JP2511740Y2 - ミラ―キャビネット - Google Patents

ミラ―キャビネット

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JP2511740Y2
JP2511740Y2 JP1990082966U JP8296690U JP2511740Y2 JP 2511740 Y2 JP2511740 Y2 JP 2511740Y2 JP 1990082966 U JP1990082966 U JP 1990082966U JP 8296690 U JP8296690 U JP 8296690U JP 2511740 Y2 JP2511740 Y2 JP 2511740Y2
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JP
Japan
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box
cabinet
opening
mirror cabinet
connection
Prior art date
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JP1990082966U
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JPH0440826U (ja
Inventor
晃 久田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はミラーキャビネットに関し、詳しくは結線
用ボックスの形態に特徴を有するものに関する。
(従来の技術) 通常、ミラーキャビネットにはコンセント,照明用ス
イッチ,防曇ヒータ用スイッチ等が備えられ、そしてリ
ード線とこれら部品との結線部を収納するための結線用
ボックスが設けられる。
ここでミラーキャビネットは、比較的グレードが高い
ものは木製のものが多く、この場合一般に収納ボックス
(サイドボックス)内に棚板を配置してこれを収納ボッ
クスの側板等にビス等にて組み付け、その棚板と収納ボ
ックスの側板及び底板等によりボックス状の空間を形成
し、これを上記結線用ボックスとして用いていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこの場合、収納ボックスの側板等に対し
てボックス形成用の棚板を打ち付けなければならないた
めに、結線用ボックス形成に際しての作業性が悪く、こ
のためミラーキャビネットの組立てが面倒であって、こ
れがミラーキャビネットの生産性を低下させる要因とな
っていた。
またこのような構造で結線用ボックスを形成した場
合、結線用ボックスの上に物品が載ったりするために場
合によって結線用ボックスが破られたりし、この場合そ
の破れた部分から水が侵入する恐れが生じ、防水性の点
でも不十分であった。
しかもこのように結線用ボックスが破られたとき、結
線用ボックスを単独で取り換えることができず、これを
修復するために収納ボックス全体を分解しなければなら
ず(収納ボックスの一部が結線用ボックスを構成してい
るため)、メンテナンス作業が著しく面倒であった。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたも
のであり、その要旨は、少なくともコンセントを含む、
スイッチ等電気部品に対するリード線の結線部分を内部
に収容する結線用ボックスを、上壁と、一対の側壁と、
前面上部の開口及び該開口を閉鎖する、該電気部品の取
り付けられたパネルと、該開口の下部から下方に進むに
つれて後面側に接近する形状を成す底壁とを有する全体
として箱体状且つキャビネット本体と別体をなして独立
して脱着可能な形態に構成し、該結線用ボックスを前記
後面において該キャビネット本体の前面に当接状態に且
つ全体が外部に露出する状態で取り付けたことにある。
(作用及び考案の効果) 本考案のミラーキャビネットの場合、結線用ボックス
がそれ自体独立した箱組みとされているため、ミラーキ
ャビネットの組立てが容易となり、これにより生産性を
高めることができる。
また結線用ボックスが独立した形態とされていて、そ
の全体が外部に露出する状態で設けられているため、即
ち収納ボックス等の内部に組み込まれた形態とされてい
ないため、収納ボックス内に収容される物品等によって
結線用ボックスが破られる恐れがなく、従って防水性も
確保することができる。
本考案においては、前記結線用ボックスをキャビネッ
ト本体と別体としてこれを本体に脱着可能に取り付ける
ようにしている。
この場合、結線用ボックスを予め用意しておいてこれ
をキャビネット本体に取り付けるだけで良く、キャビネ
ット本体の組立てがより簡単となり、ミラーキャビネッ
トの生産性を更に高めることができる。
更に加えて結線用ボックスが何等かの原因で損傷して
その取換えが必要となったときにも、キャビネット本体
部分を何等分解等することなく結線用ボックスの取換え
が可能となり、メンテナンス作業も著しく簡単となる。
本考案においては、結線用ボックスにおける底壁が前
面開口及びその開口を閉鎖するパネルの下部より下方に
進につれて後面側に接近する形状とされているため、結
線用ボックス内部で底壁上に水が溜り難く、また万一水
が溜った場合にも上記パネルに取り付けられたコンセン
ト等の電気部品から後方に延び出したリード線が水の滞
留部に接触するといったことが防止され、従ってその滞
留した水とリード線との接触に基づくショート等の事故
を防止できる特長を有する。
尚、結線用ボックスはプラスチックの箱体で構成する
ことができる。このようにすると、結線用ボックスをプ
ラスチック材料のモールド成形により予め用意しておく
ことができ、従って結線用ボックスの組立て自体を不要
化し得るとともに、結線用ボックスの防水性をより一段
と高めることができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図において10は洗面キャビネット12の上に配置さ
れる木製のミラーキャビネットであって、主鏡14を有
し、またその上端部に照明灯16を有している。更にその
右側部には物品を収納するための収納ボックス18を有し
ている。この収納ボックス18の扉の前面には袖鏡20が取
り付けられている。
このミラーキャビネット10は、収納ボックス18の下側
に、それ自身独立した箱組みを成す結線用ボックス22が
配置され、キャビネット本体に取り付けられている。こ
の結線用ボックス22は、第2図に示しているように上壁
24と、側壁26と、湾曲形状の底壁28とを有し、後面側が
開放された形態の一体の箱状のものであって、プラスチ
ック材を一体成形して成るものである。この結線用ボッ
クス22の前面側上端部には開口30が設けられていて、こ
の開口30がパネル32にて閉塞されている。このパネル32
上には照明用,防曇ヒータ用等のスイッチ34、更にはコ
ンセント36が取り付けられていて、それらに対してリー
ド線38が接続され、その接続部(結線部)が結線用ボッ
クス22の内部に収納されている。
本例のミラーキャビネット10の場合、結線用ボックス
22が独立した一体を成し、且つキャビネット本体と別体
とされてビス等の取付部材によりキャビネット本体に取
り付けられている。
かかる本考案のミラーキャビネット10においては、従
来木製のミラーキャビネットにおいて十分な防水性を確
保するのが難しかった結線用ボックスに対して十分な防
水性を付与することが可能であり、またミラーキャビネ
ット10の組立てに際して、予めプラスチック材料にて一
体成形したボックス22を単にキャビネット本体に取り付
けるだけで良いので、ミラーキャビネット10の組付作業
性が良く、以てその生産性を高めることができる。
また結線用ボックス22が何等かの原因で損傷した場合
においても、収納ボックス18その他の部分を分解等する
ことなく結線用ボックス22のみを単独で取り換えること
ができ、メンテナンス作業も著しく容易となる。
以上本考案の実施例を詳述したが、これはあくまで一
具体例であり、本考案は種々形態のミラーキャビネット
に対しても適用可能であるなど、その主旨を逸脱しない
範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加え
た形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるミラーキャビネットの
斜視図であり、第2図は第1図における結線用ボックス
の分解斜視図である。 10:ミラーキャビネット 22:結線用ボックス 24:上壁 26:側壁 28:底壁 30:開口 32:パネル 34:スイッチ 36:コンセント

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともコンセントを含む、スイッチ等
    電気部品に対するリード線の結線部を内部に収容する結
    線用ボックスを、上壁と、一対の側壁と、前面上部の開
    口及び該開口を閉鎖する、該電気部品の取り付けられた
    パネルと、該開口の下部から下方に進むにつれて後面側
    に接近する形状を成す底壁とを有する全体として箱体状
    且つキャビネット本体と別体をなして独立して脱着可能
    な形態に構成し、該結線用ボックスを前記後面において
    該キャビネット本体の前面に当接状態に且つ全体が外部
    に露出する状態で取り付けたことを特徴とするミラーキ
    ャビネット。
JP1990082966U 1990-08-03 1990-08-03 ミラ―キャビネット Expired - Lifetime JP2511740Y2 (ja)

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JPH0440826U JPH0440826U (ja) 1992-04-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57192241U (ja) * 1981-05-30 1982-12-06
JPS5858742U (ja) * 1981-10-15 1983-04-20 松下電工株式会社 キヤビネツトにおける棚板と化粧前板との接合構造

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