JPS5846459B2 - 低密度フリント系光学ガラス - Google Patents
低密度フリント系光学ガラスInfo
- Publication number
- JPS5846459B2 JPS5846459B2 JP12203175A JP12203175A JPS5846459B2 JP S5846459 B2 JPS5846459 B2 JP S5846459B2 JP 12203175 A JP12203175 A JP 12203175A JP 12203175 A JP12203175 A JP 12203175A JP S5846459 B2 JPS5846459 B2 JP S5846459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- optical glass
- low density
- density
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/083—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
- C03C3/085—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は比較的低密度で新規な組成によるフント系光学
ガラスに関するものである。
ガラスに関するものである。
ン
リ
ン
従来よりフリント重フリントガラスと呼ばれている光学
ガラス(密度3.8〜5程度)に於てはPbOを必須成
分とし多量(30〜80重量係)に置型られているのが
一般的である。
ガラス(密度3.8〜5程度)に於てはPbOを必須成
分とし多量(30〜80重量係)に置型られているのが
一般的である。
このことはPbの公害と云う立場から使用するのを避け
る必要があり、又ガラスに多量のpbO,を含有させる
結果、ガラスがかつ色に着色しやすいこと、又ガラスの
密度が高くなる為重量が増し使用上不利になる等、種々
の問題点があった。
る必要があり、又ガラスに多量のpbO,を含有させる
結果、ガラスがかつ色に着色しやすいこと、又ガラスの
密度が高くなる為重量が増し使用上不利になる等、種々
の問題点があった。
本発明は、これらの問題を一挙に解決すると同時に従来
のPbOを中心としたフリントガラスに存在しない光学
特性、特に低分散性を有するガラスを得ることが出来う
るものである。
のPbOを中心としたフリントガラスに存在しない光学
特性、特に低分散性を有するガラスを得ることが出来う
るものである。
本発明の基本組成はSio2.−Nb205−RO−R
20系に必要に応じLa2O3、TiO2、ZrO2。
20系に必要に応じLa2O3、TiO2、ZrO2。
A I 203等を含有させたところの光学ガラス組成
物である。
物である。
本発明に於てSiO2は絶対必要なガラス形成酸化物で
あり、最低10%は必要でありこれ以下では通常ガラス
にはならない。
あり、最低10%は必要でありこれ以下では通常ガラス
にはならない。
又50%以上では光学ガラスとしての均質を得ることが
困難であり、又必要とする高屈折率を得ることが出来な
い。
困難であり、又必要とする高屈折率を得ることが出来な
い。
この8102の一部を同じガラス形成酸化物であるB2
O3に置換してもよい。
O3に置換してもよい。
但しその量は結晶化を考えて5係以内が適当である。
Nb2O3は本発明において必要不可欠な成分である。
基本組成S 102−Nb205−RO−R20に於て
Nb2O5の含有量は可成り少なくてもガラス化は可能
であるが、しかし屈折率を高くするとともに密度を余り
高くしないようにする為にはNb2O5の含有量が重大
な要素となり、最低5係は必要であり、又最高は50φ
である。
Nb2O5の含有量は可成り少なくてもガラス化は可能
であるが、しかし屈折率を高くするとともに密度を余り
高くしないようにする為にはNb2O5の含有量が重大
な要素となり、最低5係は必要であり、又最高は50φ
である。
50%以上では結晶化が起り、ガラスになりにくい。
また5%以下では所要の屈折率及び密度が得られない。
またNb、、0.の一部をTa205に置換してもよい
。
。
ただしその範囲は10%以内である。
R20成分はガラス化には必要不可欠な成分でありガラ
スを熔融しやすくし、かつこの系のガラス化を可能とし
た成分である。
スを熔融しやすくし、かつこの系のガラス化を可能とし
た成分である。
5幅以下では熔解がむつかしく40%以上では失透しや
すくなり又ガラスの化学的耐久性も悪くなる。
すくなり又ガラスの化学的耐久性も悪くなる。
R20は通常N a 20かに20を用いるがL t
2 曲用いてもよい。
2 曲用いてもよい。
むろん混合して用いてもよい。
RO酸成分特に低分散のガラスを得るのに適した成分で
あり特にCaO,BaOは分散udを大きくするために
有効であり、又MgO,ZnOは低密度のガラスを得る
為に有効ではある。
あり特にCaO,BaOは分散udを大きくするために
有効であり、又MgO,ZnOは低密度のガラスを得る
為に有効ではある。
RO酸成分0%でもガラス化しうるが、本発明の目的で
ある低分散を得る為に最低5%とする。
ある低分散を得る為に最低5%とする。
又この成分の含有量によるガラス化範囲は広いがROの
含量は40幅までとする。
含量は40幅までとする。
これ以上では化学的耐久性が悪くなり又失透しやすくな
る。
る。
また、R20とROの合量は10俤以上とし、最高は4
0%までとする。
0%までとする。
La2O3は高屈折低分散性能を得るには非常に有利な
成分である。
成分である。
しかし多量は密度も高くなり本*又ガラスが不安定とな
り失透を生ずるので最高20幅までとする。
り失透を生ずるので最高20幅までとする。
ZrO2はこの系に於て屈折率を高め密度の小さいガラ
スを得ることの出来る成分の一つである。
スを得ることの出来る成分の一つである。
しかし必ずしも必要ではなく目的に応じ最高20係まで
含有させることが出来る。
含有させることが出来る。
TiO2は屈折率を高めるとともに密度を低くするため
非常に重要な成分であり、必須のものである。
非常に重要な成分であり、必須のものである。
しかし、その量の増加とともに分散値が大きくなり、ま
た着色も強くなる。
た着色も強くなる。
そのためTiO2の量は最高20係までとし、T io
2とNb2O,の合量は5幅〜60係とする。
2とNb2O,の合量は5幅〜60係とする。
Al2O3はガラスの粘性を適度に高め防失透とては効
果があり、又化学的耐久性をも高める。
果があり、又化学的耐久性をも高める。
しかし含有量を犬にすると屈折率を下げるの最高10俤
までである。
までである。
本発明による実施例を第−表に示す。
以上のとおりであり高品質で屈折率nd1.61〜nd
1.80分散値υd43〜28であり、かつ密度2
.7〜3,35と低密度の光学ガラスを得ることが出来
る。
1.80分散値υd43〜28であり、かつ密度2
.7〜3,35と低密度の光学ガラスを得ることが出来
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で下記の組成を有する低密度のフリト系光学
ガラス組成物 Si0 10〜50饅 B2O30〜 5〃 Nb2O35〜50〃 Ta2O6O〜10〃 R205〜4 Q // RO5〜4 Q // La2O30〜20〃 ZrO20〜2011 T i02 0〜20 tt AI203 0〜10〃 但し10≦SiO2+B2O3≦60 5≦Nb2O5+Ta205+TiO≦6010≦R2
0+RO≦45 以上の範囲とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12203175A JPS5846459B2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | 低密度フリント系光学ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12203175A JPS5846459B2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | 低密度フリント系光学ガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5245612A JPS5245612A (en) | 1977-04-11 |
JPS5846459B2 true JPS5846459B2 (ja) | 1983-10-17 |
Family
ID=14825869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12203175A Expired JPS5846459B2 (ja) | 1975-10-09 | 1975-10-09 | 低密度フリント系光学ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846459B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63237468A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | Nec Yamagata Ltd | 半導体集積回路 |
DE19850744C1 (de) * | 1998-11-04 | 2000-10-05 | Schott Glas | Verwendung von Gläsern zur Herstellung von Festplattensubstraten |
CN106927674A (zh) * | 2015-11-11 | 2017-07-07 | 株式会社小原 | 一种光学玻璃、预制件以及光学元件 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2824982C3 (de) * | 1978-06-07 | 1981-04-30 | Jenaer Glaswerk Schott & Gen., 6500 Mainz | Hochbrechende optische Gläser des Systems SiO↓2↓-B↓2↓O↓3↓-TiO↓2↓- ZrO↓2↓-BaO-Nb↓2↓O↓5↓-Li↓2↓O mit geringer Dichte von s = 3,4 - 3,7 für Fernteil- und Nahteil-Brillengläser mit Brechwerten n↓D↓ = 1,79 - 1,81 und Dispersionen v↓D↓ = 31 - 29 |
JPS60250795A (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-11 | Nec Home Electronics Ltd | カラ−映像信号の光記録装置 |
JP2795326B2 (ja) * | 1991-04-05 | 1998-09-10 | 株式会社オハラ | 光学ガラス |
JP2512366B2 (ja) * | 1992-03-17 | 1996-07-03 | 株式会社オハラ | 高分散光学ガラス |
JP3190212B2 (ja) * | 1994-08-05 | 2001-07-23 | 株式会社オハラ | 光学ガラス |
DE19631580C1 (de) * | 1996-08-05 | 1997-11-20 | Schott Glaswerke | Hochbrechende bleifreie Bariumflintgläser |
DE19838198C2 (de) | 1998-08-24 | 2002-06-27 | Schott Glas | Gläser und Glaskeramiken mit hohem E-Modul sowie deren Verwendungen |
DE19920865C1 (de) * | 1999-05-06 | 2000-06-29 | Schott Glas | Bleifreie optische Gläser |
JP4034589B2 (ja) * | 2001-06-06 | 2008-01-16 | 株式会社オハラ | 光学ガラス |
TWI250135B (en) | 2001-10-15 | 2006-03-01 | Hoya Corp | Optical glass, glass material for press molding, optical element, and method of manufacturing same |
EP1350770A1 (en) | 2002-04-02 | 2003-10-08 | Kabushiki Kaisha Ohara | Optical glass |
DE10309495B4 (de) | 2003-02-25 | 2006-02-16 | Schott Ag | Aluminosilikatglas und dessen Verwendung |
US7528083B2 (en) | 2003-06-10 | 2009-05-05 | Kabushiki Kaish Ohara | Optical glass |
DE102006052787B4 (de) * | 2005-12-23 | 2017-06-22 | Schott Ag | Optisches Glas |
JP7089844B2 (ja) * | 2015-12-07 | 2022-06-23 | 株式会社オハラ | 光学ガラス、プリフォーム及び光学素子 |
-
1975
- 1975-10-09 JP JP12203175A patent/JPS5846459B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63237468A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | Nec Yamagata Ltd | 半導体集積回路 |
DE19850744C1 (de) * | 1998-11-04 | 2000-10-05 | Schott Glas | Verwendung von Gläsern zur Herstellung von Festplattensubstraten |
CN106927674A (zh) * | 2015-11-11 | 2017-07-07 | 株式会社小原 | 一种光学玻璃、预制件以及光学元件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5245612A (en) | 1977-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4390638A (en) | Acidproof, hydrolysis-resistant optical and ophthalmic glass of low density | |
US5077240A (en) | Strengthenable, high neodymium-containing glasses | |
US4612295A (en) | Glass for eye glass lens | |
JPS5846459B2 (ja) | 低密度フリント系光学ガラス | |
US4128432A (en) | Optical glass | |
JP2565813B2 (ja) | 光学ガラス | |
US3460954A (en) | Bao-nb2o5-sio2 glass compositions for use in fiber-optics | |
US3503764A (en) | Core glass for fiber-optic structures having high index of refraction | |
JP2795326B2 (ja) | 光学ガラス | |
JPH0243692B2 (ja) | ||
JPS638057B2 (ja) | ||
JPS6033229A (ja) | 高屈折率光学ガラス | |
DE3130715A1 (de) | Optisches glas mit hohem brechungsindex und niedriger streuung | |
JPS61146732A (ja) | 高屈折率高分散ガラス | |
JPH0492834A (ja) | 精密プレス用光学ガラス | |
JPS6344698B2 (ja) | ||
JPS6114090B2 (ja) | ||
US2584974A (en) | Optical glass | |
US2490331A (en) | Optical glass | |
JPS63274638A (ja) | 高屈折率低融点ガラス用組成物 | |
JPS55126549A (en) | High refraction high dispersion optical glass | |
JPH031246B2 (ja) | ||
JPH10167753A (ja) | 無鉛クラウンガラス | |
JP2001180970A (ja) | 亜鉛含有光学ガラス | |
JPH0741334A (ja) | 光学ガラス |