JPH0117719Y2 - - Google Patents

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JPH0117719Y2
JPH0117719Y2 JP3052685U JP3052685U JPH0117719Y2 JP H0117719 Y2 JPH0117719 Y2 JP H0117719Y2 JP 3052685 U JP3052685 U JP 3052685U JP 3052685 U JP3052685 U JP 3052685U JP H0117719 Y2 JPH0117719 Y2 JP H0117719Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
tire
tires
rotating cylindrical
rotating
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  • Friction Gearing (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は横型ドライヤなどの横型回転円筒体を
回転駆動しかつその回転を案内する横型回転円筒
体の支持駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば横型ドライヤや回転キルン、水洗機、ミ
キサなどの横型回転円筒体は、胴端部に蓋体や材
料の投入口などがあるので、周面側から駆動する
ものが多い。
第4図は従来におけるこの種の回転円筒体の支
持駆動装置を示す概略側面図であつて、横型回転
円筒体1は、その軸方向2箇所に設けた耐摩耗鋼
製の環状部材2を同じく耐摩耗鋼で形成された床
面上の回転ローラ3で支持されている。また、胴
周部に嵌装された大歯車4は、床面上の軸受で軸
支された小歯車5と噛合つており、小歯車5はモ
ータ6により減速機7を介して駆動されている。
このように構成されていることにより、モータ6
が回転すると、両歯車5,4を介し円筒体1が回
転ローラ3に支持されて回転する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の装置において
は、回転円筒体1を支持させるために特殊な耐摩
耗鋼製の環状部材2と回転ローラ3とを用いてい
たので、構造が複雑で高精度が要求され、材料費
や加工費が嵩むばかりでなく、支持構造と回転駆
動機構とが別構造となつているのでさらに構造が
複雑になつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本考案では
横型回転円筒体を、その下側周面に添接して軸方
向に並列する複数個ずつ2列の車輌用タイヤで支
承させてこの車輌用タイヤの少なくとも1個を原
動側から回転駆動させるとともに、各車輌用タイ
ヤに隣接しタイヤ外径よりも小径でタイヤリム外
径よりも大径のリム保護用円板を設けた。
〔作用〕
このように構成することにより駆動タイヤを原
動側から回転駆動すると、このタイヤに周面を支
承された横型回転円筒体が回転し、他のタイヤも
回転する。そして、万一タイヤがパンクすると、
回転円筒体がリム保護用円板で支承され、タイヤ
のリムと接触しない。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案をドラムスクラバ
に実施した例を示し、第1図はこれを実施したド
ラムスクラバの側面図、第2図は同じく正面図、
第3図a,bは両側のタイヤ近傍の拡大断面図で
ある。図において床面の基礎11上に固定された
マシンベース12上には、モータ13と第2図の
左右方向へ横長の減速機14とが固定されてお
り、モータ13のモータ軸15と減速機14の入
力軸16とは、カツプリング17を介して駆動連
結されている。マシンベース12の後方には、第
2図の左右方向へ延びる横長長方形状に形成され
た2基のマシンベース18,19が所定の間隔を
おいて基礎11上に固定されており、各マシンベ
ース18,19の4隅には減速機14の出力軸2
0と同心状の4個の軸受21と、その軸芯に対し
所定の間隔をおいて平行する軸芯上に並列する4
個の軸受22とが固定されている。一連の軸受2
1には減速機14の出力軸20との間をカツプリ
ング23,24を介して駆動連結された駆動軸2
5,26が軸支されてモータ13側から回転駆動
されており、また他方の4個の軸受22には、各
マシンベース18,19に1個ずつの非駆動の回
転軸27が回転自在に軸支されている。
第3図aは2組設けたうちの1組の回転軸27
の断面図であつて軸受22に軸支されていてこれ
には一対のリム28,29が並列して固定されて
おり、その外周環状部には、内部にチユーブを有
する市販の車輌用タイヤ30が嵌装されている。
そして、両方のタイヤ30の間には、その外径よ
りも小径でリム28,29の外径よりも大径の円
板状に形成されたリム保護用円板31がリム2
8,29に固着挾持されて設けられている。な
お、残り1組の回転軸27にも同様にタイヤ30
と円板31とが設けられている。
また、第3図bは2組連結したうちの1組の駆
動軸25の断面図であつて、この駆動軸25は軸
受21に軸支されていてこれには3個のリム3
2,33,34が並列して固定されており、その
外周環状部には、内部にチユーブを有する通常の
車輌用タイヤ35が嵌装されている。そして3個
のうちの2個のタイヤ35の間には、その外径よ
りも小径でリム32,33,34の外径よりも大
径の円板状に形成されたリム保護用円板36が駆
動軸25に固着されて設けられている。なお、残
りの1組の駆動軸26にも同様にタイヤ35と円
板36とが設けられている。
符号37で示すものは、円筒状の胴本体37a
と、その両端、中央部2箇所に溶着されたフラン
ジ37bとからなる回転円筒胴体であつて、前記
両側のタイヤ30,35上に載置されており、マ
シンベース18,19にブラケツト38を介して
支持されたスラストローラ39,40をフランジ
37bに両側から圧接させることにより軸方向へ
の移動を規制されている。そして、モータ3の駆
動によつて駆動軸25,26を回転させることに
より、駆動側タイヤ35と回転円筒胴体37の胴
本体37a周面との摩擦力によつて回転円筒胴体
37が非駆動側タイヤ30を回転させながら回転
するように構成されている。41はフレーム42
を介してマシンベース12に支持された原料投入
シユートであつて、胴本体37aの側板に対して
回動自在に係合されている。また43は胴本体3
7aの側板開口部に装着された原料排出口であ
る。
以上のように構成されていることにより、モー
タ13を始動して駆動軸25,26を回転させる
と駆動側のタイヤ35が回転し、これと胴本体3
7a周面との摩擦により、回転円筒胴体37で非
駆動側のタイヤ30を回転させながら回転する。
そして、万一タイヤ30,35がパンクすると、
回転円筒胴体37が傾いてリム28,29,3
2,33,34のいずれかを破損させようとする
が、本装置ではタイヤ30,35よりもやゝ小径
の円板31,36が設けられているので、胴本体
37aはこの円板31,36に支承されてそれ以
上に傾斜せず、リム28,29,32,33,3
4が破損することがない。このようなドラムスク
ラバにおいては、原料投入シユート41から原料
としての石灰石やコークスを投入すると同時に図
示しない給水口から水を供給し、回転円筒胴体3
7を回転させることにより、石灰石の粘度分が洗
われたり、あるいはコークスと水とが混練されて
豆炭が生成されたりし、製品は原料排出口43か
ら排出される。
なお、本実施例では車輌用タイヤを2個または
3個を1組として設けた例を示したが、1個ずつ
に分けて設けてもよく、また、本実施例では片側
1列の車輌用タイヤのすべてを原動側と駆動連結
した例を示したが、少なくとも1個が駆動タイヤ
であればよく、その他のタイヤは非駆動でもよ
い。さらに本実施例では本考案をドラムスクラバ
に実施した例を示したが、横型回転乾燥機や、回
転キルン、水洗機、ミキサなどにも同様に実施す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように本考案によれ
ば横型回転円筒体の支持駆動装置において、回転
円筒体をその下側周面に添接して軸方向に並列す
る複数個ずつ2列の車輌用タイヤで支承させてこ
の車輌用タイヤの少なくとも1個を原動側から回
転駆動するとともに、各車輌用タイヤに隣接しタ
イヤ外径よりも小径でタイヤリム外径よりも大径
のリム保護用円板を設けたことにより、従来のよ
うな特別な駆動装置を設けることなく、市販の車
輌用タイヤが円筒体の支持装置と円筒体の駆動装
置とを兼ねるので、装置の簡素化と軽量化が計
れ、かつ精度が要求されず加工が容易であるとと
もに、万一タイヤがパンクしても回転円筒体がタ
イヤ間に設けた円板で支承されるので、タイヤリ
ムに接触せず、その損傷を未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図a,bは本考案に係る横型
回転円筒体の支持駆動装置の実施例を示し、第1
図はこれを実施したドラムスクラバの側面図、第
2図は同じく正面図、第3図aは非駆動側タイヤ
近傍の断面図、第3図bは駆動側タイヤ近傍の断
面図、第4図は従来における横型回転円筒体の支
持駆動装置の概略側面図である。 13……モータ、25,26……駆動軸、27
……回転軸、28,29,32,33,34……
リム、30,35……車輌用タイヤ、31,36
……リム保護用円板、37……回転円筒胴体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在に支持された横型回転円筒体の下方に
    おいてこの円筒体の軸芯と平行する2軸線上に、
    この円筒体を支承し少なくとも1個が原動側と駆
    動連結された複数個の車輌用タイヤを並設すると
    ともに、外径がこの車輌用タイヤの外径よりも小
    径でかつリム外径よりも大径のリム保護用円板
    を、前記各車輌用タイヤに隣接させてこれと同心
    状に設けたことを特徴とする横型回転円筒体の支
    持駆動装置。
JP3052685U 1985-03-04 1985-03-04 Expired JPH0117719Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3052685U JPH0117719Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3052685U JPH0117719Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61146653U JPS61146653U (ja) 1986-09-10
JPH0117719Y2 true JPH0117719Y2 (ja) 1989-05-23

Family

ID=30530300

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3052685U Expired JPH0117719Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JPS61146653U (ja) 1986-09-10

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