JP2514339B2 - 焦点検出装置の光学系 - Google Patents

焦点検出装置の光学系

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JP2514339B2 JP61275039A JP27503986A JP2514339B2 JP 2514339 B2 JP2514339 B2 JP 2514339B2 JP 61275039 A JP61275039 A JP 61275039A JP 27503986 A JP27503986 A JP 27503986A JP 2514339 B2 JP2514339 B2 JP 2514339B2
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    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
    • G02B7/346Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane using horizontal and vertical areas in the pupil plane, i.e. wide area autofocusing

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Description

【発明の詳細な説明】 a.技術分野 本発明は、カメラ等の映像機器における焦点検出装置
の光学系に関するものである。
b.従来技術およびその問題点 本出願人は、先に出願した特願昭60−166580号「焦点
検出装置の光学系」の発明において、第7図に示す光学
系を開示し、分割光学素子5の直前に補助レンズ3を配
し、かつ、コンデンサーレンズ2の後面を回転楕円面と
することで、光量分布やディストーションが従来装置よ
り改善されることを示した。
尚、この図において、1は測距ゾーン(フィルム等価
面),4は絞り,6はセンサーであり、riは各面の曲率半
径,diは空気間隔またはレンズ厚,niは各レンズの屈折率
を示す。
しかし、第8図に示されるように、特願昭60−166580
号の実施例では、補助レンズ3の直後に置かれた絞り4
が偏芯しているため、絞り4を通過した光束は補助レン
ズ3を主原因とした横の色収差を発生させる。従って、
絞り4の直後に置かれた分割光学素子5の光軸が、絞り
4の開口中心に対して、偏芯していなければ、波長
(λ)によってその横の色収差がセンサー6上に第8図
の如く発生する。
さて、上述の実施例は、分割光学素子5によって二像
に分割し、その分割された二像間の相対的位置ずれか
ら、焦点位置を検出しようとするものであるから、前述
の横の色収差が、被写体のスペクトル分布によっては、
同じ物体距離であっても、異なった相対的位置ずれを発
生させる原因となる。
従って、あらかじめ定められた相対的位置ずれとなる
ように、焦点位置を制御する方法をとる限りにおいて
は、合焦位置は被写体のスペクトル分布によって左右さ
れてしまう。
つまり、赤い被写体と青い被写体とでは、撮影レンズ
の合焦位置が異なって設定されてしまうことになり、横
の色収差の存在は大変有害なものである。
特願昭60−166580号の実施例において、分割光学素子
5が絞り4の開口中心に対して偏芯していないとした時
の、被写体のスペクトル分布に対する合焦位置のずれを
示したものが第9図である。この図は撮影レンズの色収
差は含んでいない。
c.目的 本発明は、撮影光学系の焦点面と共役な測距ゾーンの
後方に配置したコンデンサレンズと;このコンデンサレ
ンズの後方に配置した補助レンズと;この補助レンズの
さらに後方に配置した、該補助レンズの光軸に対して偏
芯させて対称に配置した一対の絞りと;この一対の絞り
の直後に配置された一対の分割光学素子と;を有し、こ
の一対の絞り及び分割光学素子を介して再結像した一対
の被写体像の相対的位置ずれを検出して被写体の焦点位
置を検出する焦点検出装置の光学系であって、横の色収
差を補正し、被写体のスペクトル分布による合焦位置の
ずれを補正することができる焦点検出装置を得ることを
目的とする。
d.発明の概要 本発明は、一対の分割光学素子の光軸をそれぞれ、該
一対の分割光学素子による色収差が波長の増大につれて
減少するように、前記絞りの開口中心より、主光軸から
遠ざかる方向に偏芯させたことを特徴としている。
このように構成すると、再結像面における被写体像の
横の色収差を補正し、被写体のスペクトル分布による合
焦位置のずれを補正することができる。
具体的には、例えば、絞りの偏芯量をΔh4、絞りの開
口中心からの各分割光学素子の偏芯量をΔh5-4、補助レ
ンズの曲率半径をr4、各分割光学素子の曲率半径をr7
するとき、 1<(r4・Δh5-4)/(r7・Δh4)<2 (但し、曲率半径は凸面を正とし、偏芯量は主光軸より
遠ざかる方向を正とする)を満足するように、Δh5-4
定めるとよい。
e.実施例 第1図は、本発明の目的を達するための実施例の要部
を示したものであり、全体の構成部材(要素)は第7図
と同じである。但し、第7図とは、分割光学素子5の光
軸を、絞り4の開口中心より、主光軸に対し所定量Δh
5-4だけ外方(遠方)に位置(偏芯)させている点で異
なっている。
この所定量すなわち偏芯量Δh5-4は、補助レンズ3の
曲率半径r4,分割光学素子5の曲率半径r7及び絞り4の
開口中心の偏芯量Δh4を用いて、 と定義すると、 1<δ<2 ……(1) を満足するように定められる。但し、曲率半径は凸面を
正とし、偏芯量は、コンデンサーレンズ及び補助レンズ
の光軸(主光軸)より遠ざかる方向を正とする。
補助レンズ3は、コンデンサレンズ2の光軸を通っ
て、光軸に対して偏芯した絞り4の一対の開口中心に入
射する主光線を、該一対の絞開口に対しほぼ垂直に入射
させる作用をし、それによって、開口効率を向上させる
ことができる。また、コンデンサレンズ2の収差補正の
一部を負担して、歪曲収差を良好に補正することができ
る。
以下、具体的な実施例をあげる。尚、ここで示される
各パラメータは第7図を参照のこと。
(イ)δ=1.27の場合 (ロ)δ=1.39の場合 (ハ)δ=1.67の場合 但し、(イ),(ロ)及び(ハ)の実施例とも、コン
デンサーレンズ2の後面(r3)は、 h;光軸からの高さ k;非球面係数 で表わされる非球面である。
次に、上述の構成について更に説明する。第1図にお
いて、簡単なモデル化を行うと、補助レンズ3は頂角が
上を向いたプリズムに、分割光学素子5は頂角が下を向
いたプリズムに置き換えられる。つまり、各々の頂角が
等しい時、近似的に色補正がなされたと考えられる。こ
の時、 が成り立つ。
しかし、(2)式によって定められた偏芯所定量Δh
5-4では、 (i)コンデンサーレンズによる横の色収差 (ii)補助レンズ3と分割光学素子5の厚み分による横
の色収差 の補正はなされない。
従って、(i)及び(ii)を原因とする横の色収差を
補正するには、分割光学素子5から、定められた位置に
あるセンサー6上で、各波長の主光線がクロスするよ
う、(2)式より求まったΔh5-4より、更に多くの偏芯
を行う必要がある。
一方、撮影レンズの色の球面収差は、第5図のよう
に、短波長光に比べて、長波長光において補正不足の形
となることが多く、このため、焦点検出装置が検出する
合焦位置(AFピント位置)7に対する撮影レンズの開放
ピント位置8は、短波長に比べると長波長側の方がアン
ダーとなる傾向がある。
すなわち、前記AFピント位置7の波長に対する関数A
(λ)と撮影レンズの開放ピント位置8の波長に対する
関数P(λ)は、第6図(a)のようになり、A(λ)
−P(λ)なる差関数を定義すると、第6図(b)のよ
うに波長の増大につれて、この差関数の値、つまり、焦
点検出装置が検出するAFピント位置と撮影レンズの開放
ピント位置との差が大きくなる。本発明は、焦点検出装
置の色収差を、この差関数の傾向を打ち消すように発生
させることにより、撮影レンズのAFピント位置と開放ピ
ント位置のずれをなくすという着想によるものである。
すなわち、 (iii)撮影レンズのAFピント位置と開放ピント位置と
の差関数の値が波長の増大につれて大きくなるという傾
向 を補正するために、本願発明は一対の分割光学素子を光
軸から遠ざかる方向にそれぞれΔh5-4だけ偏芯させたも
のである。
上述の手順に従って設計されたものが、表−1,表−2
及び表−3である。表−1,表−2の実施例における色収
差は、ほぼ同程度で、かつ補正過剰もおさえぎみにした
ものである。その色収差は、各々第2図,第3図に示
す。表−3の実施例は、前記2例よりもなお、補正過剰
にして設計されたものである。前述の差関数には様々な
形態があるため、表−3の実施例の場合でも有効であ
る。従って、δの満たすべき不等式は、実施例で有効と
された範囲よりも、(1)式に示すように、やや広めに
とっておいても有効となる場合が十分ありうる。
f.効果 以上のように本発明は、撮影光学系の焦点面と共役な
測距ゾーンの後方に配置したコンデンサレンズと;この
コンデンサレンズの後方に配置した補助レンズと;この
該補助レンズのさらに後方に配置した、該補助レンズの
光軸に対して偏心させて対称に配置した一対の絞りと;
この一対の絞りの直後に配置された一対の分割光学素子
と;を有し、この一対の絞り及び分割光学素子を介して
再結像した一対の被写体像の相対的位置ずれを検出して
被写体の焦点位置を検出する焦点検出装置の光学系にお
いて、被写体のスペクトル分布による合焦位置のずれを
防止するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の要部拡大図、 第2図,第3図及び第4図は、各々表−1,表−2及び表
−3の実施例における色収差図、 第5図は、一般的撮影レンズの色の球面収差と、開放ピ
ント位置8及びAFピント位置7との関係を説明する図、 第6図(a)は、AFピント位置と開放ピント位置の波長
に対する関数A(λ),P(λ)の一般特性を示す図、 第6図(b)は、差関数A(λ)−P(λ)の「傾向」
を示した図、 第7図は、先行例を示す全体説明図、 第8図は、先行例における横の色収差の発生状況を説明
するための図、 第9図は、先行例の色収差図である。 3:補助レンズ、4:絞り 5:分割光学素子、6:センサー 7:AFピント位置、8:開放ピント位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影光学系の焦点面と共役な測距ゾーンの
    後方に配置したコンデンサレンズと;このコンデンサレ
    ンズの後方に配置した補助レンズと;この補助レンズの
    さらに後方に配置した、該補助レンズの光軸に対して偏
    心させて対称に配置した一対の絞りと;この一対の絞り
    の直後に配置された一対の分割光学素子と;を有し、こ
    の一対の絞り及び分割光学素子を介して再結像した一対
    の被写体像の相対的位置ずれを検出して被写体の焦点位
    置を検出する焦点検出装置の光学系であって、 上記一対の分割光学素子の光軸をそれぞれ、該一対の分
    割光学素子による色収差が波長の増大につれて減少する
    ように、前記絞りの開口中心より、主光軸から遠ざかる
    方向に偏芯させたことを特徴とする焦点検出装置の光学
    系。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 前記絞りの偏芯量をΔh4、前記絞りの開口中心からの前
    記分割光学素子の偏芯量をΔh5-4、前記補助レンズの曲
    率半径をr4、前記分割光学素子の曲率半径をr7とすると
    き、 1<(r4・Δh5-4)/(r7・Δh4)<2 (但し、曲率半径は凸面を正とし、偏芯量は主光軸より
    遠ざかる方向を正とする) を満足するように、前記Δh5-4を定めた焦点検出装置の
    光学系。
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