JPS6183645A - カラ−コントラスト眼鏡レンズ用ガラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の利用分野］ 本発明はＣＲＴ表示装置の青色、緑色及び赤色を鮮かな
コントラストで観察することができ、従ってｖＡ察者の
眼の疲労を軽減さけることができるカラーコントラスト
眼鏡レンズ用ガラス組成物に関する。

し従来技術］ 近年、オフィスオートメーション用機器とし−Ｃ各秤の
カラーＣＲ７表示管が使用されているが、使用菌の眼の
疲労による身体障害が新たな社会問題となって来ている
。この種の問題に対する一つの解）大仏（よ、カラー〕
ンＩ〜ラス１〜フィルターをカラーＣＲ−Ｔ表示装置に
装着するもので、特願昭５６−１４７７９７号には、カ
ラーＣＲＴ表示装置に使用して周囲光の反射光を抑え、
優れたコントラスト増加効果を発揮するフィルター用ガ
ラスが提案されている。しかしながら、この種のフィル
ターをＣＲＴ表示装置の画面全体に装着することは、経
済的にみて必ずしも好ましいものではない。

［発明の目的］ 本発明の目的はカラーＣＲＴ用眼鏡レンズと使用可能な
、具体的には高コントラスト性を有し、しかも高屈折率
、低分散、低比重といった眼鏡レンズとして望ましい特
性を具えたガラス組成物を促供することにある。

［発明の構成］ 本発明のガラス組成物は高屈折率、低分散、低比重とい
う特性を持ったＳ　ｉ　０２−ＣａＯ（又はＬｉ２０）
　　ＴｉＯ２（又はＮｂ２０ｓ）系を基本系とするガラ
スに、カラーＣＲＴの蛍光管から発せられる青、緑、赤
の３色光を透過するも、それ以外の波長の光を選択的に
吸収するＮｄ２　Ｑ３を必須成分として配合し、さらに
ＣＱ　Ｏ２、Ｃｕｂ、ＭｎＯ，ＣｏｄＳＦｅｚ　０３　
、Ｎ　ｉｏ、ＥｒｚＯ３及びＳｍ２Ｏ３から選ばれる着
色成分の少なくとも１種を配合して透過率及び色調を調
整して成る。

すなわち、本発咀のカラーコントラスト眼鏡レズン用ガ
ラスは、重量％でＳ！０２３〜７０％、Ｂ２Ｏ３０〜３
５％、Ａ　ｆＪ　２０３　０〜２０％、Ｓ　！　０２　
＋Ｂ２０３÷ＡＮ２０３２０〜７０％、Ｌｉ２Ｏ０〜１
５％、ＣａＯ０〜４５％、Ｍｇｏ　０〜２０％、ｌ−ｉ
　２０　＋　Ｃａ　Ｏ＋　Ｍ　００２〜４５％、Ｔ　ｉ
　０２　０〜２０％、ＺｒＯ２Ｃ）−１３％、Ｎｂ２Ｏ
５　　０〜３５％、 ＴｉＯ？＋Ｚｒ０ｚ＋Ｎｂ２Ｏ５５〜３５％、Ｎａｚ　
Ｏ＋に２０　０〜２０％、 ＳｒＯ＋ＢａＯ＋ＺｎＯＯ〜２ｏ％、 Ｌ、　ａ　２０］　＋Ｙ２０３０〜２０％、Ｔ　ａ　２
０　ｓ　＋　Ｗ　０３０〜１５％及びＮｄ２０ｘ０．１
〜３３％からなる基礎ガラス１００重体部に対し、虫ｆ
ｍ９６ｒＧ、ｏ％以下のＣｅＯ２，１，０％以下のＣｕ
Ｏ１３，５％閾下のＭ　ｎ　Ｏ２，０，１５％以下のＣ
ｏｄ、３．０％以下のＦｅｚＯ１，１５％以下のＮｉＱ
、１０．０％以下のＥｒｚＯｘ及び１００％以下のＳｍ
２Ｏ３から選ばれる着色成分の少なくとも１種を０１９
６以−ヒ配合してなり、しかも１．５９以上の１ｉ７１
叶率と３２以」二のアツベ数と３．７以下の比ｆを右ｌ
ノでいることで待敬付けられる。

本発明のガラスを構成する成分の段別とその量的限定理
由は次の通りである。

５ｉＯｚはガラスの主要’＋Ｊ＋　！’８を形成する成
分であり、そのＦｊ＋！が７０％を越えると屈折率が低
下し、３％未満では多ωの８２０３が共存しない限りガ
ラス化「ず、従って化学的耐久性が劣化する。

Ｂ２０（はＳｉＯ２に代わり＋ｒ４るガラス網目形成成
分であり、またＮｄｚＯｌの溶解度を増大させる作用が
あるので、３５％まで導入できるが、この１１を越える
と化学的耐久性が悪化する。

ＡＮ　２０＋はガラスの化学的耐久性や機械的強度を向
上さけ、また光吸収を強める効果や分相抑制効果を右し
ているが、そのωが２０％を越えるとガラスが不安定に
なる。Ｓ！Ｏｚ、ＢｚＯ＋、ＡＮ　２０３の合量は、所
望の高屈折率を維持するうえで、７０％を越えてはなら
ないが、２０％未満ではガラス化しない。Ｌ　ｉ？Ｏ，
ｃａｏ及びＭｇｏは軽量ガラスを得るのに有効な成分で
あり、合量で２％以上必要であるが、それぞれ１５％、
４５％及び２０％を越えるとガラスが不安定になり、合
量ｒも４５％を越えてはならない、、７ｉ０２　、Ｚｒ
０ｚ及びＮｂ２Ｏ５は高屈折率の軽小ガラスを！、）る
のに有効な成分であるが、Ｔ　ｉ　０２及びＮ１）２０
ｓはそれぞれ２０％及び３５％を越えるとアツベ数が小
さくなりすぎ、ＺｒＯ２は１３％を越えると溶融性及び
耐失速性が悪化する。そして１１０２、ＺｒＯ２及びＮ
ｂ２Ｏ５の合１が５％未満では、所望の高屈折率を得る
ことができず、３５％を越えるとアツベ数が小さくなり
すぎる。

Ｎａｚ　Ｏ，に２０．ＳｒＯ，ｓａｏ、Ｚｎ○、Ｌａｚ
　Ｏ３，Ｙ２０３、Ｔａｚ　Ｏｓ及びＷ　０３の各成分
は、いずれも本発明のガラスにとって必須成分ではない
が、溶融性や耐失速性の改善、光学恒数の調整などの目
的で添加可能である。しかし、これら成分（よいずれも
ガラスの比重を大きくする成分なので、ＮａｚＯ及びに
２０は合ωで２０％以下、ＳｒＯ，ＢａＯ及びＺ　ｎ　
Ｏハ合ｍ　Ｔ：　２０％　１１　下、１ａ２０ｘ及びＹ
ｚ　Ｏ３は合量で２０％以下、そしてＴａ　２０　ｓ及
びＷ　Ｏ３は合量で１５％以ドに制限される。

Ｎｄｚ　Ｏ３はカラーＣＲＴの青、緑、赤の３色光を透
過し、それ以外の波長光、特に視感度の高い黄色光を吸
収するため、高コントラストを得ると共に眼の疲労を軽
減する働きを有する必須成分であって、その機能を発現
させるためには０．１％以上の配合を必要とする。しか
し、３３％を越えるとガラスが不安定になるばかりでな
く、比重も大きくなりずぎる。

ＣｅＯ２，Ｃｕｂ、ＭｎＯ２，Ｃｏｏ、Ｆ（３２０］　
、Ｎ　！Ｏ，Ｅｒ２Ｏ３及びＳｍ２Ｏ３の各着色成分は
透過率及び色調の調整に有効な成分であるが、基礎カラ
ス　１００重吊部に当りそれぞれ６．０％、０．１％、
３．５％、０１５％、３０％、１．５％、１０．０％及
び１０．０％を越えると着色温度が高くなりすぎて好ま
しくない。しかし、Ｎｄ２Ｏ３単独では強いマゼンタ色
乃至青色を呈するので、カラーＣＲＴ映像のカラーバラ
ンスをよくするためには、上記着色成分の少なくとも１
種を０．１％以上添加することが必須である。なお、本
発明のガラスには、通常のガラスの場合と同様、脱泡そ
の他の目的で少量でΔ５２０３．５ｂ２０３　、Ｆなど
を添加することができる。

［実施例］ 一般的なガラス原料である酸化物、炭１塩、硝酸塩及び
水酸化物等を使用してこれら原料をよく混合し、セラミ
ック又は白金製のルツボ又はタンク類で１３００〜１４
５０℃で溶融し、撹拌し、清澄均質化した後、所定の形
状に成型して徐冷することにより、次表に示す組成（ｍ
　Ｒｊ％）の眼鏡用ガラスを得た。次いで実施例Ｎ０１
４のガラスについて、その分光透過率を測定した。結果
を図面に示す。

（以下余白） ［発明の効果］ 前掲の表から明らかな通り、本発明のガラスは屈折率、
アツベ数及び比重の点で眼鏡レンズ用ガラスとしての適
性を備え、しかも図面に示す分光透過率から首肯される
如く、本発明のガラスは青、緑、赤の３色光をよく分離
する。従って、このガラスから加工された眼鏡レンズぐ
ノＪラーＣＲ丁表示装置を目視すれば、コントラストの
良い映像を（ｑることができ、また視感度の大きい黄色
光は吸収されるので、眼の疲労を軽減する効果が約束さ
れる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例Ｎｏ、４で得たガラスの分光透過
率と３色蛍光体の発色分光エネルギー分布を示すもので
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　重量％で ＳｉＯ＿２３〜７０％、Ｂ＿２Ｏ＿３０〜３５％、Ａｌ
   ＿２Ｏ＿３０〜２０％、 ＳｉＯ＿２＋Ｂ＿２Ｏ＿３＋Ａｌ＿２Ｏ＿３２０〜７０
   ％、Ｌｉ＿２Ｏ０〜１５％、ＣａＯ０〜４５％、ＭｇＯ
   ０〜２０％、 Ｌｉ＿２Ｏ＋ＣａＯ＋ＭｇＯ２〜４５％、 ＴｉＯ＿２０〜２０％、ＺｒＯ＿２０〜１３％、Ｎｂ＿
   ２Ｏ＿５０〜３５％、 ＴｉＯ＿２＋ＺｒＯ＿２＋Ｎｂ＿２Ｏ＿５５〜３５％、
   Ｎａ＿２Ｏ＋Ｋ＿２Ｏ０〜２０％、 ＳｒＯ＋ＢａＯ＋ＺｎＯ０〜２０％、 Ｌａ＿２Ｏ＿３＋Ｙ＿２Ｏ＿３０〜２％、 Ｔａ＿２Ｏ＿５＋ＷＯ＿３０〜１５％及びＮｄ＿２Ｏ＿
   ３０．１〜３３％からなる基礎ガラス１００重量部に対
   し、重量％で６．０以下のＣｅＯ＿２、１．０％以下の
   ＣｕＯ、３．５％以下のＭｎＯ＿２、０．１５％以下の
   ＣｏＯ、３．０％以下のＦｅ＿２Ｏ＿３、１．５％以下
   のＮｉＯ、１０．０％以下のＥｒ＿２Ｏ＿３及び１０．
   ０％以下のＳｍ＿２Ｏ＿３から選ばれる着色成分の少な
   くとも１種を０．１％以上配合してなり、屈折率１．５
   ９以上、アッベ数３２以上、比重３．７以下のカラーコ
   ントラスト眼鏡レンズ用ガラス。