JP2512366B2 - 高分散光学ガラス - Google Patents
高分散光学ガラスInfo
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
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- C03C3/112—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing halogen or nitrogen containing fluorine
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- Y10S501/00—Compositions: ceramic
- Y10S501/90—Optical glass, e.g. silent on refractive index and/or ABBE number
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屈折率（Ｎｄ）約１．
５２〜１．６７、アッベ数（νｄ）約３２〜５０の範囲
の光学恒数を有し、かつ光線透過性に優れ、Ｎｂ2Ｏ5成
分を比較的多量に含有するＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ´2Ｏ
（Ｒ′はアルカリ金属元素）−Ｆ系組成の高分散光学ガ
ラスに関する。
５２〜１．６７、アッベ数（νｄ）約３２〜５０の範囲
の光学恒数を有し、かつ光線透過性に優れ、Ｎｂ2Ｏ5成
分を比較的多量に含有するＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ´2Ｏ
（Ｒ′はアルカリ金属元素）−Ｆ系組成の高分散光学ガ
ラスに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、前記の光学恒数を有するガラスと
して、ＳｉＯ2−ＰｂＯ−Ｒ′2Ｏ系、ＳｉＯ2−ＴｉＯ2
−Ｒ´2Ｏ系およびＳｉＯ2−ＴｉＯ2−Ｒ′2Ｏ−Ｆ系の
ものが知られている。しかし前者のガラスは人体に有害
なＰｂＯを含有しており、また後二者のガラスは、いず
れも光線透過性が劣る欠点を有している。また、特開昭
５２−２５８１２号公報にはＳｉＯ2−ＴｉＯ2−Ｎｂ2
Ｏ5−Ｒ′2Ｏ系のガラスが、また特開昭５２−４５６１
２号公報にはＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ″Ｏ（Ｒ″は２価
金属元素）−Ｒ′2Ｏ系のガラスが開示されているが、
これらのガラスは、いずれも本発明の目標とする高分散
光学特性および光線透過性能の双方を十分に満足するも
のとは言い難い。
して、ＳｉＯ2−ＰｂＯ−Ｒ′2Ｏ系、ＳｉＯ2−ＴｉＯ2
−Ｒ´2Ｏ系およびＳｉＯ2−ＴｉＯ2−Ｒ′2Ｏ−Ｆ系の
ものが知られている。しかし前者のガラスは人体に有害
なＰｂＯを含有しており、また後二者のガラスは、いず
れも光線透過性が劣る欠点を有している。また、特開昭
５２−２５８１２号公報にはＳｉＯ2−ＴｉＯ2−Ｎｂ2
Ｏ5−Ｒ′2Ｏ系のガラスが、また特開昭５２−４５６１
２号公報にはＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ″Ｏ（Ｒ″は２価
金属元素）−Ｒ′2Ｏ系のガラスが開示されているが、
これらのガラスは、いずれも本発明の目標とする高分散
光学特性および光線透過性能の双方を十分に満足するも
のとは言い難い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来のガラスにみられる諸欠点を総合的に改善し、人体
に有害なＰｂＯ成分を含有せず、屈折率（Ｎｄ）約１．
５２〜１．６７、アッベ数（νｄ）約３２〜５０の範囲
の光学恒数を有し、かつ光線透過性能が優れた高分散光
学ガラスを提供することを目的とする。
従来のガラスにみられる諸欠点を総合的に改善し、人体
に有害なＰｂＯ成分を含有せず、屈折率（Ｎｄ）約１．
５２〜１．６７、アッベ数（νｄ）約３２〜５０の範囲
の光学恒数を有し、かつ光線透過性能が優れた高分散光
学ガラスを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の目
的を達成するため種々試験研究を重ねた結果、特定範囲
量のＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ′2Ｏ−Ｆ系組成のガラスに
おいて、所望の光学恒数を有し、かつ光線透過性能を改
善したガラスが得られることをみいだし、本発明をなす
に至った。
的を達成するため種々試験研究を重ねた結果、特定範囲
量のＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ′2Ｏ−Ｆ系組成のガラスに
おいて、所望の光学恒数を有し、かつ光線透過性能を改
善したガラスが得られることをみいだし、本発明をなす
に至った。
【０００５】前記の目的を達成する本発明の高分散光学
ガラスの組成の特徴は、特許請求の範囲に記載のとお
り、重量％で、ＳｉＯ2 ４７〜７０％、Ａｌ2Ｏ3 ０
〜１５％、Ｎｂ2Ｏ5 １５．５〜３５％、ＴｉＯ2 ０
〜１５％、ＺｒＯ2 ０〜１０％、Ｌｉ2Ｏ ０〜１０
％、Ｎａ2Ｏ ０〜２０％、Ｋ2Ｏ ０〜２０％、ただし
Ｌｉ2Ｏ＋Ｎａ2Ｏ＋Ｋ2Ｏ １０〜３５％、ＺｎＯ＋Ｍ
ｇＯ＋ＣａＯ＋ＳｒＯ＋ＢａＯ ０〜１０％、および上
記各金属元素の１種または２種以上の酸化物の一部また
は全部と置換した弗化物の弗素（Ｆ）としての合計量
０．１〜１０％を含有することにある。
ガラスの組成の特徴は、特許請求の範囲に記載のとお
り、重量％で、ＳｉＯ2 ４７〜７０％、Ａｌ2Ｏ3 ０
〜１５％、Ｎｂ2Ｏ5 １５．５〜３５％、ＴｉＯ2 ０
〜１５％、ＺｒＯ2 ０〜１０％、Ｌｉ2Ｏ ０〜１０
％、Ｎａ2Ｏ ０〜２０％、Ｋ2Ｏ ０〜２０％、ただし
Ｌｉ2Ｏ＋Ｎａ2Ｏ＋Ｋ2Ｏ １０〜３５％、ＺｎＯ＋Ｍ
ｇＯ＋ＣａＯ＋ＳｒＯ＋ＢａＯ ０〜１０％、および上
記各金属元素の１種または２種以上の酸化物の一部また
は全部と置換した弗化物の弗素（Ｆ）としての合計量
０．１〜１０％を含有することにある。
【０００６】つぎに、各成分の含有量を上記のとおり限
定した理由について述べる。すなわち、ＳｉＯ2成分は
ガラスを形成させるのに必須の成分であるが、その量が
４７％未満であるとガラスの化学的耐久性が低下し、ま
た７０％を超えるとガラスの溶融性が悪化するので、４
７〜７０％の範囲とすべきである。Ａｌ2Ｏ3成分は、光
学恒数の調整およびガラスの安定性向上のため適宜添加
し得るが、その量が１５％を超えると溶融性が悪化し、
均質なガラスを得難くなる。
定した理由について述べる。すなわち、ＳｉＯ2成分は
ガラスを形成させるのに必須の成分であるが、その量が
４７％未満であるとガラスの化学的耐久性が低下し、ま
た７０％を超えるとガラスの溶融性が悪化するので、４
７〜７０％の範囲とすべきである。Ａｌ2Ｏ3成分は、光
学恒数の調整およびガラスの安定性向上のため適宜添加
し得るが、その量が１５％を超えると溶融性が悪化し、
均質なガラスを得難くなる。
【０００７】Ｎｂ2Ｏ5成分は、本発明のガラスにおい
て、高分散性と光線透過性能を高める効果があるため、
重要な成分であるが、その量が１５．５％未満では目標
の光学恒数が得られず、また３５％を超えるとガラスの
失透傾向が大きくなる。ＴｉＯ2成分は、ガラスの屈折
率を高め、アッベ数を小さくするのに有効であるので、
適宜添加し得るが、その量が１５％を超えるとガラスの
着色が増大する。ＺｒＯ2成分は、ガラスの化学的耐久
性向上のため、適宜添加し得るが、その量が１０％を超
えるとガラスは失透しやすくなる。
て、高分散性と光線透過性能を高める効果があるため、
重要な成分であるが、その量が１５．５％未満では目標
の光学恒数が得られず、また３５％を超えるとガラスの
失透傾向が大きくなる。ＴｉＯ2成分は、ガラスの屈折
率を高め、アッベ数を小さくするのに有効であるので、
適宜添加し得るが、その量が１５％を超えるとガラスの
着色が増大する。ＺｒＯ2成分は、ガラスの化学的耐久
性向上のため、適宜添加し得るが、その量が１０％を超
えるとガラスは失透しやすくなる。
【０００８】Ｌｉ2Ｏ、Ｎａ2ＯおよびＫ2Ｏの各成分
は、いずれもガラスの溶融を促進する効果があるので、
任意に添加し得るが、これらの量がそれぞれ１０％、２
０％および２０％を超えるとガラスの屈折率が低下す
る。しかし、これらの成分の１種または２種以上の合計
量が１０％未満であると、上記の効果が不十分となり、
また３５％を超えると、化学的耐久性が劣化する。
は、いずれもガラスの溶融を促進する効果があるので、
任意に添加し得るが、これらの量がそれぞれ１０％、２
０％および２０％を超えるとガラスの屈折率が低下す
る。しかし、これらの成分の１種または２種以上の合計
量が１０％未満であると、上記の効果が不十分となり、
また３５％を超えると、化学的耐久性が劣化する。
【０００９】ＺｎＯ、ＭｇＯ、ＣａＯ、ＳｒＯおよびＢ
ａＯの各成分は、ガラスの溶融性改善に効果があるの
で、任意に添加し得るが、これらの成分の１種または２
種以上の合計量が１０％を超えると、目標の光学恒数を
維持し難くなる。
ａＯの各成分は、ガラスの溶融性改善に効果があるの
で、任意に添加し得るが、これらの成分の１種または２
種以上の合計量が１０％を超えると、目標の光学恒数を
維持し難くなる。
【００１０】弗素（Ｆ）成分は、本発明のガラスにおい
て屈折率に対する高分散性を大きくし、かつ、光線透過
性能を高める効果があるため、重要な成分であるが、そ
の量が０．１％未満では上記効果が得られず、また溶融
の際、脈理等を発生し、均質なガラスを得難くなるの
で、１０％以下、好ましくは７％以下が適切である。な
お、本発明のガラスは、上記成分の他にＳｂ2Ｏ3等の公
知の脱泡剤を１％程度まで含有させることができる。
て屈折率に対する高分散性を大きくし、かつ、光線透過
性能を高める効果があるため、重要な成分であるが、そ
の量が０．１％未満では上記効果が得られず、また溶融
の際、脈理等を発生し、均質なガラスを得難くなるの
で、１０％以下、好ましくは７％以下が適切である。な
お、本発明のガラスは、上記成分の他にＳｂ2Ｏ3等の公
知の脱泡剤を１％程度まで含有させることができる。
【００１１】
【実施例】つぎに、本発明にかかる高分散光学ガラスの
好適な実施組成例（Ｎｏ．１〜Ｎｏ．１０）および従来
の光学ガラスの比較組成例（Ｎｏ．ＡおよびＮｏ．Ｂ）
をこれらのガラスの屈折率（Ｎｄ）、アッベ数（νｄ）
および厚さ１０ｍｍの対面研磨試料の透過率８０％（Ｔ
80）を与える光線波長（ｎｍ）と共に表１に示した。
好適な実施組成例（Ｎｏ．１〜Ｎｏ．１０）および従来
の光学ガラスの比較組成例（Ｎｏ．ＡおよびＮｏ．Ｂ）
をこれらのガラスの屈折率（Ｎｄ）、アッベ数（νｄ）
および厚さ１０ｍｍの対面研磨試料の透過率８０％（Ｔ
80）を与える光線波長（ｎｍ）と共に表１に示した。
【００１２】
【表１】
【表１】
【表１】
【表１】
【００１３】表１にみられるとおり、本発明の好適な実
施組成例のガラスＮｏ．９およびＮｏ．１０は、ほぼ同
一の光学恒数を有する従来のガラスＮｏ．ＡおよびＮ
ｏ．Ｂと比べ、Ｔ80における光線波長は大幅に短波長側
へ移行しており、光線透過性能の改善効果は顕著であ
る。本発明の他の好適な実施組成例のガラスＮｏ．１〜
Ｎｏ．８も同様に優れた透過性能を示している。また、
本発明の上記実施組成例のガラスは、いずれも酸化物、
炭酸塩、硝酸塩、弗化物等の通常の光学ガラス用原料を
秤量混合し、これを白金坩堝を用い、約１２００〜１４
００℃、約２〜５時間で溶融脱泡し、攪拌均質化した
後、金型に鋳込み、徐冷することにより得ることができ
る。
施組成例のガラスＮｏ．９およびＮｏ．１０は、ほぼ同
一の光学恒数を有する従来のガラスＮｏ．ＡおよびＮ
ｏ．Ｂと比べ、Ｔ80における光線波長は大幅に短波長側
へ移行しており、光線透過性能の改善効果は顕著であ
る。本発明の他の好適な実施組成例のガラスＮｏ．１〜
Ｎｏ．８も同様に優れた透過性能を示している。また、
本発明の上記実施組成例のガラスは、いずれも酸化物、
炭酸塩、硝酸塩、弗化物等の通常の光学ガラス用原料を
秤量混合し、これを白金坩堝を用い、約１２００〜１４
００℃、約２〜５時間で溶融脱泡し、攪拌均質化した
後、金型に鋳込み、徐冷することにより得ることができ
る。
【００１４】
【発明の効果】上述のとおり、本発明の高分散光学ガラ
スは、特定範囲量のＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ′2Ｏ−Ｆ系
組成の高分散光学ガラスであるため、屈折率（Ｎｄ）が
約１．５２〜１．６７、アッベ数（νｄ）約３２〜５０
の光学恒数を有するとともに、従来のガラスに比べて光
線透過性能に優れ、しかも人体に有害なＰｂＯ成分を含
有せず、総合的に優れた効果を奏し、有用である。
スは、特定範囲量のＳｉＯ2−Ｎｂ2Ｏ5−Ｒ′2Ｏ−Ｆ系
組成の高分散光学ガラスであるため、屈折率（Ｎｄ）が
約１．５２〜１．６７、アッベ数（νｄ）約３２〜５０
の光学恒数を有するとともに、従来のガラスに比べて光
線透過性能に優れ、しかも人体に有害なＰｂＯ成分を含
有せず、総合的に優れた効果を奏し、有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 五郎 神奈川県相模原市小山１丁目15番30号 株式会社オハラ内 (72)発明者 保井 秀夫 神奈川県相模原市小山１丁目15番30号 株式会社オハラ内 審査官 雨宮 弘治
Claims (2)
- 【請求項１】 重量％で、ＳｉＯ2 ４７〜７０％、Ａ
ｌ2Ｏ3 ０〜１５％、Ｎｂ2Ｏ5 １５．５〜３５％、Ｔ
ｉＯ2 ０〜１５％、ＺｒＯ2 ０〜１０％、Ｌｉ2Ｏ
０〜１０％、Ｎａ2Ｏ ０〜２０％、Ｋ2Ｏ ０〜２０
％、ただしＬｉ2Ｏ＋Ｎａ2Ｏ＋Ｋ2Ｏ １０〜３５％、
ＺｎＯ＋ＭｇＯ＋ＣａＯ＋ＳｒＯ＋ＢａＯ０〜１０％お
よび上記各金属元素の１種または２種以上の酸化物の一
部または全部と置換した弗化物の弗素（Ｆ）としての合
計量０．１〜１０％を含有することを特徴とする高分散
光学ガラス。 - 【請求項２】 弗素（Ｆ）の合計量が、０．１〜７％の
範囲であることを特徴とする請求項１に記載の高分散光
学ガラス。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4091749A JP2512366B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 高分散光学ガラス |
| US08/067,227 US5332700A (en) | 1992-03-17 | 1993-05-26 | High dispersion optical glass |
| EP93115682A EP0645350B1 (en) | 1992-03-17 | 1993-09-29 | High dispersion optical glass |
| DE69303281T DE69303281T2 (de) | 1992-03-17 | 1993-09-29 | Optisches Glas mit hoher Dispersion |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4091749A JP2512366B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 高分散光学ガラス |
| US08/067,227 US5332700A (en) | 1992-03-17 | 1993-05-26 | High dispersion optical glass |
| EP93115682A EP0645350B1 (en) | 1992-03-17 | 1993-09-29 | High dispersion optical glass |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262534A JPH05262534A (ja) | 1993-10-12 |
| JP2512366B2 true JP2512366B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=27235216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4091749A Expired - Fee Related JP2512366B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 高分散光学ガラス |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5332700A (ja) |
| EP (1) | EP0645350B1 (ja) |
| JP (1) | JP2512366B2 (ja) |
| DE (1) | DE69303281T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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|---|---|---|---|---|
| DE19609735C2 (de) * | 1996-03-13 | 1998-01-29 | Schott Glaswerke | Bleifreie Kronflintgläser |
| JP3113604B2 (ja) * | 1997-03-25 | 2000-12-04 | 株式会社オハラ | 負の異常分散性を有する光学ガラス |
| DE19958517C1 (de) * | 1999-12-04 | 2001-06-21 | Schott Glas | Bleifreie optische Leichtflintgläser |
| WO2001072650A1 (fr) * | 2000-03-29 | 2001-10-04 | Kabushiki Kaisha Ohara | Verre optique et element optique |
| JP4594067B2 (ja) * | 2004-12-21 | 2010-12-08 | 株式会社住田光学ガラス | 精密プレス成形用光学ガラス |
| JP2010105902A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-05-13 | Ohara Inc | 光学ガラス及び分光透過率の劣化抑制方法 |
| TWI527782B (zh) | 2009-07-08 | 2016-04-01 | 日本電氣硝子股份有限公司 | 玻璃板 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5225812A (en) * | 1975-08-20 | 1977-02-26 | Sumita Optical Glass | Optical flint glass of low density |
| JPS5846459B2 (ja) * | 1975-10-09 | 1983-10-17 | （株） 住田光学硝子製造所 | 低密度フリント系光学ガラス |
| JPS5269915A (en) * | 1975-12-10 | 1977-06-10 | Hoya Glass Works Ltd | Glass for lens of eyeglasses |
| JPS6055452B2 (ja) * | 1979-06-30 | 1985-12-05 | ホ−ヤ株式会社 | 誘導放出断面積が小さく、非線形屈折率係数の低いレ−ザ−ガラス |
| JPS6183645A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-28 | Hoya Corp | カラ−コントラスト眼鏡レンズ用ガラス |
| JP2561835B2 (ja) * | 1987-04-23 | 1996-12-11 | 株式会社 オハラ | 光学ガラス |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4091749A patent/JP2512366B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-26 US US08/067,227 patent/US5332700A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-29 EP EP93115682A patent/EP0645350B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-29 DE DE69303281T patent/DE69303281T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0645350B1 (en) | 1996-06-19 |
| DE69303281T2 (de) | 1997-02-13 |
| EP0645350A1 (en) | 1995-03-29 |
| DE69303281D1 (de) | 1996-07-25 |
| JPH05262534A (ja) | 1993-10-12 |
| US5332700A (en) | 1994-07-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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