JP2513671B2 - シ−ト給送装置 - Google Patents

シ−ト給送装置

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JP2513671B2
JP2513671B2 JP62082585A JP8258587A JP2513671B2 JP 2513671 B2 JP2513671 B2 JP 2513671B2 JP 62082585 A JP62082585 A JP 62082585A JP 8258587 A JP8258587 A JP 8258587A JP 2513671 B2 JP2513671 B2 JP 2513671B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像
形成装置のシート給送装置に係り、例えば、両面、多重
の画像形成機能を有する画像形成装置における中間トレ
イ部等シートを再給送するシート給送装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、両面、或いは多重画像形成機能を有する画像形
成装置は、中間トレイ等のシート再給送部を備えて、第
1回目の画像形成を終えたシートを一旦集積し再給送す
るのが一般的である。そして、該画像形成装置にあって
は、シート再給送部に集積したシートを重送やジャムを
生じることなく、適正に1枚ずつ順次画像形成部に向け
て再給送することが重要で、このように構成された画像
形成装置の一例として、第6図に示すような両面複写機
能を備えた複写装置M1がある(特開昭55−6390号参
照)。
該複写装置M1は、感光ドラム71等からなる複写部(画
像形成部)72を有すると共に、中間トレイ73を備えてお
り、両面複写の際、第1面目の複写を終えた再給送シー
トを中間トレイ73内に1枚ずつセットバックした状態で
積載するように構成されている。そして、第1面目の複
写を終えた再給送シートが中間トレイ73上に排出される
と、該シートは中間トレイ73の下流側に配置されたロー
ラ対75によって直ちに複写時の搬送速度より低速度で所
定量送り出される。この動作がシートを中間トレイ73上
に排出する度ごとに行われて、シートは下流側に設けら
れた搬送ベルト76上に最下位のものから順次一定間隔で
セットバックした状態で積載され、該搬送ベルト76にて
下流側に配置されている搬送ローラ対77に向けて移送さ
れる。そして、搬送ローラ対77の手前には搬送ベルト76
にて移動されるシートの最先端を検知する光反射式セン
サ等の紙検センサ79が配置されていて、先頭の最下位に
位置するシートが該紙検センサ79に達すると、その先端
が検知され、その検知タイミングにより該シートの先端
が搬送ローラ対77に達する時点で搬送ベルト76が停止さ
れる。そこで、該最下位のシートが1枚、搬送ローラ対
77の第2面目の複写タイミングに応じた起動にて再び複
写部72へと、複写時とほぼ同一の速度で給送される。そ
して、2枚目以降のシートは、搬送ベルト76の間欠送り
にて第2面目の複写タイミングに応じて順次搬送ローラ
対77に移送され、更に該搬送ローラ対77にて順次1枚ず
つ複写部72へと給送される。この際、これらシートは一
定の間隔でずれて積載されているので、搬送ベルト76の
間欠送りをシートのずれ量と同じ量だけ順次繰り返すこ
とで、順次1枚ずつ搬送ローラ対77に移送される。
しかし、シートをセットバックして1枚ずつずらして
積み重ねていく場合、シートのあばれや搬送時のずれ等
で積載されたシートの間隔は所定値に比べ若干の誤差が
避けられない。例えば、第7図に示すように、シートを
ずらし量20mmで順次5枚積み重ねた場合、1枚ごとのず
らし量に±1mmの誤差を生じるとすれば、5枚目のシー
トの先端は誤差が積み重なって1枚目のシートの先端か
ら76mmないし84mm後方の位置になる。そこで、5枚目の
シートのために、1枚目のシート送り込みに際して、4m
mという5枚目のシートの誤差を見込んで、搬送ベルト7
6を初期送り量として4mm余分に送り、以下2枚目以降
は、シートのずらし量の称呼値20mmと同じだけ順次搬送
ベルト76を移動することで、5枚目のシートを確実に搬
送ローラ対77に送り込むことができる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、積載シートが増えれば、上述誤差がそれだ
け積み重なって、搬送ベルト76の初期送り量を多くする
必要が生じる。また、積み重なった誤差が10mm,15mmと
多くなると、シートのずらし量を越える場合も生じるこ
とになり、この誤差を極力少なくする必要性と共に、シ
ートのずらし量自体をもっと多くする必要も生じる。
従って、上述のようにシートを1枚ずつずらして積載
する場合、積載可能枚数がシートを積載する搬送ベルト
76の長さとシートのずらし量とで決まるため、このシー
トのずらし量の設定が重要となるが、前述のように積載
枚数を増やすためにはシートのずらし量を多くとらなけ
ればならないという矛盾が生じ、積載枚数を増やそうと
する際の大きな障害となる。
また、このような問題に対応して、第8図に示すよう
に、紙検センサ79を搬送ローラ対77にできるだけ接近し
て配置して、搬送ベルト76に積載されたシートを1枚ず
つ必ず検知センサ79で検知するようにすれば、シートの
ずれ量が多少ばらついたとしてもシートを精度良く搬送
ローラ対77に順次送り込むことができる。しかし、シー
トのずらし量lは、紙検センサ79が必ずシートの先端を
検知し得るように、搬送ローラ対77と紙検センサ79との
距離D1より大でなくてはならない。また、シートの搬送
ローラ対77への押し込みを確実にするためシートにルー
プを形成させる場合には、ループ量をaとすると、l>
D1+aでなければならない。そして、一般に搬送ローラ
対77のローラの半径が10ないし20mm程度あることや、紙
検センサ70自体の形状から搬送ローラ77と紙検センサ79
との距離D1の値が15ないし20mm程度となり、シートのず
らし量lはこれより大となってずらし量縮小の限界が生
じ、シートの積載枚数を十分に増加することができな
い。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とし、給
送方向先端を順次所定ずらし量にて積載した積載シート
を近接する順に給送するシート給送手段と、該シート給
送手段の上流側にて正逆自在に駆動されて前記シートを
正逆両方向に移動し得るシート移動手段と、該シート移
送手段と前記シート給送手段との間にて前記シートの存
在・非存在を検知するシート移送検知手段と、前記シー
ト給送手段により最近接のシートを給送した後の状態
で、前記シート移送検知手段がシートの非存在を検知す
るまで、前記シート移送手段を逆方向に駆動する指令を
発するシート復帰手段と、を備えることを特徴とするシ
ート給送装置にある。
(ホ) 作用 上述手段に基づき、給送方向先端を順次所定のずらし
量にて積載された積載シートはシート移送手段によって
シート給送手段に向けて移送される。そして、該移送の
際、積載シートのうちシート給送手段に近接するシート
がシート移送検知手段に検知されると、シート移送手段
が所定のタイミングで駆動を停止され、該積載シート
は、そのシート給送手段に近接するシートをシート給送
手段に確実に送り込まれて停止する。この状態で、シー
ト給送手段の起動でシート給送手段に送り込まれたシー
トが引き抜かれて給送される。そして、シート給送手段
により、最近接のシートが引き抜かれると、シート移送
検知手段は、残留シートの存在を検知することになり、
これによりシート復帰手段が、シート移送手段を逆方向
に駆動し、該逆方向回転は、前記シートの移送検知手段
が残留シートの非存在を検知するまで続いて、該検知に
より停止する。そして、順次シートを給送するごとに上
述工程が繰り返され、積載シートがシート給送手段へ向
けて移送される度ごとに、積載シートのうちシート給送
手段に近接するシートがシート移送検知手段に検知され
てシート給送手段に送り込まれる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
本実施例に係る両面、多重複写機Mは、第2図に示す
ように、機体1の略々中央部に感光ドラム3等からなる
複写部(画像形成部)2を有すると共に、機体1上方に
原稿載置台4、光源5及びレンズ系6を備えている。ま
た、機体1の図中右方には2個の給紙カセット7a,7bが
配置されている。そして、上記感光ドラム3の周辺には
それぞれ異なる色のトナーを内蔵した2個の現像器9a,9
bが所望の色で複写できるように矢印方向に移動してセ
ット・リセット可能なように設けられ、さらに転写用帯
電器10及び分離帯電器11、そしてクリーナ12及び一次帯
電器13が配設されている。また、上記給紙カセット7a,7
b上方には給紙ローラ14a,14bが配設され、それぞれ搬送
ローラ対15a,15b、経路16a,16bを介してシートSがレジ
ストローラ対17に案内される。更に、機体1の下方には
シート給送装置を構成するシート再給送部19が配置され
ており、該シート再給送部19から多重複写または両面複
写されるシートSが上記レジストローラ対17を介して複
写部2に向けて再給送されるようになっている。また、
分離帯電器11に続く搬送装置18の後流には定着器20が配
設されており、更に、該定着器20の後流には第1の排出
ローラ対21がシートSを通常第2の排出ローラ対22を介
して機外のトレイ等に排出すべく配設されている。そし
て、上記第1の排出ローラ対21と第2の排出ローラ対22
との間にはフラッパ23および補助フラッパ24が配設され
ており、また検知アーム25aと光センサ25bとからなる排
出部紙検センサが設けられていて、通常第1の排出ロー
ラ対21から排出されたシートSが実線位置のフラッパ23
の上側に沿って搬送されると、その搬送力により補助フ
ラッパ24が矢印方向に揺動され、それに基づいて移動す
る検知アーム25aにより光センサ25bが作動されて、シー
トSの通過を検知する。そして、シートSは正転する第
2の排出ローラ対22によって機外に排出される。
これに対し、両面複写に際しては、シートSは途中ま
では上記通常時と同様に第2の排出ローラ対22の正転に
よって部分的に機外に排出されるが、シートSの後端が
上記補助フラッパ24を離れた時点で上記排出部紙検セン
サ25a,25bの検知により第2の排出ローラ対22が逆転駆
動され、シートSは補助フラッパ24およびフラッパ23の
左側部にガイドされて経路27へと導入される。
また、多重複写に際しては、フラッパ23が点線位置に
切換えられ、第1の排出ローラ対21から排出されたシー
トSはフラッパ23の右側部のガイド作用により経路27へ
直接導入されるようになっている。
そして、経路27へ導入されたシートSはシート再給送
部19に搬送され、該シート再給送部19から前記レジスト
ローラ対11に向けて再給送される。
そして、上記シート再給送部19には、第1図に詳示す
るように、経路27に臨んで上流側搬送ローラ対29が、ま
た略々中央部にシート移送手段を構成するステップロー
ラ対30が配置されており、更に該ステップローラ対30か
ら所定の距離Cを置いてシート給送手段を構成する下流
側搬送ローラ対31が配置されている。なお、上記所定の
距離Cは、シートSの給送方向長さLと、シートSの所
定の積載ずらし量lとの関係において、 L−l<C<L …(1) である。また、上流側搬送ローラ対29とステップローラ
対30との間には上流側上下ガイド32a,32bが、またステ
ップローラ対30と下流側搬送ローラ対31との間には下流
側上下ガイド33a,33bがそれぞれ配置されており、更に
揺動自在な検知アーム35a及び光センサ35bからなり、シ
ート移送検知手段を構成する再給送部紙検センサが下流
側搬送ローラ対31から所定の距離Dの位置に配設されて
いる。なお、該所定の距離Dは20ないし30mm程度で、該
紙検センサ35a,35bは余裕をもって配置されている。
一方、上記ステップローラ対30は、ステッピングモー
タによって単独に駆動され、正逆両方向に回転が可能で
あると共に、シートSの移送距離を正確に制御し得る。
そして、該ステップローラ対30は、まず、経路27に導入
されたシートSを所定の積載ずらし量lにてセットバッ
クした状態で積載するよう駆動される。
即ち、例えば両面複写モードが選択されると、再給送
シートSが上流側搬送ローラ対29を介してシート再給送
部19に搬入され、停止しているステップローラ対30まで
送られる。そして、該シートSが経路27に導入されるに
先だって排出部紙検センサ25a,25bによって検知された
検知タイミングに基づいて、該シートSがステップロー
ラ対30に送り込まれるタイミングが判断されていて、ス
テップローラ対30は、シートSがステップローラ対30に
確実に送り込まれた時点で、第3図に示すように、正回
転を開始してシートSを送り、該シートSの後端が上流
側下ガイド32bに落下するまでの距離Bだけ送ると停止
する。ついで、該ステップローラ対30が逆回転して、該
シートSを後方に送り、シートSの先端とステップロー
ラ対30との距離が所定の積載ずらし量lと等しい長さに
なるまで戻すと停止して、次のシートSの到着を待つ。
そして、次のシートSが送られてくると上述工程が繰り
返されて、多数のシートS…が所定の積載ずらし量lず
つずれた状態で順次積載される(第1図参照)。
なお、該所定の積載ずらし量lは、後述するシート復
帰手段36により、上述再給送部紙検センサ35a,35bの配
置に係る所定の距離Dよりも小さい(l<D)通常10な
いし20mmに設定され、シートの積載枚数を十分かせげる
ものになっている。
更に、該ステップローラ対30は、上記所定の積載ずら
し量lにて順次積載されたシートS…を第4図に示すシ
ーケンスに従って下流側搬送ローラ対31に順次送り込む
ように起動される。即ち、シートS…の積載が終了する
と、ステップローラ対30が正回転してこれら積載シート
S…を移送し、最下位のシートS1の先端が再給送部紙検
センサ35a,35bに検知されてから所定のタイミング△T1
で停止する。
なお、該所定のタイミング△T1は、ステップローラ対
30のローラの直径dと、これらローラの回転速度(r.p.
s)Rとの関係において、上記最下位シートS1の先端が
上記紙検センサ35a,35bを通過した後、該最下位シートS
1の後端がステップローラ対30から抜け切るに必要な積
載シートS…の移動量L−(C−D)を、ステップロー
ラ対30のローラの周速π・d・Rで除して得られたもの
である。
この状態で最下位のシートS1の先端が下流側搬送ロー
ラ対31に十分送り込まれ、かつ後端がステップローラ対
30から抜けている。
そして、第2面目の複写タイミングに合せて下流側搬
送ローラ対31が回転を開始し、積載シートS…のうちか
ら最下位シートS1が1枚引き抜かれて複写部2に向けて
給送されると、2番目の次位のシートS2が最下位シート
となって、その先端を再給送部紙検センサ35a,35bと下
流側搬送ローラ対31との間に置いて静止する。ここで、
センサ37等にて先の最下位シートS1が引き抜かれたこと
が検知された後において、再給送部紙検センサ35a,35b
の状況が読み取られ、該紙検センサ35a,35bの位置に上
述最下位シートS2があると(シート有り状態)、シート
復帰手段36によって、ステップローラ対30の駆動が切換
えられて該ステップローラ対30は、逆回転を開始し、積
載シートS…を後方に送り、最下位シートS2の先端が該
紙検センサ35a,35bの上流側に復帰され、該紙検センサ3
5a,35bの位置から該最下位シートS2がなくなるまで(シ
ート無し状態)送って停止する。
なお、上記シート復帰手段36による上述ステップロー
ラ対30のシート復帰作動によって、シートの所定の積載
ずらし量lを積載シートS…の移動量L−(C−D)よ
り小とする(l<L−C+D)ことが可能となり、更
に、上述のように再給送部紙検センサ35a,35bを下流側
搬送ローラ対31から余裕をもった所定の距離Dで配置す
ることができる(D>l−(L−C))。
本実施例は以上のような構成よりなるので、両面、或
いは多重複写モードが選択されると、第1面に複写され
て経路27に導入されたシートSは、シート再給送部19に
搬入され、ステップローラ対30によって、一旦該シート
再給送部19に順次多数のシートを積載しうるような間隔
の狭い所定の積載ずらし量lにて積載される。
そして、ステップローラ対30が正回転にて駆動される
と、これら積載シートS…は、下流側搬送ローラ対31に
向けて移送され、その最下位シートS1の先端が再給送部
紙検センサ35a,35bに検知されると、該検知から所定の
タイミング△T1でステップローラ対30の駆動が停止され
て積載シートS…の移送が停止される。即ち、積載シー
トS…は、その最下位シートS1が先端が下流側搬送ロー
ラ対31に十分に送り込まれると共に、後端をステップロ
ーラ対30から抜けた状態で、またその次位のシートS2
先端を再給送部紙検センサ35a,35bと下流側搬送ローラ
対31との間に置いた状態で停止される。そこで、第2面
目の複写タイミングに合わせた下流側搬送ローラ対31の
回転によって、該下流側搬送ローラ対31に送り込まれた
最下位シートS1が1枚だけ引き抜かれ、複写部2に向け
て給送され、該複写部2にて第2面に複写される。
一方、該最下位シートS1の給送後、再給送部紙検セン
サ35a,35bがシート有り状態にあって、ステップローラ
対30は、逆回転して、積載シートS…をその最下位シー
トとなった2番目のシートS2の先端が上記紙検センサ35
a,35b位置より上流側になるまで戻して停止する。
そこで、再びステップローラ対30が正回転を開始し
て、積載シートS…は下流側搬送ローラ対31に向けて移
送され、その最下位シートS2の先端が上述同様に再給送
部紙検センサ35a,35bに検知されると、該検知から所定
のタイミング△T1でステップローラ対30が回転を停止し
て、最下位シートS2が下流側搬送ローラ対31に送り込ま
れ、該下流側搬送ローラ対31にて複写部2に向けて給送
される。そして、他の積載シートS…はステップローラ
対30の逆回転にてその最下位シートの先端が再給送部紙
検センサ35a,35bの上流側になるまで戻される等、上述
行程が繰り返されて、積載シートS…は順次下流側搬送
ローラ対31に送り込まれ、更に複写部2に向けて給送さ
れる。そして、最終シートが給送されると、再給送部紙
検センサ35a,35bがシート無し状態となって、積載シー
トS…の送り出しが終了する。
このように、積載シートS…が下流側搬送ローラ対31
に向けて移送される度ごとに、その最下位シートの先端
が再給送部紙検センサ35a,35bに検知され、該検知から
所定のタイミング△T1で停止されるので、シートの積載
状態のばらつきの影響を無視することができる。
なお、上述ステップローラ対30の積載シート送り込み
動作において、2枚目以降のシート送り込み動作を前の
シートの第2面複写工程中に実施することにより、第2
面の複写タイミングに不用なロスタイムの生じることを
防止でき、基本的には第1面の複写スピードと同等の複
写スピードを確保できる。
また、上述実施例においては、ステップローラ対30を
用いて、シートを所定の積載ずらし量にて順次積載し、
これら積載シートを移送するようにしたが、これに限ら
ず、ベルト等他の移送手段を用いてもよい。
更に、上述実施例において、再給送部紙検センサに揺
動自在な検知アーム35aを備えた再給送部紙検センサ35
a,35bを用いたが、これに限らず、光反射式センサでも
よい。
また更に、上述実施例においては、積載シートは、上
位のシートを順次後退するようにしたが、これに限ら
ず、第5図に示すように、上位のシートを順次前進する
ように積載したもの(特開昭57−4853号参照)でもよ
い。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、シート給送手
段により最近接のシートを給送した後の状態で、シート
移送検知手段がシートの非存在を検知するまで、前記シ
ート移送手段を逆方向に駆動するので、シート給送手段
に向けて移送するシートを移送の度ごとにシート移送検
知手段の上流側に復帰して、シートの積載ずらし量をシ
ート移送検知手段とシート給送手段との配置位置より狭
くしても、シートを給送の度ごとに検知することがで
き、従ってシートの積載ずらし量を狭く設定してシート
の積載枚数を増やすことができる。
また、積載ずらし量を狭くしたシートを給送の度ごと
に検知することができるので、シートの積載ずらし量が
ばらついても給送不良や重送等のない確実、かつ安定し
た給送が維持できる。
更に、シート移送検知手段をシート積層量増加のため
にシート給送手段に無理して近接配置する必要がなくな
って、該検知手段のコストや性能、或いは設置方法等の
選択の自由度が増し、コストダウン、性能の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る両面、多重複写機のシー
ト再給送部の積載シートの送り込みを示す側面図、第2
図は本発明の実施例に係る両面、多重複写機の側断面
図、第3図はそのシート再給送部のシートの積載を示す
側面図、第4図は積載シートの送り込み動作の流れを示
す図、第5図は本発明を適用し得る他の積載シートを示
す側面図、第6図は従来の両面複写機能を備えた複写装
置の側面図、第7図はその積載シートの送り込み動作を
示す図、第8図は他の従来の積載シートの送り込み動作
を示す図である。 19……シート給送装置(シート再給送部)、30……シー
ト移送手段(ステップローラ対)、31……シート給送手
段(下流側搬送ローラ対)、35a,35b……シート移送検
知手段(再給送部紙検センサ)、36……シート復帰手
段、C……シート給送手段とシート移送手段との間隔
(下流側搬送ローラ対とステップローラ対との間隔)、
D……シート移送検知手段とシート給送手段との間隔
(再給送部紙検センサと下流側搬送ローラ対との間
隔)、L……シートの給送方向長さ、l……所定のずら
し量(所定の積載ずらし量)、S……積載シート。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給送方向先端を順次所定のずらし量にて積
    載したシートを近接する順に給送するシート給送手段
    と、 該シート給送手段の上流側にて正逆自在に駆動されて前
    記シートを正逆両方向に移動し得るシート移動手段と、 該シート移動手段と前記シート給送手段との間にて前記
    シートの存在・非存在を検知するシート移送検知手段
    と、 前記シート給送手段により最近接のシートを給送した後
    の状態で、前記シート移送検知手段がシートの非存在を
    検知するまで、前記シート移送手段を逆方向に駆動する
    指令を発するシート復帰手段と、 を備えることを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】前記シート給送手段と、前記シート移送手
    段とが、それぞれ1対の回転ローラを有する、 特許請求の範囲第1項記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】前記シートの給送方向長さL、前記シート
    の所定のずらし量l、前記シート給送手段と前記シート
    移動手段との間隔C、前記シート移送検知手段と、 前記シート給送手段との間隔Dとの関係がD>l−(L
    −C)である、特許請求の範囲第1項記載のシート給送
    装置。
JP62082585A 1987-04-03 1987-04-03 シ−ト給送装置 Expired - Lifetime JP2513671B2 (ja)

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JP62082585A JP2513671B2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03 シ−ト給送装置

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JPS63252843A JPS63252843A (ja) 1988-10-19
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