ、風乾後事跡を観察し評価を行なっ
た。結果を表−2に示す。
比較例1〜6および10〜12 各実施例に使用した着色剤の代りに、原料の染料のナト
リウム塩を用いて、同様組成の配合物にし各インキを調
製した。
比較例7〜9および13 各実施例に使用した着色剤の代りに、原料の染料のジフ
ェニルグアニジン塩を用いて、同様組成の配合物にし各
インキを調製した。
インキをサインペン容器またはボールペン容器にセット
後、実施例と同様に耐水テストを行なった。結果を表−
2に示す。
表−2 耐水性評価: 5 :もとの筆跡が100〜90%残る4 :もとの筆
跡が90〜70%残る 3 :もとの筆跡が70〜50%残る 2 :もとの筆跡が50〜30%残る l :もとの筆跡が30〜IO%残る 0 :もとの筆跡が10〜0%残る 安定性評価:(インキを50℃で2ケ月放置したときの
安定性。) ◎:優透 ゛O:良好 △:可   ×:不可

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、以下の3成分; (a)活性水素を有する水溶性染料、 (b)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、RはC_1〜C_4のアルキル基または−CH
    _2OR_1(R_1は水素、枝分れがあってもよいC
    _1〜C_5のアルキル基、C_1〜C_5のアルケニ
    ル基、(メタ)アクリル酸基、プロピルトリメトキシシ
    ランまたは分子量300以下の多価アルコール残基を示
    す)] で表わされるエポキシ基を有する化合物、および (c)アミン化合物 の反応混合物を着色剤として含有するインキ組成物。 2、反応混合物が(a)、(b)および(c)の3成分
    のうち2成分を反応し、次いで残りの一成分と反応する
    ことにより得られる第1項記載のインキ組成物。
JP60043214A 1984-06-29 1985-03-04 インキ組成物 Granted JPS61203182A (ja)

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US06/749,086 US4666519A (en) 1984-06-29 1985-06-26 Aqueous ink composition
EP85108036A EP0168694B1 (en) 1984-06-29 1985-06-28 Aqueous ink composition
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057062A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 General Co Ltd インクジェットインク

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964677A (ja) * 1982-10-05 1984-04-12 Dainippon Ink & Chem Inc インクジエツトプリンタ−用マゼンタ色インク

Patent Citations (1)

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