JP2511159Y2 - エレベ―タの操作装置 - Google Patents

エレベ―タの操作装置

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JP2511159Y2
JP2511159Y2 JP1990031012U JP3101290U JP2511159Y2 JP 2511159 Y2 JP2511159 Y2 JP 2511159Y2 JP 1990031012 U JP1990031012 U JP 1990031012U JP 3101290 U JP3101290 U JP 3101290U JP 2511159 Y2 JP2511159 Y2 JP 2511159Y2
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plate
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JP1990031012U
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井上幸次
昭一 大迫
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株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの操作装置に係り、特に建物の建
築工事中に使用するのに好適なエレベータの操作装置に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、建物の工事中に使用されるエレベータの操作
装置にあっては、乗場側に設けられる操作盤として、仮
設用の特別の操作盤を設けるか、あるいは本設用の操作
盤をあらかじめ設けるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで、上述した従来のエレベータの操作装置にあ
って、仮設用の特別の操作盤を設ける場合、たとえ仮設
用であっても多くの機能を有し、操作性に優れる本設用
の操作盤と同等の操作盤が必要となり、この仮設用の操
作盤を製作するのにかなりの費用が掛るという問題があ
った。一方、本設用の操作盤をあらかじめ設けておく場
合、この操作盤が取付けられる乗場壁を仕上げる作業の
ときに操作盤が汚損されるという問題があった。
本考案は、このような従来技術における実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、簡易な作業で乗場壁の仕
上げ作業時に操作盤を保護することのできるエレベータ
の操作装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、表面板と、この
表面板に埋設され乗かごの操作をおこなう押釦と、前記
表面板の背面に設けられ前記押釦に接続される配線を収
納する収納部とを有して形成される操作盤と、乗場側に
設置されて前記操作盤を支持するボックスとを備えたエ
レベータの操作装置において、 据付時に、 前記押釦の操作が可能に形成され、前記表面板の表面
全体および側面全体を保護する表面板保護手段、 および 前記乗場の仕上げ面厚さより大きな厚さ寸法を持って
形成され、その開口一端面にて前記ボックス開口端面に
当接する筒状部と、前記筒状部の開口他端面に形成さ
れ、前記表面板の背面に当接するつば部とを有し、前記
表面板と前記ボックスとの間に介在するとともに前記収
納部を保護する収納部保護手段 の双方を備えた構成にしてある。
〔作用〕
本考案は上記のように構成したため、乗場に操作盤を
据付ける際に、表面板保護手段により操作盤の表面板の
表面および側面全体を乗馬仕上げ面の仕上げ作業に伴う
汚損から保護できる。
また、乗馬の仕上げ面より突出する状態で収納部保護
手段が表面板とボックスとの間に介在するため、表面板
の背面に設けられる収納部をこの収納部保護手段にて乗
場仕上げ面の仕上げ作業に伴う汚損から容易に保護でき
る。
〔実施例〕
以下、本考案のエレベータの操作装置の実施例を図に
基づいて説明する。
第1図および第2図は本考案のエレベータの操作装置
の一実施例を説明する図で、第1図は操作装置の斜視
図、第2図は第1図の操作装置が設置された状態を示す
乗場部分を示す横断面図である。
第2図に示す乗場1部分には、乗場床2と、この乗場
床2に立設される乗場壁3と、この乗場壁3の表面に付
設される仕上げ材4と、乗場壁3の開口部分に固設され
る三方枠5と、この三方枠5の下部に延設され、乗場床
2とほぼ面一に設置される敷居6と、この敷居6に下端
が案内される乗場戸7と、乗場壁3の三方枠5近傍に設
置される操作装置8とが設けられている。
操作装置8は第1図に示すように構成されている。す
なわち、表面板10cと、この表面板10cに埋設され乗かご
の操作をおこなう押釦10a、および乗かごの現在位置を
表示する表示灯10bと、表面板10cの背面に設けられ押釦
10aに接続される配線を収納する収納部10dとを有する操
作盤10を備えている。また、この操作装置8は、乗場側
に設置され、操作盤10を支持するボックス9を備えてい
る。また、当該操作装置8の据付時に設けられるもので
あるが、前述した押釦10aの操作が可能に形成され、表
面板10cの表面全体および側面全体を保護する表面板保
護手段、例えば表面カバー11を備えている。さらに、こ
の操作装置8は、乗場の仕上げ面厚さより大きな厚さ寸
法tを持って形成され、その開口一端面12aにてボック
ス開口端面9aに当接する筒状部12bと、この筒状部12bの
開口他端面に形成され、表面板10cの背面に当接するつ
ば部12cとを有し、表面板10cとボックス9との間に介在
するとともに収納部10dを保護する収納部保護手段、例
えば側面カバー12を備えている。
なお、上記の表面カバー11は表示灯10bが表面カバー1
1の上から確認できるように、透明もしくは半透明の柔
軟な部材、例えば軟質塩化ビニールシートから形成され
ている。また、表面カバー11、操作盤10および側面カバ
ー12は、ボックス9のねじ部15にそれぞれ螺合する一対
のボルト16を介して支持され、表面カバー11は側面カバ
ー12に例えばガムテープで係着することで、操作盤10か
らのまくれを防止している。
そして、建物の建築工事の際に乗場床1、乗場壁3が
設けられ、この乗場床1に三方枠5、敷居6が設置され
るが、そのとき形成される粗仕上げの乗場壁3に本実施
例のボックス9が埋設される。そして、このボックス9
のねじ部15にボルト16を表面カバー11、操作盤10、側面
カバー12を介して螺合させることにより、表面カバー1
1、操作盤10、側面カバー12がボックス9に取付けられ
る。すなわち、操作盤10は第2図に示されるように乗場
壁3の仕上げ面から突出した状態で取付けられるととも
に、表面カバー11と側面カバー12によって覆われる。こ
のような状態において、乗場壁3の表面に仕上げ材4を
付設し、乗場壁3を仕上げることがおこなわれる。ま
た、このような乗場壁3の仕上げ作業が終了したあと
に、ボックス9から表面カバー11、側面カバー12および
操作盤10を一旦取外し、操作盤10のみを再び直接にボッ
クス9に装着する。
このように構成した実施例では、乗場壁3の表面に仕
上げ材4を付設する作業時に操作壁10を保護することが
でき、すなわち乗場壁3の仕上げ作業時に、簡易な作業
で操作盤10の汚損を防止することができる。
なお、操作装置8の他の取付け方法の場合、例えば三
方枠5に取付ける場合、操作装置8は乗場壁3の仕上げ
面より離隔されているため、仕上げ面から突出させるた
めの側面カバー12を必要とせず、表面カバー11だけで操
作盤10の汚損を防止することができる。したがって、表
面カバー11と側面カバー12を一体型とするよりも、この
実施例のように分離型とすることで経済的効果が得ら
れ、また、構造も分離型の方が簡単であり、製作価格も
安くなる。
また、この実施例では表面カバー11を軟質塩化ビニー
ルシートで形成したが、他の部材、例えばゴムシートな
どで形成することもできる。また、表面カバー11と側面
カバー12をガムテープで係着しているが、表面カバー11
が側面カバー12を巻き込む構造とすることもできる。さ
らに、表面カバー11と側面カバー12、側面カバー12とボ
ックス9をガムテープ等でめばりすることで、操作装置
8を密閉状態つまり防水構造とすることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、簡易な作業で、
乗場仕上げ作業時に操作盤を保護することができ、この
操作盤の汚損を確実に防止することができる。
したがって、建物の建築工事中に汚損などの支障なく
本設用の操作盤を用いて良好な操作性を得ることができ
るばかりか、仮設用の操作盤が不要であるので製作費、
作業費等の低減を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のエレベータの操作装置の
一実施例を説明する図で、第1図は操作装置の斜視図、
第2図は第1図の操作装置が設置された状態を示す乗場
部分を示す横断面図である。 1……乗場、2……乗場床、3……乗場壁、4……仕上
げ材、5……三方枠、6……敷居、7……乗場戸、8…
…操作装置、9……ボックス、9a……開口端部、10……
操作盤、10a……押釦、10b……表示灯、10c……表面
板、10d……収納部、11……表面カバー(表面板保護手
段)、12……側面カバー(収納部保護手段)、12a……
一端面、12b……筒状部、12c……つば部、15……ねじ
部、16……ボルト、t……厚さ寸法。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面板と、この表面板に埋設され乗かごの
    操作をおこなう押釦と、前記表面板の背面に設けられ前
    記押釦に接続される配線を収納する収納部とを有して形
    成される操作盤と、乗場側に設置されて前記操作盤を支
    持するボックスとを備えたエレベータの操作装置におい
    て、 据付時に、 前記押釦の操作が可能に形成され、前記表面板の表面全
    体および側面全体を保護する表面板保護手段、 および 前記乗場の仕上げ面厚さより大きな厚さ寸法を持って形
    成され、その開口一端面にて前記ボックス開口端面に当
    接する筒状部と、前記筒状部の開口他端面に形成され、
    前記表面板の背面に当接するつば部とを有し、前記表面
    板と前記ボックスとの間に介在するとともに前記収納部
    を保護する収納部保護手段 の双方を備えたことを特徴とするエレベータの操作装
    置。
JP1990031012U 1990-03-28 1990-03-28 エレベ―タの操作装置 Expired - Lifetime JP2511159Y2 (ja)

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JPS58172175A (ja) * 1982-04-05 1983-10-08 株式会社東芝 エレベ−タ用表示装置の組立方法
JPS63190267U (ja) * 1987-05-28 1988-12-07

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