JP2512554Y2 - タ―ンテ―ブルの駆動装置 - Google Patents

タ―ンテ―ブルの駆動装置

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JP2512554Y2
JP2512554Y2 JP1990002960U JP296090U JP2512554Y2 JP 2512554 Y2 JP2512554 Y2 JP 2512554Y2 JP 1990002960 U JP1990002960 U JP 1990002960U JP 296090 U JP296090 U JP 296090U JP 2512554 Y2 JP2512554 Y2 JP 2512554Y2
Authority
JP
Japan
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sprocket
turntable
chain
rotation
meshing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990002960U
Other languages
English (en)
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JPH0394451U (ja
Inventor
鈴木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば遊戯施設等に用いられるターンテー
ブルの回転駆動装置に関する。
(従来の技術および課題) 一般に、大型のターンテーブルを回転駆動する場合、
ターンテーブルに固着されるリングギアと、このリング
ギアに噛み合うピニオンを介してモータ回転力を伝達す
るようになっている。
ところが、ターンテーブルの大型化に伴いリングギア
の直径が大きくなると、重量や製作コストが増大すると
いう問題点があった。
本考案は、こうした従来のリングギアおよびピニオン
を廃止して、チェーンおよびスプロケットを介してター
ンテーブルを駆動する装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案では、回転自在に支持
されるターンテーブルと、このターンテーブルにその回
転中心について同心的に連結される環状チェーンと、こ
のチェーンに噛み会うスプロケットと、このスプロケッ
トを回転駆動するモータと、スプロケットをその回転軸
方向に変位可能に支持する手段を設けるとともに、スプ
ロケットとスプロケットを環状チェーンに押圧する手段
とを保持させたケーシングをターンテーブルの回転径方
向に変位可能に設けた。
(作用) モータの回転力によりスプロケットを回転させ、スプ
ロケットに噛み合うチェーンを循環させることにより、
チェーンが連結されたターンテーブルを回転駆動する。
ところが、チェーンはターンテーブルに連結されてそ
の循環軌跡が限定されるため、製作、据え付け誤差等に
原因してターンテーブルの回転時にチェーンの循環軌跡
が所定の円弧から外れる可能性があり、このチェーンに
噛み合うスプロケットの回転中心が変位不能に支持され
た場合、チェーンとスプロケットの噛み合い不良を起こ
したり、噛み合い部分の破損等を招く心配がある。
本発明は、スプロケットをその回転軸方向かつターン
テーブルの回転径方向に変位可能に支持する手段を設け
たため、上記チェーンの循環軌跡の変動にスプロケット
が追従することができ、チェーンとスプロケットの噛み
合いを正常に維持することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図,第2図に示すように、円形のターンテーブル
1はその外周部に複数の車輪2が設けられ、各車輪2は
レール3上を転動してターンテーブル1を回転自在に支
持する。
第3図にも示すように、ターンテーブル1にはその回
転中心と同心的に環状チェーン4が連結される。チェー
ン4を構成する対の駒5の背後にはバックプレート6が
固着され、このバックプレート6が所定の間隔でターン
テーブル1に固着されることにより、チェーン4が略円
形に張設される。
ターンテーブル1の下方にはチェーン4に沿って4つ
の電動モータ7が均等な間隔で配設され、各モータ7に
チェーン4に噛み合うスプロケット8が連結される。
第4図にも示すように、各モータ7が固着される各ケ
ーシング9は2本のピン11を介して基盤19に対して回転
自在に連結される。2本のピン11はチェーン4(ターン
テーブル1)の接線方向に平行に配置され、ケーシング
9が各ピン11を中心に回転することによりスプロケット
8がチェーン4の回転半径方向に変位する。
第5図にも示すように、モータ7の出力軸12の外周に
はスプライン13が軸方向に刻まれ、スプロケット8がこ
のスプライン13に摺動自在に嵌合して軸方向に変位す
る。
スプロケット8のボス部の上下端には円盤上のプレー
ト14,15が固着され、各プレート14,15は出力軸12の外周
に形成された上下段部16,17に当接してその軸方向の変
位が規制される。
ケーシング9にはバックローラ18が回転自在に枢支さ
れ、バックローラ18はバックプレート6に転接してスプ
ロケット13がチェーン4から離れないように追従させ
る。
各モータ7は図示しないコントロールユニットからの
制御信号により互いに同期して同方向に回転作動し、各
スプロケット8に噛み合うチェーン4を所定の円弧に沿
って循環させてターンテーブル1を回転駆動する。
チェーン4はターンテーブル1に固着されその循環軌
跡が限定されているため、製作、据え付け誤差あるいは
レール3の偏摩耗に原因してターンテーブル1の回転時
にチェーン4の循環軌跡が所定の円弧から外れる可能性
があり、スプロケット8の回転中心が変位不能の場合、
チェーン4とスプロケット8の噛み合い不良を起こした
り、噛み合い部分の破損等を招く心配がある。
ところが、スプロケット8はケーシング9を枢支する
ピン11を中心にターンテーブル1の回転径方向に変位可
能に設けられるとともに、スプライン13上を摺動して上
下方向に変位可能に設けられていることにより、チェー
ン4に循環方向に直交する平面上で2次元的に変位する
ことが可能となる。
したがって、ターンテーブル1の回転時に、チェーン
4の循環軌跡が所定の円弧から外れた場合、チェーン4
に噛み合うスプロケット8がバックプレート6に転接す
るバックローラ18を介してチェーン4に追従し、両者の
噛み合い不良を防止して、ターンテーブル1の円滑な回
転を維持するとともに、噛み合い部分の破損等を防止す
ることができる。
(考案の効果) 以上の通り本考案によれば、ターンテーブルの駆動装
置において、ターンテーブルにその回転中心について同
心的に環状チェーンを連結し、このチェーンに噛み合う
スプロケットとを設け、スプロケットをその回転軸方向
かつターンテーブルの回転径方向に変位可能に支持する
手段を設けたため、チェーンとスプロケットの噛み合い
を正常に維持して、装置の耐久性や信頼性の向上がはか
れるとともに、チェーンを用いて比較的に安価なターン
テーブルの駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は同じく
側面図、第3図は要部拡大側面図、第4図は同じく正面
図、第5図は断面図である。 1……ターンテーブル、2……車輪、4……チェーン、
6……バックプレート、7……モータ、8……スプロケ
ット、11……ピン、12……出力軸、13……スプライン、
18……バックローラ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に支持されるターンテーブルと、
    このターンテーブルにその回転中心について同心的に連
    結される環状チェーンと、このチェーンに噛み会うスプ
    ロケットと、このスプロケットを回転駆動するモータ
    と、スプロケットをその回転軸方向に変位可能に支持す
    る手段を設けるとともに、スプロケットとスプロケット
    を環状チェーンに押圧する手段とを保持させたケーシン
    グをターンテーブルの回転径方向に変位可能に設けたこ
    とを特徴とするターンテーブルの駆動装置。
JP1990002960U 1990-01-17 1990-01-17 タ―ンテ―ブルの駆動装置 Expired - Lifetime JP2512554Y2 (ja)

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JP1990002960U JP2512554Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 タ―ンテ―ブルの駆動装置

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JPH0394451U JPH0394451U (ja) 1991-09-26
JP2512554Y2 true JP2512554Y2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=31506803

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5517863A (en) * 1978-07-26 1980-02-07 Toshiba Corp Pcm recording device

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JPH0394451U (ja) 1991-09-26

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