JP2000295755A - 電力ケーブル用接続部 - Google Patents
電力ケーブル用接続部Info
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- JP2000295755A JP2000295755A JP11095557A JP9555799A JP2000295755A JP 2000295755 A JP2000295755 A JP 2000295755A JP 11095557 A JP11095557 A JP 11095557A JP 9555799 A JP9555799 A JP 9555799A JP 2000295755 A JP2000295755 A JP 2000295755A
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Abstract
接続部を提供する。 【解決手段】 縁切り部を有する外周の半導電層と、こ
の半導電層の内部に充填された絶縁材5とを有する電力
ケーブル用接続部である。この半導電層は、一端側環状
部材2と、他端側環状部材3と、円筒部材4とから構成
される。また、一端側環状部材の外径よりも他端側環状
部材3の外径が小さく形成されている。そして、他端側
環状部材3と円筒部材4との隙間に絶縁材5を介在する
ことで縁切り部が構成される。半導電層を3つの部材で
構成することにより、容易に縁切り部を形成できる。
Description
のゴム・プラスチック電力ケーブルの絶縁型差込式接続
部に関するものである。
接続部として、特開平9-247836号公報と特開平10-30902
7号公報に記載のものが知られている。
導電層10が長さ方向に縁切りされたゴムモールドユニッ
トにおける縁切り部にリング状の遮蔽ユニット11をはめ
込んだものである。遮蔽ユニット11は絶縁ゴム12の内部
にリング状の半導電層13を有し、かつこの半導電層13が
遮蔽ユニット11の内周の一部に露出されている。
有する外部半導電層21を具え、この内部に絶縁材22が充
填された差込式接続部である。縁切り部20は外筒23と端
部内筒24との隙間に形成され、この隙間からは絶縁材22
が円筒状に突出されている。このような接続部を構成す
るには、外筒23と端部内筒24とを各々成形しておき、こ
れらを金型内に配置してから絶縁材22を充填していた。
部には次のような問題があった。特開平9-247836号公報
記載の発明では、遮蔽ユニットを成形するに際して絶縁
ゴムの内部にリング状の半導電層を設け、かつこの半導
電層が遮蔽ユニットの内周の一部に露出する必要があ
り、成形性および形状保持の点で難しい。
は、端部内筒と外筒との間隔が小さいため、この隙間か
ら絶縁ゴムを充填することが難しく、縁切り部の成形が
困難である。
部が成形できる電力ケーブル用接続部を提供することに
ある。
り部を有する外周の半導電層と、この半導電層の内部に
充填された絶縁材とを有する電力ケーブル用接続部であ
る。この半導電層は、一端側環状部材と、他端側環状部
材と、円筒部材とから構成される。また、一端側環状部
材の外径よりも他端側環状部材の外径が小さく形成さ
れ、この一端側環状部材と円筒部材とは電気的に接続さ
れている。そして、他端側環状部材と円筒部材との隙間
に絶縁材を介在することで縁切り部が構成されることを
特徴とする。
他端側環状部材と、円筒部材とを各々子め個別の部材と
し、円筒部材を最後に形成することで、絶縁材の充填に
よる縁切り部の成形を容易にするものである。
ある。予め、一端側環状部材と他端側環状部材とを各々
成形しておき、これらを金型内に配置して絶縁材を充填
する。このとき、両環状部材の間は大きく開いているた
め、絶縁材の充填は非常に容易に行える。これにより、
絶縁材の外周面は一端側環状部材の外周面と面一とな
り、外径の小さい他端側環状部材の外周に絶縁材が配置
されることになる。そして、この成形体の外周に円筒部
材を設ければ、円筒部材と他端側環状部材との間に縁切
り部が形成されることになる。
のが挙げられる。 円筒部材を半導電性シースとする。このようなシース
は予め拡径しておいてから成形体の外周に収縮させるこ
とにより密着する。
うな円筒部材は成形体の外周に半導電性塗料を塗布する
ことで形成でき、工場内で施さなくとも、現地でも容易
に形成できる。
する。成形体の外周に熱収縮チューブを被覆し、加熱・
収縮させ熱収縮チューブを成形体の外周に被着させる。
する。図1は本発明接続部の部分断面図である。この接
続部1は、中央部がほぼ均一な径で、両端部において段
階的に径が小さくなった円筒状ユニットにより構成され
る。この接続部の両端部および外周には、一端側環状部
材2、他端側環状部材3および円筒部材4からなる半導電
層が設けられ、その内部に絶縁材5が充填されている。
また、絶縁材5の中心部には内部電極6が配置されてい
る。
円筒部材4の各々は、予め別々に半導電性ゴムを射出成
形するなどして成形しておく。また、一端側環状部材2
の外径は他端側環状部材3の外径よりも大きくされてい
る。
の絶縁材5が円筒状に延長して被せられ、外周を覆う円
筒部材4と他端側環状部材3との間には縁切り部が形成さ
れている。
端側環状部材2の外径に対応する内径を有する円筒状の
金型を用意し、この金型内に一端側環状部材2、他端側
環状部材3および内部電極6を配置しておく。その際、一
端側環状部材2、他端側環状部材3および内部電極6の内
周側にはパイプ状の中芯(図示せず)をはめ込んでお
く。そして、絶縁ゴム(絶縁材5)を射出成形する。一
端側環状部材2と他端側環状部材3とは長手方向に大きく
間隔をおいて配置されているため、絶縁ゴムの充填が非
常に容易に行える。この射出成形により得られた成形体
は、一端側環状部材2の外周面と絶縁材5の外周面とが同
一面上に揃えられることになる。また、他端側環状部材
3の外周に絶縁材5が円筒状に被せられることになり、
この円筒状絶縁部材により沿面距離をかせぐことができ
る。
前記成形体の外周にはめ込めば、他端側環状部材3と円
筒部材4との間に位置する絶縁材5により半導電層の縁切
り部が形成されることになる。円筒部材4は、一端側環
状部材2の外周に接触し、かつ他端側環状部材3の外周に
重なる位置にまで至る長さとする。本例では、円筒部材
4として半導電性のシースを用いた。このシースは前記
成形体の外径よりも小さい内径を有し、はめ込む際に拡
径して成形体の外周に配置し、自己収縮力により成形体
上に密着させる。
布することや、半導電性熱収縮チューブを被せることで
円筒部材4としてもよい。特に、熱収縮チューブは収縮
幅が大きく、現地での作業性も良い。
半導電層を一端側環状部材、他端側環状部材、円筒部材
の3つに分割し、先に一端側環状部材と他端側環状部材
と絶縁材と一体化しておいてから円筒部材を設ける構成
としたことで、縁切り接続部を容易に成形することがで
きる。
4 円筒部材 5 絶縁材 6 内部電極 10 外部半導電層 11 遮
蔽ユニット 12 絶縁ゴム 13 半導電層 20 縁切り部 21 外部
半導電層 22 絶縁材 23 外筒 24 端部内筒
Claims (4)
- 【請求項1】 縁切り部を有する外周の半導電層と、こ
の半導電層の内部に充填された絶縁材とを有する電力ケ
ーブル用接続部において、 前記半導電層は、一端側環状部材と、他端側環状部材
と、円筒部材とから構成され、 一端側環状部材の外径よりも他端側環状部材の外径が小
さく、この一端側環状部材と円筒部材とは電気的に接続
され、 他端側環状部材と円筒部材との隙間に絶縁材を介在する
ことで縁切り部が構成されることを特徴とする電力ケー
ブル用接続部。 - 【請求項2】 円筒部材が半導電性シースであることを
特徴とする請求項1記載の電力ケーブル用接続部。 - 【請求項3】 円筒部材が半導電性塗料であることを特
徴とする請求項1記載の電力ケーブル用接続部。 - 【請求項4】 円筒部材が半導電性の熱収縮チューブで
あることを特徴とする請求項1記載の電力ケーブル用接
続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11095557A JP2000295755A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 電力ケーブル用接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11095557A JP2000295755A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 電力ケーブル用接続部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000295755A true JP2000295755A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14140896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11095557A Pending JP2000295755A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 電力ケーブル用接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000295755A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006223099A (ja) * | 2006-05-26 | 2006-08-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 常温収縮型ゴムユニット |
CN102290780A (zh) * | 2003-04-18 | 2011-12-21 | 古河电气工业株式会社 | 常温收缩型橡胶部件 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP11095557A patent/JP2000295755A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102290780A (zh) * | 2003-04-18 | 2011-12-21 | 古河电气工业株式会社 | 常温收缩型橡胶部件 |
CN102290780B (zh) * | 2003-04-18 | 2014-05-07 | 古河电气工业株式会社 | 常温收缩型橡胶部件 |
JP2006223099A (ja) * | 2006-05-26 | 2006-08-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 常温収縮型ゴムユニット |
JP4667303B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2011-04-13 | 古河電気工業株式会社 | 常温収縮型ゴムユニット |
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