JP2511480Y2 - ケ―ブル接続部モ―ルド金型 - Google Patents
ケ―ブル接続部モ―ルド金型Info
- Publication number
- JP2511480Y2 JP2511480Y2 JP1989118498U JP11849889U JP2511480Y2 JP 2511480 Y2 JP2511480 Y2 JP 2511480Y2 JP 1989118498 U JP1989118498 U JP 1989118498U JP 11849889 U JP11849889 U JP 11849889U JP 2511480 Y2 JP2511480 Y2 JP 2511480Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- core
- connecting portion
- cable
- cable connecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
クモールドする場合に使用されるケーブル接続部モール
ド金型に関する。
的、機械的保護のために、ポリエチレン等のプラスチッ
ク樹脂を用いてモールドされる場合がある。
す。
され導体2が露出されている。そして、互いに対向配置
された2本ケーブル1の導体2相互間を接続するよう
に、圧縮スリーブ3が設けられている。このような接続
部を保護するために、接続部近傍を覆うように樹脂4が
モールドされている。
に示すようなモールド金型が使用されていた。
央に、ケーブル1の導体相互間を接続するスリーブ3を
配置し、外枠5の両端開口を閉塞するように、ゴム等か
ら成る弾性体パッキング7が嵌込まれている。この弾性
体パッキング7は、ケーブル1を外枠5の軸部に支持す
る役割も果たす。更に、この外枠5の両端近傍には、内
側にテーパ面を有する中子6が、ちょうど弾性体パッキ
ング7と接するように配置されている。これにより、外
枠5はシールド後のケーブル接続部の中央部外形を規定
し、中子6はケーブル接続部の両端外形を規定する構成
となっている。この状態で、略同様に外枠と中子を配置
した蓋を被せ、空間部に樹脂を注入して接続部を形成す
る。
5や中子6には、鉄等の熱伝導率の良い材料を使用して
いる。モールド作業時の樹脂の流れを良くするためであ
る。
で行なわれるような場合、実際に送電中の活線の近傍で
実施されることも少なくない。この活線が発生する磁場
は強力で、磁性体で構成されたモールド金型にその磁界
が及ぶ場合がある。例えば、金型内に樹脂を注入し、冷
却固化される工程で金型に強力な磁界が及ぶと、外枠5
や中子6が機械的に振動する。極端な場合には、外枠5
の内部で中子6が移動してしまう。これでは、樹脂の外
形が変形してしまい、良好な接続部のモールドができな
くなる。これを防止するために、磁界の影響のない非磁
性体の金型を使用することも考えられるが、樹脂の流れ
が良く、高精度で安価なものが得難い。
の影響を受け難いケーブル接続部モールド金型を提供す
ることを目的とするものである。
続部の中央部外形を規定する外枠と、この外枠両端近傍
の段部に嵌合してケーブル接続部の両端部外形を規定す
る中子と、前記外枠の両端開口を閉塞し、前記中子を前
記外枠の段部に押圧固定する弾性体パッキングとを備え
たことを特徴とするものである。
おり、ここに中子が嵌込まれる。そして、更に弾性体パ
ッキングにより、中子が外枠の段部に押圧固定されるた
め、中子は外枠内部で強固に位置決めされる。この結
果、外部磁界等により振動を生じても、外枠の中で中子
が移動する等の問題が生じない。
例を示す分解斜視図である。
接続するスリーブ3がそのちょうど中央に配置されてい
る。そして、第4図に示した従来技術と同様に、中心に
ケーブル1を挿通する貫通孔を設けた弾性体パッキング
7が、外枠10の両端開口を閉塞するように配置されてい
る。
傍の内面に段部10aが形成されている。そして、この段
部10aに嵌合するように、内面にテーパ面を持つ中子11
が配置されている。
11a,他方には凹部11bが設けられて、互いに正確に嵌り
合う構造とされている。
中央部外形を規定し、中子11はケーブル接続部の両端部
外形を規定する構成とされている。
ング7により押圧固定されて、外枠10の内部で移動がで
きない状態とされている。
は、第1図の状態から、更に図示しないもう一組の外枠
10と中子11を装着して空間に樹脂を注入すると、第3図
に示すモールドタイプの接続部が完成する。この場合、
活線の近傍でモールド作業を実施しても、外枠10の内部
で中子11が振動し位置ずれするようなことはない。従っ
て、熱伝導性の良い鉄等の材料で、外枠10や中子11を構
成することができ、均質な良好な接続部のモールドが可
能となる。
11を全体に嵌込むような構成のものであったが、中子11
と外枠10の接合面に、互いに嵌り合うような凸状や凹
溝、あるいは凸部や凹部等を設けるようにしても差し支
えない。尚、この場合も、振動防止のために弾性体パッ
キング7が中子11を外枠10に押付けるような構成である
ことが最も望ましい。
は、外枠両端近傍の段部に中子を嵌合させ、これを弾性
体パッキングによって押圧固定したので、活線の近傍に
おいて接続部のモールド作業を実施しても、磁性体によ
り構成された外枠や中子が振動せず、外枠内部で中子が
移動することがない。この結果、樹脂の流れが良く、外
形の安定したモールド作業を効率良く行なうことができ
る。
部斜視図、第2図はその中子の斜視図、第3図はモール
ドを施したケーブル接続部縦断面図、第4図は従来のケ
ーブル接続部モールド金型を示す要部斜視図である。 1……ケーブル、3……接続スリーブ、7……弾性体パ
ッキング、10……外枠、10a……段部、11……中子。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーブル接続部の中央部外形を規定する外
枠と、この外枠両端近傍の段部に嵌合してケーブル接続
部の両端部外形を規定する中子と、前記外枠の両端開口
を閉塞し、前記中子を前記外枠の段部に押圧固定する弾
性体パッキングとを備えたことを特徴とするケーブル接
続部モールド金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989118498U JP2511480Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | ケ―ブル接続部モ―ルド金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989118498U JP2511480Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | ケ―ブル接続部モ―ルド金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360816U JPH0360816U (ja) | 1991-06-14 |
JP2511480Y2 true JP2511480Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31666661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989118498U Expired - Lifetime JP2511480Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | ケ―ブル接続部モ―ルド金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511480Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-09 JP JP1989118498U patent/JP2511480Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360816U (ja) | 1991-06-14 |
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