JP2005192289A - 電気操作部品および電気操作部品取付具 - Google Patents

電気操作部品および電気操作部品取付具 Download PDF

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Abstract

【課題】垂直な壁部材等の面に配置したときの手による操作時の負担を軽減することのできる電気操作部品および電気操作部品取付具を提供すること。
【解決手段】オン・オフスイッチ21、22は、それぞれのスイッチ取付面41が上向きとなるように、上側ほど奥(図で右側)に引っ込むような形で所定の角度傾斜している。また、コンセント23、24についてはそれぞれのコンセント取付面42が下向きとなるように、下側ほど奥に引っ込むような形で、前記した所定の角度と反対の方向に傾斜している。したがって、指でオン・オフスイッチ21、22を自然に押下することができる。また、コンセント23、24の内部に水が浸入することもない。
【選択図】図3

Description

本発明は、スイッチ、ボリューム等の電気製品あるいは回路を操作するための単体あるいは家具等の製品の一部として使用する電気操作部品や、単体の電気操作部品を垂直な壁、柱やパネル、家具等の各種部材あるいは製品に埋め込み型で取り付けるための電気操作部品取付具に係り、特に人が指で操作する場所に配置される電気操作部品および電気操作部品に使用される電気操作部品取付具に関する。
家屋あるいはオフィスには照明器具、音響製品等の各種の電気製品あるいは家具が使用されている。これらの電気部品あるいは電気的な設備を操作するためのスイッチ、ボリューム等の電気操作部品が予め壁、柱やパネル等の垂直に配置された部材(以下、壁部材と総称する。)に取り付けられていたり、家具の一部として組み込まれていることが多い。このような電気操作部品は、予め壁部材内部あるいは裏側に配置されている電線、信号線等のケーブルと電気的に接続される形で壁部材に取り付けられたり、家具の一部として配置されている場合には家具を構成する蛍光灯等の電気部品と接続されている。そして、人がこれらの電気操作部品を操作することで、照明器具が点灯したり、その光量あるいはスピーカの音量が変化する等の電気的な操作が行われるようになっている。
ところで、従来からこのような電気操作部品のうちで壁部材に直接取り付けるタイプのものは、これらの1つまたは複数個を、枠形状あるいはこれが直列に連結された梯子(はしご)形状をした取付金具のそれぞれの枠の内側に挿脱自在に取り付けるようにしている。そして、壁部材側に、空洞の入口側の周囲を取り囲むようにして予め取り付けた壁側金具に対して、電気操作部品側の取付金具をネジ等で固定することで、電気操作部品を壁部材へ取り付けている。このとき、壁部材側の空洞を通じて、それぞれの電気操作部品の配線が行われる。配線が終了した状態では、壁部材側の空洞の一部や壁側金具が露出している。そこで、電気操作部品以外の部分をカバー部材で覆うようにしている(たとえば特許文献1参照)。
住宅等の壁部材に電気操作部品を取り付ける場合、従来から電気操作部品の操作面も壁部材の表面と平行に配置されるようになっている。これは、電気操作部品を壁部材の表面からなるべく突出しないように配置しようとする自然な発想からのものである。また、取付金具のそれぞれの長方形の枠の内側に嵌め込むスイッチ、ボリューム等の電気操作部品は工業的には全体としてこれらの枠の形状に合った直方体の形状をしたボックス状の部品として形成されるので、取付金具に固定された状態の電気操作部品の操作面は壁の面と平行になるのが設計上でも自然であると考えられる。更に、人間の手はどの方向にも曲げることができ、どの方向にも動かすことができるので、平面的な壁部材に配置された電気操作部品の操作面も壁部材の表面と平行に設定されていても操作に特に支障がないとも考えられる。
このようなことから、垂直な壁面に取り付けられる電気操作部品の操作面は垂直であり、傾斜した面に取り付けられる電気操作部品の操作面はこの傾斜と平行な面を形成することは、ごく自然なものとして受け入れられている。洗濯機等の工業製品で、その外観が製品の内部構造やデザイン上の要請から湾曲あるいは傾斜している部分に配置されている電気操作部品の操作面は、この原則に立って、表面部分と平行に電気操作部品の操作面が形成されている。
特開2000−175330号公報(第0015段落、図6)
ところで、オフィス用のビル等で壁部材に取り付けられる一般的な操作パネルとして空調用の操作パネルが存在する。このような操作パネルの多くは電源等の個々のスイッチにメンブレム・スイッチを使用し、その上に樹脂からなるキーシートを覆うように配置して、これを人が指等で押圧することで電気的な操作を行うようになっている。このような操作パネルは、特に女性の多い職場で、表面に配置したキーシートが爪による傷の積み重ねによって破損するといったトラブルが発生している。これは、本来手のひらを壁に平行にして押すべき操作面に対して、実際にはそのような操作が行われていない場合が多いことを示している。手のひらを、垂直な壁に向かって平行になるようにすることは可能であるものの、そのような操作は手あるいは手と腕を連結する関節に負担を掛けるのは事実であり、関節をあまり曲げることなく電気操作部品の操作面を操作する方が好ましい。
以上、壁部材に電気操作部品を直接取り付ける場合を中心に説明したが、洗面台等の家具に使用される電気操作部品の場合には、家具の表面のパネルに、スイッチ等の電気操作部品を直接取り付けたり、電気操作部品の所定数を配置したユニットを組み込むようにしている。このような電気操作部品についても、その取り付けを行う垂直なパネル等の平面部材に配置される電気操作部品について、それらの操作に際しての負担を軽減することが好ましい。
そこで本発明の目的は、垂直な壁部材等の面に配置したときの手による操作にかかる負担を軽減することのできる電気操作部品および電気操作部品取付具を提供することにある。
請求項1記載の発明の電気操作部品は、(イ)所定形状の筐体と、(ロ)この筐体の特定の1つの平面としての操作面から突出した操作具とから構成され、(ハ)操作具における指で操作する操作部分を構成する面の方向が、操作面に対して、90度以下の所定の角度だけ傾斜していることを特徴としている。
すなわち請求項1記載の発明では、操作具における指で操作する操作部分を構成する面の方向が、操作面に対して、90度以下の所定の角度だけ傾斜しているので、操作面が壁部材等の垂直な面と平行に配置されるときであっても、操作具における指で操作する操作部分に傾斜を付けることでその操作に要する手の負担を軽減することができる。ここで所定形状の筐体とは、箱状、円筒状等の各種の形状を含んでいる。以下、同様である。
請求項2記載の発明の電気操作部品は、(イ)所定形状の筐体と、(ロ)この筐体の特定の1つの平面として垂直に配置されるべき操作面から突出した操作具とから構成され、(ハ)この操作具における指で操作する操作部を構成する面が筐体の操作面に対して、上側が下側よりも奥側に位置するように90度以下の所定の角度だけ傾斜していることを特徴としている。
すなわち請求項2記載の発明では、操作具における指で操作する操作部を構成する面が筐体の操作面に対して、上側が下側よりも奥側に位置するように90度以下の所定の角度だけ傾斜しているので、手のひらを垂直な面に平行にして操作部を操作する必要がなく、操作に要する手の負担を軽減することができる。
請求項3記載の発明の電気操作部品では、(イ)操作具を突出させた操作面を除く残りの5つの面が直方体の5つの面と同様に隣接する面同士が直角をなす面配置をしており、(ロ)操作具における指で操作する操作部分をなす面と前記操作面が平行となっており、(ハ)かつ、操作面は取り付け時に上側に位置する部分が下側に位置する部分よりも、対向する面に距離的に近くなるように90度未満の所定の角度だけ傾斜していることを特徴としている。
すなわち請求項3記載の発明では、直方体状の電気操作部品の操作面のみが直方体本来の面に対して傾斜しており、操作具の指で操作する部分としての操作部分もこれに伴って傾斜している。この傾斜により、操作に要する手の負担を軽減することが可能になる。
請求項6記載の発明の電気操作部品取付具では、(イ)第1の面と、この第1の面に対して所定の角度だけ傾斜した第2の面の少なくとも2つの異なった角度の面を有する一体的に形成された板状部材であって、(ロ)第1の面を構成する板状部材部分には、他の部材とこの第1の面を構成する板状部材部分とを螺着するためのネジ穴が配置されており、(ハ)第2の面を構成する板状部材部分には、箱状の電気操作部品を操作具の突出した平面としての操作面が第2の面と平行になるように装着する開口部が所定数配置されていることを特徴としている。
すなわち請求項6記載の発明では、電気操作部品取付具を垂直な壁部材等にネジで取り付けた状態で、第2の面を構成する板状部材部分に箱状の電気操作部品を操作具の突出した平面としての操作面が第2の面と平行になるように装着することで、特別の電気操作部品を使用することなく操作面および指による操作部分を傾斜させることができる。これにより、電気操作部品の操作に要する手の負担を軽減することができる。
請求項7記載の発明では、請求項6記載の電気操作部品取付具の板状部材には、第1の面を基準として第2の面とは逆方向に傾斜しコンセント部品を装着する開口部を配置した第3の面を構成する板状部材部分が第1および第2の面を構成する板状部材部分と一体的に形成されていることを特徴としている。
すなわち請求項7記載の発明では、コンセント部品を電気操作部品と傾斜が逆となるように配置することで、水がコンセントの内部の部品に入り込むのを防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、壁部材等の垂直な部材に取り付ける電気操作部品の指で操作する部分を垂直な部材に対して傾斜させたので、手を無理に曲げなくても電気操作部品を操作することができ、手に対する負担を軽減させることができるだけでなく、電気操作部品の損傷の発生率を下げ、部品の長寿命化に寄与することになる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例におけるスイッチの配置された洗面台の周辺を示したものである。洗面下台11は、壁12にその奥側を密着あるいは所定の間隔を置いて対向させるようにして、床面13上に設置されている。ミラー14は、洗面下台11の上側に所定の間隔を置いて壁12と平行に取り付けられている。壁12におけるミラー14の更に上の部分には、照明灯15が取り付けられている。ミラー14の右側の壁面には、歯ブラシ等を収容する収容ボックス16が取り付けられており、その下には縦長のコンセント付操作部17が同じく壁12に直接取り付けられている。
なお、この図では、洗面下台11、ミラー14、照明灯15、収容ボックス16および縦長のコンセント付操作部17が別々に壁12に配置されているが、これらが洗面台ユニットとして一体化したものであってもよい。この場合には、コンセント付操作部17が壁12と平行な平面状の図示しないパネル部材と一体となっているか、このパネル部材の図示しない開口部に嵌合するように取り付けられていることになる。
図2は、このコンセント付操作部を正面から見たものである。コンセント付操作部17は、図1で示した照明灯(ライト)15をオン・オフするオン・オフスイッチ21と、ミラー14の曇り止め用のヒータのオン・オフスイッチ22と、図示しないドライヤや髭剃り等の電気製品を使用する際の2連のコンセント23、24を備えている。これらのオン・オフスイッチ21、22およびコンセント23、24の上側には、ごみや水気を除去するための“ひさし”状の突起25〜28が設けられている。また、2連のコンセント23、24自体にも、シャッタ機構が付いている。一番上の突起25の更に上側には、このコンセント付操作部17を壁側の図示しない取付金具にネジ31によって固定した際の、ネジ31の頭の部分を隠すためのカバー32が嵌め込まれている。コンセント24の下側の部分にも、同様にネジ33の頭の部分を隠すカバー34が嵌め込まれている。
図3は、このコンセント付操作部を図2でA−A方向に切断したものである。ただし、オン・オフスイッチ21、22およびコンセント23、24の内部構造の図示は省略している。この図3から了解されるようにオン・オフスイッチ21、22は、それぞれのスイッチ取付面41が若干、上向きとなるように、上側ほど奥(図で右側)に引っ込むような形で所定の角度だけ傾斜している。また、コンセント23、24についてはそれぞれのコンセント取付面42が若干、下向きとなるように、下側ほど奥に引っ込むような形で、前記した所定の角度と反対の方向に傾斜している。
図4は、本実施例のオン・オフスイッチを指で操作している状態を示したものである。ここではオン・オフスイッチ21を例示している。スイッチ取付面41が、一点鎖線で示す鉛直方向に対して角度θだけ傾斜している。
図5は、参考として従来のように壁に平行な操作面を有するスイッチを指で押す場合を示している。図5に示したように、壁12と平行な面を有するスイッチ44を指45の腹の部分で押すよりも、図4に示したように多少とも上向きに傾斜したオン・オフスイッチ21の方が、押下の際に指45を図示しない腕に対して曲げる角度が少なく、操作が楽になることが分かる。オン・オフスイッチ21を傾斜させる角度θは、数度程度でも効果があるが、15度以上であることが特に好ましい。スイッチ取付面41は、壁12と直交する90度程度まで増加してもよいが、角度が増加するにつれて操作面の存在が認識しにくくなる。そこで、オン・オフスイッチ21を傾斜させる角度θは、一般に5度〜45度であることが好ましい。
本実施例でコンセント取付面42が下向きに傾斜しているのは、水滴がコンセント23、24の内部の部品まで侵入しないようにすると共に、何らかの原因で侵入した場合にも、重力の作用でこれを迅速に除去するためである。一般には5度〜45度の範囲が好ましい。コンセント取付面42の角度は、必ずしも壁12の面に対して傾斜していることを要しない。なお、コンセント取付面42等が傾斜していても、これらの奥側を、従来のコンセント取付面等と比較して壁12の内部に多少引っ込めるように配置することで、手前側が壁12から突出する量を調整することができる。したがって、オン・オフスイッチ21等の電気操作部品の一部が壁から余計に突出して邪魔になるといった不具合を発生させることはない。
<第1の変形例>
図6は、本発明の第1の変形例におけるコンセント付操作部を正面から見たものである。第1の変形例では、実施例と異なりコンセント付操作部51が横長のタイプとなっている。このコンセント付操作部51も垂直な面に取り付けられるようになっている。このコンセント付操作部51は、所定の電源をオン・オフするスイッチ52と、シャッタ機構が付いたコンセント53を備えている。これらのオン・オフスイッチ52およびコンセント53の上側にはごみや水気を除去するための“ひさし”状の突起54が設けられている。また、両端部には、コンセント付操作部51を壁側の図示しない取付金具にネジ55、56によって固定した際のこれらを隠すためのカバー57、58が嵌め込まれている。
図7は、図6に示したコンセント付操作部をB−B方向に切断したものである。ただし、オン・オフスイッチ52の内部構造の図示は省略している。この図7から了解されるようにオン・オフスイッチ52は、そのスイッチ取付面61が若干、上向きとなるように、上側ほど奥に引っ込むような形で所定の角度傾斜している。スイッチ取付面61の傾斜角度の範囲および傾斜による効果は、実施例と同様である。
図8は、図6に示したコンセント付操作部をC−C方向に切断したものである。ただし、コンセント53の内部構造の図示は省略している。この図8から了解されるようにコンセント53は、そのコンセント取付面62が若干、下向きとなるように、下側ほど奥に引っ込むような形で、前記した所定の角度と反対の方向に傾斜している。コンセント取付面62の好ましい傾斜角度の範囲および傾斜による効果は、実施例と同様である。
以上説明した実施例およびその変形例では、オン・オフスイッチやコンセントを一体的に形成したので、これらを個々の構成部品として独立して所定の部位に取り付ける場合よりも、電気操作部品全体のコストダウンを図ることができる。更に実施例およびその変形例では、ひさし状の突起をそれぞれの部品の上部に配置したので、洗面所のように水分の多い場所であっても、電気操作部品の耐久性を向上させることができる。
<第2の変形例>
図9は、本発明の第2の変形例における電気操作部品としてのスイッチの側面を表わしたものである。このスイッチ71は、接点等を内部に配置した筐体72を有しており、紙面に垂直な平面状の操作面73からシーソ式のオン・オフスイッチの操作具74が突出している。この操作具74における指が触れる操作部分75は、操作面73に対して所定の角度δだけ傾斜している。従来のスイッチでは、操作面73と操作部分75の面とは平行であり、傾斜角は0度とみなすことができる。スイッチ71の場合、角度δは一般に5度〜45度が好ましい。
このように第2の変形例のスイッチ71は、操作部分75が操作面73に対して所定の角度δだけ傾斜しているので、筐体72を通常の取付金具で操作面73が壁部材(図示せず)と平行になるように取り付けると、操作部分75が壁部材に対して角度δだけ傾斜する。したがって、実施例におけるオン・オフスイッチ21と同様の操作性を得ることができる。
<第3の変形例>
図10は、本発明の第3の変形例における電気操作部品を取り付けた取付金具の断面を示したものである。この取付金具81は、図示しない壁部材側の取付金具にネジ止めするためのネジ穴82、83を穿った板状の金具であり、ネジ穴82、83の配置された板状部材部分84を構成する平面に対して角度δだけ傾斜するように折り曲げられた電気操作部品取付面85を所定数だけ備えている。これらの電気操作部品取付面85には、従来から単体として使用されている通常のスイッチ87が取り付けられている。ただし、スイッチ87の内部の図示は省略している。
この第3の変形例では、板状部材部分84を構成する平面が垂直な壁状部材(図示せず)に平行に取り付けられれば、電気操作部品取付面85がこの図10に示すように上向きに傾斜する。したがって、従来から使用されているスイッチ87等の電気操作部品を取り付けることで、操作部分88に若干、上向きの傾斜を与えることができ、指による操作性を向上させることができる。
なお、この取付金具81を上下逆方向に取り付け、その電気操作部品取付面85が下向きに傾斜するようにすれば、これに取り付けたコンセントの内部への水の浸入を効果的に防止することができる。また、傾斜面を図10の方向とこれと逆方向の2種類とした電気操作部品取付面を有する取付金具を用意すれば、指で操作する電気操作部品とコンセントとを傾斜面の方向に分けて取り付けることができる。
また、実施例および第1の変形例では、オン・オフスイッチとコンセントが一体的に形成された電気操作部品を例に挙げて説明したが、オン・オフスイッチだけで構成される電気操作部品あるいはコンセントだけで構成される電気操作部品に対しても本発明が適用されるのは当然である。また、スイッチはシーソ型のオン・オフスイッチに限らず、スライド式等の他の操作スイッチであっても構わない。また、スイッチだけでなく、ボリューム等の他の電気操作部品を組み合わせたものに対しても本発明を適用することができるのも当然である。
本発明の実施例におけるスイッチの配置された洗面台の周辺を示した正面図である。 実施例におけるコンセント付操作部の正面図である。 図2におけるA−A方向要部断面図である。 実施例のオン・オフスイッチを指で操作している状態を示した説明図である。 従来のスイッチを指で操作している状態を示した説明図である。 本発明の第1の変形例におけるコンセント付操作部の正面図である。 図6に示したコンセント付操作部をB−B方向に切断した要部断面図である。 図6に示したコンセント付操作部をC−C方向に切断した要部断面図である。 本発明の第2の変形例における電気操作部品としてのスイッチの側面図である。 本発明の第3の変形例における電気操作部品を取り付けた取付金具の要部断面図である。
符号の説明
17 コンセント付操作部
21、22、52 オン・オフスイッチ
23、24、53 コンセント
41、61 スイッチ取付面
42、62 コンセント取付面
72 筐体
73 操作面
74 操作具
75 操作部分
81 取付金具
82、83 ネジ穴
84 板状部材部分
85 電気操作部品取付面
θ、δ 角度

Claims (7)

  1. 所定形状の筐体と、
    この筐体の特定の1つの平面としての操作面から突出した操作具とから構成され、
    前記操作具における指で操作する操作部分を構成する面の方向が、前記操作面に対して、90度以下の所定の角度だけ傾斜していることを特徴とする電気操作部品。
  2. 所定形状の筐体と、
    この筐体の特定の1つの平面として垂直に配置されるべき操作面から突出した操作具とから構成され、
    この操作具における指で操作する操作部分を構成する面が前記筐体の前記操作面に対して、上側が下側よりも奥側に位置するように90度以下の所定の角度だけ傾斜していることを特徴とする電気操作部品。
  3. 操作具を突出させた操作面を除く残りの5つの面が直方体の5つの面と同様に隣接する面同士が直角をなす面配置をしており、
    前記操作具における指で操作する操作部分をなす面と前記操作面が平行となっており、
    かつ、前記操作面は取り付け時に上側に位置する部分が下側に位置する部分よりも、対向する面に距離的に近くなるように90度未満の所定の角度だけ傾斜していることを特徴とする電気操作部品。
  4. 前記指で操作する操作部分は、指で押圧する部分であることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の電気操作部品。
  5. 前記指で操作する操作部分は、指で横方向にスライドさせる部分であることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の電気操作部品。
  6. 第1の面と、この第1の面に対して所定の角度だけ傾斜した第2の面の少なくとも2つの異なった角度の面を有する一体的に形成された板状部材であって、
    前記第1の面を構成する板状部材部分には、他の部材とこの第1の面を構成する板状部材部分とを螺着するためのネジ穴が配置されており、
    前記第2の面を構成する板状部材部分には、箱状の電気操作部品を操作具の突出した平面としての操作面が前記第2の面と平行になるように装着する開口部が所定数配置されている
    ことを特徴とする電気操作部品取付具。
  7. 前記板状部材には、前記第1の面を基準として前記第2の面とは逆方向に傾斜しコンセント部品を装着する開口部を配置した第3の面を構成する板状部材部分が前記第1および第2の面を構成する板状部材部分と一体的に形成されていることを特徴とする請求項6記載の電気操作部品取付具。
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