JP2512783Y2 - フロントシ―ト用ア―ムレスト装置 - Google Patents
フロントシ―ト用ア―ムレスト装置Info
- Publication number
- JP2512783Y2 JP2512783Y2 JP1990085773U JP8577390U JP2512783Y2 JP 2512783 Y2 JP2512783 Y2 JP 2512783Y2 JP 1990085773 U JP1990085773 U JP 1990085773U JP 8577390 U JP8577390 U JP 8577390U JP 2512783 Y2 JP2512783 Y2 JP 2512783Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- operation lever
- front seat
- rear direction
- armrest device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフロントシート用アームレスト装置に関す
る。
る。
(従来技術) 車両のフロントシートに着座する運転者等のためのア
ームレスト装置、すなわちフロントシート用アームレス
ト装置は同フロントシートの一側に起立するコンソール
ボックス等支持台と一体に形成されていて、同支持台の
上面側がアームレストになっている。かかるアームレス
トは自動変速機を搭載した車両においては、自動変速機
用操作レバーの後方に位置している。
ームレスト装置、すなわちフロントシート用アームレス
ト装置は同フロントシートの一側に起立するコンソール
ボックス等支持台と一体に形成されていて、同支持台の
上面側がアームレストになっている。かかるアームレス
トは自動変速機を搭載した車両においては、自動変速機
用操作レバーの後方に位置している。
しかして、現在のフロントシートは車両の前後方向に
位置調整が可能なものが一般的であり、特に運転者にと
ってはシートの前後方向の位置調整を行って、無理の無
い運転姿勢が形成されるようになっている。
位置調整が可能なものが一般的であり、特に運転者にと
ってはシートの前後方向の位置調整を行って、無理の無
い運転姿勢が形成されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記したアームレスト装置においては、ア
ームレストが自動変速機用操作レバーから所定間隔を保
って後方に位置して、同操作レバーの前後方向の傾動操
作に支障がないように配慮されている。このため、フロ
ントシートを前方位置に調整した場合においては同シー
トがアームレストから前方に遠のき、アームレストが十
分に機能し得なくなるおそれがある。
ームレストが自動変速機用操作レバーから所定間隔を保
って後方に位置して、同操作レバーの前後方向の傾動操
作に支障がないように配慮されている。このため、フロ
ントシートを前方位置に調整した場合においては同シー
トがアームレストから前方に遠のき、アームレストが十
分に機能し得なくなるおそれがある。
従って、本考案の目的はかかる問題に対処することに
ある。
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、車両のフロントシートの一側に起立する支
持台の上面側に形成されて自動変速機用操作レバーの後
方に位置するアームレストを備えたフロントシート用ア
ームレスト装置であり、前記アームレストが前記支持台
に前後方向へ摺動可能に組付けられて前記操作レバーの
後部に延在し、同アームレストの前端部に前記操作レバ
ーが連結手段を介して前後方向へ傾動可能の連結してい
ることを特徴とするものである。
持台の上面側に形成されて自動変速機用操作レバーの後
方に位置するアームレストを備えたフロントシート用ア
ームレスト装置であり、前記アームレストが前記支持台
に前後方向へ摺動可能に組付けられて前記操作レバーの
後部に延在し、同アームレストの前端部に前記操作レバ
ーが連結手段を介して前後方向へ傾動可能の連結してい
ることを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) かかる構成のアームレスト装置においては、同装置を
構成しているアームレストを操作レバーにまで延在して
いるため、アームレストの十分な長さを確保することが
できる。このため、たとえフロントシートを前方位置に
調整してもアームレストはなお同シートの一側に位置
し、アームレストの機能を発揮する。また、操作レバー
の前後方向への傾動操作時には、アームレストは同操作
レバーに追従して前後方向に摺動して伸縮するため、同
操作レバーの傾動操作には何等の支障も生じさせない。
構成しているアームレストを操作レバーにまで延在して
いるため、アームレストの十分な長さを確保することが
できる。このため、たとえフロントシートを前方位置に
調整してもアームレストはなお同シートの一側に位置
し、アームレストの機能を発揮する。また、操作レバー
の前後方向への傾動操作時には、アームレストは同操作
レバーに追従して前後方向に摺動して伸縮するため、同
操作レバーの傾動操作には何等の支障も生じさせない。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、
第1図〜第4図には本考案にかかるアームレスト装置が
示されている。当該アームレスト装置はコンソールボッ
クスと一体のもので、車両の左右のフロントシート11
(運転席のみを図示)の中間部にてフロア上に立設され
ている。
第1図〜第4図には本考案にかかるアームレスト装置が
示されている。当該アームレスト装置はコンソールボッ
クスと一体のもので、車両の左右のフロントシート11
(運転席のみを図示)の中間部にてフロア上に立設され
ている。
アームレスト装置20は箱状の支持台21,アームレスト2
2,第1蓋体23,第2蓋体24,およびアームレスト22と操作
レバー12とを互いに連結する連結手段にて構成されてい
る。
2,第1蓋体23,第2蓋体24,およびアームレスト22と操作
レバー12とを互いに連結する連結手段にて構成されてい
る。
支持台21はフロントシート11の一側にてフロア上に固
定されて前後方向に延び、後部が一段高く構成されてい
る。かかる支持台21においては、フロントシート11より
前方の部位にて操作レバー12が前後方向に傾動可能に突
出しており、また後部が上方に開口する箱状に形成され
て、この凹所21aが小物を収容するコンソールボックス
に構成されている。アームレスト22は前後方向に延びる
長方体であり、後端部から前方の中間部にかけて上下方
向に貫通する開口部22aが形成されており、かつ同開口
部22aに略対応する下面部の両側部には第5図に示すよ
うに凸状のレール部22bが形成されている。かかるレー
ル部22bは支持台21の開口部21aの両側部に設けた凹状の
レール部21bに嵌合していて、アームレスト22を前後方
向に摺動可能にしている。第1蓋体23はアームレスト22
の開口部22aを覆蓋するもので、その後端部にて同開口
部22aの後端部に上下方向に回動可能に組付けられてい
る。また、第2蓋体24は支持台21の上面後端部にてその
後端部を上下方向に回動可能に組付けられていて、第1
蓋体23の後端部の上面を覆蓋している。
定されて前後方向に延び、後部が一段高く構成されてい
る。かかる支持台21においては、フロントシート11より
前方の部位にて操作レバー12が前後方向に傾動可能に突
出しており、また後部が上方に開口する箱状に形成され
て、この凹所21aが小物を収容するコンソールボックス
に構成されている。アームレスト22は前後方向に延びる
長方体であり、後端部から前方の中間部にかけて上下方
向に貫通する開口部22aが形成されており、かつ同開口
部22aに略対応する下面部の両側部には第5図に示すよ
うに凸状のレール部22bが形成されている。かかるレー
ル部22bは支持台21の開口部21aの両側部に設けた凹状の
レール部21bに嵌合していて、アームレスト22を前後方
向に摺動可能にしている。第1蓋体23はアームレスト22
の開口部22aを覆蓋するもので、その後端部にて同開口
部22aの後端部に上下方向に回動可能に組付けられてい
る。また、第2蓋体24は支持台21の上面後端部にてその
後端部を上下方向に回動可能に組付けられていて、第1
蓋体23の後端部の上面を覆蓋している。
一方、アームレスト22の前端部には、その左右の中央
部に前方に開口するとともに上下方向に貫通する凹所22
cが形成されている。同アームレスト22の凹所22cには操
作レバー12が臨んでいる。操作レバー12には連結手段を
構成する第1ブラケット13が突設されており、かつアー
ムレスト22の凹所22cの左右両縁部には連結手段を構成
する第2ブラケット25aが突設されている。第1ブラケ
ット13には操作レバー12の長手方向に沿って延びる長孔
13aが形成されており、かつ第2ブラケット25aには第1
ブラケット13の長孔13aを貫通する連結ピン25bが組付け
られている。これにより、操作レバー13とアームレスト
22とが互いに連結され、操作レバー13は前後方向に傾動
可能であり、かつアームレスト22はこれに追従して前後
方向へ摺動する。
部に前方に開口するとともに上下方向に貫通する凹所22
cが形成されている。同アームレスト22の凹所22cには操
作レバー12が臨んでいる。操作レバー12には連結手段を
構成する第1ブラケット13が突設されており、かつアー
ムレスト22の凹所22cの左右両縁部には連結手段を構成
する第2ブラケット25aが突設されている。第1ブラケ
ット13には操作レバー12の長手方向に沿って延びる長孔
13aが形成されており、かつ第2ブラケット25aには第1
ブラケット13の長孔13aを貫通する連結ピン25bが組付け
られている。これにより、操作レバー13とアームレスト
22とが互いに連結され、操作レバー13は前後方向に傾動
可能であり、かつアームレスト22はこれに追従して前後
方向へ摺動する。
かかる構成のアームレスト装置20においては、アーム
レスト22が操作レバー12にまで延在していて、フロント
シート11の前後方向の位置に対して十分な長さが確保さ
れている。従って、運転者がフロントシート11を最前方
の位置に位置調整したとしても、アームレスト22はなお
運転者の一側にあってアームレスト22として機能する。
レスト22が操作レバー12にまで延在していて、フロント
シート11の前後方向の位置に対して十分な長さが確保さ
れている。従って、運転者がフロントシート11を最前方
の位置に位置調整したとしても、アームレスト22はなお
運転者の一側にあってアームレスト22として機能する。
一方、操作レバー12を前後方向へ傾動操作する場合に
は、アームレスト22が同操作レバー12の前後方向の傾動
に追従して前後方向へ摺動する。このため、操作レバー
12の操作機能が損なわれることはない。第2図および第
3図には操作レバー12の後方への操作時と前方への操作
時の状態が示されている。また、アームレスト22には上
下方向へ貫通する開口部22aを設けているとともに、同
開口部22aを開閉する第1蓋体23および同蓋体23の閉鎖
状態を保持する第2蓋体24を設けているので、コンソー
ルボックスとしての機能も確保されている。
は、アームレスト22が同操作レバー12の前後方向の傾動
に追従して前後方向へ摺動する。このため、操作レバー
12の操作機能が損なわれることはない。第2図および第
3図には操作レバー12の後方への操作時と前方への操作
時の状態が示されている。また、アームレスト22には上
下方向へ貫通する開口部22aを設けているとともに、同
開口部22aを開閉する第1蓋体23および同蓋体23の閉鎖
状態を保持する第2蓋体24を設けているので、コンソー
ルボックスとしての機能も確保されている。
第1図は本考案の一実施例に係るアームレスト装置の斜
視図、第2図は操作レバーの後方位置における同アーム
レスト装置の側面図、第3図は操作レバーの前方位置に
おける同アームレスト装置の側面図、第4図は同アーム
レスト装置の蓋体を開放した状態の側面図、第5図は第
3図の矢印V−V線方向の断面図である。 符号の説明 11……フロントシート、12……操作レバー、13……第1
ブラケット(連結手段)20……アームレスト装置、21…
…支持台、22……アームレスト、23,24……蓋体、25a…
…第2ブラケット(連結手段)、25b……連結ピン(連
結手段)。
視図、第2図は操作レバーの後方位置における同アーム
レスト装置の側面図、第3図は操作レバーの前方位置に
おける同アームレスト装置の側面図、第4図は同アーム
レスト装置の蓋体を開放した状態の側面図、第5図は第
3図の矢印V−V線方向の断面図である。 符号の説明 11……フロントシート、12……操作レバー、13……第1
ブラケット(連結手段)20……アームレスト装置、21…
…支持台、22……アームレスト、23,24……蓋体、25a…
…第2ブラケット(連結手段)、25b……連結ピン(連
結手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】車両のフロントシートの一側に起立する支
持台の上面側に形成されて自動変速機用操作レバーの後
方に位置するアームレストを備えたフロントシート用ア
ームレスト装置であり、前記アームレストが前記支持台
に前後方向へ摺動可能に組付けられて前記操作レバーの
後部に延在し、同アームレストの前端部に前記操作レバ
ーが連結手段を介して前後方向へ傾動可能に連結してい
ることを特徴とするフロントシート用アームレスト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990085773U JP2512783Y2 (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | フロントシ―ト用ア―ムレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990085773U JP2512783Y2 (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | フロントシ―ト用ア―ムレスト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443144U JPH0443144U (ja) | 1992-04-13 |
JP2512783Y2 true JP2512783Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31635073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990085773U Expired - Lifetime JP2512783Y2 (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | フロントシ―ト用ア―ムレスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512783Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-13 JP JP1990085773U patent/JP2512783Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0443144U (ja) | 1992-04-13 |
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